絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

いよいよ2006年も

2006年12月30日 22時40分52秒 | Weblog
あと一日になりましたね。
掃除ももうきりがないので、明日の午前くらいで終わりにして
あとは煮物などをたいて、お重にかまぼこ等を詰めて、、、と思っていますが
はたして最後の最後まで掃除やってるかも???

思うに「大掃除」とは「日頃やれないような、そこまでできないようなところを
掃除するもの」でしょうが、毎年自分がやっているのは「大掃除」ではなく
「日頃やっておくべき掃除」をまとめてやっているに過ぎないな、と
今日、洗面所の壁を拭いていて思いました。
今年冷蔵庫周辺の掃除が楽チンだったのは、旧のが壊れて
新しいのがくるときに、台所の辺りいったいを掃除したからでした。
何も年末じゃなくても、日頃から思いついたときにでも
壁やら天井やらをきれいにしておけばいいんですよね(なかなかできない)


ふりかえってみて、2006年はどんな年でしたか?
私は、今年は意にかなうことがあまりなかった、というか
あれこれうまくいかなかったことのほうが多く思い出されます。

来年はどんな年にしたいですか?
何かを強く願っていれば(そのために努力するのは当然なんですが)
かならず道がひらける、あるいはその方向へ引っ張っていく何かに出会う
そんなことを、中年になっていよいよ深く感じるようになってきました。

すばらしく充実した毎日を過ごせた人にも
また、あんまりさえない一年を過ごした人にも
来たる2007年が、綺羅星のように輝く一年になりますように
(ネットの先に繋がるあなたのために)
こころからお祈りいたします。

どうぞ、良いお年をお迎え下さいませ。


星屑のよる

2006年12月28日 22時02分15秒 | Weblog
ひゅ~るる~~、ひゅ~るる~~
雪起こしの風の音が部屋の中にいても聞こえます。

明日、この地方の予報は雪
先ほど、明日の雪に備えて、ワンの夜散歩に出かけました。
他にもちらほら私みたいな犬連れが・・・

外は月が煌々と照って、強風が吹いていました。
雲の吹き飛ばされた夜空にはピカピカに磨かれた星たちが。。。

明日の雪の予報は、当たらないでほしいなぁ


加速

2006年12月28日 07時49分30秒 | Weblog
今年もいよいよ押し詰まってきた
昨日今日、異常に暖かい。昨夜はストーブつけてなくてもいられた

その、暖かいお天気、今日までらしい。
掃除・加速するべし
それにしても、冬場はファンヒーターですごく埃が出るような気がする。

大掃除の際、毎年思うことだが、
やはり、日頃からやっておくべきだ
(反省は生かされず。。。)

外掃除、終了

2006年12月27日 11時25分50秒 | Weblog
昨日は雨ではかどらなかった掃除ですが
朝からフル回転

外壁のちょっと汚れているところを、放水しながら
デッキブラシでゴシゴシ(びたびただ~~
窓ガラスも長いワイパーでこれも放水しながらゴシゴシ

うちには、窓ガラスや網戸をはずしてくれる助っ人はおりませんので
夏場と今の時期、2回洗いまする。。。
(外せない、大きすぎて

お風呂場も大方終わり
(目をつぶるノダ)
あと、トイレやら台所、、、
掃除も必要だけど、今の我が家に必要なのは
『いらんものを捨てる
これに尽きます

ワンの家は「恐怖の館」で、人間の方は「ガラクタの館」だ~~

ワンの新居

2006年12月27日 01時46分29秒 | Weblog
もう何年になるのか、ワンの家の屋根部分が怪しくなってきた。
イブの日に一大決意で新しい家を購入し(買うのはいいんだけど組み立てが・・・)
一家三人協力して何とかできた

しかしそのあとが大変だった。
何がって、古いほうの家の処理。
そのままでは粗大ゴミで、引取りまで何ヶ月もかかってしまう。
そこで、この家を解体して可燃ごみにすることに。。。
それがそもそもの間違いだった。
しっかりした木で、手や足では到底割れない(当たり前か!?)
シャベルで割って、てこの原理で折ったり
のこぎりでぎこぎこ切って小さくするのの大変なことといったら

まあ、なんとかゴミ袋に入れた、ムリムリ。
これがまた、持っていってくれるかどうかがまた心配で、、、
何せ10袋くらいになったから、積み残しになったら、またそれを
えっちらおっちら持ってかえってこなければいけないから。

9時半過ぎ、おそるおそるゴミ集積所に行ったら、
きれいさっぱり持っていってくれていた!
よかったあ~~今年一番のしあわせだ~~(ちいさ過ぎ

しか~し!ことはこれで終わらなかった!
なぜ今頃わたくしがPC開いているかというと
その、ワンの新居で、ワンがすのこっぽい床に自分の鎖を挟んで
取れなくなって、ワオーンワオーンって泣きじゃくり
いまやっと鎖も取れて水も飲み、大人しくなったところなのです。
(目が冴えて、眠れませ~~~ん

すのこに挟まった鎖をとろうとしてもがき
家の外へ出たらすのこがはずれてきて家の入り口をふさいでしまい
ほんとにワンにとって「恐怖の館」になってしまった。
また、おとなしくはいってくれたからよかったものの、、、
もうちょっと太い鎖にしたほうが安全かも。
柴犬なのに体重が8キロあるかないかくらいで、小さい。
よって、鎖もとても細いものにしていたからいけなかったのだ。
明日、太目を買いに行こう

おととしの6年生に

2006年12月26日 07時51分51秒 | 
そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか!齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第(3)巻

PHP研究所

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友だち関係に悩む子どもたちへ齋藤孝さんが書いた本ですが
「ひとりに耐える」という強靭な精神はどういったところで
培われるのでしょうか?
その辺を子育てする人に教示いただければ、などとふと思いました。

この本は、小学校の読み聞かせをはじめた年に
6年のあるクラスに置いていったところ、
子どもたちが次々に持っていって読んでくれたようでした。
また、ある子は家に持って帰って読もうとしたところ
お母さんもこれを読んで「いいことが書いてあるね」と
共感してくれたそうで、なかなか好評でした。

このお母さんのように、子どもが何を読んでいるのか
興味を持ってくれている家なら、きっといろいろな問題も
いっしょに乗り越えて行けるのではないかと
思ったものでした。


イブの顛末

2006年12月25日 08時57分24秒 | 子ども
結局子どもは最後までプレゼントを何にしようか迷っていたらしく
(つまり、いま欲しいものがない!?)
恒例のサンタさんへのお手紙も書かずにほったらかしにしてあった。
それなのに・・・

昨日の、もう寝る前になって、何かを読んでいたと思ったら
やおら紙に何か書き出した。
『えっ、今頃書いてももう出発してるよ!?』といっても
『いいの!』だのといって聞かず、さっさと二階へ上がっていってしまった。

しばらくして見に行ってみるともう白河夜船、ぐーぐー寝ている。
して、枕元には恐怖のお手紙が。。。
(もう、間に合わないって)

実は金曜日の夜、友だちのお母さんが買い物先から
いま品薄のWiiが販売されているので、買って行こうかとわざわざ
電話をくれて、思いがけず手に入ったのだったが
そのゲームソフトをサンタさんにお願いしてあった
しかも、24日発売の

本人が全然決めないので、もうプレゼントは用意してあり
今朝しょんぼりしてそれと自分の手紙と持って降りてきた。
「頼んだのと違うのがきた。。。」というので
「そんな、直前に書いたって間に合わないって!」と答えると
「なんで魔法でやればできるじゃんか!
 そんなんだったらお店で買うこととおんなじだ~~~
と、ぐずっているのだった。。。
「あ~~あ、めっちゃショック
などとのたまううちの子は、まだ半信半疑ということか

クリスマスのプレゼントは

2006年12月24日 09時47分06秒 | 子ども
サンタクロースっているんでしょうか?

偕成社

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今日はクリスマス・イブですね。
サンタさんがやってくる日です。今年もプレゼントは届くのでしょうか?

小3くらいから、子どもの周辺も
「お母さんが枕もとにプレゼントをおくのを見た!」だの
「プレゼントの紙が、アピタのだった!?」だのと騒がしくなってきたが
「サンタさんを信じてない子のところには来てくれないから、
かわりに親が置いてるんでしょ。」とかわしてきた。

去年は、直前まで「内緒にする」だのといっていたが
我が家では字を書けるようになった頃から、
希望のプレゼントを絵手紙にして(その絵を自分で書いて)
サンタさんへ、ということで1週間前くらいから壁に貼っておくことに
なっていたので「直前だと間違えるよ」といってこれもかわした。

しかし、、、、
今年は妙に普通だ。静かだ。
いよいよ、そういう年になったのか。。。
(上の子は小6だったが)

ささやかな

2006年12月23日 10時56分59秒 | ボランティア
対面朗読の研修会の締めくくりとして
ささやかな発表会の場を設けて下さることになった。
ボランテイアの指導を無償で受け持ってくださった先生が
最後に行なうはずだった講演会の講師料を返上して、
会場費に当ててくださるというのだ。

初心者向けの研修だったはずだが、実際は半分くらいの人が
音訳奉仕の会でこの道何十年という方だった。
毎回、それらの方達は非常にうまくて、もうできあがっているというか
指導することないんじゃないかな?と思うほどだったが
そのほかの方々も、それぞれに味わいがあり
うまいへたで割り切れないところが、また朗読の面白さでもあり
すごく勉強になった。

今回、発表の場を設けて下さると言うことで
自分のことは全くタナに上げて、諸先輩方がどんなふうに読まれるか
いまから楽しみにしている私なのだ。

私の前にある鍋とお釜と燃える火と

2006年12月22日 19時45分30秒 | 
石垣りん 「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」

それはながい間
私たち女のまえに
いつも置かれてあったもの、

自分の力にかなう
ほどよい大きさの鍋や
お米がぷつぷつとふくらんで
光り出すに都合のいい釜や
劫初からうけつがれた火のほてりの前には
母や、祖母や、またその母たちがいつも居た。

その人たちは
どれほどの愛や誠実の分量を
これらの器物にそそぎ入れたことだろう、
ある時はそれが赤いにんじんだったり
くろい昆布だったり
たたきつぶされた魚だったり

台所では
いつも正確に朝昼晩への用意がなされ
用意のまえにはいつも幾たりかの
あたたかい膝や手が並んでいた。

ああその並ぶべきいくたりかの人がなくて
どうして女がいそいそと炊事など
繰り返せたろう?
それはたゆみないいつくしみ
無意識なまでに日常化した奉仕の姿

炊事が奇しくも分けられた
女の役目であったのは
不幸なこととは思われない、
そのために知識や、世間での地位が
たちおくれたとしても
おそくはない
私たちの前にあるものは
鍋とお釜と、燃える火と

それらなつかしい器物の前で
お芋や、肉を料理するように
深い思いをこめて
政治や経済や文学も勉強しよう、

それはおごりや栄達のためでなく
全部が
人間のために供せられるように
全部が愛情の対象あって励むように。



これは、もう随分前の、私が生まれた頃に書かれた詩でしたっけね。
でも、今読んでも全然古くない、むしろ今こそ読まれるべきもので
あるようにも感じます。
男女区別ない社会、欧米型の男女ともフルタイム社会に出て働き、
子どもは社会全体でみる(つまり子どももフルタイムで他人に預けられる)
のが当然の社会が、目の前まで迫ってきています。
そんな風潮の中、家庭の中にある一番大切なところを「女」である
自分たちが支えてきたことをあえて誇り高く思いたい自分がいます。。。

社会派の石垣りんですが、いまの世の中の薄っぺらな『ジェンダーフリー』
に比べてなんと深い人間理解なのだろうかと
朗読の練習のたびに思うのでした。
(石垣りんさんは、たしか独身を貫かれた方だったと記憶しています)


昨日の朗読

2006年12月22日 14時26分36秒 | 
私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集

童話屋

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昨日の朗読研修の記事を午前中書いていて、すご~く長くなったところ
急にパソコンが固まった!?
うんともすんともいわなくなり、結局その記事はボツに。。。
うぇ~~~ん

石垣りんの詩と随筆で気に入ったものを練習してくる宿題が出ていたので
この「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」を選んで読んでみた。
長男が生まれた頃、職をなくして(夫の転勤で辞めざるをえなくなり)
しょんぼりしていた私に、年長の友人が教えてくれたものだった。

「社会に出て働くことだけが素晴らしいわけじゃないわよ。
 わたしたちは家庭にあって子育てをしながらも、いろいろなことを
 勉強していくことはできるわ。
 ○○さん、感性が鈍らないようにいつもアンテナを高くしておくのよ!」
そんなふうに言って、叱咤激励してくれたことを昨日のことのように
思い出す。でも、案外それは彼女自身への言葉であったのかもしれない。
そうして今も私は家庭にある、ままなのだった。。。

ブログ、1周年

2006年12月21日 21時54分05秒 | Weblog
毎度、御贔屓にしていただき大変恐縮でございます
なんと、わが拙きブログも今日で1年が経ちました。(いや、続きました!)
継続は力なり~~アクセスしていただく方々のおかげで
なんとか、続けられました。。。ありがとうございます~~(感謝感激雨あられ

最初は、一絃琴の「お稽古日記」みたいなものをつけたいというような
気持ちだったように記憶していますが、その後、いろいろな方面へ
蛇行いたしまして、今日に至っております。

もっと着物関係の画像を貼り付けたかったのですが
どうもうまく絵が撮れないんです、光の具合なのかもしれません。
(外でとればクリアーになるのかも)
せっかく撮ってもなんか張り合いがなくて、ボツにした絵も多くありました。

意外にこれは良かったなと思ったのは、本の記事ですね。
何を読んでどんなふうに感じたのか、結構読書記録になりました。
できれば、同じ本を読まれた方の感想など多数書き込みしていただくと
ブログ上読書会、みたくなって面白いかもしれません。

あと、一絃琴のことは、もう私自身の妄想そのものを
思う存分書いているのであって、私の書いたことが本当かどうかは
それぞれの(習っておられる)方が御自身で判断なさって下さいませ。
また「これは違うんじゃないか?」と思われるようなことが
ありましたら、教えていただければ幸いに存じます。
(まだ習い始めて3年4ヶ月の若輩者でありますゆえ)

学校関係のことは、結構手厳しく書いてしまいましたが
子どもが小学2年になったとき、ある役割から、学校内部を
目の当たりにするようになり、実情を知ってしまった!?
ということがあります。
一般の保護者なら気づかずに済むことまで目に入り
協力者であると同時に批判者でもあるという、
たいへん精神衛生上良くない状態になったことも。
しかし、やはり大変意義のある、重要な職種である『教師』の方には
それなりの(連続した)情熱を忘れてほしくないと思うのでした。

いろいろなことをあれこれ思うにまかせて書いてしまい
もし、読んで不愉快になられた方があったなら大変申し訳なく思います。
言葉はそれだけで独り歩きし、意図したことと違う方向へ進むこともあり
また、言葉ひとつで、人の気持ちを救うことだってあり得る、
摩訶不思議な生きものですね。
「言葉」を大切にして、これからも「こころに浮かぶよしなしごとを」
書いていこうと思います、よろしかったらお付き合いくださいませ。