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歯周病とは、歯と歯茎の間に歯垢が溜まり、歯垢内の細菌に感染することで発症する感染症です

2017-01-17 16:04:13 | 日記
最近では生活習慣病として位置づけられており、若年層でも発症する人が増えています。
歯周病には、初期段階には自覚症状が現れにくいという特徴があり、気がついた時には症状が進行した後だったというケースも少なくありません。そして、症状が進行すると歯を失うことにも繋がりますので、天然歯の維持にはこの歯周病の予防が不可欠であると言えます。
マイクロスコープ 歯科
歯周病には、歯茎が炎症を起こす「歯肉炎」と、炎症が進行し深部にまでおよぶ「歯周炎」とに分けられます。それらを総称して歯周病と言います。

歯肉炎
歯茎が赤く腫れた状態です。痛みなどの自覚症状はほとんどありませんが、ブラッシング時に血が出たりすることがあります。

軽度歯周炎
歯茎の腫れが進行し、歯周ポケットが深くなります。深くなった歯周ポケットから血や膿が出ることにより、口臭を感じるようになることがあります。

中度歯周炎
歯茎の腫れがさらに進行し、歯周ポケットも深くなります。この段階に至ると歯のまわりの骨が溶け始め、痛み、歯が浮いたような感覚、歯がぐらつくなどの自覚症状が現れるようになります。

重度歯周炎
歯茎の腫れがさらに進行し、歯槽骨(歯を支える骨)がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、痛みや歯のぐらつきが重症化します。
歯科用ユニット
歯周病予防はいつからでも始められます
歯周病は一度かかると、完治させることはできません。だからといって、「予防」を諦める必要はありません。歯が健康な方の予防も、重度の歯周病にかかっている方の予防も、どちらも同じ「予防」です。予防はいつからでも始められます。今の進行度合いで歯がどんどん悪くなっていくのと、現状で食い止めて、そこからしっかりと予防に取り組むのとでは、将来の結果が大きく異なります。「歯周病にかかっているから」「歯が虫歯だらけだから」「もう年だから」と諦めず、「現時点からの予防」を始めるようにしてください。予防は、歯の状態、年齢、性別に関わらず、誰でも、いつからでも始めることができます。

皆様は治療が終わった後に、またむし歯や歯周病になったり、歯科医院で治療を受けた経験はありませんか?

2017-01-17 16:04:13 | 日記
もし、そういう経験があるなら、定期的な検診や予防処置がちゃんと活かされていないのかもしれません。予防歯科の重要性を感じていらっしゃる方でも、ご自分のお口のリスク(むし歯や歯周病のなりやすさ)を知らなければ、予防しようがありませんよね。メインテナンスとは、私たちお口の専門家が、歯科医院で定期的に皆さんのお口のケアを行い、お口のリスクを「検査、管理、予防」することにより、治療終了後の病気の再発を予防していくことです。
ハンドピース
予防処置ですから、お口の環境が悪くなる前に定期的に行っていくことにより、健康なお口の状態を保つことができます。あまり知られていませんが、実は初期のむし歯は痛みを感じませんし、歯周病も歯が揺れてくるまで気づかないことが多いのです。ですから、痛みが出たり、歯が揺れたりして歯科医院に訪れると、予想以上に治療期間がかかることはよくあります。

予防歯科の取り組みについて
歯科医院では予防歯科を最も大切にしております。むし歯で歯を失う、歯周病で歯を失う、それはむし歯や歯周病は痛くなってからでは遅いからです。どれ程よい治療を施すよりも、むし歯や歯周病によって大切な歯を削ることがないほうがよいのです。歯を失わずにいつまでもお口の健康を保つためには『早期発見・早期治療』が何より重要です。
口腔内カメラ
予防歯科では、一生自分の歯で噛んでいただくために、痛みなどの自覚症状がなくても定期的にプロによるチェックとクリーニングを受けることにより、むし歯や歯周病を予防・早期発見します。そして病気が見つかった場合でも、最小限の治療と少ない負担で済むように治療を行っていきます。

日々のブラッシングで落とせない汚れは歯医者にお任せ下さい。80歳まで20本の歯を残そうという運動がありますが、予防歯科によって目指すことが出来るのではないかと思います。

歯周病のメンテナンス

2017-01-17 15:48:27 | 日記
歯周病はせっかく治療しても、治療後のケアをおろそかにするとすぐに再発してしまうリスクがあります。それを防ぐために重要なのは、治療終了後の定期的なメンテナンスです。
再発防止のためのメンテナンス
歯科材料
毎日のセルフケアの大切さはブラッシング指導でもお伝えしていますが、やはりご自宅でのケアだけでは歯周ポケットの中や歯と歯の間などの複雑に入り組んだ箇所までフォローしきれないもの。そこでご活用いただきたいのが、専門技術と機器を使用した歯科医院での定期クリーニングです。

ある程度進行した歯周病は完全に原状回復させることが難しく、決して万全の状態ではありません(イメージとしては、「歯と歯茎がかろうじて結合した程度」です)。そのため、メンテナンスを怠るとすぐに再発を招いてしまいます。そうなる前に定期的なメンテナンスに取り組み、現状をできるだけ維持することが求められるのです。

歯科医院での専門的なクリーニング「PMTC」
歯医者で行う専門的な歯のクリーニングを「PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」と言います。セルフケアでは落とし切れないプラークや歯石まで、プロの手ですみずみまできれいにクリーニングできるため、こまめなケアが欠かせない歯周病治療後やインプラント治療後のメンテナンスにもおすすめです。

PMTCのススメ
歯医者で行うPMTCを受けることで、ブラッシングだけでは落とせないプラークや歯石を効果的に除去できるだけでなく、さまざまなメリットがあります。虫歯や歯周病の予防のために、ご家族全員で受けてみてください。
ハンドピース
【PMTCを受けるメリット】
歯の表面に付着した着色汚れを除去することで、歯の白さを取り戻すことができる
歯の表面をツルツルに磨き上げることで、プラークが付着しにくくなる
お口全体の爽快感が得られる
口臭を予防・軽減させることができる
1回の通院で口腔内をすみずみまできれいにできる