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学校を核とした「県内1000か所ミニ集会」

昨日(7日)の教育講演会の後
一宮町中央公民館和室で引き続き
一宮中学校のミニ集会が開かれました。

千葉県教育委員会は
「開かれた学校づくり」の一環として
学校を核とした「県内1000か所ミニ集会」を
平成13年度よりほとんど全ての小中高特別支援学校で
開催しています。(平成14年度は100%)


千葉県立学校「開かれた学校づくり委員会」
学校が保護者や地域住民の信頼に応え、地域の教育力向上の核となる学校づくりを進めるため、学校と地域がより一層連携を深めることが求められており、国においては、平成19年6月に学校教育法が改正され、学校評価と積極的な情報提供に関する規定が整備された。
また、先般策定された千葉県教育の戦略的なビジョンでは、「家庭・地域と連携した魅力あふれる学校づくり」が基本テーマのひとつとして掲げられ、保護者や地域住民の声や期待を学校経営に生かすための仕組みづくりへの対応が課題となっている。
そこで、県では、平成12年度から実施している「学校を核とした1000か所ミニ集会」と、平成16年度から18年度まで実施した県立学校における「学校評議員制度モデル実践研究」の成果と課題を踏まえ、「開かれた学校づくり委員会」を県立学校に設置し、学校運営上の重要な課題等の解決方策や、地域の教育力向上に関する方策の検討及び学校の関係者評価を行うことに加え、「学校を核とした1000か所ミニ集会」及び特色ある学校の教育活動に携わるものとする。


学校を核とした県内1000か所ミニ集会実践事例集のページ
 千葉県教育委員会では、失われつつある地域コミュニティの構築と地域に開かれた学校づくりを進めるため、平成12年度から毎年、県内の全ての公立学校を会場として、『ミニ集会』の開催を進めています。
 このたび、これまでの各学校の取組を「実践事例集」として集約し、ホームページ上で公開することにより、今後の参考にしていただくことといたしました。
 また、県民の皆様には、これによって『ミニ集会』についての理解を深めていただき、地域の学校で開催される『ミニ集会』に参加して、地域の方々や学校の職員などと身近な教育の問題について意見を交わしていただければ幸いです。


千葉県教育委員会
県立高等学校再編計画・前期分に係る評価(中間報告)に関する意見募集
をしています。
募集期間 平成21年1月22日(木)~平成21年2月20日(金)


県立高等学校再編計画でも
ミニ集会について、議論しています。
(2月2日更新 印旛高校校名募集)

県立高等学校再編計画策定懇談会」(平成12年7月26日~14年2月19日)

第1回県立高等学校再編計画策定
(平成12年7月26日 ホテルポートプラザちば)
委員の質問に事務局は次のように答えています。
 「地域との連携や地域が学校を育てる」という話があったが、現在、県教委では、「学校を核とした県内1,000カ所ミニ集会」事業を展開している。約1,400校近くある公立の小・中・高・盲・聾・養護学校全てに実施を呼びかけている。
 学校が地域等に呼びかけ、地域の人たちに学校へ集まってもらい、教育問題や地域が当面する問題等、何でもよいから膝を交えて本音で語り合っていただくものである。場合によっては、学校批判もあるかも知れないが、学校には説明責任があると考える。
また、学校が地域に対して要望や要求があってしかるべきである。いずれにしても県民一人一人が教育に係わらなければ、教育問題は解決しないという発想から始まっており、一つの試みとして「県内1,000カ所ミニ集会」を11月初旬頃を中心にして県内で展開する予定である。
 すでにいくつかの学校で実施しているところもあるが、委員の方々にも参加していただきたいし、見守っていただければと思う。


第7回県立高等学校再編計画策定懇談会 
(平成13年11月7日(水)ポ-トプラザちば)
各論の話し合い
「1開かれた学校づくり」
委員
 ミニ集会は義務制も協力して昨年度行ったが、これを継続して開催していく、継続性を持たせていくことが非常に重要になってくる。各学校ごとにかなり工夫をしていたと聞いているが、もっと踏み込んで、地域の子供の教育をどのようにしていくのかというところで話し合いがされる。そういう深まりが持てるような内容にしていくためには、 1,000か所ミニ集会をどのように運営するかという準備会的なものが必要だと思う。そういう意味からも、各団体ときちっと話をしていかないと進まないのでは、という危惧を持つ。

事務局
○○委員から、学校を核とする 1,000か所ミニ集会について、継続性が大事であり、踏み込んだ深まりのあるものにするために、PTAとか地域の人たちに働きかける準備会等を組織したらいかがかということであるが、私どももそれが非常に大事だと思っている。現在、各出張所単位で、ミニ集会の推進委員会を設置して、地域の団体の代表者に集まってもらい、ミニ集会の意義等を啓発する運動、そのやり方等々について、具体的に検討していただくということで取り組んでいるところである。そういう協議会に対して、さらに深まりの議論ができるような働きかけをしていきたいと考えている。
     「いつでも授業参観」の実施については、各学校の事情等で校長を中心に運営してもらいたいと思う。教育のプロとして、いつ見られても恥ずかしくない授業がされるということは大切な姿勢である。いろいろと事情もあると思うので、各学校で検討いただきたい。



生徒の多様化、中学校卒業者の減少等に対応するための千葉県教育委員会が、
県立高等学校再編計画策定懇談会に先立って
千葉県高等学校将来計画協議会」を立ち上げたのは前世紀末のことです。
(平成10年11月24日~平成12年1月24日)

教育学的な知見を含め、充分な議論となったかどうかについての
論評はここではしませんが、
会長のまとめの言葉を引用しておきます。
会 長 最後に、副会長さんから、委員の皆様に重たい宿題が課せられましたが、私も委員の一人として、見守っていきたいと思っている。

   物事をシンプルに考えて、ポイントは何かというと、教育改革のポイントは、先生が元気になることだと思う。今、学力低下で、生徒がおかしいぞという議論が起きていて、それは間違っていないと思う。

   生徒を変えるというのは、生徒が自らの内発的な意思で変わらざるを得ないので、それに刺激を与えるのは、教師の元気だと思う。教師に元気がなければ、子どもには伝わらないし、子どもはそこで迷う。いろいろな経験で先生は解っているのだが、つい改革、改革ということで、教師を疲労させたり、元気さを出すことを忘れてしまう。これが一番怖いと思っており、世界の教育改革を見ても、そこのところだけは、きちんと見ていこうと思っている。どんないいことを言っても、先生に元気がないのはまずいですよ、ということを見ようとしている。

   この報告書だけでは、千葉県の改革は進まないので、2弾3弾の仕掛けが必要になると思うが、究極的には、千葉県の先生方が非常に元気になるというところを見守っていきたい。それで、良かったですね、ということで委員の責任を果たしたいと思っている。

   長い間、皆さんと一緒に協議をさせていただいて、大変勉強になりました。最初から、言いたいことを発言できるというように協議を進めたつもりですが、少しは、そのような議論ができたのではないかと自己満足しているが、客観的に見るとそうではなかったかもしれません。

   とにかく、この報告書が事務局のご苦労に支えられてできたということで、事務局に感謝し、勿論、委員の皆様方にも感謝したい。

   これで、この協議会を終わらせていただきます。ありがとうございました。


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