絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

お茶サークル

2006年01月18日 08時18分03秒 | Weblog
今週は、お茶サークルの初釜です。
お茶サークルというのは、地域の公民館で行われる
安価なお茶の会です。(月一で一回千円也)←安すぎ
今年は会計の役になってしまい(軽く考えていたけど)
公民館の利用料が変わって話し合わないといけなくなったり、
サークル展の準備などあれこれ用事がありました。

月一回しかないので、初めは抹茶を飲む作法が
わかればいいや、という軽い気持ちでした。
しかし・・・
わたしのような超初心者はいなくて、
みなさん10年選手ばかりで、要はお茶を忘れない程度に
集まって「お茶してる」会だったのです。

お茶をされている方はよくご存知でしょうが
こういう和もののお稽古って、それこそ「和」が
大事なんですね。
自分ひとりお稽古して、ハイさよなら、というわけに
いきません。

来年度も続けるかどうか、悩むところです。





続編

2006年01月17日 20時50分37秒 | Weblog
その後も、何度かその子の家にいったり
電話して、学校へがんばってくるように話したりしたけど
なかなか難しかった。

大人になった今でこそ、登校拒否が、
幼少時代からの家族関係と深く関わっていることを
理解しているけれども、当時は、自分がその子と
いっしょにずっといなかったからかもしれないと
こころがズキッと痛んだ。

担任の先生の話では、成績不振で悩んでいたことが
原因だそうだった。
そんな・・・
成績で悩んでいるのはみんな同じじゃないか?
どうして、あの子だけそんなふうに閉じこもっていくの?
どうして、本音をもっと出してくれなかったの?

いろいろ思ったけど、あとの祭りだった。
いつもいつも笑い合っていた、三人組のはしゃいだ声が
頭をよぎった。。。


その後、ほとんど登校しなかったが、
名古屋の女子大に推薦で合格し、一度名駅のホームで会った。
とても、元気そうで、少しだけほっとしたのを覚えている。
今では、どこか、遠いところへ嫁いだと聞いている。


占いは嫌い

2006年01月17日 17時16分19秒 | Weblog
その昔、「こっくりさん」というのが流行っていた。
紙に50音と神社の鳥居と、はい、いいえを書いて占うのである。
三人が一円玉に指を置いて、質問すると一円玉が動き出す…
(いまでも、やってる子どもがいるかもしれないが、やめたほうがいい)

当時女子高生だった私は、仲の良い三人組で
放課後、遊び半分でこれをやっていろいろ占っていた。
ときどきあたるので、面白くなって、
他の子も、これ聞いてとかあれは?とか言って
参加したりしていた。

でも、たまに、聞いてないのに勝手に動き出したり、
全然違うことをコメントしたりしてくるようになった!?
いま、こうやって書いていても寒い。。。
(強烈な自己暗示にすぎないよ、という友達もいた。)

ちょっと、怖かったけど、
それでも若気の至りで、しつこく続けていた。
九州へ修学旅行の電車の中でもやっていた!
(今なら飛行機だよね)

私は、もういい加減にしておかないと
まずい気がしていた。
そのうち、ボーイフレンドができたりして、
仲良し三人組でべったりいっしょにいた関係は
解消されていった。

高三になって、受験のことが切実になってきて
こっくりさんのことなど、すっかり忘れていたのだが、
その、仲良し三人組の一人が、急に学校に来なくなった。
いまでいう「登校拒否」だ。何日も休んでいる。

担任の先生と、もう一人の友と三人でその子のうちにいった。
住所はわかっていたけど、実際に行くのははじめてだった。
私たちの前に現れた彼女は、うつむいて、
以前のキャッキャッとした感じはどこにもなかった。
「待ってるからね」といって帰る途中、ふと見ると
彼女の家の真裏に、稲荷神社があって、狐の石像がみえた…
もう一人の友人いわく、こっくりさんを一緒にやらなくなった後も
彼女はひとりでやっていたという…
まさか、そういうわけじゃないよねえ。
うん、違うでしょ…と言い合って別れたのだったが…

そのあと、こっくりさんの彼女は卒業まで学校には来なかった。

記事が消えてしまった

2006年01月17日 11時29分24秒 | Weblog
朝、長文の記事を書いていたのですが、
絵文字を入れようとして何かのボタンを押した途端…
タイトルのようなことになってしまいました。
(このブログは、記事の保存とかないのか?)

で、こんな時間に書いております。
今日は暖かい晴天なので、気分も上々…

明日18日は大須の骨董市です。
行かれる方も多いでしょうねえ。(私も行きたいけど)
今週は19日にお茶サークルの初釜だから
それに着ていくものを決めなくっちゃ。。。

私の場合、「何着ていこうかなあ~~るんるん」とは
程遠くて、あれこれ迷った挙句、
当日の、まさに着るそのときになって
「ええ~~い!これで行っちゃおう!!」みたく
やけくそ状態になることしばしばあり。。。
つまりなんですね。


読み聞かせ

2006年01月16日 09時44分04秒 | ボランティア
うちの小学校では、スクールサポーター(お手伝い)の
一つに、本の読み聞かせをとりいれている。
八時半から10分の「朝の読書」の時間に、保護者が教室に行って
絵本を読むのだ。(詩の場合もある)

読み聞かせのおばさんたちは、毎週どこかの学年に入っている。
明日は、自分が6年生のクラスに行く日だ。
低学年、4年生くらいまでは、どんなファンタジーでも
喜んで聞いてくれる。(まだ、半分そういう世界を生きている、とも言える。)
しかし、5,6年ともなると、話は別だ。
礼儀として静かにしているのと、本当に集中しているのとは違うのである。

10分という限られた時間で、高学年にも読み応えのある本を
探すのは結構大変。サポーターの方も、逃げがちだ。
(自分で行きたい学年に入る自主申告制なので)

しかし、思春期の入り口にたった子どもたちに
何かしら、「あっ、そうなんだ・・・そういうことだったんだ」と思う
ヒントになるような、メッセージ性のある本を提示するのは
貴重な機会のように感じる。
(とくに、友達関係については、なにか関係作りがうまくいかず
悩んでおり、それをまた、誰にも言葉に出しては相談できないで
苦しんでいるように思える。)


しつこく一人反省会・・・

2006年01月15日 23時20分53秒 | 一絃琴
いままで、20回近く演奏会で弾いたけど
今日は【バツグン】に下手だった
もう、文句なく、ぼろくそだめだった!

弾く前からこうなることは目に見えていた。
(他のお弟子さんと)一緒に稽古していないから、
一度も合奏していないのだもの。
また、先生が所用で演奏する時間までに来られず
かわって姉弟子の方が、琴の説明やら曲の紹介などを
したため、その方はとてもあがっていたようだった。

今日の会は、筝曲が6社中もあり、さながら腕比べのようで
いつもの文化祭のような、素人っぽい人は非常に少なかった。
筝曲の人は、その人たちの罪ではないかもしれないが
とにかく筝がバカでかく場所をとるため、
傍若無人な印象を撒き散らしていた。
したがって、私たちは和室の控え室におり場もなく
「廊下」に追い遣られた。(9時から終わりまで)

筝の大音響の合い間の一絃琴なんて、きっと
「蚊の鳴くような」音にしか聞こえないだろう。
なんでもかんでも、(あるいはどこでも)
弾けば良いってもんじゃないでしょう、と
先生に言いたいものだ。(言えませんが)

こんな気分のすぐれない夜は
ヒラハラアヤカを聴いて眠ろう…
Everyday I lisson to my heart ひとりじゃ~ない…

結局今日のきものは・・・

2006年01月15日 20時33分02秒 | きもの
今日の演奏会は、筝曲や舞踊の社中が10こも
出演していて、皆4時まで拘束だったので
着物がいっぱい!
総勢50人くらいいた。
皆さん、訪問着や振袖、色無地がほとんど。
それに美しい袋帯。

わたしめは、例のお遊びのような付け下げで
しかも、柄襟にした!
(ひょっとして、またスベッたかな…)
ま、いいや、誰も私のことなど注視してないから。。。と
開き直りました、ハイ

演奏会

2006年01月15日 20時22分41秒 | 一絃琴
演奏は無事終わった…と言いたいところですが
散々でした。
今日、演奏をお聞きになった方、ごめんなさい、です

案の定、一度も合わしてない「初春」はバラバラだし、
いつもはきれいに終わるはずの「今様」までが
シッチャカメッチャカでした。

(弾きながらの私の心の声…)
音が全然合ってない。調弦器で合わせましたよね?
どうしてあわないのかなぁ??
誰かツボじゃないところに長管を置いてる?
それともわたしの音がおかしいのか???

うう~~~~
帰ってきてから、1時間歩いて頭冷やしたけど
いまだ気持ちの整理がつきません。

「初春」「今様」「須賀」

2006年01月14日 10時09分02秒 | 一絃琴
この3曲が今回の発表です。
全部、合奏です。(ハモリません、歌も琴も)
「今様」だけは、前奏は合奏、あと部分を独奏です。

一絃琴は原則独奏なので、もし合奏のみをお聞きになった方は
それを一絃琴とお思いにならない方がいいと思います。
合奏には全く不向きな楽器であり、
本来の良さもかき消されます。
(時間の制約がある場合は致し方ないのですが)

関西のほうでは、1オクターブ低い琴(箱型の一絃琴)を合わせ
演奏しているところもあるようですが
はたして、どうなんでしょうか。

「今様」はわたしたちが高校の音楽で習ったような
「梁塵秘抄」からとった『遊びをせんとや、生まれけん~』
というのではなくて、
『春の弥生のあけぼのに~』で始まる「四季今様」と
呼ばれるものです。
これは、自分の人生を四季になぞらえて歌う、
なかなか味わいのある曲なんです。

帯締めを代えると

2006年01月13日 14時41分08秒 | きもの
この帯締めは、伊賀組み紐です。
色は大人しいけど、気にいってます。
締めやすいし、結構何にでも合ってしまう。
中間色だからかな?

この着物は付け下げです。
刺し子風の青い刺繍。(梅だ!?)
お遊びですよ~って感じですかね。
(よく分からん)

今日のお天気は~~

2006年01月13日 08時42分46秒 | 一絃琴
朝なのに暗い
つまり、この地方の今日のお天気はへ向かうもよう。
演奏会の日、雨じゃなきゃいいんだけど・・・

最近は、筝や篳篥、琵琶、笙などの演奏でも
洋装で違和感なくされていますが、
一絃琴の演奏では、和装というのは不可欠な要素
のようです。
また、椅子に座って弾く先生もいらっしゃいますが、
基本は和装で正座ということのようなのです。

「正座」は、いまや正式な座り方として唯一のように
思われていますが、そうなったのは、いわゆる「お茶」文化が
浸透してからで、それ以前は、朝鮮式の片膝立て、
あるいは胡坐だったといいます。(敵の襲来に備えてか?)

この正座も抹茶を飲む習慣も、中国の宋の文化の伝来で、
当の中国ではその後台頭した元によって駆逐され
いまやその痕跡はないという・・・
(元って、鎌倉時代に日本まで攻めて来た例のやつですね。
その大将のジンギス・カーンは、これまた実は逃げ延びた義経
だったと言う怪説もアリ。。。面白い)
いや、あれだけ広いのだから、
どこかに隠れ宋文化伝承者がいるかも?
(お茶関係の方はこの辺詳しいと思います)

お茶サークルの発表会のときは、
着物着て8時半集合だったので
1週間前からタイマーで30分以内着付けを練習したけど
今回さぼってます

着ていくのも決めなくちゃ。う、半襟もまだつけてないゾ。
梅のものを着ていこう・・・でも合う帯が・・・
梅に、梅の帯というのもね~~
梅尽くし?・・・・そんな通じゃありませんて。
着物も一絃琴と同じで、「序の口」というやつでして。

一日バタバタしてました

2006年01月12日 23時23分52秒 | Weblog
今日は一日中バタバタしていた。
朝、家のクローゼットの扉の修理が来るのを
すっかり忘れていて、ピンポーンと鳴って
初めて気づいた。(あっちゃー!)
(朗読の予習が充分でないぞ)

そうこうしているうち、
琴に入門された方がみえて、
呂管の持ち方や、弾き方など聞かれる。
あっという間にお昼になり、
お天気が良かったから、全部干した布団類を
片つけてから図書館へ…。

そのあとは、買い物、子どものお稽古送り迎え
夕飯、等等雑用が続き…今に至るのであります。


あ、そうそう、着物関連の本で
いいのが出てますね。
別冊家庭画報「おさんぽぎ」(世界文化社)
なかなかいい感じの、仰々しくない着物写真満載で-す

ネットで申し込もうっと。最近はネットばっかり。
だって、本が重いんですよ~(年寄りだ!)

対面朗読

2006年01月12日 08時35分56秒 | ボランティア
今日は午後から、市の図書館で対面朗読をします。
対面朗読というのは、視覚障害のある方のために
代読するものです。(録音ではなく対面)

わたし自身は、子どもの本との付き合いが長いので
はじめは読み聞かせの方のお手伝いを
申し込んだのですが、そちらは、50人くらいも
希望者がいて、対面は10人程度だったので
こちらに代えてもらいました。

図書館には、遮音の対面朗読室があり、
そこで、視覚障害の方のリクエストの本を
読みます。(この市では、ボランティアは2人ペアで行う)
自分では手に取らない方面の本も読ませてもらうので
面白いのですが、何が面白いって、やっぱり、
お客さんが博学で、いろんな事を
教えてくれるということです。

つまり、どっちがボランティアなのかわからん状態!?
わたしは相手の目の代わりをするだけなので
あとは、お客さんがいろいろ解説してくれたりするのです。
お客さんと、歴史や文学の話ができた日は
ほんとに楽しいです。

「うわー、面白いですね~!」を連発するのはわたし。
帰りがけに、「また、リクエストしてくださいね」と
いって、失礼します。

難しい内容のときは(あらかじめ予習していくのですが)
なかなか自分自身が理解できないものもあったりします。
(お客さんは、聞いて理解されている)

また、初見のときもあります。
そういうときは、冷や汗がたらたら出ますね。
他に、図の読み方などは、ほんとに難儀で
分かりにくいだろうなあと反省します。

まだまだこのサービスを利用される方は少なくて
司書の方に、集団の読み聞かせを受けられないような
障害のある子どもたちにも利用してもらったらどうかと
提案し、また当の療育センターにも行って
利用を呼びかけたこともありましたが、
結局、どこの部署の方も、新しいことをするのは、
おいやみたいで、進展はありませんでした。
(呼びかける相手を間違えたのかもしれない・・・)





演奏会まであとちょっとしかない

2006年01月11日 23時23分16秒 | 一絃琴
今度の演奏会まであと3日しかない。
あせっている…肘の痛いのが治らない。
他の3人の方と合奏だけど
一度も合わせたことがない「初春」も演奏する。
ぜったいに合わないよ~~
だって、間と余韻だらけの曲なのよ~~
4人のそれがぴったりくるほど合わせてないのよ。
(こんなガチンコ勝負みたいなのでいいのか?)

演奏会になると、全く先生とお弟子さんたちの意見が
食い違う場面が多くみられる。
(私は新入りなので何も意見は言えません)


それでも、今日、新人の方から
わざわざお電話をもらった。
「すごく難しい!」を連発されてたけど
でも、「死ぬまでこの一弦琴をやるつもりだ」と
言ってくださったので、とてもうれしかった!
(やっぱり、この琴にこの人も嵌ったんだね。)