どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

タナゴのエロ本

2020-03-21 08:43:11 | 買い物

今月18日に発売された「日本のタナゴ」を早速、ジュンク堂にて購入しました!

税別4200円と少々お高めですが、マニア心くすぐる内容となっていました。。

それも単なる写真集という訳ではなく、タナゴ類の生態や彼らを取り巻く環境についても詳しい解説が為されているので、タナゴの知識が無い人でも分かりやすく楽しんで貰える一冊ではないかと思います。タナゴ類の多様性を知って欲しいですし、むしろ知らない人にこそ読んで欲しいですかね。安易な放流が何故ダメなのかがわかって頂けると思い

文中でも触れられていますが、イシガイ目の二枚貝はタナゴ繁殖目的で乱獲されて、未だに使い捨てがされていますね。ヤフオクを見ると憂鬱な気持ちになります。本の中で特にカワシンジュガイは販売を規制する必要があると書かれていますが、僕も全く同じように思います。

人工授精なり、養殖ものの貝でタナゴを繁殖させるのは良いと思いますが、カワシンジュなんかは120%野生個体でしょうし、ある程度自重していかないと愛好家自身の首を絞めることになるかと思いますね!




本の内容で粗探しというか少し残念に感じたのがオオタナゴが日本に定着してしまった経緯が書かれていない(はぐらかされている?)ことですかね…

真珠養殖業者が中国から輸入したヒレイケチョウガイを霞ヶ浦に放流し、ヒレイケチョウガイの貝内にオオタナゴの卵が産み付けられていて、それが広がったのがオオタナゴの霞ヶ浦定着であると僕は存じています。

生物多様性が損なわれているのは愛好家だけの失態・責任ではなく、漁業関係者等の様々な立場の人達に失態・責任があるはずなんです。その辺りを掘り下げて欲しかったですね。




おまけ




ここ最近の暖かさでトウキョウダルマが冬眠から目覚めました。飼育してもうじき2年になります。



と思いきや朝は冷え込むからか土の中にお戻りになられました。






屋外飼育設備増強計画2?

2020-03-14 20:40:24 | 魚飼育
前回はコチラ↑






ササノハガイの入っているプラ舟を移動させました。




プラ舟をどかした跡がついた場所ではとある生き物を飼育する予定です。飼育設備増強と呼べる程では無いですが、徐々に庭のレイアウトを変えてます。






マタナ達が入っているみかげ調プラ舟をお魚観察も兼ねて泥さらい。活餌となるアカムシが勝手に湧いてくれますw



2017年4月から飼い始めたドブガイ類はまだまだ元気です。当ブログの象徴的な?存在ですし寿命まで見届けたいですね!

タナゴ繁殖の使い捨てが気に要らないってのもありますけど、単純に飼育している生き物は長生きしてくれる方が僕は嬉しいです。短命に終わるととてもブルーな気持ちになります。






タナゴ達はオスは悪くないと思いますが、メスの産卵管が全然伸びていなかったです。

画像のヤリタナゴは稚魚を捕ってきて飼い始めてから4年半位経つ最古参の飼育魚です。こちらも末永く飼っていきたいですね。下はマタナです。





室内の話ですが、上部フィルター買ってみました。今まで投げ込み式だったので浄化力に期待です。



実はマタナも繁殖を促すため室内飼いにしてみました。

室内の方が水温高めですし、今日は雪が降る程寒かったですから…

セボシと混ぜてますが飼い主は区別付くので問題なし!


そのセボシはうっすら婚姻色が出てきました。











つらい世の中なので霞ヶ浦へ

2020-03-07 09:28:14 | 野外採集
半日程予定が空いたので、軽めに採集しようと霞ヶ浦周辺に行ってました。

何故軽めなのにわざわざ東京から茨城まで足を伸ばすのか?疑問に思われるでしょう?

固いハナシになりますが、東京都はタモ網を含めた網採集に対し規制があるんですよね…厳密には網を川底に押し付けて捕っちゃいけないだとか…
朝日新聞のガサガサに関する記事です。


こちらは採集者の方の記事ですが、どこまでが良くてどこまでがダメなのか?のボーダーラインが分かりやすいかもしれません。都内で採集をされる方は目を通した方が良いかもしれません。





これまで都内でタモ網採集で検挙、取り締まりを受けた例は僕が見た限りでは無いですのでタモ網の使用は容認はされているのかなとは思います。グレーに近いのかなと

投網だとかさで網みたいに簡単に大量捕獲出来るものなら規制が入るのも分かるんですが…タモ網が黒判定になったらいくらなんでも厳しいですよね。

愚痴が続きますが…純粋に採集や飼育を楽しめなくなってきました。今は趣味で楽しんでいるというよりも上手く表現出来ないんですが、やらされている感があります。ボランティアみたいなニュアンスですかね?

セボシタビラの国内希少種指定しかり、なんでもかんでも禁止にするばかりでつまらない世の中になったなと思います。

妥協案は必要だと思うんですけどね~

一例として改めて書きます。野生絶滅しかけているのなら生息地の復元・保護を前提とした採集禁止にすればこと足りるのであって、養殖が確立しているものをわざわざ売買禁止にする必要は無いはずです。

禁止にしなくても良いことまで禁止にするのはおかしいです。自重が必要であったり、規制しなきゃならない部分があるのは理解出来るんです。

保全活動に尽力されている方々に協力はしたいですし、僕自身も保全のプラスになる活動をしたいとは思ってますが…

僕の場合は自宅が市街地で用水路とか湿地とか全然無いですし、仕事も土日出勤のシフト制だったりするので、今のライフスタイルでは保全活動に参加するのは厳しいです。生き物に本格的に興味を持ち始めたのも学校卒業して仕事始めてからですので、言い訳がましいですが人脈も皆無です。

だからブログ内で生き物の紹介をする位しか出来ていないんですが…雑誌等にうちで飼ってる生き物を載せようかという野望はありますね。勿論、イシガイ類を猛プッシュしますw


僕がセボシタビラを購入させて頂いたokfishの中村さんは無理が祟って、お身体に不調が出てしまわれているそうです。

僕にタナゴの人工授精を教えてくれた方は今の日淡には足を踏み入れたくないと呟かれていました。

このような人たちに希望を持たせるというか、報われる世の中であって欲しい。







冒頭のハナシに戻します。

都内で気持ち良く採集を楽しめないので、この頃は東京から離れて採集をすることが多い訳です。



オオフサモが蔓延り、水の色が死んでいるヘドロ満載のドブで水面を泳ぐ魚を発見。どうせカダヤシだろうと思った。



まさかのメダカ!在来?放流もの?


別の場所ではどうやらホテイ草が越冬している模様。目視したものは陸揚げするなり持ち帰ったりした。暖冬の影響だろうけど、飼育勢的に非常によろしくない。魚はタイバラとギルが優先種でここにもわずかながらメダカがいた。不思議とカダヤシは一匹も見かけなかった。