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(11)調整困難な協定項目の先送りは、始めに決めていました

ブログ「長生郡市合併協議会・わたしの報告書」さんは
協議会だよりVol.9について

「よーく、内容をみると、
こういった良い方向を、目指す。
現行どおり、新市に引き継ぐ。
新市において、調整。
が多い。」

と指摘しています。

これは、第1回長生郡市合併協議会
協議第8号合併協定項目の調整方針について」で
すでに予想されていたことです。
 
2(2)統一調整することが困難又は不適当な場合は、「現行のまま新市に引継ぎ、新市において調整する」こととする。

これに対し、長生村の三人の委員は、疑問の意見を出しています。
長生村長はこのとき、すでにこの方針に反対を表明しています。
白子町の委員は、
町村長のなかに反対意見があるまま提案されては混乱する、
という趣旨の要望しています。

「合併協議項目をどう調整していくか」という、
根本的な部分であるにもかかわらず、
反対者がいるまま、多数決で決定してしまいました。

本気で「7市町村による合併」を目指していたのか。
「関係市町村数に変更が生じても、合併へ進」もうとしてたのか。
ここも、
大きな分岐点だったと感じます。

詳細は、第1回会議録(27頁pdf30頁目)でご確認下さい。


また、委員からの提案について、
「この委員会で採決の上、過半数があれば、それをもう一度、正副会長会議のほ
うで起案して、ここに出すという手続になろうかと思います。」(30頁pdf33頁目)
と会長代行(一宮町長)は説明しています。
これも、
長生郡市合併協議会規約11条を根拠として、修正は認めないぞ、
という姿勢の現れだと思います。
第5回合併協議会での「合併の期日」に対する睦沢町等からの対案は、
睦沢町長からの心のこもった提案があったにもかかわらず、
多数決で門前払いし、趣旨説明さえできませんでした。
このやり方については、
ご存じのように、その後の協議に影響に少なからぬものが残りました。
(過去ログ:やりすぎではないか、合併期日の修正案の門前払い
(過去ログ「長生郡町村議会議長会からの申し入れから始まったのなら」)


なお、会長代行(一宮町長)の説明の際、
傍聴人(発言町村以外)から、不満を述べる発言があり、
それに対して
茂原市の委員から、退場しろ、というやりとりがあり、
その傍聴人は、退場したそうですが、
(自分は、この回は傍聴していなかったので、伝聞です。)
議事録には載っていませんでした。
(「静粛に」の部分か?)

決めたばかりの傍聴規程(第8条(1))に反する行為でしたが、
いずれも、正式な発言(議長の許可を得た発言:会議運営規程4条2)
ではなかったからでしょう。

市町村議会であれば、
議長より注意があり、それでも従わない場合には退場、
という流れでしょう。
(そんなことをする人はいないと思いますが)
ここのケースは、自主的な退場ですね。
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