深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「交付金がどのようになっているかが問題だ」

2011-05-09 18:08:04 | Weblog
原発停止でも地元へ交付金大幅減はない…細野氏(読売新聞) - goo ニュース
政府が全面停止を要請したことで、「交付金大幅減はない」と一政治家が言い切ることはどうもおかしい。次の再開までは、是々非々で行ってほしいものだ。この全面停止は、政府の都合だけの問題ではない。安全対策がなされていなかったからであろう。交付金とは別の問題と考えるが。。。

「菅総理も単なる政治屋なんだ」

2011-05-09 11:32:41 | Weblog
原発停止要請は浜岡のみ 首相表明、交付金8割維持へ(朝日新聞) - goo ニュース
浜岡原発の全面停止を要請した菅総理の決断を評価するものもいるが、結果としては、「安全」に対する考えの浅さをオープンにしたようなものに感じる。原発はリスクが大きすぎる。全面廃止の考えは出来ないのだろうか。停止も長期間の時間を要する。廃止に踏み切って、代替を真剣に考えるときであろう。

「原発の安全神話が必要だったわけ」

2011-05-09 10:50:13 | Weblog
3.11の大地震の後、発生した原発事故に関してずっと関心を持ち続けてきた。

それは、長崎で「原爆」を身近で体験してきたからだ。

執念深く思われるかもしれないが、放射能の恐ろしさをこの目で見て知っているからである。

このたぴの福島原発事故でも、地震の怖さ、津波の怖さとは違った目に見えない「放射能」の恐怖のため多くの住民が未だに避難しているのである。

地震、津波の結果、「過酷事故」が起こった。

今日の新聞の、「核心」(滝順一氏)は、今回の事故に対して別の視点から解説している。

高濃度の放射性物質が原子炉から漏れるという「過酷事故」を通して、何故、今回のようなことに至ったか、そして、今こそどうすべきかを述べているように思う。

その中で、私は、何故原発は「安全」と強調されてきたのかに注目する。

いわゆる「安全神話」である。

この安全神話で、いかに放射能の恐怖を語っても少数派として片付けられてきた。

むしろ、小心者の無駄な心配性のごとくである。

この安全神話は、立地対策の面と、反対勢力対策で仕組まれてきたようである。

菅総理は、浜岡原発だけを全面停止するよう要請した。

要請も法的規制ではないそうである。

また、浜岡だけと言うのも原発全体に対する考えの浅さを印象付けた。

今こそ、「安全」とは何かを、じっくり考えるときであろう。