※撮影のため一時的に室内水槽に移しています。二枚貝の長期飼育は屋外が確実です。
僕は今までこの貝をドブガイB型(タガイ)だと思っていましたが…
ツイッターのフォロワーさんからのご指摘によりフネドブガイと云う別種の貝である可能性が高いことがわかりました。
フォロワーさんいわく、水管の形で種類をある程度判別出来るそうで、ある程度と云うのは同定するのに1番確実な方法はグロキディウム(幼生)の形を見ることらしいです。
水管で二枚貝の種類を特定するのはハイレベル過ぎますよね(笑)居るところには居るんでしょうね「二枚貝の眼」を持つ達人と云うものが…
さて、このフネドブガイと云う貝は全国各地に生息しているらしいですが、以前書いた記事の通り…ドブガイ類は分類が混沌としていて、僕のようにフネドブガイの生息をタガイの生息としてカウントしてしまっている事例があるようです。要はそれだけ二枚貝の分類と同定は難しいと云うことですね。
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://www.toyohaku.gr.jp/sizensi/06shuppan/kenkyuuho/kenpou24/24kenkyuu-houkoku21.pdf&ved=2ahUKEwj2m6eFitTkAhVDa94KHUjmBEcQFjACegQIAhAB&usg=AOvVaw34x3N1ZtZe5mERChxsqcp-
↑参考までに三河地方で初めて発見されたと云うフネドブガイの論文のリンクです。
↑参考までに三河地方で初めて発見されたと云うフネドブガイの論文のリンクです。
近々、フネドブガイの生息地に出向いて生息調査を行いたいと思います!
これもフォロワーさんから教えて頂きましたが、僕がフネドブガイを発見した場所は今までの記録に掲載されていない…つまり、新産地らしいです!調査は必須だと思いますね!
今の僕には何も力は無いですが、ゆくゆくは二枚貝の保全に繋げられればと思います。
フネドブガイについての過去記事はコチラ↓
・最近の飼育ミス2とドブガイ類
・産卵と別れ