転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

1月の中央競馬の出来事 トップ5

2010-01-31 22:39:32 | 競馬
1月も今日で終わり。
勝手に選んだ「中央競馬1月の出来事トップ5」


○第5位 村田一誠騎手 ブログで騒動
 村田一誠騎手のブログ「一誠風靡」の1月25日の記事で、クラストゥス騎手を「クソ外人」、岩手の菅原勲夫騎手も「下手くそ」と毒舌で猛批判。JRAの裁決に対しても批判の意見を掲載した。
 名誉毀損にもなりかねない内容であったが、本人への制裁は表向きはなく、1月31日付記事で陳謝したことにより、騒動(というほどにはなっていないが)は収束すると思われる。村田騎手は関係者からは相当叱られたと思うが・・・

○第4位 ウオッカ、ブエナビスタ、レッドディザイア そろってドバイへ
 現役3女傑のウオッカ、ブエナビスタ、レッドディザイアがそろって3月のドバイに遠征することになりそうだ。ウオッカとレッドディザイアは2月4日に検疫厩舎に入って、2月10日に出国する。ウオッカはマクトゥームチャレンジラウンドIII(3月4日、メイダン競馬場、GII、AW2000メートル)を使って、ドバイワールドC(同27日、GI、AW2000メートル)が引退レースとなる。レッドディザイアは現地の前哨戦を使ってドバイシーマクラシック(3月27日、メイダン競馬場、GI、芝2410メートル)へ向かう。ブエナビスタは2月20日の京都記念を使って、結果次第でレッドディザイアと同じドバイシーマクラシックに向かう。京都記念はドリームジャーニーも出走予定である。
  
○第3位 注目の若駒ステークス ヒルノダムール、ルーラーシップ
 1月の3歳のレースで一番の注目だったのは、重賞ではなく1月23日の若駒ステークスだったのではなかっただろうか。お目当てはエアグルーヴ産駒のルーラーシップ。12月の阪神2000m新馬戦を快勝し、このレースを使うのはディープインパクトと同じであり、ちょっと過剰な注目だった。結果は、超スローペースを直線3F33.0秒の鬼脚を決めたヒルノダムールが1着でルーラーシップは2着に敗れた。しかし、ルーラーシップも2戦目で上がり少しロスがありながら33.6秒で駆けており、やはり強い馬であった。この2頭は、ローズキングダム、ヴィクトワールピサと春の主役候補であろう。

○第2位 アクシオン金杯制覇 サンデー産駒17年連続重賞制覇
 マツリダゴッホが昨年の有馬記念で引退し、サンデーサイレンスのラストクロップは明け7歳。そろそろ産駒の連続重賞制覇も危ないのではと思われてもいたが、いきなり一発目でアクシオンが決めてくれた。アクシオンは17戦のキャリアであり、大きいところも期待できるだろう。現在休養中で金鯱賞から宝塚記念が目標となる。

○第1位 1月11日新馬戦で9頭落馬 内田騎手骨折、三浦騎手4日間騎乗停止 
 今月は何といっても、この9頭落馬が一番のニュースだろう。三浦皇成騎乗の馬が4コーナー入口で外にふくれてしまい、後続の馬が接触、次々と玉突き衝突のごとく9頭が落馬した。しかし、馬は全部無傷、騎手は内田騎手が骨折したが、再来週には復帰できるそうだ。他の騎手も打撲、裂傷はあったが、馬の予後不良、騎手の大けががなかったのは不幸中の幸いだった。



1月はこんな感じ。2月は21日のフェブラリーS、20日の京都記念が注目。エキサイティングでフェアな競馬でファンを感動させてほしいものだ。
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浅田真央 フィギュアスケート4大陸選手権

2010-01-30 23:22:58 | スポーツ全般
韓国全州で行われていたフィギュア4大陸選手権は、29日に女子フリーが行われ、浅田真央が優勝、鈴木明子が2位になった。

バンクーバーオリンピックまで1ヶ月足らずであり、今回の4大陸選手権には母国開催でありながらキム・ヨナは不参加。安藤美姫、カロリーナ・コストナー、ジョアニー・ロシェットも出場しておらず、浅田真央の優勝、そして鈴木明子の2位はごく順当、予想通りであった。






ところで、今シーズン前半の真央はこれまでにない不調であった。練習では出来ることが試合で出来なくなり、グランプリシリーズのフランス杯、ロシア杯では惨敗。まさかのファイナル落ちも経験してしまった。

しかし、10月の最初の2戦で真央の今年のグランプリシリーズは終了したため、全日本選手権まで2ヶ月じっくり地元日本で修正することが出来た。真央との相性に多分に?のタラソワコーチと離れ、ザンナ・フォレアシスタントコーチと日本人スタッフのサポートで調整できて、正直、真央にとっては良かったのではないか。


12月の全日本選手権で85点くらいの出来ながら無事優勝したが、全日本選手権はジャッジも甘い国内大会。ISU主催の大会で今の状態と国際ジャッジの判断を受けられるのは、真央にとってはラッキーだったといえる。



さて、ショートプログラムでは、3回転半が回転不足、3回転フリップが1回転になってしまい、またもやうまくいかなかったが、フリーではトリプルアクセルは2本とも成功、細かいミスはあったが、今シーズンのフリーでは一番の演技だったといえる。何よりも国際審判に真央はトリプルアクセルは跳べる印象を持ってもらったのは大きい。そして彼女自身大きな自信につながったであろう。


もしショートプログラムでトリプルアクセルを決め、ミスなく乗り切れば、70点くらいの点数は取れる。フリーは今回が126.74点だった。芸術点をもう少し高めてくれば130点超えも可能だ。そうなると200点オーバーになる。オリンピックの目標は200点だろう。


ライバルのキム・ヨナは今シーズン最初のフランス杯で3回転3回転などのジャンプをノーミスで決めて210.03点というとてつもない点数を出して優勝したが、その後の試合は、失敗もあり、優勝はしたものの180点台後半になっている。
オリンピックでフランス杯の演技をされたら、真央がどんな演技をしてもキム・ヨナに届かないかも知れないが、キム・ヨナもかわいそうなほど韓国民の期待を一身に受け、100%の演技をするのはかなり難しいだろう。




真央には十分すぎるほど金メダルのチャンスはある。



バンクーバーオリンピックまであと13日。2月24日が女子フィギュアのショートプログラム、26日がフリーだ。楽しみになってきた。
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落馬事故・・・

2010-01-11 20:57:32 | 競馬
今日は競馬中継がないので、朝からJRAレーシングビューアーとにらめっこしていた。

なかなか、中山4Rがアップしないのでおかしいと思って、約20分後にアップされたレース映像を見たら・・・・・

なんと、大大大落馬事故 (@_@;)

16頭中9頭が落馬という近年なかったレースとなった。


映像を見る限り大惨事にも見えたが、


馬は全て異常なし、騎手は内田騎手が骨折したが、他の騎手は裂傷、打撲だったというから、不幸中の幸いという状況だろう。



http://www.sanspo.com/keiba/news/100111/kba1001111324012-n1.htm




加害者は先頭を走っていた三浦騎手であるが、内ラチに接触して、ちょっと外に膨れたようだった。この程度の斜行はあるかも知れないが、4コーナーの勝負どころでは今日のような大事故につながりかねない。

福永洋一(祐一パパ)の最後のレースになったマリージョーイの毎日杯しかり、過失、偶然にかかわらず、大けがを伴う落馬事故の多くは4コーナー入口で起きている。



それにしても、三浦皇成騎手は昨年のフリー転向以降、不本意な騎乗が続いていたが、今日の落馬事故は追い打ちをかけるような厳しい事態となった。繰り返しになるが、全馬無事で騎手も内田騎手以外は軽傷だったのは不幸中の幸いだった。もし、再起不能のジョッキーがいたら三浦騎手は立ち直れなかっただろう。正直三浦騎手が一番ホッとしているかも知れない。



最悪の成人の日となった三浦騎手はこの経験を今後どう生かすのか? ほしのあきと交際したり、ユニクロのCMに出たりとチヤホヤされていたが、今日をもってプロのジョッキーとして一途にならねばならない。本当の一流ジョッキーになれるかどうか神様が与えた試練である。

 
 
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フェアリーステークス展望

2010-01-10 22:06:04 | 競馬
GⅠレースでは、予想、回顧を書き綴ってきたが、GⅠ以外のレースでは気の向いた時というか注目レースについて記事にしてみたい。


今年一発目は、明日11日に中山で行われる3歳牝馬限定重賞のフェアリーステークス。

このレースは一昨年までは、暮れに2歳牝馬限定の1200m戦で行われていた。翌年の桜花賞、オークスには全く結びつかず、数ある重賞の中でも1、2を争う影の薄いレースだった。

さすがに、JRAもこれではいかんと考えたのか、昨年から1月中山2週目の3歳牝馬芝1600m戦に変更になった。早速、昨年は阪神JF6着のジェルミナルが勝ち、桜花賞、オークスでも3着と活躍した。


このレースの後の3歳牝馬限定重賞は2月20日の東京でのクイーンCまでない。このフェアリーステークスで賞金を加算できれば、桜花賞、オークスの出走もほぼ確保でき、ローテーションの選択肢も増える。しかも関西馬にとっては、オークスも見据えた関東遠征の経験にもなる。

牡馬でいえば、ラジオNIKKEI賞2歳ステークスの位置づけに近くなった。今年は、阪神JFには間に合わなかった期待の馬達がどっと出走してきた。


本命はテイラーバートンだろう。牡馬の骨っぽいところと3戦し、2勝2着1回。走破タイムも優秀である。レースぶりが大人びており、取りこぼしが最も少ないとみた。

そのテイラーバートンを上回るかも知れないのがアプリコットフィズ。新馬1戦だけだが、東京芝1600mを1分34秒7で2着に4馬身差の圧勝だった。競馬経験の差でテイラーバートン上位と見たが、能力差で押し切ってしまうことも考えられる。

また、良血のアドマイヤテンバとメジロオードリー。アドマイヤテンバはアドマイヤグルーヴの初仔になる。2000mから1600mに距離短縮し、相手も一気に強くなるので今回はあまり推せないが、秘めた能力が発揮されてもおかしくない。

メジロオードリーはメジロドーベルの5番目の仔。兄姉はあまり活躍していないが、この馬は父がスペシャルウイークになり、瞬発力が持ち味の馬となった。まだ、1戦のキャリアで大きく推せないが、アドマイヤテンバ同様、大駆けしてもおかしくない。



ほかにも期待馬が何頭かいる。阪神JFよりメンバーがそろったくらいであり、このフェアリーステークスの勝ち馬は間違いなく、牝馬クラシックの中心となっていくだろう。 
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正月に 「ヘヴン」 を読んでみた

2010-01-03 22:21:01 | 
大晦日から今日までは、両親と妹家族に会いに横浜の実家へ帰っていた。

といっても、すっかり出不精になっている父親とは外出するようなことはなく、食べてばかりの退屈な正月だった。

よって、「1Q84」と並ぶ昨年の話題作、川上未映子の「ヘヴン」を買って読んだ。

この小説については、世間の評判になっているということは知っていたが、全くどのような小説なのか知らずに買って、読み始めてしまった。


読んだ人はわかるだろうが、この小説は「18禁」ものだ。高校生までは読まない方が良い。生半可読みやすいから中高生でも読めてしまうが、親は読ませないことを強く勧める。



この小説は、いわゆる中学生の苛め(いじめ)に関する物語だ。苛められる側と苛める側の心理を痛いほど突いている。

今の20代から40代の大部分の大人は、1割の苛める側、1割の苛められる側、8割の傍観者のどれかに属していた経験が中学時代にあるのではないか。ないとしたらそれは平和な学校だったのである。


自分もはるか約30年前だがあった。多数派の傍観者の一員だった。なぜ、弱い者を苛めるのか、なぜ苛められても我慢しているのか。そんな現実に教室であった出来事に自分はなるべく関わらないようにしていた。卑怯だけどそうするしかなかった。
高校以降、大人になってからも、あの時の「苛め」の理由など考えたこともなかったし、今考えても嫌な出来事でしかなかった。


そんな私のような大人が避けていた中学生の陰湿な苛めを真っ向から題材にした意欲作が「ヘヴン」である。


正直、私自身正月に読む小説ではなかった。明日から仕事なのに凹んでしまった。でも、社会を客観的に見つめられる成熟した大人には読んでほしい気もする。解釈は人それぞれであろう。



自分自身の感想はあえて書かない。




そして、くれぐれも18歳以下の学生は読まないように。
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