フィギュアスケート・四大陸選手権(台湾・台北)は、20日女子フリーが行なわれ、ショートプログラム首位の安藤美姫が134.76点をマーク、合計201.34点で優勝した。浅田真央は合計196.30点で2位となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fa/38261bf0589c96c9b7bef98c44b43be4.jpg)
今シーズン、ずっと安定した演技を続けている安藤美姫は今日もノーミスだった。ジャンプ、スピンは要素を慎重に、丁寧にこなし、終始落ち着いた柔らかな表情で演じ切った。表情は自信に満ち、失敗するとは微塵も思っていないのだろう。
それにしても、私たちは2、3年前の不安定な安藤美姫を知っているだけに、彼女がこんなにも強く、美しくなるとは嬉しい誤算だ。世界選手権東京大会でも間違いなく今回の演技を再現するだろう。金メダルの不動の本命だ。
昨日のショートプログラムでトリプルアクセルが回転不足になってしまい、安藤美姫から3.17差の2位の浅田真央は、今日はほぼ完璧な演技だった。冒頭のトリプルアクセルをきれいに着氷し、その後のジャンプやスピンでも落ち着いた演技を見せ、ダブルアクセルから3回転のコンビネーションジャンプは回転不足の判定だったようだがきれいに降りた。
もう、恐る恐る滑っていたシーズン序盤の苦悩は無い。ショートプログラムのトリプルアクセルの失敗もスピードに乗った上でのミスだから、今日に引きずる心配はなかった。ほぼ復調したとみて良いだろう。
世界選手権で浅田真央が安藤美姫に勝つには、ショート、フリーでトリプルアクセル3発を決めることが必要だ。今日は最初からトリプルアクセルは1回と決めていたが、世界選手権では間違いなく2回入れてくるはず。今の安藤美姫は限りなく強いが、浅田真央が自分のプログラムを滑り切れば、浅田真央の方が上位になる。世界選手権東京大会がますます楽しみになってきた。
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今シーズン、ずっと安定した演技を続けている安藤美姫は今日もノーミスだった。ジャンプ、スピンは要素を慎重に、丁寧にこなし、終始落ち着いた柔らかな表情で演じ切った。表情は自信に満ち、失敗するとは微塵も思っていないのだろう。
それにしても、私たちは2、3年前の不安定な安藤美姫を知っているだけに、彼女がこんなにも強く、美しくなるとは嬉しい誤算だ。世界選手権東京大会でも間違いなく今回の演技を再現するだろう。金メダルの不動の本命だ。
昨日のショートプログラムでトリプルアクセルが回転不足になってしまい、安藤美姫から3.17差の2位の浅田真央は、今日はほぼ完璧な演技だった。冒頭のトリプルアクセルをきれいに着氷し、その後のジャンプやスピンでも落ち着いた演技を見せ、ダブルアクセルから3回転のコンビネーションジャンプは回転不足の判定だったようだがきれいに降りた。
もう、恐る恐る滑っていたシーズン序盤の苦悩は無い。ショートプログラムのトリプルアクセルの失敗もスピードに乗った上でのミスだから、今日に引きずる心配はなかった。ほぼ復調したとみて良いだろう。
世界選手権で浅田真央が安藤美姫に勝つには、ショート、フリーでトリプルアクセル3発を決めることが必要だ。今日は最初からトリプルアクセルは1回と決めていたが、世界選手権では間違いなく2回入れてくるはず。今の安藤美姫は限りなく強いが、浅田真央が自分のプログラムを滑り切れば、浅田真央の方が上位になる。世界選手権東京大会がますます楽しみになってきた。