転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

皐月賞回顧

2010-04-18 20:53:42 | 競馬
皐月賞は岩田騎乗のヴィクトワールピサが優勝。2分00秒8という勝ちタイムも2走前の1000万下が2分2秒0だったことからいっても古馬オープン級。2着に1馬身半差だったから予想以上の完勝だった。

もちろんヴィクトワールピサの能力、レース運びのうまさが勝利の一番の要因だが、合わせて心配していた岩田騎手が最高に巧かった。後方からレースをすすめ、3コーナー過ぎで内に馬を入れて、直線前が空いた一瞬を鋭く抜け出した。なかなか本命馬に乗って出来ない騎乗だった。きっと、直前のレースでスタート直後に落馬して、かえって開き直れたのではないか。一体、何が幸いするかわからない。

日本ダービーはヴィクトワールピサは武豊騎手に戻るらしいが、個人的には岩田騎手のままでいってほしい。逆に岩田騎手で何となくうまくいっていないルーラーシップには是非武豊騎手に乗ってほしい。残念ながらたぶんそうならないが・・・。


ヒルノダムールは最初から後ろでレースを進め、直線も外を回って伸びてきた。直線入り口で前がつかえて、ブレーキをかけるようなところもあったので2着までよくきたと思う。

3着のエイシンフラッシュは大健闘。4着のローズキングダムは馬体が減って絶好調ではなかったと思う。状態次第で日本ダービーの巻き返しはありそうだ。5着のアリゼオは大外から中途半端な競馬に終わってしまったが、これも日本ダービーの巻き返しも期待できる。

6着のリルダヴァルは馬場状態、最内枠にも苦労し、いいところはなかった。賞金的にこのままでは日本ダービー出走は絶望的。出られたらNHKマイル、除外になったら京都新聞杯かプリンシパルSに行くと思うが、出走権を取ったとしても日本ダービーはローテーション的に厳しそうだ。

7着以下でも重賞ウイナーは日本ダービーに出てくると思うが、巻き返しはかなり厳しい。


日本ダービーに向けては、ヴィクトワールピサ、ヒルノダムールの2頭に、皐月賞に出ていないペルーサ、ダノンシャンティ、サンライズプリンス、ルーラーシップ、トゥザグローリーらに魅力を感じる。もちろんこれらの馬は、日本ダービー前にどこかを使うので、そのレース次第である。それからローズキングダム、アリゼオまでの争いだろう。
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皐月賞展望

2010-04-17 23:37:39 | 競馬
ラジオNIKKEI賞2歳Sを強い勝ち方をしたヴィクトワールピサ。
朝日杯FSを無敗で制したローズキングダム。

確かに昨年末の段階で今年の牡馬クラシック戦線はこの2頭を中心というのは明らかだった。

しかし、今年になって例年以上に魅力的な馬が現れてきた。そして、ヴィクトワールピサは今年初戦の弥生賞を勝ったが、ローズキングダムはスプリングSでアリゼオの3着に敗れてしまった。

今年の皐月賞は高いレベルで混戦であり、もう2強という状況ではないだろう。

しかも、4連勝のヴィクトワールピサは武豊から岩田への乗り替わり。くせがある乗り方の岩田騎手は合う馬と合わない馬がいる。少なくとも乗り替わりはマイナスになってもプラスにはならない。

馬場も明日の天候次第だが、良くてやや重だろう。内側は荒れ気味で微妙な馬場状態だ。展開はシャインが逃げそうだがあとは微妙。前走逃げて勝ったアリゼオが大外からどのような競馬をするかでペースは大きく変わってくるだろう。


絶好調藤田のヒルノダムールを狙いたい。前々走の若駒Sでは上がり33.1秒の鬼脚でルーラーシップを完封。しかし、前走はペルーサが予想以上に強く、油断負けというところもあった。今回は手の内に入れている藤田騎手がきっと100%実力を引き出すだろう。

相手はゲシュタルト、エイシンアポロン、ひょっとしたら一番強いかもしれないリルダヴァル。展開が向けば全部差し切るかもしれないレーヴドリアン。もちろん、ヴィクトワールピサ、ローズキングダム、アリゼオも上位候補で、あまりにも混戦で難しい。こういうレースは入れ込まないに限る。ヒルノダムールの単勝を1000円勝って、のんびりテレビ観戦したい。




日本ダービーに向けては、皐月賞に出ていないペルーサ、ダノンシャンティ、サンライズプリンス、トゥザグローリー、ルーラーシップといった魅力的な馬達が虎視眈々狙っている。特にペルーサ、ダノンシャンティは、皐月賞の出走が余裕で可能だがパスしている。これらが出走する青葉賞、プリンシパルS、京都新聞杯、NHKマイルCの結果次第で日本ダービー前の勢力図はガラッと変わってしまうかもしれない。





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4月17日で雪 

2010-04-17 10:12:26 | くらし
いやはや、この寒さちょっとありえませんな


関東地方は平野部でも今朝は雪


水戸も朝7時の様子はこのとおり








今日は、会社のみなさんと久々に中山競馬場に行くつもりだったのに



常磐道は、通行止めやら、チェーン規制やら、事故やらで、とにかくダメみたい


なくなく中止にしました



ふて寝の一日になりそうです



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桜花賞 回顧

2010-04-11 22:39:05 | 競馬
桜花賞はアパパネの勝利。

混戦との予想通りの競馬だったが、最後は桜花賞に向けての最善のローテーション、栗東滞在の調整など、阪神JF以降、ぬかりない準備が出来た馬とそうでない馬との差だった。

でも、アパパネは前半口を割ってかかりっぱなし。よくあれで最後伸びてきたと思う。思っていた以上に強い馬である。高速馬場とはいえ1分33秒3の勝ちタイムも優秀である。

オウケンサクラは、逃げ粘って2着。アパパネ以外には勝ったのだから安藤騎手の好判断だったといえる。

以下、エイシンリターンズ、ショウリュウムーン、アプリコットフィズも差がなかった。アプリコットフィズは、やはり初の阪神コースで一伸び出来なかった。アニメイトバイオも予想外のマイナス20kgで力を出し切れなかったと思う。


オークスに向けても混戦は続くだろう。毎年、忘れな草賞組など桜花賞に出ていないメンバーからオークスに期待できる馬がいるが、どうも今年は見当たらない。やはり桜花賞組がオークスも中心になるだろう。
堅実なアパパネが予想は中心となるが、桜花賞と全く違う府中の2400mが舞台。伏兵の台頭もありそうだ。




ところで、関西テレビ馬場鉄志アナウンサーは今日が最後の競馬実況でした。タレント化して狙いうちのコメントを発するようになり、すっかりつまらなくなった杉本清さんに代わって、この15年くらいの関西テレビは馬場アナの時代でした。「ベガはベガでもホクトベガ」、そして昨年のエリザベス女王杯の「これが競馬だ。これが競馬の恐ろしさ」も印象に残っています。

画面からは最近ちょっと太りすぎでしたね。残念ながら実況で息切れとも取れる場合もありました。でも今日の桜花賞はファンファーレ前に別れの挨拶をぴっちり入れて、実況もよどみなくさすがでした。これからもお元気で。


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桜花賞展望

2010-04-11 01:31:11 | 競馬
今年の桜花賞は混戦。勿論、昨年のブエナビスタ級の馬はいない。チューリップ賞、フィリーズレビュー、アネモネS、フラワーカップの勝ちタイムはどれも平凡。これらレースの着順はあまり参考にならないだろう。


その中で、アプリコットフィズのクイーンCは高レベルな競馬だった。この馬の課題は食が細く、体重が増えないこと。陣営もギリギリの調整で、3戦連続430kgで走ってきた。マイナス4kgがギリギリで、それ以上馬体重が減ったら、レースに影響が出る可能性は高い。パドックを見てから買いたい。

アパパネは、調整に関しては問題は少ない。阪神1600mは3度目、栗東に滞在し調整しており、桜花賞に対しては万全であろう。

アニメイトバイオ、ギンザボナンザ、コスモネオシン、オウケンサクラも差は少ない。




ところで、ニュージーランドトロフィーにサンライズプリンスは強かった。勝ちタイムは1分32秒9.2レース前の1000万下の隅田川特別が1分33秒8。決して好タイムが出ていない今開催では傑出した好タイムである。
陣営としては日本ダービーを狙いたいだろうが、今日のレースを見るとNHKマイルCに出れば相当の確率で勝てるだろう。しかし、キングカメハメハ、ディープスカイはNHKマイル、日本ダービーを勝ったが、脚元に不安があるこの馬にはちょっと厳しいローテーションになる。

いずれにしても、相当強い馬だ。無事に次に進んでほしい。
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ドバイ 高松宮記念 回顧

2010-04-03 23:34:55 | 競馬
ドバイワールドカップのレッドディザイアは残念だった。

前哨戦とほぼ同じ展開。スローペースで直線勝負、位置取りも同じだったが、直線伸びてこなかった。

随分、今回はレース前入れ込んでいたらしい。

凱旋門賞なども見て感じることだが、ヨーロッパのパドックはあまりにも大勢の関係者がいて、馬場入りまで人混みをぬって入場していく。日本はパドックはあんなにワイワイしていない。観衆がうるさければ注意されるし、「お静かに、カメラのシャッター音はご遠慮ください」なる看板もある。

主役である馬がレース前に入れ込んでしまい、力を発揮出来なくなる可能性がある欧州のパドックは決して良くない。でも、それが競馬の本場のやり方である以上、そのような環境にも耐えられる、また慣れさせなければ、なかなか凱旋門賞やドバイWCは勝てないかもしれない。

しかし、逆の見方をすれば、日本とヨーロッパのトップホースの実力差はほとんどない。運と経験が両方あれば、オールウエザーになったドバイWCや凱旋門賞は近い将来勝つ日が来るだろう。

そのためにも、とにかく日本のトップホースは挑戦し続けてほしい。

シーマクラシックのブエナビスタは間違いなくダーレミ以上、一番強い競馬をした。昨年行かなかった凱旋門賞に挑戦してほしい。シーザスターズのようなものすごく強い3歳馬が現れなければチャンスはあると思う。


今年は、ウオッカ-ダイワスカーレット時代からブエナビスタ-レッドディザイア時代の年になるかもしれない。いずれにしても牝馬。牡馬がだらしなさすぎである。




一方、高松宮記念は大混戦。その中、キンシャサノキセキがハナ差で優勝。この馬、これで昨秋から4連勝である。その2着との着差が、クビ、1馬身、クビ、ハナ。実力プラス強運の持ち主といえる。


父はサンデーサイレンス第1期世代の種牡馬フジキセキ。初期の産駒もそこそこ走ったが、なかなか大物が出ず、無難な種牡馬の印象だったが、父サンデーがこの世を去ってからカネヒキリや海外のサンクラシークが出現し、以降GⅠ級が続々出てきている。評価も一変しているところだろう。現3歳もダノンシャンティがいる。


それにしてもスプリンター路線は層が薄い。早くスター候補が出てきてほしいものだ。





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