中山のオールカマー、阪神の神戸新聞杯は、強い馬が強いレースをして、次のGⅠに繋がるレースだった。
オールカマーは、骨折から約1年ぶりのレースだったシンゲンが復活。古馬戦線に楽しみな馬が帰ってきてくれた。
シンゲンは順調だった昨年もこのレースに出走したが3着だったように、もともと中山より東京コースの方が得意。にもかかわらず、1年ぶりとは思えない力強いレースを見せてくれた。やや湿った良馬場で2分11秒4というタイムも優秀。時計勝負でも通用することをみせてくれた。7歳馬だが、まだキャリアは17戦。勿論、秋競馬の主役の一頭になった。
ドリームジャーニーは、今回はこれで十分だろう。もたついていた春2戦より上向いていると思う。この馬は右回りが得意。天皇賞秋を使って、有馬記念2連覇を目標に仕上げていくだろう。
夏のローカルを使った馬は、休み明けのシンゲン、ドリームジャーニーに完敗だった。秋のGⅠでの好走は厳しい。
天皇賞秋は、札幌記念完勝のアーネストリー、今日好走のシンゲン、ドリームジャーニー、そして、ブエナビスタ、オウケンブルースリ、ジャガーメイル、3歳馬のペルーサといったところが有力馬だ。その中でもアーネストリー、シンゲンは上位と今のところ見ている。
一方、神戸新聞杯はローズキングダム、エイシンフラッシュの一騎打ちとなり、ローズキングダムがクビ差エイシンフラッシュを退けた。3着のビッグウイークとは直線あっという間に3馬身差がついた。
ローズキングダムは馬体重22kg増だったが、太め感はなくほとんど成長分だと思う。抜かせない根性と切れ味はやはり一流である。近年の菊花賞はスタミナより直線の瞬発力勝負になる傾向にある。そうなればローズキングダム中心だろう。
エイシンフラッシュもさすがの競馬を見せてくれた。こちらはダービーから馬体重の増減はゼロ。ほぼ仕上がっていたのではないか。菊花賞に向けては伸びしろがありそうなローズキングダム有利だが、展開次第では逆転もありそうだ。
期待したレーヴドリアンはいつもより早めに動いたが、直線他馬と同じ脚色になってしまって5着に完敗。期待外れだった。
神戸新聞杯からはローズキングダム、エイシンフラッシュを脅かす惑星が出てこなかった。3着以下から本番好走するのは厳しいだろう。セントライト記念に出走したクオークスター、アロマカフェ。そしてヒルノダムールが有力だろう。注目はセントライト記念をハイペースで逃げて2着に粘ったヤマニンエルブ。この馬が菊花賞でもハイペースで逃げてくれたら、直線瞬発力勝負にならないでスタミナタイプの台頭もあるかもしれない。
来週は、スプリンターズS。そして凱旋門賞だ。
オールカマーは、骨折から約1年ぶりのレースだったシンゲンが復活。古馬戦線に楽しみな馬が帰ってきてくれた。
シンゲンは順調だった昨年もこのレースに出走したが3着だったように、もともと中山より東京コースの方が得意。にもかかわらず、1年ぶりとは思えない力強いレースを見せてくれた。やや湿った良馬場で2分11秒4というタイムも優秀。時計勝負でも通用することをみせてくれた。7歳馬だが、まだキャリアは17戦。勿論、秋競馬の主役の一頭になった。
ドリームジャーニーは、今回はこれで十分だろう。もたついていた春2戦より上向いていると思う。この馬は右回りが得意。天皇賞秋を使って、有馬記念2連覇を目標に仕上げていくだろう。
夏のローカルを使った馬は、休み明けのシンゲン、ドリームジャーニーに完敗だった。秋のGⅠでの好走は厳しい。
天皇賞秋は、札幌記念完勝のアーネストリー、今日好走のシンゲン、ドリームジャーニー、そして、ブエナビスタ、オウケンブルースリ、ジャガーメイル、3歳馬のペルーサといったところが有力馬だ。その中でもアーネストリー、シンゲンは上位と今のところ見ている。
一方、神戸新聞杯はローズキングダム、エイシンフラッシュの一騎打ちとなり、ローズキングダムがクビ差エイシンフラッシュを退けた。3着のビッグウイークとは直線あっという間に3馬身差がついた。
ローズキングダムは馬体重22kg増だったが、太め感はなくほとんど成長分だと思う。抜かせない根性と切れ味はやはり一流である。近年の菊花賞はスタミナより直線の瞬発力勝負になる傾向にある。そうなればローズキングダム中心だろう。
エイシンフラッシュもさすがの競馬を見せてくれた。こちらはダービーから馬体重の増減はゼロ。ほぼ仕上がっていたのではないか。菊花賞に向けては伸びしろがありそうなローズキングダム有利だが、展開次第では逆転もありそうだ。
期待したレーヴドリアンはいつもより早めに動いたが、直線他馬と同じ脚色になってしまって5着に完敗。期待外れだった。
神戸新聞杯からはローズキングダム、エイシンフラッシュを脅かす惑星が出てこなかった。3着以下から本番好走するのは厳しいだろう。セントライト記念に出走したクオークスター、アロマカフェ。そしてヒルノダムールが有力だろう。注目はセントライト記念をハイペースで逃げて2着に粘ったヤマニンエルブ。この馬が菊花賞でもハイペースで逃げてくれたら、直線瞬発力勝負にならないでスタミナタイプの台頭もあるかもしれない。
来週は、スプリンターズS。そして凱旋門賞だ。