今日の新聞記事によれば、政府の対応におおよそ疑問を呈している。
主なキーワードを拾ってみる。
外国は、地震、津波に対しては同情的であるが、原発事故に対しては、「日本は状況軽視」と厳しい。
これは、多分に「情報開示」不足か遅さを言っているものと考える。
原発問題に関しては、まず、政府と東京電力の関係が「不信関係」と見ている。
菅首相が、「東電を怒鳴った」ということからもそういえるのであろう。
また、東京電力内でも、相当の混乱があったようである。
それは、「水素爆発」まで起こしたわけだから、混乱は当然。
「レベル7」宣言では、行政組織間での意思疎通が悪かったとそれを「ムラの論理」と表現している。
この場合の意味は、縄張りの範囲内でしか動かないという意味であろう。
放射能の影響のある地域に対する避難指示も、「後手後手」となった言う。
実際に、対象区域が次々と拡大されて行った。
この方法は、実際にまずい。むしろ、逆であったらと思う。
事前の対処方法を考えて備えていなかったことを露呈している。
農産物の規制値設定についても、何を言っているのかさっぱりわからなかった。
結果的には、「風評被害」を振りまく原因にならなかったかの検証も必要であろう。
これは、「二重行政」弊害といっている。
こう考えると、うまく復旧復興がうまく行っているようには思えそうも無い。
元気を出せと、「頑張れ!日本」の声が・・・