転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

マックの仔 ディアジーナ

2009-04-29 23:31:53 | 競馬
オークストライアルのフローラSを勝ったディアジーナの父はメジロマックイーン。

種牡馬としてはサンデーサイレンスらに圧倒され、これといった産駒を残すことが出来ないまま2006年4月3日に天国に旅立っている。


しかし昨年、残り少ない産駒からヤマニンベルメイユが中山牝馬S、クイーンSを、ホクトスルタンが目黒記念を制覇した。

そして、2006年生まれのわずか9頭のうちの1頭であるディアジーナがクイーンCに続き、フローラSも制覇した。この勝利はマック仔の通算300勝目となった。本番のオークスでもブエナビスタ、レッドディザイアに続く3番人気には支持されるだろう。展開が向けばアッというシーンもあるかも知れない。





そして、週末の天皇賞春にはホクトスルタンが出走する。昨年目黒記念を勝った時は、翌年の天皇賞4代制覇も可能性十分と思ったが、その後原因不明の疲労により長期休養に入ってしまった。関係者の執念でターフに戻ってきてくれて、日経賞を使って天皇賞春にこぎつけた。といっても出走自体賞金順で危なかったがギリギリ18番目で滑り込んだ。この強運を競馬でもあっと言わせてほしい。


今年の2歳がマック産駒の最後になるがわずか2頭。ぜひぜひ、マック仔は頑張ってほしいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フローラS回顧

2009-04-26 16:54:06 | 競馬
「ほしのあき絶叫!」で注目を浴びたフローラS。結果はディアジーナが2馬身差の完勝だった。


前半1000mは60.6秒でスローペース。とはいっても後半1000mは61.6秒だったから、上がり34秒台の脚を使えば直線後方からでも差し切り可能だったが、向かい風がきつかったのか何も後ろから伸びてこなかった。

ディアジーナは16番枠からすぐ好位置につけて、直線坂上で2番手以下の混戦を尻目に楽に抜け出した。しかし、8レースの同じ芝2000mの古馬500万下より勝ちタイムが0.7秒遅かったようにレース全体のレベルが低調だった気がする。ディアジーナは実績通り普通に走っただけで、それ以上の馬が現れなかった。
オークスのディアジーナだが、ブエナビスタを負かすのは相当厳しそうだ。


ワイドサファイア、ハシッテホシーノは何がなんでも3着以内目標だったので、必死に良く頑張った。ただ、この時計、ディアジーナとのこの着差ではオークスではちょっと狙いづらい。もしオークスで不良馬場になったらハシッテホシーノは注目だが・・・


ミクロコスモスは後方で全く折り合わず、向こう正面で何度も首を上げていた。レースの度に内容が悪くなっており、見た目では中々わからないが完全なスランプに陥っている。


それに今日のミクロコスモスの乗り方もそうだが、今の武豊騎手ははっきりいって冴えない。人気馬で武豊ならかえって買いたくないくらいだ。怪我の影響がまだあるのかも知れないがデビュー以来の不調に陥っているようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フローラS展望

2009-04-25 23:40:54 | 競馬
今年の桜花賞はブエナビスタが強かったのは勿論だが、レースのレベルも高かった。2着のレッドディザイア、3着のジェルミナルの評価も大きく上がり、オークスも3着までこの順番通りではないかとの気の早い声もある。
ぜひとも、このレースから桜花賞組に割って入る馬が出てきてほしい。


あと、馬場がどうにも微妙だ。今日の古馬オープンのメトロポリタンSは芝2400mで2分33秒1もかかっており、良馬場より推定7秒もかかっている超不良馬場だった。しかし、明日は晴れの予報。急激に馬場は回復して稍重になるかどうか? 道悪下手の馬でも何とかなると思うが、切れ味勝負にはならないスタミナも要求されるレースとなりそうだ。


ワイドサファイアとハシッテホシーノに期待したい。ワイドサファイアは前走毎日杯は7着だったが勝ったアイアンルックには0.3秒差。昨年はやや歯がゆいレースが続いたが確実にパワーアップしてきている。広い東京の馬場でレースぶりが一変するシーンもありそうだ。

注目のハシッテホシーノは前走芝2400mのレースを狙いうちして、牡馬相手に見事勝利した。今日のような不良馬場だったので馬場の回復が遅れれば余計有利になる。ロジユニヴァース同様、レース後は宮城山元トレセンでリフレッシュを兼ねてトレーニングを積んできたのも好感持てる。あっさり勝ってしまうことも十分ある。気になるのは当日の馬体重。体重減はマイナス、パドックで気配が元気かどうかも見てから判断した方がよい。


ミクロコスモスは2歳時は打倒ブエナビスタ筆頭だったが、2戦続けて圧倒的一番人気の期待を裏切っている。前走の凡走からはここで復活するとも考えにくい。


ディアジーナはオークス出走は問題ないだけに、ここはオークスに向け余裕残しだろう。レースが凡戦になれば浮かび上がるといったところだろう。



ハシッテホシーノの体調が良さそうならば、馬連 12-15 の1点、単勝 15 の応援馬券
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロジユニどうした? 皐月賞回顧 

2009-04-19 17:05:24 | 競馬
競馬はほんと難しい

新馬当時から注目して、ずっとクラシック候補として取り上げてきたロジユニヴァース。期待通り理想的で狙いすましたローテーションを組み、4戦無敗で皐月賞まで駒を進めてきた。なのに、1800mから2000mの芝重賞レースで骨っぽい相手に強さを見せてきたロジユニヴァースが今日こんな惨敗するとは思ってもみなかった。


展開はまぎれのないハイレベルな流れ。2ハロン目が10.8秒以外は、最初から最後まで11.7秒から12.2秒という息の抜けない流れだった。前半の1000mが59.1秒、勝ちタイムが1分58秒7。例年よりやや時計のかかる馬場状態だったことを考えると実にハイレベルな決着だった。


ロジユニヴァースは1枠から上手く出て、向こう正面で4、5番手。絶好の位置だったと思う。今までのロジユニヴァースなら持ったまま4コーナー先頭に並びかけたと思うが、4コーナー前でなぜか脚が残っていなかった。どこか故障でもしたのだろうか? ちょっと負け方がひどいだけに理由は今のところわからない。いいわけ出来ない惨敗だ。ダービーでの巻き返しもちょっとあるとは言い難い。


リーチザクラウンは幼さ、未熟さがもろに出てしまった。今まで逃げて勝ってきた馬が、突然GⅠで抑えてもなかなか結果は出ない。ちょっとダービーも難しいだろう。サイレンススズカのように古馬になって精神的に大人になった時、突然強いマイラーに変身するかも知れない。





一方、勝ったアンライバルドは本当に強かった。着外のライバルを尻目に圧勝した。東京コースに変わって、距離が2400mになるダービーはなおさら有利だろう。ライバルは今日出ていないブレイクランアウトだと思うが、この馬中心のダービーになるのは間違いない。3歳牡馬の勢力図が一気に変わった皐月賞だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皐月賞展望

2009-04-19 10:36:34 | 競馬
ディープインパクトが勝った平成17年以降の3年間、牡馬については世代全体のレベルに疑問符がつく状況が続いている。3冠レースの勝ちタイムしかり、海外遠征で結果が出なくなってしまった状況しかり・・・。サンデーサイレンスの直子がいなくなり、世界に追い付きかけた日本競馬がまた突き放されている感が強い。


そんな中、今年の3歳世代はこの3年間より、はるかにレベルが高く、層も厚い。今回の皐月賞出走馬は、日本競馬のレベルを引き上げ、引っ張っていくメンバーだろう。


ロジユニヴァースは、関東馬ながら7月の芝1800mの新馬戦を求めて阪神に遠征し快勝、3ヶ月牧場で鍛えて、札幌2歳Sでレースレコード勝ち、また3ヶ月あけてGⅠ朝日杯FSには目もくれずラジオNIKKEI杯2歳Sでリーチザクラウンに圧勝、2ヶ月半間をあけて弥生賞を楽勝。クラシックを獲るための理想的、究極のローテーションだ。

一戦ごとに馬体も成長し、レースも大人びている。スピード、スタミナも兼ね備え、完成度は極めて高い。問題はスタートで、大外リーチザクラウンの出方を気にしながら1コーナーまですんなり好ポジションをキープできるかだろう。不安は一番枠で出遅れてしまい包まれてしまうことだけだ。リーチザクラウンはまず逃げていくので、1、2コーナーでは少し離れた2、3番手につき、4コーナーには追い付いて、直線であっさり先頭、衝撃の圧勝もありえる。


リーチザクラウンは優れたスピードは備えているが、このメンバーで押し切れるほど甘くない。ロジユニヴァースに早い時点で並ばれたら掲示板もなくなる可能性もある。

アンライバルドは前走のスプリングSが少し渋った馬場とはいえ、勝ちタイムが1分50秒8という極めて平凡なレースになってしまったことが気になる。リーチザクラウン、ブエナビスタに勝った新馬戦も含め、厳しいレースはまだ未経験だ。潜在能力は十分で好走必至だが、ロジユニヴァースには一歩譲るだろう。


フィフスペトル、ベストメンバー、ゴールデンチケットあたりが食い込む可能性もある。この辺も昨年の皐月賞なら◎がついててもおかしくない馬たちだ。



とにかく今後の日本競馬を占う注目の一戦。馬券はそこそこに、しっかりテレビ観戦したい。


馬単 1-16、1-12、1-6、1-10






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅田真央 フィギュアスケート世界国別対抗戦

2009-04-19 00:55:14 | スポーツ全般
2月の4大陸選手権、3月の世界選手権で不調だった浅田真央。特に世界選手権では調子を上げていたキムヨナとの差がついてしまい、一部マスコミは「誰が浅田真央を潰したのか?」とか「バンクーバー金メダルは絶望」とか悲観的な記事を書きたてていた


真央ちゃん不調の理由は苦手のルッツジャンプと3回転―3回転を意識するあまり、本来の伸びやかな演技が消えてしまっていたことにあった


今シーズン最後の試合となる昨夜の世界国別対抗戦で、ルッツジャンプと3回転―3回転を行わず、最も得意で世界の誰も出来ないトリプルアクセルをSPから入れてきたのは大正解だった。




フリーではトリプルアクセル2本挑戦し、結果2回目は回転不足だったが、スピードもなく自信なさげな演技だった世界選手権とは一変し躍動感十分! 転倒やジャンプがシングルになるような決定的なミスはなく、現状では最高の演技だったと思う


点数も自身初の200点突破となる合計201・87点をマークして圧勝! 浅田真央の演技構成ではキムヨナに勝てないという声を完全に封印した。トリプルアクセル2本を成功すれば恐らく世界最高得点が出たであろう。


今日は世界選手権やグランプリファイナルとは違う気楽な大会だったと思うが、不調のままシーズンを終わるのでなく、公式戦の自身最高得点で締めくくれたのは精神的に大きな自信、ゆとりを持って次のオリンピックシーズンに臨むことができるだろう。ジャッジにも浅田真央とキムヨナは互角という印象を持ってもらうことができた。


オリンピックでの演技は極限の緊張感の中での消耗戦となる。いかに自信を持って演技に臨めるかが成功の鍵であり、勝負の分かれ目になるだろう。そういう意味では、浅田真央はバンクーバーでも今日の演技構成で基本的に十分であり、キムヨナ相手に金メダルを取れるプログラムだと思う。


とりあえず今シーズンお疲れ様 真央ちゃんなら大丈夫 期待していますよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜花賞回顧

2009-04-12 23:35:03 | 競馬
桜花賞はブエナビスタの快勝!

見終わった感想は「予想通り」であった。

「予想通り」とは、「ブエナビスタが強かった」ということだけではない。レース展開、着差、勝ちタイム、そして上位入線馬、全てが予想通りだった。


私の「ブエナビスタ」像は「かなりの強豪牝馬だが、果たしてダイワスカーレット、ウオッカ級なのかな・・・?」という感じである。また平成17年のラインクラフト、シーザリオの2頭も相当強かった。オークス馬シーザリオと同年ダービー2着のインティライミはブエナビスタと同じスペシャルウイーク産駒。この2頭の活躍で、良質な牝馬がついて生まれた一頭がブエナビスタである。

話はそれたが、ブエナビスタはこれら先輩女傑達に肩を並べたかどうかは、まだわからない。今日は確かに強かった。1分34秒0というタイムは標準だが、大外ぶん回して33.3秒で上がってくるのだからさすがである。

距離的にオークスも問題ないだろう。オークスも最有力ではあるが、、ひょっとしたら何かに負ける・・・ということもちょっと想像する。


桜花賞で思ったより強かったのが2着のレッドディザイア。3戦目で大外枠から直線勝負の正攻法で1/2馬身だから大健闘である。マンハッタンカフェ産駒で距離は持ちそうだ。

桜花賞組ではないが、オークスに向け面白い馬が今日の忘れな草賞で2戦目で快勝したデリキットピース。先行3番手で直線抜け出して押し切った。オープン特別勝ちで賞金1200万なら多分このままオークス出走可能だろう。ブロードストリートは直線追い込んで2着、惜しい競馬だった。こちらは2勝のままではオークスは厳しい。中2週でスイートピーSにチャレンジしてくるかも知れない。


桜花賞に出ていないディアジーナ、ミクロコスモス、カウアイレーン、ハシッテホシーノは再来週のフローラSに出てくるはずだ。特にハシッテホシーノちゃんは是非オークスに出てもらって盛り上げてほしい。

 

来週は皐月賞。牡馬は牝馬と違い、ここ2年よりは相当レベルが高い。その中で無敗のロジユニヴァースが突き抜けるのか。楽しみだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜花賞展望

2009-04-12 01:02:23 | 競馬
昨日11日仕事で行った茨城県石岡市八郷の桜です。





今年は桜の開花は平年より早く、東京では3月25日くらいだったですが、それ以来寒い日もあり、雨も降らず、おかげで桜が長持ちしています。

まさに12日は桜花賞に合わせた満開の桜日和となるでしょう。


さて、桜花賞はブエナビスタが圧倒的な人気です。確かに阪神JF、チューリップ賞の勝ちっぷりはダントツであり、ちょっと今回は逆らう気はしません。

しかし、勝ちタイムは歴代の名牝と比べて見劣りしており、エアグルーヴ、ウオッカ、ダイワスカーレットと比べるのは早計でしょう。今年はブエナビスタ以外の牝馬があまりにも低レベルなのです。

ブエナビスタ以外は大きく離れてドングリの背比べ。ブエナビスタを負かしてしまおうなどという野望はなく大外から突っ込んでくる差し馬が狙い目です。

7枠3頭を狙います。ジェルミナルは相当調子は良いようです。ブエナビスタとガチンコ勝負をしないで、自分の競馬をすれば2着最有力候補です。カツヨトワインニング、ルージュバンブーも気楽な差し馬。はまれば2、3着は十分ありえると思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする