転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

フィギュアスケート全日本選手権 ~美姫の強さ・真央の復活~

2010-12-26 22:44:51 | スポーツ全般
フィギュアスケートの全日本選手権(長野市ビッグハット)の女子フリーが今夜行われ、安藤美姫が逆転優勝した。



優勝した安藤美姫については、昨日も書いたが今シーズンは安定感があり、大人の余裕のある演技が出来るようになった。見ている方が息苦しく感じた2、3年前の彼女とはもう別人。精神的に大人の女性になったと思う。

今日の演技は、トリプルルッツ-ダブルループ、トリプルループ、後半のダブルアクセル-トリプルトゥループを含む5つのジャンプもすべて着氷し、ノーミスのフリーを演じて力強いガッツポーズが飛び出した。

自信に充ち溢れ、余裕のある愛らしい表情。この写真が彼女の今の充実ぶりを物語っている。


私見だが、ニコライ・モロゾフコーチとの関係がきっと充実しているのだろう。大人の関係のような気もするが、それも良しと思う。







浅田真央は最初のトリプルアクセルは綺麗に決まったかに見えたが実は回転不足。後半のアクセルはダブルに変更し、トリプルサルコウはダブルになった。3回転-3回転も回避しており、目立ったミスはなかったが、安藤美姫に逆転を許したのは仕方ない結果だった。

それでも、2日間ともトリプルアクセルに挑戦して、大きな失敗もなく、真央ちゃんらしいスピード感のある演技が出来たのは大きな収穫。目標としているバンクーバーからレベルアップした演技を世界選手権では見せてくれるだろう。





村上佳菜子については現時点では申し分なし。3回転-3回転の安定感は随一だ。大会を重ねるごとに成長しているのがよくわかる。山田満知子コーチとの親子というか孫娘のような関係も微笑ましい。











そして、一番ほっとしたのは、 フジテレビ カナ?



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有馬記念 回顧

2010-12-26 16:58:58 | 競馬



ゴール板を通過するヴィクトワールピサとブエナビスタ。

デムーロとスミヨンがお互い相手を見ているのがわかる。


そして、

5cmくらい。まさにハナ差。確かにヴィクトワールピサが勝っている。



逃げ馬がいないレース。こういう時は思いもよらぬ馬が逃げて、かえって速くなる場合もあるのだが、そうはならなかった。トーセンジョーダンが逃げた前半の1000mは62.0秒。明らかなスローペースだった。ヴィクトワールピサは向こう正面で仕掛けていって4コーナーの段階でブエナビスタとの差を開いた。この判断がハナ差の勝利に結びついた。

ヴィクトワールピサは凱旋門賞では結果が出なかったが、環境が向かなかったというのもあっただろうし、正直、病み上がりの武豊騎手がマイナスだっただろう。欧州遠征は決して無駄でなく、精神的に一回り成長したと思う。来年は、古馬戦線のエースとして引っ張ってくれるだろう。


そしてブエナビスタ。自身の上がり3Fは33秒8。残り200mではすでに先頭に立っていたヴィクトワールピサと5馬身くらい離れており、ヴィクトワールピサの最後の1Fが11秒8ということは、自身の最後の1Fは10秒9か11秒0ということになる。まさに桁違いの追い込みであり、やっぱりメンバー最強であった。

でも、ハナ差で負けは負け。悲運のブエナビスタ伝説がまた増えてしまった。GⅠ5勝のブエナビスタだが、出走したGⅠレースで明らかに負けを認めるのは、昨年の有馬記念と今年の宝塚記念だけ。昨年の秋華賞、エリザベス女王杯、今年のドバイシーマクラシック、ジャパンカップ、有馬記念は、乗り方が少し違えば全勝だったかも知れない。そうしたらGⅠ10勝となったのだが。

この秋、完全燃焼したブエナビスタ。来年も現役続行のようだが、一体どこに向かうのだろうか。個人的には十分ファンを楽しませてくれたので、牧場に帰って2世を作ることも重要な仕事だと思う。


勝ったヴィクトワールピサだけでなく、3歳勢のレベルはやはり高い。全くふがいない4歳牡馬勢よりは相当上である。回避したローズキングダムも含めて、来年の競馬界を盛り上げてくれるだろう。


一方、期待したドリームジャーニー、積極的に先行しながら失速したオウケンブルースリは残念ながら往年の力はもう無いようである。
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