![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/d4/b9757e4eceb6c76bc32f0605cb0cc867.jpg?1626429590)
少し前に高校時代の同輩&後輩と食事してきました😋お酒は無しで大声は出さないように談笑。僕は途中で部活辞めてしまったヘタレですが…思い出話に花咲いてとても久々に腹を割って話せました😁高校時代以降は信用出来る人がなかなか居ないので💦大事にしたいですね。
ところで学生時代の思い出って一生に一度だと思うんですが…リモートで修学旅行ってどうなんだろうと思いました🤔SNSで見かけてぞっとしたのですが、京都の風景動画を学校で試聴するだけという…思い出も何もあったものじゃないですね。思いやりや迷惑をかけずに行動することは尊重すべきではありますが、ものには限度があるだろうと🤔新幹線の1人2席取ってでも現地に行かせてあげれば良いのにと思いました…
池袋暴走事故でも非常にモヤモヤしましたが、高齢者ばっかり過保護にして若い人は辛酸を舐めさせられてます。
閑話休題
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アクアライフ8月号を発売日から少し遅れて購入。SNSでの感想は賛否両論といった感じでしたので気になって読んでみました📖
淡水魚の放流問題・採集圧をピックアップし、警鐘を鳴らす記事や飼育下繁殖が非常に難しい魚種の繁殖レポートが掲載されていたりと全体としては川魚への愛に溢れた内容でした!ただ、前評判通り気になった点も…
淡水魚に対しては乱獲や安易な放流をやめよと謳っているのは良いんですが…その一方で希少な野生の生き物であるカワシンジュガイの浪費を促す、拡大解釈すると「タナゴの繁殖のためなら淡水二枚貝は使い捨ての道具にしても構わない」かのような記事が見受けられました。飽くまで拡大解釈ですが🤔
イシガイ類の乱獲・ヤフオク等でのむやみやたらな売買が何故?良くないかは過言記事で散々触れてきましたので、ここでは深く掘り下げません。
イシガイ類に対してはタナゴの産卵母貝としてだけでなく、違った視点からスポットライトを当てて欲しいです。
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中国系フネドブガイ
砂と泥混じりの底質環境に多かった。殻の色が明るいのと殻幅が分厚いのが特徴。フネドブガイは在来のものもいるようだが、こちらの産地は国外外来であると教えて頂いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/64/1261f9939a260c085f92038301669d8d.jpg?1626472514)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/de/33180d0102b1219f2471ad80492ee054.jpg?1626471400)
ヌマガイorキタノタガイ
泥メインでも砂混じりの底質でも見かけた。カラスガイ族(一般的にドブガイとひとくくりにされているもの)は同定が非常に難しい😅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b4/cb504094251b079148a733d07c3f3c0d.jpg?1626472479)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/6b/c590945662419513887abddb608eb001.jpg?1626472224)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/85/35f61cde0619a3e136132adf06bbbf69.jpg?1626471399)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/bb/cfede0e3730afd7257128115844dff27.jpg?1626479759)
カワシンジュガイ
山の水が流れ込む水路の砂櫟地帯でよく見られた。水管がかなり大きいのと、イシガイとは異なり幼貝サイズであっても顆粒(松かさ模様)は全く見受けられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/52/593f957f0ca43c40fe5b3b0d1652377a.jpg?1626472141)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8f/8ae1df42b34836198607922d9d890d5c.jpg?1626472141)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/24/bcb2cadf78eedeba06676999c12eb597.jpg?1626472463)
イシガイ
砂と泥混じりの底質で多かった。殻の形状こそカワシンジュに似ているが、こちらは幼貝~若貝は顆粒が顕著で加齢と共に薄くなっていくらしい。水管はフサフサしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/02/26b0a5797a3439172aa1a46e089dec83.jpg?1626472565)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/3c/cd2604e95d519887844449c7b3ed3d50.jpg?1626472565)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b1/68d69c4084afd9abee42591b10badaf6.jpg?1626471399)
マツカサガイ
山の水が流れ込む水路の砂メインの底質環境で多かった。こちらも顆粒が特徴的な種類。殻の形状がそっくりなヨコハマシジラガイ(ニセマツカサガイ)との違いは水管があまりフサフサ感がないこと。マツカサガイがニシウネヌマガイ亜科でヨコハマシジラガイはイシガイ亜科、見た目がそっくりでも両者の類縁関係はさほど近くないようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5e/4c76c003d6f3653778e168e1c1ed04e4.jpg?1626471569)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/da/6e02169873b549fb09fa57443b0ee273.jpg?1626471569)
タガイ
泥が多い底質環境で多かった。例によって、カラスガイ族は同定が困難でタガイであると教えて頂いた。キタノタガイでもミナミタガイでもないノーマルタガイはあまり発見例がないらしく、輪をかけて希少らしい。
イシガイ類の採集・観察に関してですが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/8d/f8159b48249f76e6a3f1ca6f3c87da72.jpg?1626491817)
⚠️観察し終えてリリースする時の注意点です。水管の位置が上に来るように埋め直してあげるといいのではないかと思います。図のようにイシガイ類は例外なく、殻頂から離れた位置に水管があります。無造作に放っておうと二枚貝が定位置に戻る際に無駄なエネルギーを使ってしまうかもしれません。
また、今の時期はコンクリート等の陸地が高温になってますので、貝のダメージになりえそうな場所に置かないよう気をつけましょう☀️😵💦
僕がその他気を付けていることとしては水管をばっちり撮ることと殻を色んな角度から撮るように心がけています。自分で同定が出来なくても同定ポイントが写っていれば有識者の方に同定をお願いしやすくなります。
イシガイ類は水管がカワイイですし、種類ごとに殻の形状や水管にも個性があります。
↑イシガイ類の仲間は世界で850種以上確認されているんだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a7/853a802d765719060f4667656c507a55.jpg?1626475398)
イシガイ類の幼生はヨシノボリ等を宿主として利用するという面白い生態を持っています。
タナゴは繁殖のためにイシガイ類を産卵母貝として利用し、そのイシガイ類も幼生の成長のためにヨシノボリ等を利用します。自然界は絶妙なバランスで成り立っているように思います。特定の生き物だけえこひいきするのではなく全体を守る…生物多様性という言葉を使うなら川魚以外の水生生物にもスポットライトを当てて欲しいですね🙄
⚠️追記 僕が採集した貝に簡易的に解説を加えました。