今回は新しく購入したカメラのことを書くつもりでしたが、気が変わってしまいました。
僕は以前にも「次回は◯◯の記事を書きます」と宣言しておきながら…気が変わって、毛色の違う記事を書くことが多々あったので…うーん、良くないですね(^^;
早速本題へ
中央新幹線(リニアモーターカー)の建設について度々、JR東海と静岡県で対立している、2027年開業が遅れる等々…コロナニュースによって影を潜めているものの度々話題になっているかと思います。
こちらのヤフーニュースを読んで頂ければリニア建設は決して、静岡だけの問題でもなく水だけの問題でないことがお分かり頂けると思います。
静岡以外の地域でも沿線住民や自然環境にとって非常によろしく無いことが起きているようです。
川が枯れるだけではなく、掘削によって生じたおびただしい量の残土が非常に大きな問題になっているようで地域住民の生活が脅かされているのだとか…
ニュースを見た限りですとJR東海は下請けの工事業者を介して、沿線住民への説明会を行っていたようですが…強引に押しきったり、その場しのぎの嘘を並べるようなやり方で住民を立ち退きさせて、残土置き場を確保している?しようとしているようですね。
掘削してしまったことで川は枯れますし、残土を山に埋め立てているとのことですから生態系への被害も甚大なものとなっているでしょう。山を散々いじくり回していますから、災害が起きやすくなってしまっている懸念もありますよね。
ここまでしてでもリニアモーターカーを建設する理由はあるにはあるようです。
リニアモーターカーが完成して走るようになれば、東京から名古屋まで40分で行くことが出来るという見込みです。JR東海としては会社のドル箱路線である東海道新幹線の設備が開業から長い年月を経ていて、代わりとなるバイパス路線が必要になっているみたいですよね。
素人考えというか僕の頭の中の妄想の域を出ないことですが…新幹線を区間運休させて、設備の改修や建て替えをすれば良いように思うんですよね~例えば東京ー三島間だけですとか三島ー静岡間を運休して建て替えを行って、他の区間では新幹線を走らせてピストン輸送を行ったりですかね。飛行機や在来線特急を走らせて、つなぎの移動手段にしても良いかもしれませんね。
というのもリニア建設は経済的にも悪手で今の日本には夢の乗り物を走らせる余力が無いと思うんですよね。
ドル箱路線の東海道新幹線も例外なくコロナによって利用者は大きく減少し、東京大阪間のビジネス需要や京都への外国人観光客輸送も以前程の需要は当分見込めないでしょう。そんな状況下でリニアを走らせたところで採算が取れるのか疑問に思います。赤字になってしまったら、国や自治体に泣き付いて税金で補填して貰うつもりなんでしょうか?
補足しますと赤字ローカル線であっても地元の学生さん等の交通弱者の足として欠かせないものであれば、税金を投入してでも存続維持する意義があると思います。ですが、リニアモーターカーは一般人からすれば無くてもさほど困らないと思うんですよね。遠距離への急ぎの移動手段は飛行機で十分でしょう。リニアが無いと困るのはJR東海のお偉いさんと一部の政治家位ではないでしょうか?
リニア建設はメリットもあると思いますが、デメリットが大き過ぎます。それにデメリットを享受するはめになるのは無関係な沿線住民と下請けの工事業者ですし、リニア作る金と人手があるなら被災地の復興支援や災害対策でもやった方が世の中のためになるんじゃないですかね?
すでに東京名古屋間は静岡県内以外はすでに手を付けてしまっているようですので、リニア開業は今さら後戻り出来ないのかもしれませんが…せめて今度の開業予定である名古屋大阪間の開業は白紙になることを願います。