転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

2010年 紅白を見ながら

2010-12-31 21:30:43 | くらし
実家で紅白歌合戦を見ながら、みかんをクチャクチャ食べている。


自分にとって特別なことはなかった1年だったけど、それが一番いいことなのですかね。


ブログも好き勝手なことを書いてきて、テーマは競馬と真央ちゃん、そしてAKB48について。最近はそればっか。 



あれっ、うちのブログは「いばらき」ブログじゃなかたっけ??



まあ、好きなことを書き留めて、どこかで少しでも読んでくれる人がいると思うだけでもうれしい。


今日のアクセス数は、300件だったとか、500件もいったとか一人楽しんでいます。




自分はもっと頑張らなくては。



来年もいい年でありますように。
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AKB48 選抜総選挙  今、実施したらどうなるか?

2010-12-31 12:11:47 | 歌謡曲
今年6月に実施した、第2回「AKB48 選抜総選挙」


結果は、このHPの通り。  「第2回AKB48 選抜総選挙結果」



この第2回「AKB48 選抜総選挙」が転機になり、AKB48はブレイクし、メンバー個々の活動も活発になった。


そして、半年前の総選挙から個々の人気も変動していると思われる。




そこで誠に勝手ながら、今(平成22年12月31日)に「AKB48 選抜総選挙」をやったら・・・を予想してみた。





私は、特に誰のコアなファンというわけでもない。生でAKBを見たこともない。ただ、テレビ好き、雑誌好き、メディア好きの一個人(いい大人)が勝手に想像したものである。

お暇な人は付き合ってください。





~ ** 〔AKB48人気のトレンド〕 ** ~

【上位人気は固定】
 約20名のシングル選抜とそれ以下では露出度に相当格差があり、なかなか上位人気20位グループに下位から食い込んでくるのは難しい状況となっている。

【しかし、20位内では変動あり】 
まず、平成22年下半期著しい活躍をしたのは、指原莉乃と北原里英。3月から前田敦子、大島優子の2トップが所属する太田プロダクションに所属し、単独でのバラエティ番組への出演も果たし、期待に応えている。この二人は現在ほぼ主力組選抜に抜擢されており、「神7」と言われている初期メンバー上位人気7人の一角を崩す勢いだ。

【個人人気はブログ効果が大】 
劇場に通い詰めているコアなファンはともかく、AKB48の中で個性を発信するのはなかなか難しい。そういう状況の中、今年春よりほぼ全員が芸能事務所に所属し、個人でブログを発信するようになった。ブログ発信力が個々の人気に反映している。






・1位 前田敦子

 

「前に出ない。欲がない。可愛いけれど個性がない。歌も踊りも別にうまくない。」
でも、そんな目立ちたがらない前田敦子だからアンチも少ない。あっちゃんはAKB48のシンボルであり、平和の象徴。多くのAKBファンは「やっぱAKB48は前田敦子がセンターの方がしっくりいくし、なんかホッとする」と思っているだろう。家族ネタの多い彼女のブログも、普通の女の子「前田敦子」という親近感を与えている。


・2位 大島優子



第2回総選挙で1位という結果は、彼女自身の人気もあるが、「一回、センター前田敦子を変えてみたい」というAKB48ファンの「心理」、「バランス感覚」が働いたような気がする。ヘビーローテーションで大島優子がセンターとなって、「前田敦子抜きでもAKB」というAKB48全体の可能性が一気に広がっていった。大島自身は、根性と向上心、タレント性は高く、バラエティでもドラマでも身の丈に合った役であれば、今後も活躍していくだろう。


・3位 高橋みなみ



誰もが認める「AKB48」のキャプテン。AKB48の人気が爆発して、AKB48における高橋みなみの存在、重要性が広く知れ渡るようになった。峯岸みなみ、指原莉乃という年下のバラドルもいるが、ライブやバラエティ番組でのトーク力は高橋みなみの方が上手い。高橋みなみ無くしてAKB48はまとまらなかったし、続かなかったし、人気も出なかっただろう。本人は歌手志望だが、明らかにバラエティ向きだ。


・4位 渡辺麻友



「可愛いルックスに加え、頭も良く、しゃべりも上手で、誰もが認める次世代エース」ではあるが、最近は、バラエティ番組での「わがままそうなお姫様キャラ」、雑誌やブログでの「アニメおたくぶり」が出過ぎており、ちょっと引き気味の男性ファンも多そうである。所属プロダクションのユニット「渡り廊下走り隊」の活動も今一つで、次は、何を目指すのか考えどころである。


・5位 板野友美



ファッションセンスが高く、女性人気は抜群。AKB48のファン層を広げている存在。「いってみヨーカドー」のCMのインパクトは強かった。無愛想なイメージもあるが、AKB48イベントの出席率は高く、1期生である彼女の存在がグループを引き締めている。来年は1月にソロ歌手デビューが決定。彼女の成否がメンバーのソロ歌手が今後も出てくるのか鍵になるのは間違いない。


・6位 指原莉乃



この半年で赤丸人気急上昇。芸能人ブログ全体においても旋風を起こしている。10代の女性アイドルが、くだらない内容ながら、センスあふれる文章で一日に何度も記事を更新し、同世代のみならず、大人にも彼女の存在を一気に広めた。バラエティ番組にも多数出演し、来年1月から、TBSの深夜で「さしこのくせに」という単独冠番組もスタート。今やAKB48のバラエティ女王状態である。


・7位 柏木由紀



TBSの「ひるおび」にもお天気お姉さんで出演し、親しみあるキャラクターで幅広いファン層で人気上昇。個人的には、ユーチューブで見た「第2回総選挙」の時の受賞あいさつの素晴らしさに感動、感心した。いかにも大事に育てられた田舎の一人っ子という感じだ。嫌われる要素がなく、卒業しても息の長いタレント、女優として活躍するのではないかと思う。


・8位 北原里英



指原莉乃とともに、平成22年下半期で人気急上昇。優等生アイドルというレッテルながら、バラエティ番組では存在感もあり、話も上手、ルックスもいい。最近はメディア選抜に常に抜擢されている。ブログもセンスがあり面白い。同じプロダクションの指原莉乃、同じ名古屋出身の小森美果と並んで、AKB48の次世代を担う中心メンバーだろう。


・9位 篠田麻里子



彼女のAKB48でのポジションはさすがに年齢的に微妙になっている。AKB48の初期から支えてきたことは間違いないが、現在の人気順位はこの辺だろう。1月からは月9ドラマに出演が決定。来年は個人活動に重きを置きながら、AKB卒業のタイミングを図っていくと思われる。


・10位 小嶋陽菜



初期メンバーの一人として、AKB48の躍進に貢献。所属プロダクションのユニットである高橋みなみ、峯岸みなみとの「ノースリーブス」もこなし、AKB48の多くのイベントに参加した。決して先頭に出るタイプではないが、AKB48の癒し系、ボケ担当として欠かせぬ存在。女性誌のモデルや司会にも挑戦し、個人の活動にもチャレンジしている。



以下、
11位 河西智美
12位 松井珠理奈
13位 峯岸みなみ
14位 小森美果
15位 宮澤佐江
16位 松井玲奈
17位 高城亜樹
18位 秋元才加
19位 佐藤亜美菜
20位 多田愛佳

というのが、私の予想。


SKEの「W松井」は名古屋票次第だと思うし、正直どのあたりの順位なのかわからない。

指原、北原の次に急上昇なのが小森美果。じわじわ知名度を上げている。







とにかく、今年は「AKB48」の年でした。最後の「紅白歌合戦」も「嵐」と並んで、フル稼動のようです。



2011年は「AKB48」も変革するでしょう。良いほうになるか、そうはならないか。楽しみながら見守りたいと思います。


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フィギュアスケート全日本選手権 ~美姫の強さ・真央の復活~

2010-12-26 22:44:51 | スポーツ全般
フィギュアスケートの全日本選手権(長野市ビッグハット)の女子フリーが今夜行われ、安藤美姫が逆転優勝した。



優勝した安藤美姫については、昨日も書いたが今シーズンは安定感があり、大人の余裕のある演技が出来るようになった。見ている方が息苦しく感じた2、3年前の彼女とはもう別人。精神的に大人の女性になったと思う。

今日の演技は、トリプルルッツ-ダブルループ、トリプルループ、後半のダブルアクセル-トリプルトゥループを含む5つのジャンプもすべて着氷し、ノーミスのフリーを演じて力強いガッツポーズが飛び出した。

自信に充ち溢れ、余裕のある愛らしい表情。この写真が彼女の今の充実ぶりを物語っている。


私見だが、ニコライ・モロゾフコーチとの関係がきっと充実しているのだろう。大人の関係のような気もするが、それも良しと思う。







浅田真央は最初のトリプルアクセルは綺麗に決まったかに見えたが実は回転不足。後半のアクセルはダブルに変更し、トリプルサルコウはダブルになった。3回転-3回転も回避しており、目立ったミスはなかったが、安藤美姫に逆転を許したのは仕方ない結果だった。

それでも、2日間ともトリプルアクセルに挑戦して、大きな失敗もなく、真央ちゃんらしいスピード感のある演技が出来たのは大きな収穫。目標としているバンクーバーからレベルアップした演技を世界選手権では見せてくれるだろう。





村上佳菜子については現時点では申し分なし。3回転-3回転の安定感は随一だ。大会を重ねるごとに成長しているのがよくわかる。山田満知子コーチとの親子というか孫娘のような関係も微笑ましい。











そして、一番ほっとしたのは、 フジテレビ カナ?



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有馬記念 回顧

2010-12-26 16:58:58 | 競馬



ゴール板を通過するヴィクトワールピサとブエナビスタ。

デムーロとスミヨンがお互い相手を見ているのがわかる。


そして、

5cmくらい。まさにハナ差。確かにヴィクトワールピサが勝っている。



逃げ馬がいないレース。こういう時は思いもよらぬ馬が逃げて、かえって速くなる場合もあるのだが、そうはならなかった。トーセンジョーダンが逃げた前半の1000mは62.0秒。明らかなスローペースだった。ヴィクトワールピサは向こう正面で仕掛けていって4コーナーの段階でブエナビスタとの差を開いた。この判断がハナ差の勝利に結びついた。

ヴィクトワールピサは凱旋門賞では結果が出なかったが、環境が向かなかったというのもあっただろうし、正直、病み上がりの武豊騎手がマイナスだっただろう。欧州遠征は決して無駄でなく、精神的に一回り成長したと思う。来年は、古馬戦線のエースとして引っ張ってくれるだろう。


そしてブエナビスタ。自身の上がり3Fは33秒8。残り200mではすでに先頭に立っていたヴィクトワールピサと5馬身くらい離れており、ヴィクトワールピサの最後の1Fが11秒8ということは、自身の最後の1Fは10秒9か11秒0ということになる。まさに桁違いの追い込みであり、やっぱりメンバー最強であった。

でも、ハナ差で負けは負け。悲運のブエナビスタ伝説がまた増えてしまった。GⅠ5勝のブエナビスタだが、出走したGⅠレースで明らかに負けを認めるのは、昨年の有馬記念と今年の宝塚記念だけ。昨年の秋華賞、エリザベス女王杯、今年のドバイシーマクラシック、ジャパンカップ、有馬記念は、乗り方が少し違えば全勝だったかも知れない。そうしたらGⅠ10勝となったのだが。

この秋、完全燃焼したブエナビスタ。来年も現役続行のようだが、一体どこに向かうのだろうか。個人的には十分ファンを楽しませてくれたので、牧場に帰って2世を作ることも重要な仕事だと思う。


勝ったヴィクトワールピサだけでなく、3歳勢のレベルはやはり高い。全くふがいない4歳牡馬勢よりは相当上である。回避したローズキングダムも含めて、来年の競馬界を盛り上げてくれるだろう。


一方、期待したドリームジャーニー、積極的に先行しながら失速したオウケンブルースリは残念ながら往年の力はもう無いようである。
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有馬記念 展望

2010-12-25 22:56:19 | 競馬
明日は有馬記念。

中央競馬一年の総決算であり、今年もふさわしいメンバーが揃ったが、毎年思うが有馬記念はひじょうに難解なレースだ。

決して毎年荒れているわけではない。人気馬であっさり決まることもあれば、敗れ去ることもある。一番人気が優勝して、2着が大穴のこともある。傾向に一貫性がないのだ。



有馬記念が難しい要因は、


①何といっても、天皇賞秋(菊花賞)、ジャパンカップと続いた秋のGⅠレース3戦目。調子を落としている馬も実際にはおる一方で、ここを狙ってきている馬もおり、前2戦の勝ち負けどうりには必ずしもならない。

②コーナーが6回ある中山2500mというコースがトリッキーである。勝ちタイムは年によってバラバラ。極端なスローになって、毎年同日に行われる同じ2500mの条件戦よりりも勝ちタイムが遅いこともある。1周目の大観衆前の直線でペースが乱れ、折り合いを欠き力を発揮出来ない馬もいる。

③3歳と古馬の力の比較が難しい。菊花賞後、急激に力をつける馬もおり、直近のレースでは見極められないことも多い。


それに加えて、今年は逃げ馬はおろか先行馬も不在で、出走馬の脚質は全部「差」。ならばペースが遅くなるのかというと、こういう場合、逃げを主張する馬が複数出てきて、意外とハイペースになってしまうこともあるから難しい。




ドリームジャーニーの連覇に期待したい。今年に入って未勝利だが、全てで勝ち馬から0.3秒以内、4着以内とふがいない負け方は1回も無い。オールカマー2着の後、天皇賞秋、ジャパンカップと無理せずパス。有馬記念1本に照準を合わせてきた。調教も絶好のようである。

ブエナビスタは天皇賞秋、ジャパンカップと秋2戦というのは好感持てる。昨年も2着しており、コース、距離に対する問題もない。しかし、GⅠ1着降着という不運さは気になる。そんなジンクスを吹き飛ばせるのか。明日、完勝したらウオッカ、ダイワスカーレットを上回る女傑と認めたい。

3歳ではルーラーシップを狙いたい。前走、半年ぶりで鳴尾記念を好タイムで勝ち、逸材であることを証明した。そして、鞍上がC.ルメールになったことが絶対的好材料。ルーラーシップの眠っている強さをルメールが最大限引き出してくれることを期待したい。

先行して、粘りこみもありそうなネヴァブション。好スタート出来たら、3コーナーからグラスワンダーばりにまくっていきそうなペルーサも魅力的だ。

トゥザヴィクトリー、ダノンシャンティもどこまで走れるのか注目している。


馬連で、12番ドリームジャーニーから、2、5、7、14。


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真央ちゃん復活 ・・・カナ? (^O^)/

2010-12-25 22:33:30 | スポーツ全般
今夜行われたフィギュアスケートの全日本選手権(長野市ビッグハット)女子ショートプログラム。浅田真央が66・22点をマークし、SP首位に立った。安藤美姫が64.76点で2位、村上佳菜子は61・50点で3位につけた。


浅田は最初のジャンプでトリプルアクセルに挑み、ややぐらついたものの着氷。これで波に乗ってその後のコンビネーションジャンプ、3回転フリップも成功し、目立ったミスは無くショートプログラムを終了した。




演技後のこの笑顔。私たちも待っていました。真央ちゃん本人にすれば、「やっと試合でうまくいった。良かった。」という心からの安堵感がこの表情になったのだろう。


全くうまくいかなかったグランプリシリーズのNHK杯、フランス大会は、最初からスピードが無く、恐る恐るジャンプし、案の定転んでいた。今日は、ジャンプに入る時のスピードが過去2戦と全く違って、本来のスピード感があった。


これで、自信をしっかり掴んだはず。明日のフリーもまず大丈夫だろう。




安藤美姫も安定感たっぷりの大人の演技を見せてくれた。出だしの3回転+3回転を3回転+2回転のジャンプにして着氷すると、その後も丁寧な演技で会場を魅了した。





トリノオリンピック以降、怪我などの不運に加え、メンタル的に不安定なところが演技にはっきり悪い方向であらわれていた安藤だが、今シーズンは安定感抜群で、大きな失敗は全くしそうに無い。年齢相応の色気も演技に出てきており、円熟期を迎えつつある。




全体の感想は、明日のフリーが終わってから書きます。







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朝日杯フューチュリティステークス 回顧

2010-12-19 21:50:40 | 競馬
朝日杯フューチュリティステークスはサクラバクシンオー産駒のグランプリボスが優勝。


2歳チャンピオン決定戦とか言っても、このレースはスピードがある馬、1200m、1400mで良績のある馬が好走する。

まさしく、グランプリボスはそのような馬だろう。

今後の活躍は正直未知数。皐月賞、日本ダービーに向かう馬とは思えないので、短距離路線で大いに活躍してほしい。

2着から5着は、リアルインパクト、リベルタス、サダムパテック、リフトザウイングスと人気上位馬が入線した。凡走せず、ちゃんと走っているのだが、どの馬も強さ、凄みは感じられず、クラシック有望馬という感じはしない。



来週のラジオNIKKEI賞2歳Sに出走するウインバリアシオン、オールアズワンには注目だが、今年の2歳牡馬はまだ小粒。来年デビューでも十分勝負になりそうだ。 

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朝日杯フューチュリティステークス 展望

2010-12-19 11:29:24 | 競馬
毎年、言っていることだが、朝日杯フューチュリティステークスは翌年のクラシックに直結しない。

というか、ここを使うと呪われたように、クラシックで好走しないパターンが長年続いている。

平成5年のナリタブライアン以降、ここを使ってクラシックを制したのはキャプテントゥーレ1頭。フジキセキ、バブルガムフェロー、ドリームジャーニー、ローズキングダムという3冠には縁がなかったが、名馬となった、またなりつつある馬もいる。しかし、その数にしても少ないし、いずれにしても皐月賞、日本ダービーを目指すには、ふさわしくないイメージが定着してしまっている。


明確な理由はいくつかあり、


1)2歳新馬戦の早い時期から、1800m、2000m戦が組まれるようになった。
  
これが、最も大きな理由だろう。7月の新馬戦から1800mがあり、10月には2000mが始まる。翌年のクラシックを展望する期待馬の多くは、1800mか2000mでデビューするようになった。昭和の時代は、2歳の新馬戦の大部分は1200m。1200mでデビューして、2戦目が1400mで、朝日杯が1600mなんてパターンが多かった。しかし、1800m、2000mのレースを2、3戦使ってから、1600mのレースを使うのには、先々のことを考えると抵抗があると考えるようになった。

2)札幌2歳S、新潟2歳S、東スポ杯2歳Sとの関連。
かつて1200mだった札幌2歳Sが一気に1800mになって、有望な北海道デビュー組が10月上旬のこのレースを目指すようになり、クラシックとの関連が深くなった。また、新潟2歳Sも小倉2歳Sと差別化するため、馬場改修を機に1200mから1600m戦になった。また、11月の東スポ杯2歳Sが1800mになって、日本ダービー前に一度府中を使ってみたいという有望馬が集まるようになってきた。

3)中山1600mのコース形態
1600mでも阪神や東京なら、ここまで嫌われることもないだろうが、中山1600mというのは外枠不利でスピード重視。皐月賞とは全く違うレースになる。同じ中山1600mのニュージーランドトロフィーがトライアルであるにもかかわらず、NHKマイルカップに全く結び付かなくなっているのと同じである。



先週の阪神ジュベナイルフィリーズが桜花賞、オークスに直結するのとはあまりにも対照的。ちょっと、このレースのありようを考えた方がいい時期に来ている。

一番簡単なのは、朝日杯を2000m、翌週のラジオNIKKEI賞2歳Sを1600mに距離を入れ替える。そうすれば、それなりの有力馬がちゃんと集結するなずだし、皐月賞と同じ馬場、距離ならクラシックに結び付くレースになるはずだ。




さて、今年の2歳は牡馬の方はまだまだ傑出した馬が出てきておらず混戦模様である。これからデビューする馬でも間に合うだろう。


朝日杯はサダムパテック、リフトザウイングスの東スポ杯の2頭が有力。馬券は買わずに眺めることとしたい。
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阪神ジュベナイルフィリーズ 回顧

2010-12-13 23:58:24 | 競馬
1分33秒台は出ると思ったが、勝ちタイムは1分35秒7。前半の800mは48秒5という超スローペースになってしまった。


こういうレースでは、必ずしも来春に直結するとは言えないが、勝ったレイヴディソールの評価は全く落ちることはない。



先行有利の展開ながら、後方から中段でがっちり折り合い、直線は不利を受けないよう一番外から追い出した。残り200mは見せムチだけで全く余裕のある走り。着差以上の楽勝と言ってよいだろう。



ペースが速くなれば、もっと楽に折り合えるし、展開的にも有利になる。今回のようなレースがレイヴディソールにとって最も難しい展開なわけで、自分から動いて、勝ち切った収穫は大きい。



牝馬らしい繊細な感じがあり、まだまだ成長途中という体つきである。余程の馬が今後出てこない限り、桜花賞はレイヴディソールで決まりだろう。






2着のホエールキャプチャは、これで5戦して2勝、2着2回、3着1回と堅実に走っている。今後、出てくる馬にとっても、この馬が比較になる存在だろう。



アヴェンチュラも今日はうまく走れなかったダンスファンタジアもこれからの馬。今後の巻き返しに期待したい。         
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阪神ジュベナイルフィリーズ 展望

2010-12-11 23:57:27 | 競馬
阪神競馬場が改修され、直線が473mとなった平成18年以降の優勝馬は、ウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、アパパネ。翌春のクラシックに完全に直結するレースになった。

直線が長くなり、スピードだけでは勝てないコースになったことから、ここを勝てる馬は、桜花賞だけでなくオークスまでも展望が開ける存在である。
また、2歳有力馬、特に牝馬は、早い時期にデビューし、一息入れて、このレースを使って、また一息入れて、牝馬ならチューリップ賞から始動といった余裕を持ったローテーションをとるケースがひじょうに増えてきている。


そして、今年もウオッカ、ブエナビスタに続く名牝誕生を予感させる馬がいる。レイヴディソールだ。






ナイアガラ、レーヴダムール、アプレザンレーヴ、レーヴドリアンの下という兄姉達も全てオープンで活躍した血統。自身は父がアグネスタキオンになった。

前走のデイリー杯2歳Sは圧巻。上がり33秒7で豪快に差し切ったが、それでも最後は流しているようにみえた。写真のように、女の子らしい可愛い馬。しかし、2歳暮れの時点の完成度、能力は、ウオッカ、ブエナビスタをも上回っている。心配なのは決して丈夫ではない血統的背景だけ。とにかくここは負けないとみている。


2番手はアヴェンチュラか未知の魅力のダンスファンタジア。アヴェンチュラは6月の新馬戦圧勝の後、一息入れて3ヶ月半ぶりの札幌2歳Sで牡馬オールアズワンの2着。来春に照準を合わせたローテーションも好感持てる。ダンスファンタジアは新馬、特別を2連勝。アヴェンチュラ、レイヴディソールより先に抜け出す競馬をするだろう。


いずれにしても、この3頭で決まる公算は大きい。馬券的な妙味は少なく、しっかり見るレースである。
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