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「歯が痛い……」それは虫歯かもしれません

2017-01-06 15:55:08 | 日記
「冷たい物がしみる」「甘い物を食べると歯が痛い」その症状は虫歯のサインかもしれません。かかり始めは自覚症状がない虫歯。症状に気づいたときは、かなり進行してしまっていることがほとんどです。ハンドピース 歯科

虫歯を放っておいても治りません
軽い風邪などは放っておいても自然治癒することがありますが、ある程度進んでしまった虫歯は放っておいても治りません。例外として、ごく初期の虫歯の場合は、歯の表面の硬いエナメル質が白く濁り歯の成分が「脱灰」した状態になりますが、このときに歯の「再石灰化」を促すことができれば虫歯は治すことが可能です。

しかしその段階より虫歯が進んでしまい歯に穴が開いてしまうと、治療をしてその進行を食い止めないかぎり悪化が進んでしまいます。早い段階での治療が始められれば、小さな詰め物で済みますが、悪化が進むにつれ、治療も複雑になっていきます。通院日数も治療費用もかさんでしまうことに。そのため虫歯は早期発見・早期治療が大切です。

虫歯になりやすい生活習慣についてお話しする前に、「虫歯とはなにか」を簡単にご説明しましょう。
歯科レントゲン
虫歯とは?
食事をとるとお口の中が「酸性」に傾きます。お口の中の虫歯菌が活発に活動し食べカスに含まれる糖分をエサに「酸」を出します。この酸が歯を溶かすのです。この状態が長く続くと虫歯がどんどん進行してしまいます。食べてしばらくするとお口の中の酸性は中和されていきます。これは自浄作用のある唾液のはたらきです。つまり唾液の量や質は虫歯になりやすさに関係しています。

大切な予防歯科について

2017-01-06 15:34:21 | 日記
私たちは食べる(食物を摂取する)ことで生命を維持しています。お口に入れた食物を歯で咬み、粉砕し、それを栄養とするわけですが、効率よく栄養を吸収するためには「咬む」ということが重要です。この食物を咬み、粉砕することを「咀嚼」といいます。この咀嚼は直接的にも間接的にも、さまざまな身体の機能に影響があるとされています。直接的には、咀嚼(よく咬む)ことで唾液の分泌が高まり口腔内を清潔に保つとともに、咀嚼筋が鍛えられることから次のような効果が期待できます。歯科器具

間接的には、歯周病の関与も否定できない糖尿病や心臓病などの生活習慣病の予防にも影響があるといわれています。このように、お口が健康だからこそ機能する「咀嚼」、そして「全身の健康」のためにも「予防歯科」は大切といえます。すなわち家族で虫歯予防がたいせつです。

むし歯や歯周病には、患者様ごとに異なったリスク(むし歯や歯周病へのかかりやすさ)があります。これらの病気には原因になる細菌がお口の中にいます。この細菌の固まり(バイオフィルム)がどのような状況なのかを細菌検査などで定期的にチェックし、専用の器具で除去します。その後メインテナンスとしてその患者様の状況にあわせて1ヶ月から半年に一度丁寧にバイオフィルム除去を施行します。また必要に応じて適切なホームケアのご提案もさせていただき、口腔内の良い状態を維持します。これが予防歯科の基本です。

歯磨き指導
どんなに歯医者さんでお口をきれいにしてもらっても、毎日のブラッシングを怠れば意味がありません。毎日のケアと診療室でのケアは、まさにクルマの両輪です。歯ブラシの届きにくい部分をチェックして、効率的な歯ブラシの方法などをお話します。
ハンドピース
歯石除去
歯石とは、歯の表面や歯と歯の隙間などに長い間付着していたプラーク(歯垢)が、唾液中のカルシウムを吸着し石灰化したものです。歯石が付き凸凹になった歯はプラークの恰好の棲家になり、充分な歯磨きができなくなってしまいます。歯にこびり付いた歯石は、家庭での歯磨きでは落とすことができません。むし歯や歯周病予防のためには、歯科医院で定期的に歯石を除去する必要があります。