野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

さいたま市の探鳥地

2018-10-18 06:05:52 | 探鳥

 

 修理に出していた300mmの望遠レンズがやっと手元に戻ってきた。修理代高かった!

まだ冬鳥の探鳥シーズンには早いのだが、どうしても使いたくてまだ行ったことのなかった

浦和くらしの博物館民家園を訪ねた。

 民家園の駐車場に車を止めて芝川に沿って調節池に向かう。周囲はすっかり秋だ。

 

 芝川第一調節池は池の面積90haにもなり、芝川の氾濫を防ぐための

水量調節池として計画されたものらしい。

 

 周囲には歩道があり、一周40分ほどで歩くことができる。

 

 

  秋の渡り途中のシギチや気の早い冬鳥たちが来ていればと思い、

やって来たのだが、会えたのはダイサギ、コサギ、アオサギの3兄弟と

カワウ、オオバン、カルガモ、カイツブリなどのお馴染みのメンバーだけだった。

 

  それにしても広い。初めてきたのでこんなに広いとは思っていなかった。双眼鏡でみても

 細かい鳥の判別は難しいほどの遠さだ。

 

 釣りは出来るらしくあちらこちらに釣り人の姿が見える。

 

 三脚と長い望遠レンズを持った一団が数か所にいて、どうやら猛禽類を狙って

いるらしいが、皆さん一様に今日は特に鳥が少ないとこぼしていた。

 

 ウラギンシジミが目の前に道路の上にとまってくれた。

 

 一周を終えたが収穫がないので近くの荒川沿いの大久保B地区に移動。

荒川総合運動公園に隣接するこの一帯も知られた探鳥地。

 

 サギ類はいるのだが、冬鳥たちはまだのようだ。足元をキジが数羽飛び立っていったが

すぐに草むらに入ってしまった。

 しょうがないので、セイタカアワダチソウに集まっていた虫たちを撮ることにした。

ベニシジミ

 

 正面から

 

 ヤマトシジミ

 

 細かい識別は自信がないがこれはキタテハだろう

 

 コセンダングサにきていたキタテハ

 

 イチモンジチョウ

 

 

 ヒメウラナミジャノメ

 

 

 オオチャバネセセリもいた

 

 秋型のキチョウ

 

 これもしっかりとした名はわからないがアブやハチの仲間も多い。

 

 

 ハナムグリ

 

 あとはバッタとトンボ

 

 

 

 冬鳥たちにはまだ早かったようだが、今年最後の虫たちにはたくさん出会えた。

外来種のセイタカアワダチソウも虫たちには格好の採餌場となっているようだ。

 この辺で。

 

 おまけに田んぼの中に季節外れの赤い花を見つけたのだが、どうやら

これも外来種の嫌われ者、ジャンボタニシの卵塊のようだ。苦手の方は

 下には移動しないように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  <この下に見えるよ>

 

 では。