どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

リニア建設について

2020-07-26 08:55:00 | 日記
今回は新しく購入したカメラのことを書くつもりでしたが、気が変わってしまいました。

僕は以前にも「次回は◯◯の記事を書きます」と宣言しておきながら…気が変わって、毛色の違う記事を書くことが多々あったので…うーん、良くないですね(^^;


早速本題へ

中央新幹線(リニアモーターカー)の建設について度々、JR東海と静岡県で対立している、2027年開業が遅れる等々…コロナニュースによって影を潜めているものの度々話題になっているかと思います。


こちらのヤフーニュースを読んで頂ければリニア建設は決して、静岡だけの問題でもなく水だけの問題でないことがお分かり頂けると思います。

静岡以外の地域でも沿線住民や自然環境にとって非常によろしく無いことが起きているようです。

川が枯れるだけではなく、掘削によって生じたおびただしい量の残土が非常に大きな問題になっているようで地域住民の生活が脅かされているのだとか…

ニュースを見た限りですとJR東海は下請けの工事業者を介して、沿線住民への説明会を行っていたようですが…強引に押しきったり、その場しのぎの嘘を並べるようなやり方で住民を立ち退きさせて、残土置き場を確保している?しようとしているようですね。

掘削してしまったことで川は枯れますし、残土を山に埋め立てているとのことですから生態系への被害も甚大なものとなっているでしょう。山を散々いじくり回していますから、災害が起きやすくなってしまっている懸念もありますよね。








ここまでしてでもリニアモーターカーを建設する理由はあるにはあるようです。

リニアモーターカーが完成して走るようになれば、東京から名古屋まで40分で行くことが出来るという見込みです。JR東海としては会社のドル箱路線である東海道新幹線の設備が開業から長い年月を経ていて、代わりとなるバイパス路線が必要になっているみたいですよね。


素人考えというか僕の頭の中の妄想の域を出ないことですが…新幹線を区間運休させて、設備の改修や建て替えをすれば良いように思うんですよね~例えば東京ー三島間だけですとか三島ー静岡間を運休して建て替えを行って、他の区間では新幹線を走らせてピストン輸送を行ったりですかね。飛行機や在来線特急を走らせて、つなぎの移動手段にしても良いかもしれませんね。

というのもリニア建設は経済的にも悪手で今の日本には夢の乗り物を走らせる余力が無いと思うんですよね。

ドル箱路線の東海道新幹線も例外なくコロナによって利用者は大きく減少し、東京大阪間のビジネス需要や京都への外国人観光客輸送も以前程の需要は当分見込めないでしょう。そんな状況下でリニアを走らせたところで採算が取れるのか疑問に思います。赤字になってしまったら、国や自治体に泣き付いて税金で補填して貰うつもりなんでしょうか?

補足しますと赤字ローカル線であっても地元の学生さん等の交通弱者の足として欠かせないものであれば、税金を投入してでも存続維持する意義があると思います。ですが、リニアモーターカーは一般人からすれば無くてもさほど困らないと思うんですよね。遠距離への急ぎの移動手段は飛行機で十分でしょう。リニアが無いと困るのはJR東海のお偉いさんと一部の政治家位ではないでしょうか?

リニア建設はメリットもあると思いますが、デメリットが大き過ぎます。それにデメリットを享受するはめになるのは無関係な沿線住民と下請けの工事業者ですし、リニア作る金と人手があるなら被災地の復興支援や災害対策でもやった方が世の中のためになるんじゃないですかね?




すでに東京名古屋間は静岡県内以外はすでに手を付けてしまっているようですので、リニア開業は今さら後戻り出来ないのかもしれませんが…せめて今度の開業予定である名古屋大阪間の開業は白紙になることを願います。





チョウセンブナ稚魚

2020-07-20 19:36:24 | 魚飼育


しょっぱなから閲覧注意⚠️の画像を載せてすみません…

7月1日に人工授精したセボシタビラは完全放置(エアコン管理のみ)して17日に確認したところ…ご覧の通り卵が溶けてカビた状態になっていました。

やはり、在来タナゴの卵稚魚には25~6℃続きは厳しいようです。改めて在来タナゴの人工授精は23℃以下での管理がベストだと思います。人によっては25℃位で上手くいったというので何が違うんでしょうね?

暑いのがダメなら冬~春に在来タナゴは殖やせば良いだけなので悩む程ではありませんが…(笑)

・夏の人工授精





因みにセボシの5日前に採卵した、中国原産タナゴのシノロデウスは余裕で浮上しました。


シノロデウスは成魚からしてタイバラ並みに丈夫ですし、卵稚魚も高温への適応力が高いということですね。見た目もミヤコタナゴの婚姻色を濃くしたような感じでとてもキレイですし、魅力的な観賞魚ですのでくれぐれも野外流出することの無いようにしましょう。

安易な放流の是非についてはいくつかの過去記事で取り上げているのでここでは掘り下げないことにします。最近は放流についての意識も変わってきていると思いたいので、モラルに期待したいところです。







チョウセンブナの屋外飼育容器にいつの間にか稚魚がいました。泡巣を見かけなかったのでちょっと油断してました(笑)


オス親はヒレが伸長します。

チョウセンブナは色落ちがもの凄い早くて、キレイな姿をカメラに収めるのはタナゴよりもずっと難しいです。観察ケースに入れた途端に白っぽくなってしまいましたが、普段の婚姻色はもの凄い鮮やかです。
去年の記事に婚姻色乗ってるやつが写ってますね。

上から撮るとベタ感ありますよね。というのもチョウセンブナは間違ってもフナでは無く、熱帯魚のベタやグラミーの仲間になります。

どうでも良い話ですが、チョウセンブナって名前はイマイチなネーミングセンスだと思ってるんですよね。

フナ要素が感じられ無いですし、アナバス類全体で最も北の地域に生息地が分布していることと、属がゴクラクギョ(パラダイスフィッシュ)ですのでキタノゴクラクギョという和名を提唱したいと思います(笑)



この稚魚は生後10日辺りだと思います。この位の大きさになるとブラインシュリンプを食べるようになります。


こちらは次回の記事で紹介したいと思いますが、新機種のカメラで稚魚を撮ってみました。



こちらは稚魚の容器を水換えしたところです。トータル40匹位いそうです。

チョウセンブナは水質悪化や酸欠に他の魚では考えられない位に強く、むしろそのような淀んだ環境を好んでいると思います。ですので、水換えの目的は水質を良好に保つことではなく、天敵となるヤゴが発生しているかどうかのチェックです。





繁殖は飼育の醍醐味ですね!興味本位ですが、シマドジョウ類の飼育下繁殖いつかやってみたいですね。












近場で小物釣り

2020-07-15 17:00:00 | 野外採集

街中の川ですが、清流っぽく見えるアングルで撮りました。

ホントは東京を離れて自然豊かな場所でガサガサに明け暮れたいですが、このご時世ですし長距離移動はリスクがありそうで自粛続きです。琵琶湖に行きたい…








ヌマチチブ



カワムツ


婚姻色の出たオイカワ狙いで釣りしましたが、狙い通りにはいかないですね。ヌマチチブとカワムツが釣れて、観察ケースを野外デビューさせることが出来たので、まあ良しとしましょう。




釣りの最中は、ゴマ粒よりも小さいハエのような虫に集られまくって血を吸われました。ヌカカというのだそうです。

厄介なのが、刺された当日は殆ど痒みはありませんでしたが…翌日はかなり痒みが出ました。近場で油断してましたが野外活動は虫対策をした方が良いですね。








アクアライフ川魚特集

2020-07-12 08:04:43 | 買い物

この時期恒例?の日淡特集です。

川魚カタログにセボシタビラの解説が掲載されていて、執筆者の心意気を感じました。

というのも本書は観賞魚を主とした飼育情報誌であり、売買並びに新規での飼育が禁止されてしまった魚種をわざわざ紹介するのは大げさに書くと異例なことでは無いかと思いました。雑誌ですので、飼育可能な魚種を紹介した方が掲載スペースの有効活用になりそうな気がしますし、セボシタビラという魚にそれだけの価値を認められた気がして嬉しくなりました。

セボシタビラの解説文は川魚カタログ最後のコラムと合わせて読んで見ましょう!


ここ最近はコロナの影響か…繁殖レポートが以前よりも多めになっていて、1飼育者として良い刺激を貰っています。

繁殖レポートでは、ようやくタナゴの人工授精方法がアクアリスト達の日の目を見ることになりました。因みに僕も人工授精のやり方はレポート作成者の方に教わりました。

過去の批判になってしまいますが、1年前なんかカワシンジュガイの使い捨てを推奨するような記事を掲載していましたから…時代は前進しましたね。

生き物の生態に向き合うような記事は大好きです!

タナゴに限らず、様々なジャンルで凄い人が沢山いらっしゃるので、僕も突き抜けた何かを習得出来るように努力していきたいですね!


不調…

2020-07-08 10:38:39 | イシガイ類の飼育



プラ舟で飼育していたササノハガイの殻がぱっくり開いていました。去年の11月https://blog.goo.ne.jp/gai6969/e/78023961e8930239fd02efc438dc08ea/?cid=2520741a4a430a4f6f8446c89c949e9f&st=0に捕ってきたばかりで長く生かせられなかったことを反省せねば…と思います。死んでから時間があまり経っておらず、軟体部分がキレイに残っていたのでトウキョウダルマに食べさせました。

ササノハガイはヤリタナゴ等の魚が多めに入っている容器で飼育していまして、メンテナンス性重視でベアタンクにしていました。掃除が行き届きにくくはなるものの残ったササノハガイのために田砂を入れました。残った3匹は大事にしようと思います。




因みに国内産のものはトンガリササノハガイとは呼ばなくなったらしく…

・湿地帯中毒へのリンクです。
ササノハガイは従来の分類ですと琵琶湖産がササノハガイでそれ以外のものがトンガリササノハガイと呼ばれていました。ですが、研究が進み分類分けが新しくなったことで本州産のものをササノハガイ、九州産のものをキュウシュウササノハガイと種類分けするように変わったようです。イシガイ類は研究が進み、分類や名前がめまぐるしく変わっていますね…

うちで飼育しているものは移入個体ですので、九州由来の可能性もありますかね。

九州の豪雨はかつてない規模で甚大な被害をもたらしてしまっていますね…現地の方々へお悔やみ申し上げます。

コロナもそうですが、規格外の豪雨や台風はもううんざりです。







続いて、プラ舟で飼育していたマタナゴはエロモナスを発症し、2匹の死体を見つけ、画像の1匹は見ての通り痛々しい姿です…

プラ舟には150L程の飼育水が入っていましたが、日除けが不十分だった可能性がありそうです。暑さもそうですが、強い日差しと雨の流入はかなりの温度変化をもたらして魚体に負荷がかかるのではと思います。

マタナゴは室内に移して薬用させてからカネヒラと交代で本水槽に移動させました。上部フィルターとエアコン管理の組み合わせでセボシタビラは好調で良い環境かなと思います。

重症化した個体は結局死んでしまいました。生き残ったものは元気なのが不幸中の幸いです。大型個体は背中が盛り上がって厳ついです!







タブネドブガイ(Buldowskia)は元気そうです。水管ぱっちり開いてとてもカワイイです!共感出来る方いますかね?

世の中の大半の人は猫だの鳥だの分かりやすく可愛い動物ばかりしか視界に入らないようですけどね。控えめで小さくて目立たないような生き物だって、興味が湧いたり知識がつけば愛着が湧くものなんですよ。

動物好きを公言しているような人が犬猫ばかりしか視界に入らないのは寂しいと思いますし、もっと色んな生き物に目を向けようよと思いますね。

イシガイ類はタナゴの繁殖の道具位にしか見られないことが多いですし、淡水二枚貝の魅力が伝わるような画像を残していきたいですね!