どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

やや苦悩の用水路採集

2019-03-30 22:03:42 | 野外採集

庭でモンシロチョウが止まっていました😁全然動かないのと蛹の脱け殻がそばにあるので羽化したてのようですね🙄










今週も採集に行って来た訳ですが、ポイント移動でウェーダー着たまま歩いてました。

すると釣り人の同行者の方に「販売目的ですか?」と尋ねられまして…

なんでもトリコが魚をまとめてかっさらっていくせいで魚が少なくなっているそうでして…場荒れもしたとか…

僕は販売目的では無いことと主に観察が目的であることを伝えました。

個人で持ち帰ったりするぶんには構わないですよと言ってくださりましたが正直、耳が痛いです。

僕は手網での採集でボサを蹴ったりしているので多かれ少なかれ魚の居場所を荒らして破壊してますからね。

これからは採集ポイントを長めに寝かすことを意識するのと釣りを織り交ぜていきたいと思います。ダントウボウ狙うなら釣りの技術は不可欠でしょうから。

もう1つ付け加えるならば胸までのウェーダー着てましたが、これだと本格的過ぎて…ケツまでのウェーダーのほうがいいかな?脱ぐのラクだからね。

ケツまでのウェーダーも持っているんですがボロボロで浸水しまくりです(笑)







ヌマムツ。大小捕れたので、生息密度高いのかも🙄


マナマズ。


コイ。


後はプラ舟に入れるアナカリスとシナヌマエビとアメザリを採集して持ち帰りました。







帰りがけに見たのが…

メダカが居たせせらぎが工事によって破壊されてました…

この場所は久々に通りましたが、いつの間にかという感じですね…

定期的な野外観察は不可欠ですね。いつの間にかでは遅いですから。

僕には保護とか大それたことは出来ないけど、そこに何か生息して居たのか…くらいは軽めに記録出来ますからね。

野外観察というか野外採集自体はほどほどに行えば有益だと思ってます。ここにこんな魚が居るのかとか水草少なくなったなとかわかりますから。生息地の環境が解ればある程度は飼育の参考に出来ますよね😁

無関心で忘れ去られるのが良くないです。いつの間にか生き物がいなくなっても気づかなくなるでしょう。

トリコとかヤフオクに出品するために乱獲している人なんかもあまり関心が無い(さほど生き物好きでは無い)のでは?と勝手に思ってます。種類にもよりますが、捕り過ぎたら繁殖しづらくなって絶滅に近付けることになるかと。二枚貝とかサンショウウオあたりですかね。





僕なりに生息地に関心を持つことの大切さを書こうとしましたが、上手い言葉で書けないですね…(笑)語彙力(汗)


安定してはいるけれど…

2019-03-28 11:56:57 | 魚飼育


ネジレモが弱体化し水槽がコケまみれでも変わらず凛々しいやつ😁


ヒガシシマトリオが集合してました(笑)



シーナンタナゴはやっぱり子供を見せてくれませんね~orzでもポップアイ完治して良かったけどね。

様子を見ているとメスは産卵管をシジミに上手く差せないでいる感じですね。オスメス共にシジミの前でバタバタ体を振るわせているので、やる気はあるらしいけど…

シジミに産卵するというタナゴらしからぬ生態に惹かれて飼育を始めたのですけどね🙄近々、プラ舟に居るタガイかカタハガイで試してみるか…

二枚貝だけでは無く人工授精も時々試してますが、卵は相変わらず出てこない…(汗)ツイッターの上手い人の動画を参考にしているんですよ。それでも…

一つ思いあたるのはメスが一匹しか居ないからですかね。個体数が多ければそれだけ抱卵する確率も上がるだろうし。












タナゴ類は上手い人がやれば簡単に殖えるんですけども…その辺のセンスが無くて軽く絶望してます(笑)

僕が付け足しておきたいのはタナゴ類の繁殖は決して難しくは無いということです。

ゼニタナゴやイチモンジタナゴはデリケートな種類のためにやや難しめのようですが、それ以外のタナゴ類はちょっとコツを掴めば簡単に殖やせるみたいなんですよね。

この記事でタナゴの繁殖は難しい…という変な先入観も持たれては嫌ですので繁殖下手な僕なりに付け足しておきます。

個人では飼育しきれない数を持ち帰ったり、劣悪な環境で消費飼育をするのは罰当たりですし、論外だと思います。

ですが、飼育の可能性というものを僕は信じている(野生では絶滅しかけている種類でも飼育下では簡単に殖えたり)ので、エスカレートし過ぎ無い程度にタナゴ飼育を楽しんでいきたいですね😁



ハナビもチョウセンブナ幼魚も調子良さそうです😁


食欲が増したイモケロ。今朝はザリガニのしっぽの剥き身をたいらげました😁

ダルマガエルが冬眠していた場所ではメスイモリが居座ってました(笑)

ということで悪いことも無ければめでたいことも無い安定した状態だということを書いてみました(笑)

トウキョウサンショウウオを探せ!3

2019-03-22 19:51:29 | 野外採集

また懲りずにトウキョウサンショウウオ探しをしてきました!

トップ画像は足元に居たシマヘビとカナヘビのつかみ捕りをしたところです。

前回の採集では卵塊を見つけることは出来ましたが、成体を見つけることが出来なかったので新規開拓も兼ねてリベンジです。












サンショウウオ探しの道中では…




シマヘビ・カナヘビ・ミズカマキリ・コオイムシ・アマガエルなどが確認出来ました😁

幸運にもザリガニは一匹も見ませんでしたね。今回はサンショウウオ探しに本腰を入れたので魚捕りは無し( ̄^ ̄)!


丘陵地帯を歩いて良さげな湿地や湧き水を探すもサンショウウオの卵塊はなかなか見つかりません。水ゲジは居たりしますが…

しまいには三面コンクリートの流れの直線的な用水路が出てくる始末ですorz

こりゃポイント選び間違えたかなと…










しかし、ダメ元で畑の水溜まりを見て見るとですね、


トウキョウサンショウウオ(の卵塊)ですね🙄黒いのはカエルのおたまです。小さい水溜まりでおたまが所狭しとうごめいてました。サンショウウオの卵も発生が進んでますね。

この卵塊のあった畑ですが周りが畑と民家がぽつぽつあって、成体が生息しているであろう森からはちょっと離れている感じです。

おまけに所々カエルのおたまが干からびたりしててアブの成虫が集っている有り様でした…サンショウウオのイメージとは程遠くないか?良さげな湿地にはなかなか居ないのにね。

とりあえず成体を見つけたいので移動。




雰囲気良さげな藪に囲まれた小道があったので入って見ました😁


イノシシと書かれた札のついた罠と畑を囲う柵がありました。

イノシシの食害がひどいのでしょう。サンショウウオも食べてしまうでしょうね。


藪には二面コンクリの小さな水路があったので、ここで探索しました。サワガニベビーが居ました😁


ここにもありました卵塊が、それもたくさん😁



干上がった場所にも卵塊があったので、水量の多い場所へ移動させました。












そして、卵塊を水中に沈めている最中に見てしまいました…

ドジョウのような…ヒルのような物体がボサから水中に移動しているのを…

アドレナリンが出まくりですが、卵塊を壊さないようにそっと網へ追い込みまして…



執念の一匹!
ついにトウキョウサンショウウオの成体に出逢えましたあああ!!!

探すのけっこう苦労したし、マタナゴとアカヒレタビラが網に入った時と同じくらい嬉しいかも(涙)ここまで来るのに服は土まみれになりましたし(笑)

その後、すがすがしい気持ちで駅へと向かいましたとさ😁




サンショウウオも飼育してみたいんですが、両生類はカエルとイモリだけに留めておきます(笑)水場と陸地両方用意するのと餌付けが大変ですから(笑)

魚はもう少し増やせるかな?








有尾類の疑問※マニアックな内容なので苦手な人はフェードアウトしてください(笑)



今回の観察でわかったことは、トウキョウサンショウウオはわりと汚い場所にも産卵するということですかね。

止水性ですので、池や水溜まりに産卵してもおかしくないけども…

ある程度の水質悪化や高温には強いのかもしれませんね。それでもアカハライモリよりは飼育は難しいのかな?

そのイモリもサンショウウオも山と森林に囲まれた自然豊かな水辺でしか僕は見かけないですけど…



ちなみにうちで生まれたイモリ幼体なんですが、掃除をしばらくサボって青水状態で糞だらけにしたこともあります。

念のため書いておきますが夏場はきっちり水換えしてエアレしてエアコン管理してましたよ。手の抜き所はわきまえているつもりです。

とは言え掃除さぼった状態でもイモリ幼体は元気でしたので、大抵の日淡より丈夫な感じがします。

それにこの記事のイモリ成体は真夏のどぶがい家のプラ舟で生存していました。

そのイモリも野生のものは里山の水辺に細々と生息している感じなんですよね…



同じ両生類でもアマガエルやトウキョウダルマガエルは市街地に近い田んぼのドブでも観察出来たりします。

アカハライモリやトウキョウサンショウウオの生息環境のシビアさはなんなんでしょうか?水質悪化や高温耐性はそれなりに高いと思うんですけどね。

観察でわかったことはもう1つ…

サンショウウオは美しい…

登山用の装備を整えて、ゆくゆくはヒダ&ハコネにチャレンジしたいですね!







1周年

2019-03-20 19:35:44 | 日記




ちょっと前にテツギョとマタナゴをみかげ調プラ舟に移しました。

マタナゴは婚姻色出てないですね…別の飼育容器のヤリはヒレのオレンジが強くなって来たんですけどね。


真ん中のはメスで右上にちょっと写ってるのがオスのヤリタナゴ。スマホカメラを嫌がるので、こんな画像しか撮れませんでした。水中カメラ買おうかな…



さて、今日でどぶがいの屋外アクアは一周年を迎えました!

採集・飼育の記録を残したり、屋外飼育の良さを伝えるために始めたブログですが、温かいコメントであったり、他のブロガーさんの成果が刺激となり、ここまでブログを続けることが出来ました。ありがとうございますm(_ _)m

まだまだ未熟者ではありますが、水辺の生き物たちの魅力だとかそれらを取り巻く環境をうるさくならない程度に伝えていけたら…と思います。

もちろん採集・飼育は今まで通り?に力の入った内容でお伝えしていこうと思います(>_<)







ヒガシスジシマドジョウ!?

2019-03-18 12:00:00 | 野外採集
前回の採集記事で面白いドジョウが捕れたことを報告しましたね😁


ドジョウに詳しい方ならちょっと驚くかもしれません。僕はびっくりしてしまいました(゜ロ゜)











それがこちら…


関東東部でこちらのドジョウが捕れました(゜〇゜;)ヒガシシマドジョウ達に混じってです。



ちなみに都内の川出身のヒガシシマドジョウはこんな感じです。オーソドックスなシマドジョウですね。





今回捕まえたドジョウですが、僕はスジシマドジョウだと思いましたね🙄

スジシマドジョウというのは、愛知以西に生息する種類(厳密には色々な亜種がいる)なんですが…ホントそっくりですよね。関東で捕れるとは…

確かにスジシマドジョウは今年の目標種の一つに認定していましたけれども…

西日本が原産地の種類を関東で捕まえたとなると…アドレナリン出て興奮する反面、また外来種か…と複雑な気持ちになりました。





ですが、何スジシマか?そもそも本当にスジシマドジョウなのか?素人判断ではこのドジョウの正体が掴めないので日淡会で同定して頂きました!




謎ドジョウは興味が湧いて持ち帰りました😁これらの画像から同定して頂きました。撮影のご指南もして頂き感謝です。

筋節数(血管のように浮き出ているやつ)、尾びれの付け根の斑紋、背鰭がやや後方にあることからヒガシシマドジョウとのことです。なんでもヒガシシマは変異個体が出やすいのだとか…



ということで面白いドジョウの正体はヒガシシマドジョウの変異個体でした!


僕はてっきりスジシマドジョウかと思っていたので、見てもらって良かったです😁思い込みは良くないですからね…



https://tansuigyo.net/index.html
日淡会こと日本淡水魚類愛護会のサイトはためになる情報が盛りだくさんですので、日淡が好きな人も興味が無い人もオススメですよ!一読して見てくださいね!