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サブカルとサッカーの話題っぽい

【漫画】艦これプレイ漫画 艦々日和 1

2014-03-24 | 漫画
艦これプレイ漫画 艦々日和(1) (ファミ通BOOKS) 艦これプレイ漫画 艦々日和(1) (ファミ通BOOKS)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2014-03-24

 春イベの告知もなされ、来るべき激戦に向けてレベリングをしている提督も多いのではないでしょうか(何の挨拶だ)

 つーわけで、艦これプレイ漫画『艦々日和』を買ってきました。
 webで読むこともできるんですけど、あのサイトってぶっちゃけめちゃくちゃ読み辛いじゃないですか。なので、一応読んではいたんですが、単行本になるのを待っていたんですよね。
 ああいうユーザビリティの低さも本を買わせる策のひとつなのかもしれませんけど、個人的に『艦これ』まわりは公式webサイトなどがあまりにもテキトーすぎるので、もうちょいそのへんに予算を割いたほうがいいと思います。

 閑話休題。

 で、『艦々日和』なんですけど、あらかじめ内容は知っていたので、面白いことはとっくに確認済みです!
 や、なんかコレいいですよね。水本正さんの絵がとても可愛らしくて、どのキャラも魅力的に描かれていますし、プレイレポートとしての体裁もゲーム性にばっちり合っていて、すごく僕の琴線に触れました。
 まず初めにウマイなーと思ったのは、提督役(水本提督)が鳥の格好で描かれているというところだったり。
 主要な設定がもやっとしている『艦これ』においては、「提督をどのようなキャラとして描くか」というのはワリと大きな要素を占めると思うんですよね。『艦これ』を好きな人は大抵がプレイヤーでもあるわけで、プレイヤーの分身である「提督」がどういうふうに描かれるかというのは軽視できない要素でしょう。
 余談ですが、僕は女性提督と艦娘の百合くさい話はノーセンキューなので、できれば『やる気ねぇ提督と龍田さん』みたいな青年提督が理想に近くて、柴ドッグ提督みたいな動物系も好き、という感じです。
 ですから、ちょっとスケベな鳥提督が、艦娘たちの風呂を覗く――というシチュエーションは、かなり好みでした。ネタのチョイスの時点で勝ちっぽい!
 内容的には、あっさりとクリアできたマップに再度出撃したら苦戦したとか、2-4の攻略に凄まじい労力を割いたりとか、プレイヤーならではの「あるあるネタ」が散りばめられているところに、なによりも好感が持てます。
 某『神バハ』ではゴリ推しされている声優がラジオで「俺ゲームやってねーんすわwww」とかキチガイじみた発言をしていたりもしますけど、やはり公式コンテンツに関わる人がキチンとゲームをプレイしているというのが伝わってくると、こちらの受け止め方も変わってきますからね。重要なことでしょう。
 しかし、この漫画のお陰か、「1-1でキラ付けをしていると、いつの間にか母港に溜まっている子」くらいにしか認識していなかった大潮がすげぇ好きになるのだから不思議なものです。
 あとこの漫画の吹雪はカワイイですね! もっと素直で提督ラブなところを前面に出していけばもっともっと人気出ると思うんですけどね! 影薄いから無理かな?←

 ともあれ、何ページか書き下ろしがあったりして、買う価値十分な一冊でしたということで一つ。
 1巻って書かれているし、webの連載も続いているから続きは出るんでしょうけど、2巻分のネタが溜まるのはいつごろになるんだろうなあ。
 ……春イベは盛り上がるのかなあ……。


【漫画】干物妹!うまるちゃん 2

2014-01-13 | 漫画
干物妹! うまるちゃん 2 (ヤングジャンプコミックス) 干物妹! うまるちゃん 2 (ヤングジャンプコミックス)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2013-12-19

 発売日に購入済みでした。

 友人から「本屋で新刊売ってたよ」と教えてもらって発売を知ったんですが、新潟は書籍の発売が一日遅れるので、ちょうど発売日当日に買えたという。
 ちゅうか、週刊連載しているとはいえ、一話あたりのページ数が少ないので、2巻が発売するまでにはもっと時間がかかると思っていたんですけど、早かったですね。
 原稿の貯金が多かったみたいですけど、ってことは3巻までは少し時間かかるんだろうなあ。

 ともあれ、1巻を読んでハマった漫画の最新巻です。
 怖いクラスメイトに干物妹状態を見られてしまい、果たしてどうなる――という緊迫の(?)引きでしたが、緊迫の引きなんて表現を使うのが恥ずかしくなるくらい、なにもトラブルが起こらず、収まるべきところに収まったという感じでした。
 まあ、冷静に考えるときりえのことを騙しているわけで、しばらくしたら一悶着ありそうな火種を抱えたということにもなるんですが、この作品のカラーを考えるとさほどシリアスな問題にはならないでしょう。お気楽な作品、大好きです。
 2巻になり、なんとなく作品の方向性も定まってきたようで、「うまると兄の日常+ちょっとイイハナシで締める」みたいな流れが定番化しているように思えました。
 個人的に好きなのは、うまると兄が続けざまに風邪をひくエピソードです。

「うまるウイルスだ!! うまるがうつしたせいで……」
「うまるが倒さなきゃ!!」


 ここがガチで好きすぎて困ります。コメディ要素と、ちょっとイイ話要素が、絶妙のバランスで織り交ぜられているのが、まさに『うまる』という感じ。
 さすがうまるのウイルス、やる気がないから一日で死亡! というところからの流れというのも味があってとても良いですね。
 あと、うまるの誕生日のエピソードは、僕がこの作品を読むきっかけになった(初めて立ち読みしたときちょうどこの話だった、の意)回なので印象深かったり。今のところ面白くない話がひとつもないので(読み切りは微妙だけど、連載するにあたってきっちりとブラッシュアップされてるのがスゴイ)、これから先も楽しめそうです。

 そんな感じで、まさかのぼんばときりえが兄妹という事実も明かされ、今から3巻の発売が待ちきれないですっつーことで一つ。


【漫画】まおゆう魔王勇者8、9

2014-01-09 | 漫画
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (8) (カドカワコミックス・エース) まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (8) (カドカワコミックス・エース)
価格:¥ 609(税込)
発売日:2013-08-22

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (9) (カドカワコミックス・エース) まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (9) (カドカワコミックス・エース)
価格:¥ 609(税込)
発売日:2013-12-24

 8巻の感想書かないとなーと思ってたら9巻が発売してたデース。

 つーわけで、『まおゆう』コミカライズの最新巻ですが、結論を最初にいうと、面白さのピークは過ぎたのかな、といった感じでした。決してつまらないわけではないんですけど、物語のスケールが大きくなるにつれて中身が大味になっているのは否めないかなと。これは7巻までに描かれた「人間の戦争」を眺めているときにも感じたことです。
 また、「現代の知識、発想を中世に持ち込むというモチーフ」は、僕が『まおゆう』という作品でもっとも楽しみにしている部分だったんですが、これに関しても7巻で一区切りついた感があって、魔王が「私がもたらした種を、この時代の人や魔族が自らの手で萌芽させた」というようなことを言っていましたが、ぶっちゃけあのシーンで『まおゆう』って半分以上は終わっちゃったんじゃねーかなって感じです。ハイ。
 じゃあ8巻以降は何をしているかって考えたとき、僕は少し蛇足っぽく感じてしまう部分があるんですよね。
 物語の舞台が勇者の生まれ育った人間の世界から、魔王の生まれ育った魔界に移り、これまで後回しにしていた魔界の部族との折衝を始める――というのが8巻の導入でしたが、正直あまり面白くなかったです。この場合は、面白くないというより、興味を引かれないと言ったほうが正しいかもしれませんが。
 や、なんつうか、やっぱり少し分かりづらいんですよ。このネタ。
 7巻までの「現代の知識、発想を中世に持ち込むというモチーフ」は物事の発端、過程、結果が非常に分かりやすかったです。身も蓋もないことを言うと俺TUEE系の話なんですけど、相手の思惑の裏をかく方策がカッチリとハマって、オチを見たときに大きなカタルシスを得ることができていました。
 それに比べると、8巻以降の「人間の歴史における氏族制度などをモチーフにしたエピソード」は、相手の策謀をオシャカにするための方策がいまいちピンとこないもので、結果を見れば魔王は失脚せずに済み、魔族と協力関係を取りつけることに成功しているんですが、どうにもあまりスッキリしません(まだ黒幕を倒していないというのを踏まえても)。
 ただまあ、繰り返しになりますが、つまらないというわけではないですし、勇者が十全に能力を発揮できない理由や、魔法使いが裏で行っている何らかの行為など、気になる伏線がいくつか提示されているので、続きが気になる作りになっているのは上手いなと。橙乃ままれさんのプロット力は凄まじいなと改めて感心してしまいます。
 敢えて欠点を挙げるなら、ヒロインがちょーっと萌えないってことくらいだからなあ。今さらすぎる話でサーセン(^q^)
 でも、『ログ・ホライズン』なんかを読んでても感じることですけど、これで魅力的な(物語の登場人物としては今も十分魅力的ですが)キャラを生み出すワザまで身につけてしまったら、マジで橙乃さんは最強の作家さんになりますね。これからが楽しみなのだわー。

 と、そんな感じでクライマックスまで買い続けたいと思いますっつーことで一つ。


【漫画】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1

2013-12-17 | 漫画
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (1) (ヤングガンガンコミックス) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (1) (ヤングガンガンコミックス)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2013-12-13

 応援しているラノベのコミカライズ第1巻。

 漫画の連載がはじまったと友人から聞かされたときには「なぜヤングガンガン?」と思ったものですが、神様がとても可愛らしく描けていたので単行本の発売を心待ちにしていました。ちなみに、しばらく音沙汰がないと思っていた原作ラノベも4巻が並んでいたので一緒に購入しました。

 で、コミカライズ版の話なんですけど、ストーリーラインに関しては原作をそのまま踏襲しているため、現時点ではオリジナル展開は見られないようです。ぶっちゃけ原作の1巻は文句のつけようがないくらい物語がまとまっていたので、わざわざ改変することもなかったでしょうし、このへんは英断かなと。
 また、シーンごとに重要な台詞を過不足なくピックアップしてあり、きっちりと話の流れを伝えながらも全体的にスリム化して分かりやすくなっているのは非常に良いですね。ラノベは基本的に台詞が多いので、コミカライズするときには「どれを残して、どれを省くか」という部分には作家さんのセンスが問われることになりますけど、原作既読組としてはまったく問題がなかったと思います。
 特に戦闘シーンに関しては、簡潔にまとまっていました。元々、戦闘を文章で表現するのが困難ということもあり、僕は大抵の作品で斜め読みしてしまうんですけど、そういう人間にとってはこれくらいコンパクトにしてもらったほうがありがたいですね。
 あと個人的に作者の九二枝さんの絵柄が非常に好みというのもありますが、原作絵師のヤスダスズヒトさんの絵がややシャープすぎるとも思っていたので、丸みを帯びているコミカライズ版のデザインのおかげで、よりキャラクターに愛着が持てるようになりました。
 神様可愛い。ナイフ作ってもらってテンション上がってる神様超可愛い。

 つーわけで、かなりの良コミカライズなので、続きも楽しみですっつーことで一つ。
 それはさておき、積みラノベがかなり増えてしまっているので、年末年始はうまく消費していけたらいいなあ……。
 読んでないなら新しいの買わなきゃいいのに、ついつい買っちゃうんですよねー。


【漫画】ログ・ホライズン にゃん太班長・幸せのレシピ 1

2013-12-13 | 漫画
ログ・ホライズン にゃん太班長・幸せのレシピ 1 (B's-LOG COMICS) ログ・ホライズン にゃん太班長・幸せのレシピ 1 (B's-LOG COMICS)
価格:¥ 651(税込)
発売日:2013-08-31

 アニメが好評放映中の『ログ・ホライズン』のスピンオフストーリーのコミカライズ!(「の」が多い)

 いやー、これくっそ面白いですね!
 本編でも良き大人として立ち回っているにゃん太班長の魅力がさらに引き出されていますし、加えてストーリーラインが実に面白く、楽しいです。表紙だけ見ると、にゃん太とセララの関係にスポットを当てた物語になるのかと思いましたが、他の主要人物たちもしっかりと絡んできてくれて、良い意味で予想を裏切られた感じでした。
 橙乃ままれ作品は、あまり脇道に逸れずにぐいぐい進行していくため、こうしたいわゆる「日常エピソード」が不足しがちなので、そこをスピンオフでカバーするというのは冴えた手法ですねー。個人的に『まおゆう』のほうは、スピンオフに興味が沸かなかったのでノーチェックなんですが、『ログホラ』のほうは題材が題材なので、こういう脇道エピソードのほうが楽しめるなあと思ったりも。
 しかしまあ、ことラノベでは大人げない大人が出てくると萎えてしまったりもするので、にゃん太班長みたいな頼りがいのある大人キャラはすっげー好感が持てますね。某『半月』の医者みたいに、子供の足引っ張る大人なんてサイアクすぎますもん。
 1巻における一番のピンチは、ミノリとアカツキの板挟みになったシーンだと思いますが、あそこを難なく収めてしまうあたりがいかにもにゃん太班長っぽいです。ていうか、アカツキは中学生と張り合うってどうなの!(本編でもツッコミたかった)

 他にも色々とスピンオフが出ているのでそちらも気になりますねということで。
 とりあえず、にゃん太班長メインというだけで凄まじい安定感なので、続きがとても楽しみです。