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サブカルとサッカーの話題っぽい

【ラノベ】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

2013-03-31 | ライトノベル
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)
価格:(税込)
発売日:2013-03-14

 読了。

 本屋で見かけたときに気になっていたんですが、「最近は長口上タイトルのラノベがあまりに多くて辟易としている」、「しかもそういうラノベは大抵がつまらない」、「そもそもGA文庫の作品をこれまで一度も面白いと感じたことがない」等々の理由によりスルーしていたんですが、友人に薦められたので金をドブに捨てるつもりで読んでみました。

 そしたら、もー、大当たり!

 すごく面白いです、この作品。面白いというより、読んでいて楽しい、と言ったほうが適切かもしれません。
 こんなに嬉しい方向で意表を突かれたのは久しぶりでした。たまにこういうことがあるから侮れないんだよな、ライトノベル! 教えてくれた友人と、何よりも素晴らしい作品を生み出してくれた作者様と編集様に感謝を。
 以下雑感。

・ざっくり言うと某『ぱすちゃ』みたいな設定で、ダンジョンに潜ることを生業にする冒険者たちを描くファンタジー作品だが、いかにもゲーム的な「レベル」や「ステータス」の概念が存在する一方で、そうした「レベル」や「ステータス」を「どのようにしてリアリティに沿わせるか」という工夫が随所に見られることに感心しきり。現代日本人と似た価値観を持つ「神」と、その祝福を受けることで魔物と闘う術を得た「人間」の関係性を「ファミリア」という形で表現するのは実に面白いし、そうした固有の設定を主人公であるベルやヒロインのヘスティアというメインキャラクターを動かすことで読者に対して説明する手腕は素直にスゴイと思う。大半のラノベは設定を説明するときに、だらだらとキャラに喋らせるだけになってしまうので、こういうふうにキチンと物語に折り込んで設定の説明ができる作品は、それだけで一目置いてしまう感じ。

・で、いきなり最底辺から始まる物語ということで、俺TUEE系の一形態である「成り上がり系」として楽しめるハズ。もっとも、現段階ではベルが得た能力(早熟スキル)というのが降って沸いたものでしかないため、ご都合主義とか主人公補正と言われると反論のしようがないが、そのへんの突っ込みどころはキャラクターたちが好感を持てるタイプなので個人的にはスルーできるかなーと。

・ちゅうか、僕にとってはここが一番のポイントで、やっぱラノベはキャラがよくないとダメだし、キャラさえよければある程度はなんとかなるんだなと再確認できた。とにかく、ベルやヘスティアがいいやつで読んでてニヤニヤしてしまう。ベルは無謀は無謀だけど他人の足を引っ張ったりするタイプではないから頑張り屋として受け止められるし、ヘスティアも他の神の台詞でダメ神様というのが明らかになったけどベルへの想いの真剣さは伝わるように描写されているし、ホントこれがデビュー作とは思えないほどキャラを描くのが巧みでビックリ。

ちゅうか、神様可愛いよ! べつにロリ巨乳だからというわけではなく、口調から性格からなにからなにまでツボなので参るというか。べつにロリ巨乳だからというわけではなく(二回言う)。

 というわけで、続きがひっじょーに待ち遠しいです。早速2巻も購入済みさ!
 1巻は導入に過ぎなかったという印象なので、ここからどういうふうに物語が展開していくのか楽しみですということで一つ。


【サッカー】J1リーグ第04節

2013-03-30 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs浦和。ホームで対戦。
 0-2で負け。→スタッツ
 いつまでこんな試合を続けるのかなっと。


黒河*:5.5 ビッグセーブもあったが失点時に棒立ち。結果的にあのビハインドで試合が難しくなった。
藤田*:4.5 サッカーセンスが欠如している。伸びしろの見えない選手を見続けるのは辛い。
大井*:5.0 身体の使い方が上手い浦和の選手に苦戦。CKの守備は完全に振りきられた。
金根煥:5.5 興梠に翻弄され強さを活かせず。後手に回ったときの反応が遅い。
金珍洙:5.5 決して良い内容ではなかったが左サイドの攻撃を牽引した。
三門*:5.0 散らしどころか武器であるはずの思いきりの良さが消えていた。レオの半分も仕事をしていない。
レオ*:6.5 たまに簡単なボールロストはあるが間違いなく今の新潟の中心。
成岡*:5.5 たぶん右SBがもっとマトモな選手なら彼の良さは出てくるハズ。うっちーとのコンビに期待。
田中亜:5.0 ボールを保持する動きは良いがパスが雑すぎて自らチャンスを潰す。
田中達:6.0 自分にできることは全てやっていた。相方がマトモなら2アシスト。
ロペス:4.5 味方の作ったチャンスを潰し続ける。期待感のなさはJ1屈指。

岡本*:5.5 スペースがないところでもボールを受けられるのは大きい。が、ロペスとの連携は皆無。
内田*:-.- 出場時間短く採点なし。しかしやはり自分のすべきことを理解している頭のいい選手。
川又*:-.- 出場時間短く採点なし。

監督*:5.0 ロペスを軸にした戦術により勝ち星が遠のいている。藤田を重用するのもよく分からない。

主審*:5.0 家本氏。今日の試合がこういう内容でなければ大荒れだった。両チームに感謝すべき。


 右SBとFWが足を引っ張り続けるという、去年よく見た試合でした。

 ザックリ言うと、勝っていないチームと勝っているチームの差が結果に表れた試合、という感じでしたね。浦和は攻守に淡泊なところが目立ち、つけいる隙はわりとあるんですが、個々の技術と、勝っているという自信がひとつひとつのプレイの精度を上げているように見えました。
 逆に新潟は、攻守の切り替えは早いものの、自らのミスで失ったボールを悪い形で深い位置まで持ち込まれてCKを与え、その後でセットプレイで沈むという今年すでに何度も見せられた形で早い時間に失点してしまいました。特に三門は顕著でしたが、勝てないことによるおびえが、ボールホルダーへの距離を〝あと一歩〟詰めさせることができなくなっていて、そのせいで中盤で囲い込んでも奪いきれないという場面が多々。
 ブルーノはなんかもう、相手にもあまり警戒されておらず、身体を寄せておけば必ずシュートが枠を外れるって思われているのか、これまで見られたような相手のミスに付けこんでチャンスを作るシーンすら見られなくなっちゃいましたね。彼自身のためにもチームのためにも、一度外してみたほうがいいと思うんだけどなあ。

 うーん、結果が出なくても楽しんだつもりになれるのは3月中だけですかねえ。
 今日はスワンがすごく寒かったというのもあって、ちょっと次節以降の見るモチベーションがゴリゴリと削られている感じです。
 またしばらくはサッカー観るのやめようかなあ。


【漫画】フォトカノ 電撃コミックアンソロジー Kiss

2013-03-29 | 漫画
フォトカノ 電撃コミックアンソロジー Kiss (電撃コミックスEX) フォトカノ 電撃コミックアンソロジー Kiss (電撃コミックスEX)
価格:¥ 893(税込)
発売日:2013-03-27

 VITA版の発売日が刻一刻と近づいてきた『フォトカノ』のアンソロを購入。
 ちなみに、電撃からは二冊目となるアンソロジーです。作家さんの顔ぶれもほぼ同じで、つまり面白いことは確定的に明らか。
 なので、わざわざ言うまでもないことですけど、

 超オモシロかった!

 んー、やっぱり『フォトカノ』はキャラクターが抜群に可愛らしいので、読んでいるとニヤニヤしてしまいますね。
 これは余談ですが、いわゆるADVではなくSLG形式のギャルゲーって、原作中ではヒロインたちの横の繋がりを描くのが難しいため、ヒロイン同士の絡みというのが少ない印象なので、そういう部分を掘り下げてくれるアンソロジーは大歓迎なのです。ハイ。
 そういう意味で、巻頭を飾るHisasiさんはヒロインが総出演する形式の短編を描いてくださるのが素晴らしいというか、ヒロイン同士がヤキモチを妬いて張り合う展開は最高だなと。あっちの世界(婉曲表現)で磨いたエロ可愛い絵柄とあいまって、何度も読み返してしまう良漫画でした。
 あと、おそらく誰もが感じていたであろう「室戸先輩って『不正登校』って言われるたびに軽くアヘってるよね?」という疑問を形にした岸里さとしさんには祝福の拍手を送りたい気分。初っ端で室戸先輩が登場するからてっきり室戸先輩がヒロインだと思ったら、まさかの実原オチというところも含めて頬が緩むのを抑えられませんでした。
 個人的に少し残念なのは、前回のアンソロに引き続き、あまり舞衣りゃんメインの漫画が載っていなかったことでしょうか。ひとつもないというわけではないので、おそらく全体のバランスを考えているんでしょうけど、あの子は新見さんに次ぐお気に入りキャラなので、もっとメインの話を沢山読みたかったです。
 まあ、原作のエピソードがあまりにも盛りだくさんだったので、逆に二次創作では弄りにくいのかもしれませんが、そのへんは『フォトカノKiss』の発売後、そしてアニメ放映後の盛り上がりにも期待って感じでしょうか。

 最後は無粋な突っ込みというか、コレは原作でも感じていたことなんですけど、ヒロインたちとエンディングを迎えたときに主人公の名前で呼び始めるのは、やっぱりちょっと馴染まないかもなあ……。>「一也さん」呼びになるアレです
 新見さんがいつまでも「前田君」って呼んだりするほうが不自然ってのは理解したうえで、なんだかちょっと違和感がつきまといます。
 ……これ、「さん」付けなのがよくないんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょう?
 普通に名前に「君」付けじゃダメだったんだろうか。昭和の香りを残したい、みたいな?
 や、『フォトカノKiss』って前作のエンディング後のエピソードも追加されるらしいので、そこでずっと「一也さん」呼びだとちとキツイなと思ったんですよね。そのうち慣れるとは思うんですが、果たして。
 とりあえず、VITA版の発売は楽しみですということで一つ。


【アニメ】「最高」から「最低」へ

2013-03-28 | アニメ

 いやー……、『ラブライブ!』の12話! 酷かったですね!
 副題を「ともだち」じゃなくて「だいなし」にすればいいんじゃないかなーコレ。

 いやね、なんつうか、これまでもワリと綱渡りな部分はあったんですよ。この作品。
 代表的なのは「にこがμ'sに加入する流れ」や「エリーチカの反発と和解」などですね。
 このへんは通して見ても首を傾げてしまうというか、キャラクターの心情を掴みきれなくて、いち視聴者として「え? それで解決ってことにしちゃっていいの?」と思ってしまうようなお粗末な展開だったんですけど、それでも、そういうマイナスの部分を打ち消すポジティブな要素があって、だからこそ僕は『ラブライブ!』という作品を楽しめていたわけです。

 でも、12話はそういうのが全部マイナスに転じる内容だったなと。
 これまでの積み重ねを全部ぶっ壊したなと。

 ていうかさ、アニメでは穂乃果、海未、ことりの二年生トリオが中心になるっていうのはわかるんですけど、ことりメインのエピソード多すぎでしょwバランスわっるいよなー。
 ただでさえ最初から出張ってるのに、メイドの話で唐突に当番回がきたかと思ったら、その直後に留学の話が持ち上がり、最後までそのネタを引っ張るって、全体を通してことりまみれすぎるわ。
 だったら完全に空気になってる一年生トリオ(真姫だけは比較的マシな扱いですが)にあと一話当番回を用意してもうちょいスポット当ててやるとかすりゃいいのに、散々ことりを優遇したうえでバカみたいな行動取らせたらそらツマンネエドン引き展開になるのは道理ってやつですよ。
 アニメの『ラブライブ!』って、『ススメ→トゥモロウ』に乗せて「僅かな可能性に賭けて」走り出した穂乃果たち三人が、初ライブで大きな挫折を経験してなお『START;DASH!!』の決意を胸に歩みを止めることなく、ひとり、またひとりと共感するメンバーが集い、そんで『僕らのLIVE 君とのLIFE』というμ'sにとってのはじまりの歌をを全員で歌うことで、ようやく9人のグループが真のスタートラインに立ったわけでしょ。で、それから数話かけて、μ'sが寄せ集めから仲間になっていく過程を描いたわけでしょ。
 なのに、どうしてことりの留学の話を、穂乃果とことり二人の問題として描いちゃったのか不思議でなんねーですわ。なんのためにわざわざメンバーが少しずつ集まっていくっていう展開にしたんだよ。バカみたい。
 ていうか、あの流れでことりが穂乃果以外のメンバーに相談しようとすることもなく留学を決めたっていうのが違和感ハンパないんですが、「まだ10代半ばなんだからそういうこともある」、「人間は最善の行動を取り続けられるわけではない」みたいな日和った回答以外に納得のいく説明できんのかね、脚本書いた人は。

 シリアスな展開が悪いわけではないです。
 でもいきなりキャラクターをバカにするのは止めてください。

 はー、アニメに限らず、終盤で無理矢理山場作ろうとする話ってどれもこれもクソばっかで参りますわ。
 とりあえず一気に冷めちゃったなーっつーことで。もうCD買わなくていいやw


【サッカー】あぁん

2013-03-27 | サッカー・その他

 vsヨルダン。アウェイで対戦。
 1-2で負け。
 やはり最終予選は難しいな!


川島*:6.0 ビッグセーブで何度もゴールマウスを守るも二失点。これ以上は頼れない。
内田*:5.5 前半はチーム戦術なのか攻撃に控え目。後半は積極的で○。PK奪取は見事。
今野*:5.5 高さの足りない部分が攻守で出てしまった。カバーリングの距離も長く上手くいかず。
吉田*:5.0 二失点目からのメンタル崩壊っぷりがすごい。あそこは崩れないで欲しい。
酒井高:5.0 ずっと安定していたのに二失点目の対応が最悪。守備の集中がキレてた。
長谷部:5.5 一人では遠藤の運動量の少なさをカバーできない。そこまで絶対的な能力はない。
遠藤*:5.0 PK失敗はともかく運動量が少なすぎて話にならない。守備崩壊はボランチの責任。
岡崎*:5.0 今日のプレイ内容なら得点かアシストがなければ。
香川*:5.5 得点シーンは流石のプレイも清武以外との連携はイマイチか。
清武*:5.5 テクニックの高さ見せるが自らシュートを撃つ姿勢が必要では。
前田*:5.0 二度の逸機が痛かった。そういう試合。

マイク:6.0 自分の役割を淡々とこなす。良い時間帯のプレイを90分続けられるようになれば。
駒野*6.5 クロス精度は日本一。ぶっちゃけ最初から駒野でよかったのでは?
乾**-.- 出場時間短く採点なし。特筆すべきプレイもなし。

監督*:5.0 本田不在時の戦術は確立できず。長友もいないので辻褄合わせもできず。

主審*:7.0 最高。ずっとこの人に笛を吹いてもらいたいクオリティ。


 負け!\(^o^)/

 寝る!