野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

染谷花しょうぶ園

2018-06-11 17:43:56 | 植物園

  久しぶりに近所のスーパー銭湯に行ってきた。いつものように座湯から入り、

次はサウナに入ってリバウンドしつつある体重を絞った。

最近は腰痛が気になるので3番目には電気風呂。これがなかなか気持ち良い。

体が火照ったところでやおら露天の寝湯にいく。この日は台風接近とかで雨が

降っていたが、南方から遥々運ばれてきた雨に打たれていると思うと何だか

アースエコロジーな気分に浸れた。5番目は無感風呂(湯温が体温と同じ)に

浸かって哲学的な瞑想に耽るのがいつもの習わし。これを2回繰り返すのが

私のお決まりのコースで所要時間は約90分。

今日は随分とご無沙汰だったので、電気風呂を一回増やして仕上げとした。

これで610円とは決して高くはない。勿論毎日は来れないが……。

 

 さて、染谷花しょうぶ園はさいたま市のの東部見沼区染谷にあり、

近くには見沼用水の東縁が通っている。昭和58年より毎年花菖蒲の

咲く時期(大抵は6月)に限って開園している民営の施設だ。HPはここ

入口付近の木陰から

 

 通年6月開園なのだが、暖かい今年は5月下旬から開園したという。入園料は大人500円だ。

 

 広さは8000㎡とさほど広くはないが、200種2万株の

ハナショウブが競い合うように咲いていて見頃の時季は素晴らしい。

 

 私が訪ねたのは6月6日、嬉しいことに今年はこの頃が最盛期だったようだ。

 

 このしょうぶ園の良い所は、なんといっても花の密生度だ。

 

 園内は狭いながらも、花見台、八ツ橋、東屋、茶室などが配置されていて、

景観の変化も楽しむことが出来る。

 

  花菖蒲の見え方にも工夫が凝らされているようで、高い所から、梢の間からと視点が変えられる

 

 

 基本的には品種ごとに植えられているのだが、見様によっては混植されているようにも見えて

 色合いの変化も楽しむこともできる。

 

 

 

 この日は絶好の雨日和。アジサイや花菖蒲は何と言ってもしとしとと降る雨に限る。

 

 

 

 以前はハナショウブが殆どだったが、最近はアジサイも多く植えられれている

 

 アナベルとハナショウブを一度にみられるのは何という贅沢だろう。

 

 

 通路と花とがとても近いのも写真を撮るには有難い。

 

 

  私が初めて来たのは2006年だから、12年前のことになる。そのころから比べると

随分来園者も増えた。中には心無いものもいて、この日も花壇に足を踏み入れる者や

邪魔になるので傘を花壇に突き刺しているもの、三脚で狭い通路を通せんぼしている輩

 構図の邪魔になると葉や枯れた花を契っている者もさえいた。

 

 

 勿論人の迷惑にならないように気を使って譲り合い、謙虚に花を愛でる人の方が多いのだが……。

 

  

 次回は同じ染谷花しょうぶ園で品種ごとに

ハナショウブの写真を載せることにしたい。

この辺で。


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