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成人式DVD

いよいよ、今年も成人の日です。

昨年の成人式で、新成人に配布された
DVD「うるまでるびのGO!GO!選挙」は
賛否両論で話題になりました。
また、飲み会で振りを付けて踊るのがウケている
ということも聞きました。
1/2 2/2

私は、
「批判をするだけは簡単である、
具体的な改善案を出してほしい」
という例のひとつと感じます。

すべての自治体の成人式で、
首長なり、議長なり、選挙管理委員長なり、
明るい選挙推進協議会長なり、若者代表なりが、
『選挙と投票率の向上』について
熱く呼びかけているでしょうか。

住民は、成人式で新成人に『選挙と投票率の向上』を
熱く呼びかけてほしいと、
望む雰囲気を作っているでしょうか。

新成人は、『選挙権』が与えれれたなら、
それを活かすのはどういうことなのか理解し、
成人式での大人や若者の熱い呼びかけに対して、
「そうだそうだ」と、うなずくのが当たり前
という雰囲気になっているでしょうか。

「DVDが幼稚である」と批判する趣旨はよくわかります。
無関心な大人ではない証拠だと思います。

では、
「首長・議員は名誉職」「誰がやっても同じ」と
いうような誤解(誤情報)は、
蔓延してはいないでしょうか。

「選挙」と名がつくものは、汚らわしいもので
近づかないほうがよい、
と感じている人はいないでしょうか。

それだけに、
『明るい選挙推進運動』(当初は『公明選挙』)の
役割はいよいよ大切であると
つくづく思います。(*1)

民主化された国々では、
住民(国民)の代表者である議員や、議会の役割について、
正しく理解して成人になるように
工夫がしてあります。

わが国の投票率が向上するためには
21世紀に大人になった若い世代の関心が高まる
ことが不可欠です。

そのためには
20世紀に大人になった私たちが、
選挙に対して正しい理解をしあい、
知恵を出し合うことだと思います。

もちろん、このことだけに専念するゆとりはありません。
でも、たとえ小さくても、
一人ひとりにできる一歩から
はじめること、続けるとができれば、
きっと豊かな21世紀を作ることが
できるものだと思います。

いかがでしょうか
参考になる例があれば、お教えください。

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*1
『明るい選挙推進運動』の目的は
(1)選挙違反のないきれいな選挙を行なうこと、
(2)有権者がこぞって投票に参加すること、
(3)有権者が普段から政治と選挙に関心をもち、候補者の人物や政見、政党の政策などを見る眼を養うこと
です。
特定の政党や候補者を支持したり、反対したりする政治活動や選挙運動とは、
はっきり区別されます。

このことを理解しない教育関係者は少なくないのではないだろうか。
教育免許更新講習や管理職試験の内容に入っていてもおかしくないと思うのですが・・・・。
それだけ、わかっていないか、消極的(否定的)なのかとも、感じてしまいますが、いかがでしょう。



*2
啓発にかかる経費はどうでしょう。
DVDなどの費用対効果はどうだったか
(『GO!GO!選挙』は、宝くじ)
検証したうえで、評価する必要があると思います。

明るい選挙推進協会では、
啓発パンフレットなどを作成しています。
3年前は、新成人向けのパンフレットが
自治体に届いているのもかかわらず
成人式で配布されなかった例がありました。
少なくとも手元に届けられると
よいものだと考えます。
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