転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

日本ダービー 回顧

2010-05-30 16:47:56 | 競馬
史上最高のメンバーという前評判だった日本ダービーだったが、残念ながら歴史に残る名レースとはならなかった。



何よりも前半が異常なスローペースだった。1000mは61.6秒、次の1ハロンもまた落ちて、1200mが75.1秒。ちなみに、昨年のダービーはあのドロンコ不良馬場で、ジョーカプチーノは1000mを59.9秒で逃げている。

日本ダービーの異常な緊張感がそうさせたのか、全く各馬牽制してしまい、3コーナーまではジョギング状態。直線だけのヨーイドンの競馬になってしまった。

もう、この時点で、後方から外を回ったペルーサ、ヒルノダムールは圏外。好位置につけ、内から鋭く伸びたエイシンフラッシュが32.7秒という破格の上がりタイムで抜け出した。2着はレース展開にうまく乗れたローズキングダム。ヴィクトワールピサは3着。ゲシュタルト、ルーラーシップ、ペルーサの順だった。


馬場状態も先週とも少し変わって、Cコースでまた外が伸びにくいコースになっていた。馬場状態一つ分析するのも難しいものだ。



エイシンフラッシュは状態も素晴らしく良く、強い競馬だったと思うが、今日は展開が全て。運が味方したといえるだろう。

ちなみに、今日の競馬ではダノンシャンティも全くお呼びでなかったと思われる。




各馬無事に夏を乗り越えて、秋には各々の活躍する舞台に戻ってきてほしいものである。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ダービー 展望 

2010-05-29 23:36:29 | 競馬
まず残念なのは18番ダノンシャンティが骨折で出走取り消しになってしまった。

NHKマイルC出走組は4着サンライズプリンスがレース後に右前浅屈腱炎、6着のエーシンホワイティが右トウ骨遠位端骨折。そして、優勝馬のダノンシャンティも骨折。NHKマイルCは、高速馬場に若さに任せた超ハイペースにより日本レコード決着になったが、その反動はやはり大きかったようだ。

ただ、ダノンシャンティについては、ごく軽度の骨折のようで、順調に回復すれば秋に復帰は可能のようだ。レース前に気がついたのが不幸中の幸いだったと思う。



それでも、今年の日本ダービーはハイレベルの混戦で面白そうだ。馬場状態が微妙だが、昨年のような不良にはならないだろう。先週のオークス程度の稍重と想定してみたい。また、先週からBコースに変わり、それまでの先行有利の止まらない馬場状態から一転、追い込みが可能な馬場になっている。





夢を追いかけて、無敗ペルーサに期待したい。

5戦目のキャリア、強敵と対戦していないことを考えると本命にしない方が良いのは、青葉賞優勝馬からダービー馬が出ていない過去の歴史が物語っているのだが、そんな歴史、ジンクスも変えてしまうのではないかという馬だ。

3戦目は中山を使わず、わざわざ阪神2000mの若葉Sに出走しヒルノダムールを下して1着。これで皐月賞の権利を取りながら、皐月賞には見向きもせず青葉賞に出走し、4馬身差の圧勝。全ては日本ダービーを勝つためであり、秋には凱旋門賞に行くための最善のプログラムであるといえる。

そして、何よりも乗りに乗れている横山典騎手。先週も先々週も勝ってしまうのは、神様も味方してくれているように思える。

2番手はもちろんヴィクトワールピサ。ただし、皐月賞は前半は後方で待機し、直線内から抜け出したがちょっとうまくいきすぎた感じもする。あの日、岩田騎手は皐月賞の前のレースでスタート直後に落馬。皐月賞はたぶん開き直れたのが良かったのではないか。果たして、2度連続で完璧な騎乗が出来るかどうかだ。

上位2頭と同等に評価したいのは、ルーラーシップとヒルノダムール。ルーラーシップは、岩田騎手でギクシャクしていたが、前走プリンシパルSで横山典騎手に乗り替わり初めてスムーズな競馬でこの馬のポテンシャルを発揮できた。今回はテン乗りの四位騎手になるが、あたりの柔らかい騎手なので大丈夫だろう。
ヒルノダムールは、皐月賞は大外を回って2着。今回、東京コースに変わり、2400mになるのも大いにプラスだ。



アリゼオ、ローズキングダムも気になるが、上記4頭に馬券は絞りたい。
たまには、3連単でペルーサ頭でヴィクトワールピサ、ルーラーシップ、ヒルノダムールのフォーメーション。

9-3-7、9-3-12、9-7-3、9-7-12、9-12-3、9-12-7
の6点。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オークス回顧  アパパネ、サンテミリオン 歴史的同着

2010-05-23 22:02:38 | 競馬
オークスは、アパパネ、サンテミリオンが1着同着。GⅠでは史上初の2頭の優勝馬が誕生した。


「ウオッカ-ダイワスカーレット」、「ウオッカ-オウケンブルースリ」、「フラワーパーク-エイシンワシントン」 1、2cmの1、2着差はあったが、ついにGⅠ同着が出た。それにしても、こんなこと今後何年先にまたあるかどうか?







レースは朝から雨模様だったが、馬場悪化も稍重止まり。多少は重馬場の巧拙もあったと思うが、力をみな出し切れる馬場状態だったと思う。

ペースは前半1000mは60.6秒と稍重の馬場状態にしては平均ペースだったが、次の800mが全て1F13秒台に落ちて53.4秒もかかっている。先行馬有利のペースだったが、実際は外からまくったアパパネ、サンテミリオンの差し比べになり、上がり3F35.9秒という決着だった。

アパパネについては、桜花賞のかかり気味の走りがどうにも気になって狙えなかったが、陣営もその点を十分矯正してきたと思う。2400mの距離不安もなかった。桜花賞、オークス2冠達成は厩舎スタッフの勝利といえるだろう。

サンテミリオンは1月デビューでオークスが5戦目。ここ最近は桜花賞組が強く、サンテミリオンも評価出来なかったが想像以上に強かった。完全にアパパネが出たのを内から差し返したのだから大したものである。







それにしても、勝った2頭は関東馬。勝利騎手は横山典と蛯名。勝利騎手インタビューで抱き合って祝福し合っていた姿は、なんとも微笑ましく嬉しかった。









仲良く、左がアパパネ、右がサンテミリオン。お互い1等賞ということがわかっているのかな?









さて、来週は日本ダービーだ。覚えておきたいのは、昨日、今日の競馬を見て、前が止まらなかった先週までと変わって、Bコースになって明らかに追い込みが決まるようになったことである。

良馬場で行われれば、脚質で有利不利があまりない本当の力勝負の素晴らしい競馬になるだろう。


そして、なんといっても神がかり的活躍の横山典騎手。ちょっと今は逆らいにくい感じがするな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オークス 展望

2010-05-22 23:34:41 | 競馬
今年のオークスは難解だ。


桜花賞はアパパネが勝った。アパパネは阪神JFを勝ち、休養してチューリップ賞、そして中4週で桜花賞という王道ローテーション。しかも、関東馬でありながら、栗東に早くから調整してきた。体調という点では頭一つ抜けていただろう。

しかしながら、アパパネは桜花賞は勝ったとはいえ、2着のオウケンサクラとは半馬身差。5着のアプリコットフィズまで1馬身半であり、決して抜けた実力の持ち主ではない。


距離が2400mに延びるのに加え、今の東京の高速馬場が、明日の雨でどこまで道悪になるかで全く展開が変わってきそうだ。また、先週、先々週は、超ハイペースだったNHKマイルCは例外だが、基本的に前が止まらない馬場だった。しかし、今週からBコースになり、追い込みも決まっている。


馬体重が問題だが、アプリコットフィズが本命。東京コースなら堅実に走りそうだ。血統的にも2400mは大丈夫な方だ。
ショウリュウムーンが強敵。父キングカメハメハに母父ダンスインザダークで、2400mはもってこいだ。

アパパネは、桜花賞を勝ったものの、道中大きく折り合いに欠いていた。それで勝つのは相当強いともいえるが、あの気性は2400mが向いているとはいえない。


あとは、オウケンサクラ、コスモネオシンの内枠桜花賞組を上位に考えたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まちぶせ  ~ 三木聖子 ~

2010-05-22 23:00:39 | 歌謡曲
ラジオの深夜放送に熱中していた中学、高校時代。


まだヒットしていない曲に注目し、ラジカセに録音した曲を何回も聴いていた。

その曲が少したってヒットすると勝手に優越感にひたっていた。



渡辺真知子 迷い道

久保田早紀 異邦人

桑江知子  私のハートはストップモーション

杉村尚美  サンセットメモリー               
                         etc.


そんな中で、自分の中でダントツの名曲が「まちぶせ」である。

「まちぶせ」は石川ひとみで大ヒットして有名になった。当時パッとしなかった石川ひとみが、この歌で起死回生メジャーになったのをよく覚えている。

しかし、石川ひとみが「まちぶせ」をヒットさせたのは1981年(昭和56年)。「まちぶせ」は、その5年前1976年(昭和51年)に、三木聖子のデビュー曲としてリリースされている。





「まちぶせ」の作詞、作曲は荒井由実。22歳のユーミンが19歳の三木聖子に提供した歌である。


名曲「まちぶせ」は、石川ひとみのほか、ユーミン自身、最近は徳永英明も歌っているが、「まちぶせ」は私の中では三木聖子の歌である。



三木聖子、徳永英明、石川ひとみを並べている投稿もあるので、聴いてみると面白い。

 ↓↓↓

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=1HxIhgedJQg



三木聖子は決してうまくない。サビの「好きだったのよ あなた 胸の奥でずっと」のところは苦しそうな歌い方だ。でも、その三木聖子の歌い方、表情と「まちぶせ」の歌詞がピッタリ同期している。



34年前の三木聖子に会うことが出来る!
 ↓↓↓

http://25jikan.blog26.fc2.com/blog-entry-787.html

http://www.youtube.com/watch?v=qlNz2fJpSrs&feature=related




でも、こんな昔を懐かしむ自分もちょっと切ないですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィクトリアマイル回顧

2010-05-16 22:55:24 | 競馬
ヴィクトリアマイルは、単勝1.5倍のブエナビスタがクビ差でヒカルアマランサスを差し切り優勝した。


昨年のこのレースで、ウオッカがドバイ帰りで2着のブラボーデイジーを7馬身ぶっちぎった印象が強く、今年も格の違いでブエナビスタ、レッドディザイアが強い競馬を見せてくれると思ったが、そうはいかなかった。


原因はある。

2頭ともドバイ帰りで体調が万全とはいえないこと。
2頭とも1600mがベストの距離ではないこと。
今の東京の馬場は時計が早く、先行馬が簡単に止まらないこと。

これらを冷静に考えたら、この2頭で堅い競馬とはいえなかった。ウオッカが強すぎて、他が弱すぎた昨年が異例だったといえる。


ブエナビスタは、昨日のブログにも書いたが、前が止まらない馬場にもかかわらず、調教師の指示で後ろ目の競馬をしそうなのが何とも心配だった。

その心配は的中した。

でもブエナビスタが幸運だったのは、1000m通過が57秒5で先週のNHKマイルCの56秒3よりは1.2秒遅いが、予想よりハイペースだったことだ。ブエナビスタは4コーナーを10番手くらいで回って、上がり3F33秒5で差し切った。前半思ったより早く流れたので、レースの上がり3Fは34秒9と少しかかったのが、ぎりぎり間に合った要因である。もし、前半1000mが58秒5くらいだったら、上がり3Fは34秒0程度になり、ブエナビスタは届かなかったはずだ。


レッドディザイアもよく頑張ったが4着。結果的にはドバイの疲れが相当あったと思われる。


ブエナビスタ、レッドディザイアともに、次戦は宝塚記念が予定されているようだが、宝塚記念を使うと十分な夏休みが取れず、秋の競馬にあまり良い結果が出ないことが多い。ましてや、2頭ともドバイに行ってきて、今日の競馬を見ても万全ではない。出来ればここで早めの夏休みに入り、国内か欧州遠征かわからないが、秋に備えた方が良いのではないかと思う。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとう  ~いきものがかり~

2010-05-16 13:08:07 | 歌謡曲
「いきものがかり」は、ホント今、絶好調である。


神奈川県西部の厚木界隈で生まれ育ち、純粋に歌が好きで集まったユニット。地元の県立高校(名門!)を出て、みんな大学を卒業している。作曲をほぼすべて手掛けている水野良樹君に至っては一橋大学卒業の秀才だ。


ボーカルの吉岡聖恵は、デビュー当時はホント垢抜けなかったが、最近どんどん綺麗になってきた。







昨年は、中学校合唱コンクールの課題曲「YELL」で、子供からお年寄りまで日本国中幅広く彼らの歌、顔が浸透した。


NHKも明らかに「いきものがかり」はご贔屓(ごひいき)であり、早速、新年度で8時スタートになった朝ドラ「ゲゲゲの女房」の主題歌に起用された。



タイトルは「ありがとう」 


PV↓
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00100/v08410/v0841000000000538350/




朝ドラの主題歌ということで書き下ろされた曲だが、よくこんな素直な素敵な曲がかけるものだと感心してしまう。

その曲に吉岡聖恵ちゃんの声がピッタリ。彼女の良さを知り尽くしている水野君しか書けないのではないかと思う。

毎日聞いても、そのたびに幸せな気持ちにさせてくれる。



ドラマのコンセプトである「貧しいけれどみんな楽しく頑張っていた昭和」という舞台に「ありがとう」という歌がピッタリ合っている。


時代は変わっても、大切なのは助け合い、感謝する気持ちなのだ。それを20代の彼らが一生懸命歌ってくれて40代の私も勝手ながら嬉しい。



このCDは「ありがとう」と「ありがとう」のインストルメンタルのみで555円なり。感謝したい人へのプレゼントにもとってもいいでしょう。




「いきものがかり」のファンの中には、王道バラードばかりで「マンネリ化」しているのではないかとの声も出ているが彼らは絶対大丈夫!


年齢、経験を重ねていくにしただって、失恋や不条理なテーマにも挑戦していくはず。それも自然体で「いきものがかり」らしく。




今後の彼らの歩み、成長が楽しみです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィクトリアマイル展望

2010-05-15 23:34:34 | 競馬
ブエナビスタとレッドディザイア


昨年の牝馬3冠レースを激闘しただけでなく、その後、ブエナビスタは有馬記念2着、京都記念1着、そしてドバイシーマクラシック2着。レッドディザイアは、ジャパンカップ3着、ドバイワールドカップの前哨戦マクトゥームCR3を1着。

まさに、日本を代表する現役最強の2頭であり、世界に知れ渡った2頭である。


だから、ここは2頭ともライバル以外に負けるわけにはいかない。



2頭の懸念材料だが、まずブエナビスタ。

横山典騎手の手で1ランク上の馬に成長したと大部分のファンが思っているブエナビスタだが、どうも松田博資調教師は安藤騎手の方がお好きなのか、インタビューのコメントから、今回は追い込みで勝負したい感じがする。
もちろん先週のNHKマイルCのようなハイペースで流れれば追い込みがズバッと決まるが、今回のメンバーには典型的な逃げ馬がおらず、どうもハイペースになりそうもない。前半1000mが59~60秒くらいのスローですすめば、上がり3Fは33秒台となってしまい、ブエナビスタでも直線に向いて後方にいたらたぶん届かない。とにかく先行して、直線に向いて、すぐ先頭に立てるポジションにいることが勝ちパターンである。
絶好調横山典騎手が、松田博資調教師の言うことなど意に反さず、自分の判断で競馬をすれば本命は堅いだろう。

一方のレッドディザイアの課題はドバイの疲れ。ドバイワールドカップは勝った同距離の前哨戦よりも2秒以上タイムを落として惨敗した。馬体が寂しく見えて、元気がなければ心配だ。そうはいっても、陣営は体調が悪ければレースに使ってこないはずであり、出てくる以上は力を出し切ってくれるはずだ。




2頭で直線後続をちぎるような競馬を期待したいが、予想以上にスローに流れれば、ラドラーダ、ブロードストリートが先行抜け出しで紛れ込むかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第77回東京優駿(日本ダービー)出走予定馬

2010-05-15 12:23:45 | 競馬
(優先出走権)
ヴィクトワールピサ  武豊
ヒルノダムール  藤田         
エイシンフラッシュ  内田博        
ローズキングダム  小牧        
ペルーサ  横山典         
トゥザグローリー 岩田
ルーラーシップ  四位
(賞金上位順)
ダノンシャンティ  安藤勝      
ゲシュタルト 池添        
アリゼオ  C.ウィリアムズ  
サンライズプリンス  後藤
ハンソデバンド  蛯名    
コスモファントム 松岡
サンディエゴシチー 浜中
シャイン    和田
トーセンアレス 田中勝
レーヴドリアン 藤岡佑
リルダヴァル  福永




レーヴドリアン、リルダヴァル出走で、より凄いメンバーになりますね。  


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHKマイルカップ 回顧

2010-05-09 21:14:15 | 競馬
NHKマイルカップはダノンシャンティが1分31秒4で快勝した。

3歳春で1分31秒台、日本レコードという時計に、驚き、称賛というよりは、脚への負担、ダービーへの反動といったネガティブな意見が多く出そうだが、自分は昨日のブログにも書いたように、この時計はほぼ予想通りである。

この時期の東京芝コースは、良馬場なら例年時計は早い。昨年のジョーカプチーノでさえ1分32秒4で走っている。そして、GⅠというレースの格がそうさせるのか、NHKマイルカップは例年ハイペースで飛ばしていくので、いわゆるヨーイドンの競馬にならない。マイルといえども底力が必要となり、その結果、ここからダービーに繋がる馬も出現している。


そうはいっても、前半のハイペースは予想以上だった。800m通過が44.8秒、1000m通過が56.3秒は、自分の予想より1秒早かった。その結果、レースの上がり3Fは35.1秒で特別早くない。

ダノンシャンティは、実力通り、上がり33.5秒で駆け抜けた。その上がりタイムでも、サンライズプリンスはじめ、先行している馬が34秒0程度で粘ってしまえば簡単に差し切れないのであるが、さすがに先行した馬はサンライズプリンスでも3F35秒2かかっており、今日はダノンシャンティに展開も見方したともいえる。

とはいっても、ダービーも十分に狙える強さだった。厩舎の先輩タニノギムレットのように、脚質は追い込みだが、どんな競馬にも対応できそうだ。この馬の問題は、今日も馬場に先入れだったように、入れ込みがレースに影響しないかだが、結果は出し続けているように、おそらくダービーでも安藤騎手は慎重に乗るだろうし大丈夫ではないかと思う。


2着のダイワバーバリアンは大好走。なんやかんや、この馬はデビュー以来掲示板をはずしていない。強いメンバーでも相手なりに走れる器用さがあるようだ。マンハッタンカフェ産駒であり、決して2400mが全くダメではないはずで、陣営もダービーに出走してくるだろう。ひょっとするとの穴馬かもしれない。

リルダヴァルはあと一歩、2着に届かなかった。これで、ダービー出走は絶望的になったが、まだ先のある馬である。もし、安田記念に出られたら面白いと思うが。

サンライズプリンスは、スタートが決まりすぎて、ハイペースについてしまったことが誤算だった。ちょっと出遅れて、ダノンシャンティのちょっと前くらいにいたら、ダノンシャンティともいい勝負だったかもしれない。でも、サンライズプリンスは、他の有力馬に比べると現状ワンパンチ足りないような気もする。ダービーは出走すると思うが、ちょっと評価は下げたい。 





以下、日本ダービー出走予定馬と私の単勝予想オッズと予想騎手です。

ヴィクトワールピサ  武豊(岩田?)  4.0
ペルーサ  横山典           4.0
ダノンシャンティ  安藤勝       6.0
ルーラーシップ  四位         8.0
ローズキングダム  小牧        9.0
ヒルノダムール  藤田          10
サンライズプリンス  北村友(外国人騎手?) 10 
アリゼオ  C.ウィリアムズ?         20
トゥザグローリー 福永? 20
ダイワバーバリアン 蛯名?(回避かも)    30
レーヴドリアン 藤岡佑(出走ギリギリ)    30 
コスモファントム 松岡、和田?        30
エイシンフラッシュ  内田博         30 
ゲシュタルト 池添?             50
ハンソデバンド  蛯名?          100以上 
エイシンアポロン 岩田?          100以上  
ネオヴァンドーム 池添?          100以上
バーディバーディ  松岡?          100以上    
サンディエゴシチー 浜中俊 100以上
ガルボ  後藤 100以上



いやあ、みんな無事に出てきてほしいですね。騎手も外国人騎手の起用も含めて、かなり流動的ですね。何よりもヴィクトワールピサに武豊が乗れるのかがまだわかりません。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする