どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

ついに重い腰を上げるようです。

2021-12-16 08:00:00 | 旅行

環境省が重い腰を上げるようです。

僕は生き物の売買・採集自体を禁止にしろなどという、自粛警察染みた考えには反対です。

しかし、このカワシンジュガイという生き物はデリケートな性質・生態でニッチな極めて限られた環境でしか生育することが出来ません。人間よりも長寿らしく成熟するまでに永い時間を有する生き物ですし、幼生は特定の宿主にて寄生生活を送るので、カワシンジュの繁殖にはサケ類の存在が必要不可欠だったりします。

飼育しているタナゴ繁殖の産卵母貝として需要があるので、ショップで売られていたりします。
数十匹、百匹単位でこのカワシンジュガイを売りさばいている持続性を考えない人もいます。買う方も買う方なんですけどね…


カワシンジュガイの減少要因は主に開発であるとは云え、上記の性質・生態を踏まえると過度な採集圧は看過出来ないので、規制は妥当だと思います。慎ましく数匹単位で売り買いしていれば良かったものを…

早急に特定第2種国内希少野生動植物種に指定されることを願います。現地観察位なら良いと思います。

※追記
採集圧よりももっと問題視すべきだと思うのが、過剰な開発です。メガソーラーもリニアも整備新幹線もそこまで必要なものなんでしょうか?生態系だけでなく地域住民の生活も脅かされている💢











それにタナゴ類の繁殖は飼育下においては二枚貝が居なくても大丈夫です!

タナゴの人工授精はこちらから↓
今年もネガティブな発信ばかりになってしまいました💦







持続性ということで鉄道離れが心配な昨今、長期休み限定のお得なきっぷを紹介しておきましょう。

その名も青春18きっぷ
年齢制限はありませんw
お値段は12050円!
夏休みや冬休み等の長期休暇のみの設定で今季は12月10日から来月の1月10日まで使用することが出来ます。




全国のJR路線が普通列車に限り、、
1日乗り放題×5回分となっています。
1人で使用すれば、5日分使えますし、同一行程であることが条件で複数人数で使うことも可能です!
2人で使用した場合は2回分使用した計算になります。

普通列車のみとは云え、1人で使用すれば、たったの1万円ちょっとで全国のJR路線が5日間乗り放題になります!破格ですよね?

このフリーきっぷの値段は12050円ですので、1日辺り約2500円分乗れば元が取れる計算になります。

東京ー熱海、東京ー宇都宮 といった片道100km超えの区間であれば
どちらも片道1980円で往復すれば、余裕で1日分の元が取れますね!

さらに東京基準ですと東海道線浜松東北線郡山等、更に長距離であれば片道使うだけで元が取れるので、行きは普通列車で途中下車の旅を楽しんで、帰りは18きっぷは使わず(後述のデメリットの話に繋がります)に新幹線で楽々帰るという使い方も出来ます😆




また、長旅で疲れたら…湘南新宿ライン等に連結されているグリーン車自由席をグリーン車料金のみ追加で乗ることが出来ます。


僕は東京民ですので、東京基準の例ばかりになりましたが、18きっぷは京阪神在住の方にこそオススメで使い勝手が良いフリーきっぷだと思ってます。 新快速があるのは羨ましいです。


青春18きっぷのデメリットは2つあります。

・新幹線や在来線特急といった別途、特急料金が発生するものは利用不可。
というのも特急列車を利用する場合は、青春18きっぷの提示では運賃・特急料金共に一切、割引にならないです。したがって、18きっぷでの移動で新幹線等の特急を利用する場合はその区間はイチから運賃含めた乗車券類を買い直すことになります。18きっぷを所持していたら特急利用がダメということではなく、余分に特急に乗った区間分の運賃も払うことになりますよというお話です。
因みに週末パスという青春18きっぷとは仕様が異なるフリーきっぷがあります。そちらは別途特急料金を追加するのみで新幹線等の特急列車を利用することが出来ます。



・自動改札機を利用出来ない
青春18きっぷは自動改札機に通せないので、駅へ出入場する場合は駅員のいる有人改札を通り、そこで18きっぷを提示する形になります。
田舎ののんびりした駅ならどうということはないと思いますが、新宿や池袋等のターミナル駅は有人改札が混んでいますので、自動改札機に通せないことで改札を通るのが少々億劫に感じるかもしれません。ですので、時間に余裕を持って行動しましょう!
逆に無人駅や1日数往復のローカル線はICカードが使えないことが多々あるので、そういった駅は18きっぷ等のフリーきっぷがオススメです😁








新幹線の乱立と引き換えに在来線が使いにくくなったり、或いは四季島やサフィール踊り子のような富裕層向けの列車ばかりになったりして、鉄道が敷居が高い乗り物になってしまってきているように思います。 ですので、あえてリーズナブルに移動出来るフリーきっぷを紹介してみました!

鉄道の長所は大量輸送が出来ることだと思うので、庶民や若年層を大事にした方が良いと思うんですけどね…

生き物に限らず、持続性は大事ですよ!






おまけのつもりで書いた18きっぷの話の方が長くなってしまったので、現地観察したカワシンジュガイ画像を貼りましょうw













カワシンジュガイは直立するように川底に殻半分を埋めていることが多いので、タチガイというあだ名があるようです。
一方、こちらは…



イシガイ
そっくりなのは殻の形だけでカワシンジュとイシガイでは水管の形が全然違います。

カワシンジュガイはイシガイ目カワシンジュガイ科です。
イシガイはイシガイ目イシガイ科で科レベルで違うので、類縁関係はそこまで近くないと云えます。因みにカラスガイやヌマガイ等日本に生息するイシガイ類は殆どがイシガイ科に属します。水管が全然似ていないのも頷けますでしょ?
また、イシガイの若貝・幼貝サイズの殻には顆粒(松かさ模様)がありますが、カワシンジュは指先サイズの幼貝にも顆粒は一切ありません!