昨日の午後から今日の未明にかけて、積もった雪は何と20cmを超えた。
私の住む多摩地区では今冬初めてのしかも数年ぶりの大雪だった。昨晩、
今朝と2回にわたって雪かきに精を出した。恐らくこの成果?は年齢のせいで
やや遅れて明日ぐらいには筋肉痛となってあらわれるはずだ。
昨日は休みだったので、埼玉北部の公園に探鳥に出かけたのだが、
午後帰るときには雪がどんどんと積もり始めて随分と焦ってしまった。
結局いつもの倍の時間かかってしまったが、何とか家路にたどり着くことができた。
さて今日はヤマガラとセキレイを撮りあげよう。
枝に止まったヤマガラ。いつものようにひっきりなしに動き回っている。
両足の間に木の実を挟んで
少しだけ周りを警戒して
ツィッ、ツイッ、ニーニーと仲間に呼びかける
ヤマガラは大きさがスズメ大で、ほぼ全国的に留鳥として分布している。観察しやすいのはやはり
葉の落ちた冬季で、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、エナガなどと混群を作っていることが多い。
警戒心がとれたのか、再び地上へ
枯葉の中に潜り込んで餌探しに夢中。
あれ!全く姿が見えなくなった。
再びひょっこり姿を現した。
白黒のツートンカラーの頭部、背中は青灰色。腹部は褐色みを帯びた橙色。体色だけでなく
動きも俊敏で曲芸を連発し じっくり観察していても飽きることがない。
お次も良く見かけるセキレイ類。水辺で多く見られるのはセグロセキレイ。ハクセキレイと似ているのだが、
見分けのポイントは過眼線(目の前後に入る帯状の模様)がないこと、あるいは白く見えること。
九州以北で繁殖し、和歌山県を南限とするハクセキレイよりは少しだけ分布が広い。
良く見かけるセキレイ類は、多い順にハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイの3種。
ハクセキレイは水辺だけでなく、公園等でも良く見られる。。セグロセキレイは砂礫のある河原を中心に
活動し、キセキレイは上流や渓谷を好むようだ。
お終いは全く警戒心ゼロのハクセキレイ。
手の届くほどの距離まで近づいても逃げようとしない。餌付けされた個体なのかもしれない。
それにしてもこの可愛さはかなりやばい!
今日はこの辺で。