どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

青い!!

2021-03-21 09:09:25 | 魚飼育

セボシタビラの採卵です。ようやくまとまった数の卵が採れました😤







婚姻色ギンギンのオスは太陽の下だとめっちゃ凄いことになります!青過ぎ😆





水槽内で同一個体を撮るとこんな感じ。光の強弱、角度によって色合いがかなり違いますよね。金魚や熱帯魚の発色とは毛並みが異なります。






実は昨年末にブリードもののタナゴ(モリオカエ)を購入してみました。この種はすでに栃木産の採集個体を飼育していましすが、こちらがなかなか繁殖出来ないのと、希少になってしまっている野生個体を無闇に持ち帰るのは気が引けるので、ブリードものの購入としました。

このブリードものは栃木産とは混ざらないように留意して飼育管理しています。


購入後は発情させるために室内で専用の特大プラケで飼育…まめなエサやりを行う、底砂を黒いものにする、真冬の屋外の容器に貯めた水と水道水を混ぜたもので水換えして意図的に水温変化を与える、底床の3分の1程に底面フィルターを敷いてろ過力を強化する…といったことをしました。

イシガイ教信者として飼育水槽には意地でも生きた二枚貝は入れずに発情させるようにしてみましたwとはいえ人工授精に拘り過ぎるのもタナゴにとって良いことかはわからないので、今後は外来フネドブガイをタナゴの産卵母貝に活用してみるかもしれません。



ギンギンの発色とまではいきませんが、色付いてきたので、腹部を押したら精液が出てきました!発情しているようです。





メスも産卵管が伸びたので、腹部を押したら卵が出てくれました!この種は卵が細長いのが特徴ですね。


セボシタビラ



ヤリタナゴ



アブラボテ

タナゴの仲間は婚姻色も卵の形も様々なのが面白いですね!


タナゴは日淡の中では比較的人気があるというだけで世間的な認知度はまだまだ低いのかなと思っています。川魚と言えばサケ、ウナギ、コイ…後はせいぜいメダカが出てくる位のものでしょう。うちの家族はドジョウとヨシノボリの区別も付いてませんでした。

安易な放流や産卵母貝の乱獲問題等、メジャー化してしまうと民度が低下して色々な問題は起きてしまいますが…それでも色んな人に興味は持って貰った方が良いでしょうし、愛好家や釣り人にきつく当たっても生態系は好転しないだろうなとは思います。僕もその部分に関してはやり過ぎてしまった部分はあるので反省しなければ…と思います。生態系がどんどん先細りしてしまっているのは、現代人が利便性を追求し過ぎた弊害であると言えるでしょう。

生き物や生態系へのリスペクトは持つべきですが、まずは興味関心がないと守ろう、未来に残そうとは思わないでしょう。





















武蔵野が育む固有種のお魚

2021-03-16 07:35:52 | 野外採集

良さげな和食屋を見つけたので、奮発
して天ぷらうどんと味噌カツ丼をW注文😤うどんののど越しが良かったですし、つゆはしょっぱくなくてとても食べやすかった!僕は好き嫌いがあって野菜は不得意なんですが、野菜の天ぷらも旨いし味噌カツも上品な感じでした。

やはりチェーン店じゃなくて、たまに違うお店で食べてみるのも良い感じです😄

当ブログのメインは生き物ですので、食べ物のことはこれ位にして…







近場で新規開拓したら、ムサシノジュズカケハゼ&ギバチ天国を発見!!東京近郊でもこんな場所があるのはとても嬉しい😄






婚姻色を纏ったムサシノジュズカケハゼ。

この魚が面白いのはオスでは無くメスが発色するんですよ😤お腹が膨らんでいるので卵が詰まっているのでしょう。タナゴやボウズハゼ等、大半の魚はオスが発色しメスが地味なままであるのに対し、ジュズカケハゼもといウキゴリの仲間はメスが発色するというのが面白い生態です。


こちらは1月に採集した個体ですが、色なしはこんな感じで正直言って地味な小魚という出で立ちです。繁殖期の時とのギャップ萌えしますね😆



ウキゴリの仲間はバリエーションがかなり多いです。琵琶湖のイサザですとか地域ごとの固有種が居たりしますし、僕自身知らないことだらけなんですが…ムサシノジュズカケハゼと他のウキゴリ属との違いは第一背鰭ですかね。ムサシノの第一背鰭には何も模様がありません。







こちらは去年採集したウキゴリです。第一背鰭後部に黒斑があります。ムサシノジュズカケハゼと非常に近い種類のジュズカケハゼ広域分布種(こちらは文字通り分布域が比較的広い)にも第一背鰭に黒斑があります。




ムサシノジュズカケハゼは関東固有種で元々の分布域が広くないということもありますし、開発やコクチバス、カワヨシノボリ等の外来種との競合により、数が少なくなっている種類ですので、ダボハゼだと侮らずに大事に見守るべきですね。僕は累代飼育する気概も無いので、オールリリースしました。こういった生き物は生半可な気持ちで持ち帰って飼ってはいけないでしょう。飼育すること自体は生き物を深く知ることが出来ますし、僕は肯定派なんですが…生き物の飼育難易度や置かれている状況を理解するのは大事なことだと思います。

何よりムサシノジュズカケハゼはムサシノという地域名が入っていて愛着がわきますね😆漢字にすると武蔵野数珠掛鯊ですかね。












まだ早かった…

2021-03-02 08:38:03 | 魚飼育





セボシタビラはオスが色付きメスの産卵管が伸びて頃合いかなと思いましたが…


今回はたったの3粒のみ😅去年は絞れば20~30粒出てきたので、もう少し待った方が良かった模様…


リビングの室内灯の下で撮ったオスは7~80%位の発色かな?