どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

美濃里山採集

2019-11-27 07:38:00 | 野外採集

名鉄電車はレトロ感があって好き。

アクアトトぎふに行った時の記事↑

帰りはアクアトトの最寄り駅の高田橋駅まで30分かけて歩きました。因みに行きはJR木曽川駅から歩いてみましたが、1時間かかりましたw淡水メインの水族館は総じて駅から遠くて、車以外ではアクセスしにくいのが難点ですw




主要駅で昼飯をココイチで食べて、午後は採集です。

まずはメダカ



トウカイヨシノボリ?

丸っこいですし、第一背鰭が全然伸長していないので、普段目にするカワヨシノボリとは似ても似つかないですね。



ゼゼラ

初採集です!砂泥底に高密度で生息していて、ヨシノボリ以上の数が網に入りました。少しレアなイメージでしたが今回の採集で1番数が多かったお魚です(笑)



カマツカ(多分ノーマルかな?)

こちらも初採集です!関東でのスナゴは水質良好な河川の砂地に局所的に生息している印象ですが…こちらのカマツカは泥混じりのやや汚いボサで沢山見かけたのでちょっとビックリです…(笑)





トウカイコガタスジシマドジョウ

マドジョウが好みそうな止水域の泥底で捕れました。勿論、こちらも初採集!

生息環境がヒガシシマやニシシマとは明らかに異なるのと、ヒゲがかなり短いですね。

フォロワーさんに教わりましたが、背中の斑紋がニシシマに比べて細かいことも同定ポイントになるようです。側面の斑紋は個体差が激しいので同定ポイントにはならないです。この個体のように典型的なシマドジョウ類に似通った柄のスジシマも居れば、スジシマ模様のシマドジョウ類も居ます。



うちで飼育している千葉県産のヒガシシマドジョウですが、変異個体のため側面は典型的なスジシマドジョウ類にそっくりな模様ですよね。個体によっては複数の同定ポイントを見極めて種類分けしなければならない。だから、シマドジョウの仲間は同定が難しいし、面白いのかもしれません。





オイカワ



ミズカマキリ




ヤリタナゴ

関東のヤリタナゴは愛好家による放流で殆どの地域のものが外来個体群らしいですが…この地域のものは在来だといいな…

網には幼魚含め色んなサイズのものが入りましたし、群れを作って泳いでいるのも見かけたので生息密度は高いと思います。



アブラボテ



カネヒラ

本来の分布域は琵琶湖以西らしいので、移入でしょう。



時間の制約があって、隅から隅まで調べた訳では無いですが、イシガイ類はマツカサガイ(この地域にはヨコハマシジラガイもニセマツカサガイも分布していないのでマツカサで合っていると思われる)の殻ひとつしか見つけることが出来ませんでした…

タナゴ類はそこそこ確認出来たのに生きたイシガイ類はさっぱりとは…タイワンシジミは沢山見かけましたがね。

道中では高速道路の新規建設が行われていたりとイシガイ類やタナゴ類は勿論、ニッチな環境を好むで有ろうトウカイコガタスジシマドジョウにとっても暗雲が立ち込めていましたね。







アクアトトに居た時は寝不足からの頭痛に悩まされていましたが、採集時にはいつの間にか治っていましたw僕は釣りキチならぬガサキチなのかもしれませんw

今回捕れたお魚達は観察だけに留めました。ヒガイ類飼ってみたいんですが、中々捕れないですね…二枚貝の再調査も兼ねて、年末年始にリベンジすっかな?
















アクアトトぎふ

2019-11-23 08:43:58 | 水族館

夜行バスで遠征してきました。



長時間バスに乗っているとケツと首が痛みが発生し、さらに遠征によるワクワク感の相乗効果で寝不足になってしまいました…(汗)頭が痛む中での水族館探索となりました。

往復新幹線は楽ですが、カネがかかりますから…







旧カスミサンショウウオ

アクアトトの凄いところは、止水性サンショウウオは勿論、ヒダサンショウウオやコガタブチサンショウウオといった流水性サンショウウオの累代飼育を成功させていることです。

サンショウウオ飼育にはワインセラー等のそこそこ低温に保てる設備や生餌が欠かせないようで一般家庭では繁殖はおろか長期飼育すら非常に難しいはずですから。



↑新聞に載る位凄いことですよ!



イシガメはライトががっつり照射されていたので撮りやすかったです。



ナゴヤダルマガエル

あまり前面に出てきてくれる個体が居なかったのですが、背中の模様がトウキョウダルマ以上に丸みをおびている印象です。


婚姻色アカハライモリ





中々エモい雰囲気です(^^)







残念に感じたのは、カマツカ類やイシガイ類の展示水槽の底砂の粒がやたらと大きいことですね。大きめの石ころを敷く方がメンテナンス性に優れているのかもしれません。

ですが、カマツカや二枚貝の生息地は砂地や砂泥底であることが殆どだと思います。カマツカは砂ごとエサを吸い込んだり砂に潜り込んだりしますし、二枚貝は飼育環境下では大磯等の粒の大きい底砂は嫌がる素振りを見せます。よって、底砂は田砂等の細かい粒の砂がベストだと思います。

↑因みになかがわ水遊園ではカマツカやツチフキの展示水槽に細かい砂を使用し、飼育個体は健康そうでした。

なかがわ水遊園はどの魚も発色が良さげで背曲がりや顔がつぶれた個体や痩せた魚が殆どおらず、健康体揃いで僕の1番好きな水族館です(>_<)




生息環境を再現し、二枚貝に配慮していると思われる展示水槽もありましたが…中身が空っぽで死んだ貝ばかりでございました…ひとつの目安として元気な貝は水管を出して殻の半分くらいが砂に埋まっていることが多いですね。

イシガイやマツカサガイは居るところにはまだ沢山見かけることが出来るらしいですが、カタハガイ辺りはかなり希少になってしまっている種類だと思いますので、サンショウウオ並みに保全に力を入れる価値があると思います。

水族館も予算や飼育スペースの都合があると思いますから、二枚貝に力を入れることは難しいかもしれませんが…僕はせめて自宅で飼育しているフネドブガイの累代飼育が出来るように努めていきます!







僕のイマイチなデジカメ写真では良さが伝わりにくいですが、ハリヨの群泳は非常に美しかったです!












他では中々見られないお魚達




アユモドキ

琵琶湖博物館の展示個体は障害物で隠れっぱなしでしたので、前面に出てきてくれるのは嬉しいですね!



モンジ








メコンオオナマズは人に慣れているのかゆったりとした動きで観察しやすかったです。





オオタルマワシは中身が簡単に出てくるので、キーホルダーに不向きです(笑)














近場で二枚貝探し

2019-11-13 08:10:58 | 野外採集





魚はヤリタナゴ、メダカ等が網に入りました。







ドブガイ属の一種。(殻のみ)

殻長は17㎝と迫力あるサイズでした!

殻幅(殻の厚み)と殻の形からマルドブガイだと思ってます。琵琶湖固有種らしいですが、色んなところに移植されているとか…



マツカサガイ(殻のみ)

あの特徴的なギザギザ模様が無いので、僕はイシガイだと思い込んでいましたが、フォロワーさんにマツカサガイであると教えて頂きました。イシガイにしては殻の形が寸胴過ぎて違和感を感じてはいましたが…

模様は水流か何かで削られたりして無くなることがあるみたいで勉強になりました。

ヨコハマシジラガイやニセマツカサガイといったマツカサガイに酷似する(貝屋でも誤同定するレベル)種類の貝もいるので、同定力を磨かないとダメですね(笑)



トンガリササノハガイ

砂と泥混じりの場所で生きたものを見つけました。関東では外来種ですので、遠慮なく持ち帰りました。



二枚貝が好みそうな細流の流れの強い砂地はタイワンシジミ(雰囲気同定)ばかりが出てきてガッカリしました…

素人考えですが、タイワンシジミがはびこると生息環境がかち合うイシガイ科の二枚貝に悪影響を与えるのではないかと思います。この場所ではトンガリササノハもマツカサも殻のみしか見つからず…



トンガリササノハは室内水槽に入れてみましたが、わびさびがあってカッコいいですよね(笑)










秋の飼育魚たち

2019-11-07 09:39:06 | 魚飼育

カネヒラが後ろのアブラボテに対してフィンスプレッディング!





露出補正して暗くすると発色がわかりやすいですね。





アブラボテも10月に入ってから婚姻色が出てきました。春に似た気候で勘違いしているようです。













プラ舟のタナゴと金魚。






今朝のフネドブガイ






プラ舟にちょくちょく遊びに来ますがそろそろ冬眠かな?







文章量少ない方が楽ですね(笑)