どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

3年と5ヶ月…

2020-08-27 16:37:52 | イシガイ類の飼育

我が家で3年以上飼育していたヌマガイ?が亡くなっているのを今朝確認しました。



殻頂の穴空きは修復されているように見えます。死因は暑さによる体力低下と珪藻不足かと思ってます。

水換えをこまめにすれば死なせずに済んだかもしれません。悪い意味で慣れが出て、暑さのピークが過ぎたとはいえ、油断がありました。

魚の場合はいじり過ぎると失敗しますが、淡水二枚貝は手をかけないといけませんね。





生前の姿です。



コロナが終息してもイシガイ類の新規飼育は当分見送ろうと思います。

累代飼育にはさらなる珪藻培養装置と広い土地が必要…




相変わらず元気なタブネさん






タブネドブガイの珪藻培養装置に茶ゴケが湧いて、こちらはいい感じです。







炎天下のワンドにて

2020-08-25 19:47:17 | 野外採集

ワンド(河川敷の野池・溜まり)でガサガサしてきました。

トップ画像はウキゴリ属の一種(ノーマルなジュズカケハゼかムサシノジュズカケハゼ)です。同定するには吻の長さを見るらしいですが、岸際の水がぬるま湯状態になっていて、急いで魚のリリースを心掛けたために雑に撮ってしまいました…




コイ幼魚は沢山見かけました。




ニシキゴイらしき幼魚。













うーん…







自分で出したゴミは持ち帰るというごくごく当たり前のことがなんで出来ないんだろ?






ボランティアのおじいさんが炎天下の中、だか鹿だかわからん奴の尻拭いのためにゴミ拾いをされていました。僕もただ川遊びだけして帰るのも申し訳ないので、ちょっとだけゴミ拾いしました!

こういうことや食用になりそうなブラックバス等を持ち帰るためにゴミ袋はリュックに入れてます。

周囲への迷惑や環境の配慮が出来ないのは想像力無さすぎです。🐴🦌は川に来るな💢













ニシキゴイの幼魚は飼育することにしました。生態系クラッシャーですが、キレイで観賞映えしますね!

コイ(在来種のノゴイ除く)は日本の川には居てはいけない魚ですし、色々思うところはあります。




















真夏のプラ舟の水温

2020-08-20 20:03:45 | 魚飼育



プラ舟の底に水温計を沈めて計ってみました。

関連記事・珪藻培養装置

まずはトップ画像のものからいきます。

8月16日 18時に計りました。

最高気温37℃?
最低気温29℃?

水量 約120L

生体 ラスボラハナビ タブネドブガイ

木陰が充実し、水作エイトコアと上部フィルターケースを組み合わせて水の循環をつくっています。この日の最低気温が29℃ですが、水温は28℃と低めをキープ出来ています!





隣のプラ舟も同じ日に計りました。

水量 約180L

生体 ヤリタナゴ セボシタビラ ササノハガイ

設備は遮光シートと水作エイトコアのみです。こちらは先ほどのプラ舟よりも水量は多いですが31℃と高水温になっています。先ほどのプラ舟は木陰と水の循環がアドバンテージになっているようです。






ここから下は本日8月20日に計ったものになります。







2段プラ舟の上段から

水量 約70L(満水時120L)

生体 メダカ

遮光シートは水没して、無意味なものになってしまっています。水温が35℃で触るととてもぬるいので、二枚貝やタナゴは入れられません。高水温ですが、不思議と珪藻類が豊富に見えます。






下段

水量 約150L

生体 フナ カネヒラ ヌマガイ?

こちらは上段部分が影になっているのと水量多めで水温30℃でした。こちらは茶ゴケが全く見られず、緑藻類が豊富に見えます。青水になりやすいです。






屋外飼育は夏場の暑さをどう乗り切るかが課題になっていると思いますし、飼育環境人それぞれ違いがあるため断言出来ることはあまり無いでしょう。

上記の結果からひとつだけ確実なのは…木陰は偉大!といえると思います(笑)

日陰とある程度水量を稼ぐのがポイントですかね。最初のプラ舟なんかは水換えは月に1回程度ですが、安定していると思ってます。打ち水はどれほどの効果があるか分かりませんが、毎朝やるようにしてます。

ササノハガイを立て続けに死なせたのとチョウセンブナ稚魚を3つの容器で飼育していましたが、そのうちのひとつを全滅させてしまいました…成魚程は高温に強くないので、日陰がベタですね。タナゴ類は順調です。

秋になって水温が急低下してからのエロモナスが怖いので、涼しくなっても油断は出来ないのですが…
















おまけ

トウキョウダルマガエルのひかりベルツノ給餌動画



tg6



スマホ











近場でガサガサ

2020-08-14 19:55:35 | 野外採集







最寄りの路線で乗り換えの無い範囲(各停から急行への乗り継ぎはしました)で移動して採集してきました。

コロナには感染しないに越したことは無いですよね。大きなリスクは避けたいです。

まずは先週分ですが、こちらではいきなりギバチに出逢えました。いきなりステーキではなくいきなりギバチです。どうでも良いですけど、いきなりステーキってワイルドステーキだけお手頃価格で頼みやすいですよね。どこの部位使ってんだろ?

観察ケースを小さく作ったので、尾びれが上手く撮れませんでした。稚魚にピントを合わせるのにはちょうど良いのですが、、




ヒガシシマドジョウ




アブラハヤ

ハヤ系の魚は婚姻色ギンギンのオイカワ狙いですが、魚影が薄いのと僕の腕が悪いのが相まって捕獲ならずです…



ママさんサワガニ

申し訳ないので即リリースしました。












こっからは今週分





トウキョウダルマガエル(東京産)

なんと去年https://blog.goo.ne.jp/gai6969/e/45c75d8fdefa14ebb01222c0d5332562/?cid=ffc6861e83b91ab73e13f065b6bd8ab3&st=0に引き続き東京都内でトウキョウダルマガエルに出逢うことが出来ました!!

トウキョウダルマガエルは東京の名を冠してはいるのですが…栃木や埼玉では普通種と呼んでも差し支えない程度には沢山生息している印象ですが、東京都内では絶滅危惧2類に指定されている程(難しい話ですが、種としては準絶滅危惧種)で地域によっては希少種のようです。

因みに今回発見した場所は去年よりも下流の場所でして、まとまった田んぼが見られたので台風をやり過ごせたのかなと思ってます。

ここ最近は気が滅入るようなニュースやSNSでの書き込みばかりを見てきたので、久々にテンション上がりました!東京産トウキョウダルマガエルを見ることが出来たのはグッドニュースです(>_<)







ムギツク、ヒガシシマドジョウ、カマツカ類の幼魚が沢山いました。


SNSにあげ忘れちゃいましたが、ダブルクチボソです。一網で捕れました。









アカザ



ブログの仕様上、画像はこれ以上あげられないようです…

以上!














珪藻培養装置

2020-08-07 20:26:04 | イシガイ類の飼育



SNSでイシガイ類のエサとなる珪藻類を大量発生させるやり方を見たので、マネしてみました。

冬場の低水温の時期なら珪藻(茶ゴケ)は勝手に大量発生してくれますが、今の時期は珪藻が発生しにくく緑藻が優勢になってしまうんですよね。二枚貝自体もエサとなる珪藻も高温や酸欠に弱くて、夏は淡水二枚貝にとって厳しい季節になります。


動力はブロワーによる投げ込み式フィルターでオプションのエアパイプユニットを上部フィルターのケースにかませて、水の循環を作っています。
中古で上部フィルターのケースだけ買ってきて、内部には珪藻を湧かすために田砂とろ材を敷いています。珪藻を湧かすコツとしては砂とろ材を完全には水没させないほうが良いみたいです、、




上記のプラ舟で飼育しているタブネドブガイ Buldowskiaです。

魚はラスボラハナビのみを夏場限定で同居させて、冬場は本種の繁殖目的でヨシノボリをグロキディウム(幼生)の宿主として泳がせます。https://blog.goo.ne.jp/gai6969/e/3aaff162c138346d1beb4f0a7360320c/?cid=d7f014314939750cd27032b32047fe7d&st=0
今年の2月にグロキディウムを確認出来ました。今頃は成長して稚貝になっていると思いたいのですが、今のところ見つけられません…今年の繁殖は失敗ですかね?






変わりまして…



ササノハガイの水管は大きくは開かないので、以前のデジカメではピントが合わせずらかったですが、tg6は良い感じです。

しかし、昨日の夕方にプラ舟を確認したらササノハガイが立て続けに死んでいました。残り一匹となってしまいました…流水種ということもあり、暑さにはドブガイ系程は強くないのだと思います。暑さ以外にも珪藻不足等の理由も考えられますが…



タブネドブガイの入ったプラ舟はこんな感じで日陰が充実し、水が透明です。水温が上がりにくく、魚も前述の通りハナビかヨシノボリのみで水が汚れにくく、緑藻が湧きにくいのでイシガイ類には適切な飼育環境ではないかと思います。



ササノハガイの入ったプラ舟は日陰が遮光シートのみで時間帯によっては、厳しい日差しがダイレクトに入って、水温変化が激しいものになっていると思われます。水量は多いんですけどね…それと魚はヤリタナゴや一部のセボシを泳がせていて、富栄養化しやすいかと思います。青水になりやすいです。

恐らく、こちらのプラ舟もタブネドブガイのプラ舟と同じように日陰を増やして、珪藻培養装置を設置すればササノハガイも安定して飼育することが出来ると思いますが…今のところは水換え頻度を高めて乗りきろうと思います。


試しにtg6で動画を撮ってみました!











安易な放流「ダメ。ゼッタイ!」|https://ameblo.jp/dobudobu777/entry-12614790634.html
アメブロで飼育者による生き物の安易な放流について物申してみました。

アメブロで記事を書いた理由はあちらの方が圧倒的に飼育人口が多いことと文字に色付けしたりする編集が楽だからです。

生態系のこともそうなんですが、捕ってきて飼育した魚を川に戻す行為を繰り返し行っている人物がいたりと…放流に関して無頓着な人が未だに多いんですよね。

乱獲や安易な放流は悪ですが、安易な放流を誘発させるような表現で発信することも悪であると思います。「スペースが狭くなってきたので、川に放流しちゃいました」「殺したりゴミ箱に捨てるのはのは可哀想なので川に戻しちゃいます」とかですかね。

そもそも狭いところが可哀想、殺すのが可哀想というなら最初から飼育しなければ良いだけの話です。詭弁というか矛盾しているんです。生き物を飼育するには適切な設備と終生飼育する覚悟を持つことが大前提のはずです。僕は譲渡は否定しませんが…譲渡先の飼い主が責任を持って飼育するのであれば問題無いと思います。ハナから誰かが貰ってくれるだろうと甘い考えで飼育しようとするのはやめるべきです。

ホントなんなんだろうね。日淡の魅力を伝えたいとか豪語している割にはやることなすこと矛盾だらけな人いるんですよね。

飼育自体が人間のエゴなんだろうけど…生き物へのリスペクトが感じられない飼育や発信をする人間は軽蔑します。




かなり辛口に書いてしまいましたが、僕自身はアレもコレもダメ的な、皆が萎縮し過ぎてしまうような世の中は嫌です。

何事もマナーを守り、リスペクトを持って楽しむのが一番だと思います!