深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「こんな調子で復旧、復興は大丈夫だろうか」

2011-05-31 06:36:16 | Weblog
相変わらず民主党内部はごたごたが続いているようだ。

今週には、内閣不信任案を野党は提出すると報道されている。

政治に目を向けるようになって以来日も浅いが、なんとも言いようの無い思った以上に「きたない」世界のようである。

「これが政治だ」なんてのたまう御仁もおられるが、「政治評論家」にはうってつけの儲け口の感じ。

国民の姿は、外野で、試合も見ないで、自分の空腹を満たすために野草をかじっている姿のようにも見える。

あきれてものが言えないのだ。

いろいろ言葉はあった。

「最小不幸社会」なんていうが、これでは「最大不幸社会」であろう。

さあ、とことんやってくれよ。

どうせ、大山鳴動鼠一匹かもしれない。

そして、大言壮語の菅総理の声だけがこだましそうである。

どちらも納得できない!!!





「浜の真砂、サイバー攻撃」

2011-05-30 10:31:09 | Weblog
日経朝刊のトップ記事に「サイバー攻撃を防げ」とあり驚いた。

一インターネット利用者として、世の中はそのようなところまで来ているのかと何の違和感も感じないですごしている自分に驚いたしだい。

いまや、インターネット利用者は、世界で20億人だそうだ。

この20億人が自由に交信するわけではないが、やろうと思えばできるところまできているのである。

自分たちのように、これで儲けるわけではなく純粋に楽しみでやっているものが多いと思うが、そのような人々までも区別することなくこの攻撃にさらされているということである。

ハッカーというらしいが、「コンピュータに習熟し、企業や政府の枠にとらわれずプログラミングなどの技術を追求する人」とある。

企業や政府の枠にとらわれないということは分るが、その技術を何の悪意も無く日常を楽しんでいる一般インターネット利用者まで巻き込んで自分の欲望を満足させるなんて行動はどうも納得できない。

単なる「愉快犯」と同じだね。

どうも、ハッカーの定義に反する行為と考えるが・・・

もし、このようなことを言っている自分が巻き込まれたら、インターネットなんてきっぱりあきらめて、庭弄りに専念することになるだろう。

何の対抗する力も無い身であるから。

なんと立派なことを言おうと、天災地変には勝てない。

自然の成り行きに任せる余生をおくるのみだ。






「何故菅首相の発言は空手形と言われるのか」

2011-05-29 11:16:22 | Weblog
焦る首相「空手形」を連発 太陽光パネル1000万戸 原発事故の情報提供(産経新聞) - goo ニュース
世界の首脳たちの前で公言した太陽光の話が、全く信用されていないという。それは、経産相も全く知らなかったということなどが原因だろうか。もともと、民主党政権のトップは、思いつきで言う癖があることもその理由かも。この太陽光の話は、どこかの企業がぶち上げた話と関連性があるような気がする。一企業が将来の儲けのために考える発想ならいいだろうが、まだ国内でコンセンサスも得ていない内容をさも具体的に公言するなんてどうかしているようだ。

「それは当然のことと思う」

2011-05-29 10:50:55 | Weblog
「原発の安全性発信は過ちだった」 小泉元首相、講演で(朝日新聞) - goo ニュース
原爆と原発は違うと言ってきた。原爆は人を殺戮するために作られた。しかし、原発は平和利用のために作ったと。しかも、原発は「安全」であると言い続けられてきた。しかし、原爆体験者は放射能は同じと考えて反対を言ってきた。「安全神話」が崩れてきたというが、もともと安全なんて無かったのである。

「処分できないと思うよ」

2011-05-29 10:41:56 | Weblog
菅首相、吉田所長の処分必要ないとの認識(読売新聞) - goo ニュース
政治家は結果責任を取れと、よく言われる。サラリーマンの場合は、そうではない。吉田所長の場合、本当に命令違反だったら、処分されても仕方が無いだろう。尖閣問題のときも処分が出た。しかし、今回の場合、結果は正しかったということで、政治家が処分するなんてことは言えないはずである。東電の出方を注目している。

「台風お見舞いいたします。今後の進路で被災地が心配」

2011-05-29 10:13:32 | Weblog
沖縄の台風二号の被害お見舞いいたします。

今度は、九州にも影響があるようで心配だ。

また、進路の具合では、大震災の被災地にも影響があるようで進路がそれて欲しいと思っている。

何事も、重なると大きくなる。

よいほうに重なることはいいのであるが、悪いほうになるとデフレスパイラルみたいに困ってしまう。

世の中、しばらくは悪いことが続くようで、それに負けないよう気分だけはプラス思考で行きたい。

先々のことを心配するあまり、気持ちが消極的になってはいけないと思う。

こういう風に考えてばかりいるのが危険かも。

とにかく、動こう。このような時は、動きながら考えればよい。





「なるほど日本は”置き去り景気”か」

2011-05-28 10:10:50 | Weblog
日経ビジネス(2011.5.30)によれば、日本の景気を「置き去り景気」というらしい。

中国、欧米では、若干経済的懸念があるようだか、世界は、日本を除き大体上向きという。

日本を除きというところが、問題である。

3.11の東日本大震災が影響しているとは思うが、どうもそればかりではないようだ。

確かに、この大震災で、問題点がはっきりしてきた面もある。

それは、日本の強みと称されていた、「サプライチェーン(部品供給体制)」の寸断に伴う影響であった。

これは、効率面からばかり強調されてきたが、「財務面」から見ると非常に問題があったということである。

企業活動を連鎖させ、品質、生産コスト、販売を合理的にしていたサプライチェーンが、今回の震災では分断されて大変なことになってしまったという。

起きてしまったことは仕方が無い。今後の問題点として十分改善していく必要がある。

しかし、相当な決断と努力が必要だろう。

そのためには、「日本の外に」という人も多いようであるが、日本の中で何とかできないものかと考える。

大企業もその強みを存分に発揮して、分割、分割といわれないようにして欲しい。

そして、技術大国とうぬぼれないで、思い切って発想の転換を図ることが必要であろう。

逆境こそチャンスである。









「この所長を支持したい」

2011-05-27 11:16:57 | Weblog
海水注入独断継続の吉田所長はこんな人(読売新聞) - goo ニュース
このような緊急のとき、命を懸けても従ってくれるような部下と上司がいたかと思うと、「結果よし」で所長を支持したい。作業員は殆ど協力会社の社員と思われる。東電そのものに忠誠心があったとは思われない。では何故に?それは「誇り」があったと考える。それを引き出すリーダーシップが所長にあったものと考えると納得できる。「誇りの服従」である。そうでなければ、命を懸けた「注水作業」なんてできるはずが無い。

「一体どうなっているんだ!政府と東電」

2011-05-27 10:20:25 | Weblog
一刻を争う緊急のとき、政府=菅総理と東電は何をやっていたんだろう。

「止める」「冷やす」「閉じ込める」という一連の基本作業に最先端の作業員は「命」をかけて取り組んでいたと思う。少なくともそのように思う。

今、原発一号機の海水注入について、「55分の海水注入中断」騒ぎは、何も無かったことが「はっきり?」した。「?」は一応信じるとして・・・・

現在までの様子では、菅総理(政府)及び東電のトップの指揮命令系統が全く機能していなかったということである。

「菅さんのイライラ的怒り」や「海江田大臣のオドシ」があったころ、既に東電現場の方々の心は上と離れきっているとブログで書いたことがある。

それは、大企業の効率化と合理化を錦の御旗にする「組織」に問題があるように感じたからである。

たとえ、「一喝」して部下を動かそうとしても、最先端の作業員そのものが東電社員でない現状ではうまく行くはずはない。

原発現場の専門家は、協力会社の社員であり、当然、直接の上司は現場の所長である。

平時はこれで十二分儲けさせてもらっているだろうが、一旦緩急の場合はそうは問屋がおろさない。

そこまで考えた組織で無い限り、このような組織を、「組織の硬直化」というのである。決して、最良のビジネスモデルとは言い難い。

私は、今回の場合、現場の所長の行動を評価する。たとえ、性格的に問題があったといわれようとも・・・結果はそれが最良であったと思うから。

逆に、海水注入を躊躇して55分間も議論していた政府の対応を問題にしたい。

また、むしろ、このような組織を「良」とし、「従業員の責任感のある満足できる環境を無視した」組織作りしてきた経営トップに疑問を感じるのである。

結局のところ、「人材」の良し悪しに帰結する。

現在、政府も東電も重い組織病に罹ったいるように考える。







「菅総理の責任感」

2011-05-26 07:45:12 | Weblog
「いった、いわないを論ずるのは不毛」みたいなことをいう人もいるが、国の最高責任者の場合は簡単には「そうですか」といえない。

原発事故の初動については、不可思議な出来事があったことがどうやら明らかになりつつある。

特に、水素爆発とメルトダウン、そして、放射能汚染まで発展した原因と思われる、海水注入をめぐる政府と東電間の食い違いは、「言った」「言わない」レベルの問題ではない。

統合本部長を兼務している菅総理の、「イラ菅」という個性で片付けられるものでもない。

《首相が怒鳴った「ワケ」》2011.4.30日経朝刊を読んだとき、東電側に全面的不信感を持ったものである。

しかし、時系列をよく調べてみると、あながち一方的「東電が悪い」の判断は非常にまづいと思うようになった。

なぜなら、政府側との食い違いが明らかになるにしたがって、一方的に「俺たちは善」の姿勢が見え見えとなってきたからである。

すなわち、菅総理と海江田大臣の「オドシ」という考えられないような反人道的な「責任の押し付け」的言動があったという事実も明らかになっている。

この問題は、政府、東電共に一人称で考えなければいけない問題である。

にもかかわらず、菅総理は、「逃げの一手」を決め込んでいる。

この態度は、最高責任者としての資質を通り越しているように思われる。

このような状態で、時だけ過ぎるようでは、被災者にとって耐えられないことであろう。

もうそろそろ、菅総理も正直に最終責任を取って新しい人に後を任せたほうがよさそうである。