(10)「きれいな選挙推進千葉県大会」６月１５日決議文

今年６月１５日、千葉県庁で開かれた「きれいな選挙推進千葉県大会」では、
参議院選挙を前に、決議文（※）が採択されたそうです。
「低い投票率」と「選挙違反があとを絶たない」状況を指摘するとともに、
政党及び候補者に対しては「きれいな選挙」を、
有権者に対しては「この一票明るい未来を築く意思」を統一スローガンに掲げ
必ず投票することを強く訴える内容です。

千葉日報は
「レンタル店で若者層を啓発　きれいな選挙推進県大会」と報じている。
（４番目の記事）

わが一宮町は、町民の意識の高いので、投票率は低くはないと思いますが、
選挙は民主主義の基盤となるものですので
今後の選挙では、さらなる投票率の向上など「明るい選挙推進」を、
住民自身から訴え始めなくてはいけない状況になっていると
思い始めています。

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（※）決議

　近く執行される第二十一回参議院議員通常選挙は、社会・経済が著しく変動している中で、今後の日本の将来の方向を問う極めて重要な意義を持つ選挙です。この選挙にあたり有権者一人ひとりが政治の主権者であるという認識を持ち、ルールに従い投票に積極的に参加することが切に望まれるところです。
　しかしながら、本県におけるこれまでの選挙の実態を見ますと、平成十六年七月に執行された前回の参議院議員通常選挙の投票率は、五一・八七パーセントと全国で三番目に低く、また、本年四月に執行された千葉県議会議員選挙においても前回の投票率を上回ったものの全国で三番目に低い結果となるなど、依然として投票率の低い状況が続いています。
　また、各種選挙における県内の選挙違反の状況を見ますと、違反があとを絶たない状況にあり、本年四月に執行された統一地方選挙におきましても、買収といった悪質な選挙違反による逮捕者が一〇名でるなど、私たちの理想とは程遠い状況にあります。
　そこで、私たちは、今回の第二十一回参議院議員通常選挙にあたり、政党及び候補者に対しては、選挙のルールを必ず守り、国民の代表者としてふさわしい、きれいな選挙を実行するように強く訴えていきます。
　また、有権者に対しては、「この一票明るい未来を築く意思」を統一スローガンに掲げ、選挙は、有権者が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最大かつ基本的な機会であり、投票することが有権者の大切な権利であることから、今回の選挙に必ず投票するよう強く訴えていくことを誓うものであります。
右決議します。

平成十九年六月十五日
きれいな選挙推進千葉県大会

注：なお「きれいな選挙推進千葉県大会」の開催は、
現在、県選挙管理委員会のトップにリンクはなく、
千葉県のホームページの今年上期の更新履歴にも残っていないようです。