どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

冬が繁殖期ということで今季も

2021-12-26 07:00:00 | イシガイ類の飼育



冬ですね。


屋外のフィルターにはつららが出来てます。





プラ舟のメダカを掬って、あることを確認します。







やはり今季も貝の繁殖期ということでグロキディウム(イシガイ類の赤ちゃん)がメダカのヒレに付着(寄生)しています😁
イシガイ類は幼生の時期に魚に寄生して、魚によって遠くへ運んで貰うという面白い生態を持っています!


詳しくは去年の記事で!



ですが、そろそろ去年生まれの稚貝が見つかってもいい頃だと思うんですが、見つかりません…やはりイシガイ類の繁殖は非常に難しいです。









おまけ

室内水槽でとある活エサの繁殖が上手くいっています。タナゴ等が入ってますがしっかり繁殖してくれてます。






水ゲジことミズムシです。ワラジムシに近い生き物でワラジムシと異なるのは水生であることです。水作エイトコアにネットを被せていたら、上手く繁殖してくれました😆

ミズムシは甲殻類で栄養バランスがコオロギよりも優れていると思います。陸地に放てばそこそこのスピードで這い回ってくれるのでカエルやイモリのエサとして、最も優れているだろうと思います。

ミズムシはサイズがあまり無いので、トウキョウダルマ成体には小さ過ぎますが、イモリ幼体にはうってつけだと思います!勿論、魚のエサにもなります。





アクアリウム記事はかなり久々に書いた気がします🤣






来年こそは…

2020-12-18 19:22:57 | イシガイ類の飼育




・手抜き装備?
https://blog.goo.ne.jp/gai6969/e/6cc4cc9e253e57a2bacec565b849876c
↑先月採集したフネドブガイ属の一種ですが、個体数に余裕があることと外来種の可能性が高いということで…追加で少しだけ持ち帰りました。持ち腹だったようでグロキディウム(イシガイ類の赤ちゃん)を放出しました。

指先に乗っけて顕微鏡モードで撮っているのですが、その小ささが伝わりますでしょうか?この小さな幼生が数年或いは数十年もの長い年月をかけて、10㎝前後の二枚貝に成長するのはとても感慨深いものがあります…これでもフネドブガイの幼生は比較的サイズが大きい方らしいです!他のイシガイ類幼生はもっと小さいようです。








グロキディウムは魚に寄生するという変わった習性があるので、宿主としてカワヨシノボリとヒメダカをプラ舟で泳がせています。魚に寄生することで栄養を貰うこととくっついて遠くへ運んで貰うことで二枚貝の機動力の無さをカバーすることが出来るメリットがあるようです。








困ったことにここ最近の寒波とエアレーションを効かせている関係で水面付近の冷気が底まで撹拌されているらしく、寒さで宿主のヨシノボリが次々と死んでしまいました…エアレーションを止めれば、魚への負担は減ると思いますが、二枚貝のことを考えると酸素の供給はしっかりしたいというジレンマです。






そこでやっつけ仕事ですが、園芸用のビニールをかけて保温することにしました。








今朝のプラ舟です。ビニール無しのものは分厚く氷が張っていて、押してもびくともしないです。ビニールありのものは薄く脆い氷が張る程度で済みました。

後は茶ゴケを安定供給出来るかどうかです。来年こそは繁殖を成功させたいです。

3年と5ヶ月…

2020-08-27 16:37:52 | イシガイ類の飼育

我が家で3年以上飼育していたヌマガイ?が亡くなっているのを今朝確認しました。



殻頂の穴空きは修復されているように見えます。死因は暑さによる体力低下と珪藻不足かと思ってます。

水換えをこまめにすれば死なせずに済んだかもしれません。悪い意味で慣れが出て、暑さのピークが過ぎたとはいえ、油断がありました。

魚の場合はいじり過ぎると失敗しますが、淡水二枚貝は手をかけないといけませんね。





生前の姿です。



コロナが終息してもイシガイ類の新規飼育は当分見送ろうと思います。

累代飼育にはさらなる珪藻培養装置と広い土地が必要…




相変わらず元気なタブネさん






タブネドブガイの珪藻培養装置に茶ゴケが湧いて、こちらはいい感じです。







珪藻培養装置

2020-08-07 20:26:04 | イシガイ類の飼育



SNSでイシガイ類のエサとなる珪藻類を大量発生させるやり方を見たので、マネしてみました。

冬場の低水温の時期なら珪藻(茶ゴケ)は勝手に大量発生してくれますが、今の時期は珪藻が発生しにくく緑藻が優勢になってしまうんですよね。二枚貝自体もエサとなる珪藻も高温や酸欠に弱くて、夏は淡水二枚貝にとって厳しい季節になります。


動力はブロワーによる投げ込み式フィルターでオプションのエアパイプユニットを上部フィルターのケースにかませて、水の循環を作っています。
中古で上部フィルターのケースだけ買ってきて、内部には珪藻を湧かすために田砂とろ材を敷いています。珪藻を湧かすコツとしては砂とろ材を完全には水没させないほうが良いみたいです、、




上記のプラ舟で飼育しているタブネドブガイ Buldowskiaです。

魚はラスボラハナビのみを夏場限定で同居させて、冬場は本種の繁殖目的でヨシノボリをグロキディウム(幼生)の宿主として泳がせます。https://blog.goo.ne.jp/gai6969/e/3aaff162c138346d1beb4f0a7360320c/?cid=d7f014314939750cd27032b32047fe7d&st=0
今年の2月にグロキディウムを確認出来ました。今頃は成長して稚貝になっていると思いたいのですが、今のところ見つけられません…今年の繁殖は失敗ですかね?






変わりまして…



ササノハガイの水管は大きくは開かないので、以前のデジカメではピントが合わせずらかったですが、tg6は良い感じです。

しかし、昨日の夕方にプラ舟を確認したらササノハガイが立て続けに死んでいました。残り一匹となってしまいました…流水種ということもあり、暑さにはドブガイ系程は強くないのだと思います。暑さ以外にも珪藻不足等の理由も考えられますが…



タブネドブガイの入ったプラ舟はこんな感じで日陰が充実し、水が透明です。水温が上がりにくく、魚も前述の通りハナビかヨシノボリのみで水が汚れにくく、緑藻が湧きにくいのでイシガイ類には適切な飼育環境ではないかと思います。



ササノハガイの入ったプラ舟は日陰が遮光シートのみで時間帯によっては、厳しい日差しがダイレクトに入って、水温変化が激しいものになっていると思われます。水量は多いんですけどね…それと魚はヤリタナゴや一部のセボシを泳がせていて、富栄養化しやすいかと思います。青水になりやすいです。

恐らく、こちらのプラ舟もタブネドブガイのプラ舟と同じように日陰を増やして、珪藻培養装置を設置すればササノハガイも安定して飼育することが出来ると思いますが…今のところは水換え頻度を高めて乗りきろうと思います。


試しにtg6で動画を撮ってみました!











安易な放流「ダメ。ゼッタイ!」|https://ameblo.jp/dobudobu777/entry-12614790634.html
アメブロで飼育者による生き物の安易な放流について物申してみました。

アメブロで記事を書いた理由はあちらの方が圧倒的に飼育人口が多いことと文字に色付けしたりする編集が楽だからです。

生態系のこともそうなんですが、捕ってきて飼育した魚を川に戻す行為を繰り返し行っている人物がいたりと…放流に関して無頓着な人が未だに多いんですよね。

乱獲や安易な放流は悪ですが、安易な放流を誘発させるような表現で発信することも悪であると思います。「スペースが狭くなってきたので、川に放流しちゃいました」「殺したりゴミ箱に捨てるのはのは可哀想なので川に戻しちゃいます」とかですかね。

そもそも狭いところが可哀想、殺すのが可哀想というなら最初から飼育しなければ良いだけの話です。詭弁というか矛盾しているんです。生き物を飼育するには適切な設備と終生飼育する覚悟を持つことが大前提のはずです。僕は譲渡は否定しませんが…譲渡先の飼い主が責任を持って飼育するのであれば問題無いと思います。ハナから誰かが貰ってくれるだろうと甘い考えで飼育しようとするのはやめるべきです。

ホントなんなんだろうね。日淡の魅力を伝えたいとか豪語している割にはやることなすこと矛盾だらけな人いるんですよね。

飼育自体が人間のエゴなんだろうけど…生き物へのリスペクトが感じられない飼育や発信をする人間は軽蔑します。




かなり辛口に書いてしまいましたが、僕自身はアレもコレもダメ的な、皆が萎縮し過ぎてしまうような世の中は嫌です。

何事もマナーを守り、リスペクトを持って楽しむのが一番だと思います!










不調…

2020-07-08 10:38:39 | イシガイ類の飼育



プラ舟で飼育していたササノハガイの殻がぱっくり開いていました。去年の11月https://blog.goo.ne.jp/gai6969/e/78023961e8930239fd02efc438dc08ea/?cid=2520741a4a430a4f6f8446c89c949e9f&st=0に捕ってきたばかりで長く生かせられなかったことを反省せねば…と思います。死んでから時間があまり経っておらず、軟体部分がキレイに残っていたのでトウキョウダルマに食べさせました。

ササノハガイはヤリタナゴ等の魚が多めに入っている容器で飼育していまして、メンテナンス性重視でベアタンクにしていました。掃除が行き届きにくくはなるものの残ったササノハガイのために田砂を入れました。残った3匹は大事にしようと思います。




因みに国内産のものはトンガリササノハガイとは呼ばなくなったらしく…

・湿地帯中毒へのリンクです。
ササノハガイは従来の分類ですと琵琶湖産がササノハガイでそれ以外のものがトンガリササノハガイと呼ばれていました。ですが、研究が進み分類分けが新しくなったことで本州産のものをササノハガイ、九州産のものをキュウシュウササノハガイと種類分けするように変わったようです。イシガイ類は研究が進み、分類や名前がめまぐるしく変わっていますね…

うちで飼育しているものは移入個体ですので、九州由来の可能性もありますかね。

九州の豪雨はかつてない規模で甚大な被害をもたらしてしまっていますね…現地の方々へお悔やみ申し上げます。

コロナもそうですが、規格外の豪雨や台風はもううんざりです。







続いて、プラ舟で飼育していたマタナゴはエロモナスを発症し、2匹の死体を見つけ、画像の1匹は見ての通り痛々しい姿です…

プラ舟には150L程の飼育水が入っていましたが、日除けが不十分だった可能性がありそうです。暑さもそうですが、強い日差しと雨の流入はかなりの温度変化をもたらして魚体に負荷がかかるのではと思います。

マタナゴは室内に移して薬用させてからカネヒラと交代で本水槽に移動させました。上部フィルターとエアコン管理の組み合わせでセボシタビラは好調で良い環境かなと思います。

重症化した個体は結局死んでしまいました。生き残ったものは元気なのが不幸中の幸いです。大型個体は背中が盛り上がって厳ついです!







タブネドブガイ(Buldowskia)は元気そうです。水管ぱっちり開いてとてもカワイイです!共感出来る方いますかね?

世の中の大半の人は猫だの鳥だの分かりやすく可愛い動物ばかりしか視界に入らないようですけどね。控えめで小さくて目立たないような生き物だって、興味が湧いたり知識がつけば愛着が湧くものなんですよ。

動物好きを公言しているような人が犬猫ばかりしか視界に入らないのは寂しいと思いますし、もっと色んな生き物に目を向けようよと思いますね。

イシガイ類はタナゴの繁殖の道具位にしか見られないことが多いですし、淡水二枚貝の魅力が伝わるような画像を残していきたいですね!