野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

大船フラワーセンター

2015-09-19 09:24:10 | 植物園

 墓参の帰り、大船フラワーセンター(正式名称は下の写真の通り)に寄った。

 

入ってすぐの看板

 

 園内の広さは約6.3ha、園内の植物5300種はすごい。この植物園にも民営化の

嵐は吹き荒れているようで、「県営存続」の署名運動も行われているらしい。

そのせいかどうか園側のやる気も出てきているようで、以前なかった丁寧な看板や

説明標示も増えているように思えた。イラストマップはこれ

 

この日は撮影会でもあったのか、カメラを抱えた人が多い。

 

 池のほとりに咲いていたナツツバキ

 

キノクニスズカケ。名の通り紀伊半島の固有種でクガイソウの仲間

 

ホソバヒイラギナンテンはメギ科の花で中国原産の蝋細工のような花。

 

 第一展示場前の睡蓮の池

 

二色のパンパスグラス。白い方はよく見かける。もう一つの方は桃色パンパスグラスと言うそうだ。

 

 梅園の傍に咲いていたコバルトセージ。

 

 芝生広場の花のトンネルではさまざまな変わったカボチャ、ヒョウタン、ウリ等が展示されていた。

オキナワスズメウリの実、やがて熟して赤くなる。食用ではなく鑑賞用。

 

 

 ヘビウリはインド原産、カレーに入れる野菜としても用いられるとのこと。

大きいものは2mにもなり優に人の背丈を超える。

 

キョウリュウヒョウタンとかキョウリュウカボチャとか言われるが、正式名称は

ウリ科ユウガオ属のダイナソー・ゴード。アメリカ原産の観賞用野菜で

食べられるようではあるが、食べてうまいものかはわからない。

 

 

 

ツートンカラーのカボチャ、ペポカボチャとかオモチャカボチャと言われている。

 

 

ツルクビヒョウタンは熱帯アフリカ原産で食用ではない。

 

ツルレイシ(ニガウリ)はいわゆるゴーヤ。

 

観賞温室前に咲いていた、中国雲南省原産の地湧金蓮 (チユウキンレン)。

名前の通りに地から湧いた金色の蓮。

 

  観賞温室に入った。ここでは一年を通して1300種の熱帯の花が見られるという。

バットフラワーは名の通り蝙蝠に似た不気味な花。和名はクロバナタシロイモ。別名デビルフラワーや

ブラックキャットなど。原産地はインドや東南アジア。

 

カリアンドラ (大紅合歓)は熱帯原産のマメ科の植物。ヒネム(緋合歓)とも。

 

標示をメモし忘れたが、ブーゲンビリアの仲間か。

 

アメリカシャガとあったが、どうも違う花のようだ。

 

 睡蓮室

 

 

 睡蓮の葉の上で休んでいるイトトンボ、オタマジャクシも見える。

 

温室を出ると目の前には芝生広場

 

ヒマワリはちょっと時期遅れか。その前の赤色の植物はハゲイトウ。

 

 ぐるりと一周して約1時間と少し。さまざまな珍しい花を楽しめた。

いつまでも存続してほしいものである。この辺で。

 

 

 


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