しょっぱなから閲覧注意⚠️の画像を載せてすみません…
7月1日に人工授精したセボシタビラは完全放置(エアコン管理のみ)して17日に確認したところ…ご覧の通り卵が溶けてカビた状態になっていました。
やはり、在来タナゴの卵稚魚には25~6℃続きは厳しいようです。改めて在来タナゴの人工授精は23℃以下での管理がベストだと思います。人によっては25℃位で上手くいったというので何が違うんでしょうね?
暑いのがダメなら冬~春に在来タナゴは殖やせば良いだけなので悩む程ではありませんが…(笑)
・夏の人工授精
因みにセボシの5日前に採卵した、中国原産タナゴのシノロデウスは余裕で浮上しました。
シノロデウスは成魚からしてタイバラ並みに丈夫ですし、卵稚魚も高温への適応力が高いということですね。見た目もミヤコタナゴの婚姻色を濃くしたような感じでとてもキレイですし、魅力的な観賞魚ですのでくれぐれも野外流出することの無いようにしましょう。
安易な放流の是非についてはいくつかの過去記事で取り上げているのでここでは掘り下げないことにします。最近は放流についての意識も変わってきていると思いたいので、モラルに期待したいところです。
チョウセンブナの屋外飼育容器にいつの間にか稚魚がいました。泡巣を見かけなかったのでちょっと油断してました(笑)
オス親はヒレが伸長します。
チョウセンブナは色落ちがもの凄い早くて、キレイな姿をカメラに収めるのはタナゴよりもずっと難しいです。観察ケースに入れた途端に白っぽくなってしまいましたが、普段の婚姻色はもの凄い鮮やかです。
去年の記事に婚姻色乗ってるやつが写ってますね。
上から撮るとベタ感ありますよね。というのもチョウセンブナは間違ってもフナでは無く、熱帯魚のベタやグラミーの仲間になります。
どうでも良い話ですが、チョウセンブナって名前はイマイチなネーミングセンスだと思ってるんですよね。
フナ要素が感じられ無いですし、アナバス類全体で最も北の地域に生息地が分布していることと、属がゴクラクギョ(パラダイスフィッシュ)ですのでキタノゴクラクギョという和名を提唱したいと思います(笑)
この稚魚は生後10日辺りだと思います。この位の大きさになるとブラインシュリンプを食べるようになります。
こちらは次回の記事で紹介したいと思いますが、新機種のカメラで稚魚を撮ってみました。
こちらは稚魚の容器を水換えしたところです。トータル40匹位いそうです。
チョウセンブナは水質悪化や酸欠に他の魚では考えられない位に強く、むしろそのような淀んだ環境を好んでいると思います。ですので、水換えの目的は水質を良好に保つことではなく、天敵となるヤゴが発生しているかどうかのチェックです。
繁殖は飼育の醍醐味ですね!興味本位ですが、シマドジョウ類の飼育下繁殖いつかやってみたいですね。