また懲りずにトウキョウサンショウウオ探しをしてきました!
トップ画像は足元に居たシマヘビとカナヘビのつかみ捕りをしたところです。
前回の採集では卵塊を見つけることは出来ましたが、成体を見つけることが出来なかったので新規開拓も兼ねてリベンジです。
サンショウウオ探しの道中では…
シマヘビ・カナヘビ・ミズカマキリ・コオイムシ・アマガエルなどが確認出来ました😁
幸運にもザリガニは一匹も見ませんでしたね。今回はサンショウウオ探しに本腰を入れたので魚捕りは無し( ̄^ ̄)!
丘陵地帯を歩いて良さげな湿地や湧き水を探すもサンショウウオの卵塊はなかなか見つかりません。水ゲジは居たりしますが…
しまいには三面コンクリートの流れの直線的な用水路が出てくる始末ですorz
こりゃポイント選び間違えたかなと…
しかし、ダメ元で畑の水溜まりを見て見るとですね、
トウキョウサンショウウオ(の卵塊)ですね🙄黒いのはカエルのおたまです。小さい水溜まりでおたまが所狭しとうごめいてました。サンショウウオの卵も発生が進んでますね。
この卵塊のあった畑ですが周りが畑と民家がぽつぽつあって、成体が生息しているであろう森からはちょっと離れている感じです。
おまけに所々カエルのおたまが干からびたりしててアブの成虫が集っている有り様でした…サンショウウオのイメージとは程遠くないか?良さげな湿地にはなかなか居ないのにね。
とりあえず成体を見つけたいので移動。
雰囲気良さげな藪に囲まれた小道があったので入って見ました😁
イノシシと書かれた札のついた罠と畑を囲う柵がありました。
イノシシの食害がひどいのでしょう。サンショウウオも食べてしまうでしょうね。
藪には二面コンクリの小さな水路があったので、ここで探索しました。サワガニベビーが居ました😁
ここにもありました卵塊が、それもたくさん😁
干上がった場所にも卵塊があったので、水量の多い場所へ移動させました。
そして、卵塊を水中に沈めている最中に見てしまいました…
ドジョウのような…ヒルのような物体がボサから水中に移動しているのを…
アドレナリンが出まくりですが、卵塊を壊さないようにそっと網へ追い込みまして…
執念の一匹!
ついにトウキョウサンショウウオの成体に出逢えましたあああ!!!
探すのけっこう苦労したし、マタナゴとアカヒレタビラが網に入った時と同じくらい嬉しいかも(涙)ここまで来るのに服は土まみれになりましたし(笑)
その後、すがすがしい気持ちで駅へと向かいましたとさ😁
サンショウウオも飼育してみたいんですが、両生類はカエルとイモリだけに留めておきます(笑)水場と陸地両方用意するのと餌付けが大変ですから(笑)
魚はもう少し増やせるかな?
有尾類の疑問※マニアックな内容なので苦手な人はフェードアウトしてください(笑)
今回の観察でわかったことは、トウキョウサンショウウオはわりと汚い場所にも産卵するということですかね。
止水性ですので、池や水溜まりに産卵してもおかしくないけども…
ある程度の水質悪化や高温には強いのかもしれませんね。それでもアカハライモリよりは飼育は難しいのかな?
そのイモリもサンショウウオも山と森林に囲まれた自然豊かな水辺でしか僕は見かけないですけど…
ちなみにうちで生まれたイモリ幼体なんですが、掃除をしばらくサボって青水状態で糞だらけにしたこともあります。
念のため書いておきますが夏場はきっちり水換えしてエアレしてエアコン管理してましたよ。手の抜き所はわきまえているつもりです。
とは言え掃除さぼった状態でもイモリ幼体は元気でしたので、大抵の日淡より丈夫な感じがします。
それにこの記事のイモリ成体は真夏のどぶがい家のプラ舟で生存していました。
そのイモリも野生のものは里山の水辺に細々と生息している感じなんですよね…
同じ両生類でもアマガエルやトウキョウダルマガエルは市街地に近い田んぼのドブでも観察出来たりします。
アカハライモリやトウキョウサンショウウオの生息環境のシビアさはなんなんでしょうか?水質悪化や高温耐性はそれなりに高いと思うんですけどね。
観察でわかったことはもう1つ…
サンショウウオは美しい…
登山用の装備を整えて、ゆくゆくはヒダ&ハコネにチャレンジしたいですね!