もこの失明を知ったSさんが
遠い仙台から お仕事のお休みを取って もこにあいにきてくれました。
もう もこには見えないけれど
かつて何年も ご飯をくれた 優しい声は覚えているはずです・・・
Sさん、いつもありがとうございます
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実は Sさんが来る四日ほど前の夜、
もこの具合がかなり悪くなりました。
熱っぽく、 食欲がなくなり、
苦しそうに 何度も体の向きを変えています
呼吸も苦しそうに見えました。
でも、幸い、夜遅くなってから もこの状態は落ち着いてきて、
今夜は乗り越えられそうだと ほっとしたのです。
一時は もう危ないかと思われたとき、
いままで 出来るだけのことはしてきたもこちゃんに、
何があっても、けして後悔はないと 思っていたもこちゃんに対して、
そのとき 初めて ものすごい後悔が私をおそいました・・・・
うちで保護されてから もうすぐ2年・・・。
その2年の毎日毎日の点滴に耐えてきたもこ、
そして その2年の間 ず~~~~~~~~~っと 処方食だけを食べてきたもこ・・・
みんなが毎日いろんな缶詰をもらい、 シーバやモンプチのおやつのおいしいドライをもらい、
その間も もこはず~~~~~っと 処方食のウエットとドライだけをもらってきたのです・・・
もし この先 少しでも もこがたべられるようになってくれたら、
もう 処方食はやめて
みんなみたいに、おいしいものをたべさせてあげよう
せっかく あのとき生き延びたんだから、
残りの時間が短いなら、 うんとおいしいものをあげよう・・・、と思ったのです。