絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

子どもの本

2008年04月30日 21時09分20秒 | 
ぼく見ちゃったんだ!―インクヴァンパイア〈1〉 (インクヴァンパイア (1))
マルタン マッジェ,エリック サンヴォワザン
ソニーマガジンズ

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絵本の顔をしてますが、読み物としても面白い本です。
ある日本屋の息子が店番をしていると…
本の間にストローを挿して文字の「インク」を
吸っている男を見かけます…
さあ、その続きはwebで、、、じゃなく本で読んでください。
シリーズになってます。

今回の「・・・委員会」

2008年04月30日 09時12分25秒 | Weblog
日曜日久しぶりに録画でない「たかじんの…委員会」をみました。
こんなに視聴率の高い番組なのに、東京拒否のたかじんのポリシー?で
いまだ東京地区のみ放映されてないとか。

今回は光市の事件の少年の弁護士(現在は解任されている)
だった人が出演していました。
例の記者会見で最初に泣いた人ですね。
この人、この事件に関する本を出しました。
(まだ事件は係争中だけど)
番組ではかなり率直に話していたようでしたが
この本を読んだ感想で司会の辛坊さんがとても
怒っていたのが印象的でした。

この弁護士いわく
20人に及ぶ弁護団に欠けているものは「想像力」である、と。
つまり愛する妻と幼子を殺された遺族(本村洋さん)が
どれほどまでに苦悩しているのか、
思い至ることが自分を含めて出来ていなかった、
それによって、裁判の方向も見誤ったのではないか
(死刑判決を導き出した)というようなことを述べていました。

いつもてんでばらばらなことをパネリスト達はしゃべっていますが
今回はみなこのことにたいして真摯に答えていました。

映画

2008年04月29日 12時37分11秒 | Weblog
女王エリザベスと寵臣ウォルター・ローリー 上
ローズマリ・サトクリフ
原書房

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三月に乗った飛行機で「女王エリザベス」を観たので
試しにこの本を借りたけど…う~ん、面白くない。。。
他のエリザベスの本のほうが面白かったかな。
スコットランド女王メアリー物語のほうはさらに面白いかも。
この時期の世界史は知れば知るほど情味深い。
スペインという国がいかに大国であったかということを
なかなか現代人は実感しにくいが…

映画は他にも「ノーカントリー」「魔法にかけられて」
「大いなる陰謀」などを観た。
「魔法に」は予想通り楽しい映画だったけど
最後の舞踏会の場面で「現代風の素敵な女性」にイメージチェンジした
ヒロインがやっぱりハリウッド系?だったのが笑えた。

卒業式・後日譚

2008年04月26日 21時54分59秒 | 子ども
卒業した小学校の(在校生の)お母さんから
聞いた話では、うちの担任だった先生は
遠くの中学校の講師で出たらしい。
あれだけの騒ぎになって、教育委員会もあきれるほどの
不勉強ぶりだったから、さすがに近くにおいて置けなかったということか。
私達保護者からしたら、あんな人が「先生」と呼ばれる立場に
これからもいるということ自体が信じられないが…。
<教員免許>がありさえすれば、現在の状態がどんなのでも
雇ってくれるとはこれまたお慈悲のあることだ。

卒業式の翌日から旅行に行ったので、そんなに感慨深く
卒業式やらこの6年間について思いをいたすことが少なかったが
それで救われた面もある。
式が終わってから教室に入って、担任からおことばがあったのだが
それがまた何を言っているのかてんでわからないようなことだった。
お母さん達からも、何を言いたいのかよくわからない!?といわれ
とことん不評な先生だった。

もうこの先生のことは半ば諦めで、不運としか言いようがないのだが
わたしはそれ以上に卒業式のときの、校長先生の「お祝いのことば」が
いまだ忘れられない。
というのも、この先生のことばに子ども達の卒業を祝っている、
暖かい感じがまったくなかったのである。
これにはさすがに衝撃を受けた。
実に寒々として、心の中がすう~っと冷えていった。。。

教育委員会のお祝いのことばを読んだ人や
祝電をこころをこめて暖かく読んでくれた教頭先生のことばには
みんなに対する「おめでとう!」の気持ちがいっぱいあったのに…
それはほんとに悲しいことだった。
うちの担任が問題を起こして校長を悩まし
親たちの突き上げで苦しんだかもしれないが
そのことで、この学年の子ども達への祝う気持ちはなくなるものなのか?
それとなく他のおかあさんに聞いてみると
やはり同じ感想を持ったようだった。
この校長も転任して行き、いまはいない。

似ている・似ていない

2008年04月24日 21時19分34秒 | Weblog
耳鳴り
チャットモンチー,橋本絵莉子,福岡晃子,高橋久美子
キューンレコード

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前にも書いたような気がするけど「チャットモンチー」のこと。
女子三人組、ロックバンドです。
(素朴だけど気持ちはロックンローラー
そういえばこのボーカルの声の出し方が
「いきものがかり」のボーカルと似ているような。。。

「いきものがかり」って<神がかり系>or<神係>?
どっちなのかずっと気にかかっていたけど
なんのことはない、小学校の同級生でジャンケン負けて
《生き物係》になった、その「いきものがかり」だそうで。
(ああくだらない、考えて損した)


字幕はない!?

2008年04月24日 20時52分41秒 | 
スパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからず
ホリー・ブラック
文渓堂

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すごく楽しみにしていたのに
「スパイダーウイック家の謎」、、、なんと吹き替えのみの上映!?
なんてこった。大人は観ないってことですかい。
がっくり。。。(原作も読むべし…ただし子どもの本ですよ)
シリーズ全5巻です。

Dear friend1

2008年04月22日 22時44分54秒 | Weblog
懐かしいですね、何年前のでしょうか。
【スピード】の最後の方のベストアルバムです。
ヒロの、子どもらしい伸びやかなボーカルが
気持ち良いですね。(下手、ともいえるが)
今はこればかり聞いてます。
「White Love」とか「Graduation」とか良かったですよね。

スキャンダルがあってもなくても
人がやがて年取って「若さ」を失うように
【スピード】も存在価値を失っていったに違いないと思ったりします。
消え去ることが大前提の、ひと時の幻影。

判決

2008年04月22日 22時21分49秒 | Weblog
今日は光市の事件で朝からずっとこの報道だった。
判決が言い渡されてのち、弁護団(20名もいる?)の
記者会見の一部を見た。
以前にも、弁護士の1人が記者会見の席で
(自分は一生懸命にやっているのに世間から非難される等の旨)
あらぬことか涙する場面があったが
今回も(違う人だが)何を思ってか涙ぐんでことばに
詰まっていた弁護士がいた。
【涙もろい弁護団】とかネーミングしたらどうだろうか。
いったいぜんたいどういうこと?何の涙?
自分の主張が受け入れられない悔しさ?
少年に対する同情何ぞではないことは確かだろう。
なんとデリカシーのない。
家族二人を殺された被害者を差し置いて、涙するとは。。。
まだ事務的なほうが救われる…

その昔

2008年04月22日 00時38分18秒 | Weblog
とあることから、むかしむかし自分が大学に入ったときの
ことをふと思い出した。

今と違い国立大学が一期校、二期校と別れていた時代である。
公立大学はおもに二期校と同日に試験があったころ。

自分は一期校を落ちて二期校と同日実施の大学に進学した。
この学科に入った人間の8割が地元難関大学(当地一流)を落ちて
致し方なく?こちらへ流れてきた人だった。
女子の浪人はまだ少ない頃だ。
入学式の当日、学生会館のなかで、自分のうしろにいたふたりが
延々と「わたしはこんなところに来るはずじゃなかった」だの
「わたしは判定がAだったのに…」だのと
式の間中うっとおしくもしゃべり続けていた。
正直言って、だれもが第一志望ではないのだから
そんな意気揚々となんてしていないけれども
しかし、だからといって「こんなところ」というなら
そもそも受けなければ良いではないか、と
非常に不愉快だった。
自分も内心「ここか~」という落胆はあったけれども
「ここ」を否定するならば別の道を選ぶのがベストであり
「ここ」に来ていながら「ここ」を否定するのは
愚かというものだ。

その後、ごちゃごちゃ文句を言っていた人々も
すっかり大学になじみ、わが道を進んでいった。
「こんなとこ」と公言してはばからない、にふさわしく?
彼女達は非常に優秀であり勤勉であり、なにより【勉強】が
大好きな人たちだった。
あの時代も大学に入った途端に学業がおろそかになる学生が
大半だったが、この大学のこの科に限っては実に
大学受験の延長線上にあるかのごとくの勉強量だった。
「第一志望合格」の達成感がないので、勉強が終わらないのかな?
とも思ったりしたものだ。

半分以上が高校の教員となり(文学部なのだが)
一部は大学教授となり、就職しないまま地元の会社の次期社長夫人やら
お医者さんの奥さんやらになり、、、と
今と比べるとずいぶん時代の相違を感じはするが。。。
才色兼備でお家も裕福だったKさん(天は二物を与えるのねとみんなに
言われていた)あの子はいまどうしてるかな…


リトル・チャロ

2008年04月21日 02時20分00秒 | Weblog
毎度ミステリーを読むと気が滅入ってしまう。
理由は簡単、殺人やら裏切りやら盛りだくさんで
人間の恐ろしさをみてしまうからだ。
ほんとにミステリー作家って何が面白くて
殺人鬼の心情やら描くのかしらん。
自分の中にある「荒れ狂う暴力」をかくことで
発散してるんでしょうかねえ。
わからないわ~。読んでる自分もおかしいが…

そんなすさんだ読み物の後はNHKの「リトル・チャロ」を
みて気持ちを和ませよう。。。ちょっとは英会話も上達するかな?
(テレビ版は月曜夜11:30から教育放送で)

最近知りました

2008年04月18日 10時50分13秒 | Weblog
「製本」について。
自分は和紙には若干興味はあるけれども、一般のひとが
製本教室に通って、こだわりのある本の装丁を
自分のすきなものに変えて「製本する」、それをまた
指導する教室があるというのは全く知らなかった。
製本の際には、もともとの表紙をびりびりとはがして
いろいろな素材を使ってオリジナルな装丁にしていくという。
『紙の温度』という<紙専門店>でそれは開かれているらしい。

お店の存在は知っていたが、なじみもないのに
なぜこの店を覚えていたかというと
【かな料紙】という和歌を書き付ける紙を売っているのは
この近辺では『紙の温度』だけだったからだ。
(私が知った当時)

この話題がでたとき【かな料紙】ということばが
思い出せず、ず~っと「なんだったかな???」と
引っかかっていて、それと思い出したのは
夕方になってからだった(う~~~)

たしか茨城にその手仕事の出来る職人さんがいたと記憶している。
ため息の出るようなすばらしい和紙だった。
紙、というよりは、絵画のようなすばらしいものだった。
【かな料紙】でなくても、季節折々の和紙を
友人がきたときのランチョンマットなどにしたら
さぞかし優雅だ…
(その前にお片づけ!?)

セルフレジ

2008年04月15日 09時52分39秒 | Weblog
最近うちの近所のスーパーでもこのレジが
導入された。
少ない買い物のとき便利。
でも、ばら売り野菜などは自分で個数など入力する。
慣れたお姉さんがやってくれるのとどっちが早い?