ブログよりも遠い場所

サブカルとサッカーの話題っぽい

【サッカー】J1リーグ第29節

2015-09-26 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs川崎。ホームで対戦。
 1-2の逆転負け。
 チームとして川崎に上回られたがゆえの敗戦。


守田*:4.5 裏に抜ける攻撃が得意な川崎相手に守備範囲の狭さを露呈した。キック精度も悪く今日はダメだった。
舞行龍:5.5 押し込まれる時間が長く続いたが粘り強く対応できていた。攻撃にも顔を出していたがやはりSBの選手ではない。
大井*:5.5 流動的に動く川崎の前線相手でも落ち着いていた。それだけに勿体ない失点。声をかけ合えば防げたんじゃないかなぁ。
大野*:5.5 スピードを活かせる相手には強いが駆け引きに弱すぎる。次の予測をもっと考えれば余裕をもって対応できるはず。
前野*:5.5 メリハリの効いたプレイでチームにアクセントを与えた。パスコースが少なくてやりづらそうだった。
レオ*:5.5 普段より寄せが一歩遅く相手の動きの後手に回るのが目についた。時間を作れていたがつまらないミスも多かった。
佐藤*:6.0 豊富な運動量を活かし味方を助けるプレイができていた。もう少しボールの出しどころがあればもっと楽だったのに。
平松*:4.5 立ち上がりから集中を欠き軽率なプレイでカードを貰う。早い時間に交代枠を使うハメになりプランが崩れた。
山本*:6.0 先制点はほぼ個人技。相変わらずフリーランの質が高いが前線に蓋をされていて効果的に働かなかった。
指宿*:5.5 最低限の働きはできていたが周囲の味方との距離感が悪く判断の遅れが目立った。
ラファ:5.5 ボールを持つと相手に脅威を与えられるが後ろとの連動のなさが気になる。

川口*:5.0 思わぬ形で途中出場を果たしたが判断が悪く全く持ち味を出せなかった。
山崎*:5.5 チームとして連動する形が少なかったのでチャンスに絡む回数が少なかった。もっとゴールに迫ってくれなきゃ。
端山*:5.5 守備に入った川崎を崩せるほどのアイディアも推進力も見せることができなかった。

監督*:5.0 負傷者が多い中で交代選手が働いてくれないと厳しいだろうなあ。川崎への対応、変えました?

主審*:5.0 扇谷氏。まあいつもの扇谷って感じのジャッジ。この人J基準レフェリーの代表格だけどここまで改善されないのって問題じゃね?


 うーん、厳しい。
 普通に川崎のほうが上手というか、勝ちたいという意欲が伝わってくるようなプレイをしていたんで、ちょっと今日は敵わないかなーというふうに見てました。
 先制点はラッキーな形で入ったので、戦い方を間違えなければ勝ちの芽はあったと思うんですけど、正直あれだけ守備がハマらないと川崎の攻撃は防ぎきれませんわ。

 なんだか今日は、前と後ろが守備のときにちっとも連動していないのが気になりましたねえ。
 ラファや指宿が相手陣でボールホルダーにチェックをかけたとき、必ずその後ろで川崎の中村憲剛や大島がフリーでボールを持っちゃうんですよ。
 最終ラインの選手は自分のマーカーを見つつ、裏への抜け出しを最優先で警戒しているため、なかなか相手のボランチには行けません。
 と、なると、新潟はレオとゆーへーのボランチコンビがアタックしにいくしかないんですが、そこですでに後手に回っているため、なかなか良い形でボールを奪うことができていませんでした。

 や、前半は立ち上がりに二回くらい危ない場面を作られて、それがどちらも中盤でフリーで前を向いたところから裏を狙ったパスを出されていたんです。
 それに対して、アルビは「裏に抜ける選手」のほうについていくことで防ごうとしていたんですが、うーん、僕はコレどうなんだろうなーと思いながら見てました。
 というのも、これまではアルビって対川崎戦で、どちらかというとボールの出し手のほうへのチェックを早くすることで、守備で先手を取っていたんですよね。
 ところが今日は逆に、出し手を自由にさせる時間が長すぎて、「え? これでいいの?」みたいな感じで見てたんですよ。
 そしたら案の定、小林悠に二点取られたわけですが……。

 まー結果論ですね\(^o^)/

 運良く松本が負けてくれたんで下との差は縮まりませんでしたが、なーんかこの先勝てそうな試合がないんですよね。
 ちょっと厳しいなぁ……。


【サッカー】J1リーグ第28節

2015-09-19 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs神戸。アウェイで対戦。
 2-1で勝利。
 レフェリーが下手すぎてブエノ無双wwwwwww


守田*:5.5 最近はかなり落ち着いてボールをさばけるようになってきたが失点シーンを始め反応が遅い。もっとスキルアップを。
舞行龍:6.0 本職ではないので90分通してSBのポジショニングは掴めなかったが無難にこなした。守備面で破綻しなかったのは大きい。
大井*:6.0 前半にあった軽率なプレイは×。相方が変わっても及第点のパフォーマンスを見せるのはさすがだがもっと味方を鼓舞して欲しい。
林裕煥:6.0 スピードのなさが不安だったが読みと体の強さで上手く守っていた。声を出せる選手だけに負傷交代は痛い。
前野*:6.5 守備に重点を置いていたのか攻め上がりの回数こそ少なかったが値千金の同点アシストは見事。戦う気持ちを前面に出す得がたい選手。
佐藤*:7.0 MOM。慣れないメンバーでバランスが崩れがちなチームを豊富な運動量で支えた。素晴らしい。
端山*:5.5 佐藤などのフォローもあり自分の持ち味は発揮できていた。最初の失点に繋がるミスは致命的だったが崩れないメンタルすげー。
平松*:6.0 オフザボールの動きのレベルが他の選手に比べて一つ二つ落ちるがそれを自らカバーしようと奮闘していた。気持ち入ってたねー。
山本*:6.5 決勝点を挙げたのが全て。90分通して彼が裏に抜ける動きを止めないからこそアルビの攻撃は停滞しない。あとは細かいミスを減らそう。
ラファ:6.0 相手の脅威になり続けるスピードとテクニックは本当に武器になる。最初の決定機を決めていれば文句なしだった。
指宿*:6.5 得点シーンは技術に自信があるからこその落ち着きを見せた。きっちりと前線で基点になることができるようになり充実の内容。

大野*:6.0 スピードに乗った神戸の攻撃にはさすがに何度かチャンスを作られたが球際の強さを活かして集中力を切らさなかった。
山崎*:6.5 途中出場だとドリブルが恐ろしいほどの武器になる。きっちりとボールを足下に収めるのでチームを助けていた。
成岡*:6.0 佐藤がつぶれかかっていただけに彼の投入でバランスを取れたのは大きい。もうちょい長い時間できるようになればもっと良い。

監督*:6.5 これまで控えに回っていたメンバーが多かったが抜群のマネジメントを見せた。毎回この調子でたのんます。

主審*:5.0 東城氏。できるだけカードを出さずゲームを壊さないようにという配慮は伝わってきたがそれじゃあ三流。ブエノ無双を許した。


 勝った━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ !!!!

 今日はメンバー的にどうなるかと不安でしたが、勝ちたいという気持ちで相手を上回る戦いぶりで、見事に勝ち点3をもぎ取ってくれました。素晴らしい!

 天皇杯に続き獅子奮迅の活躍を見せたゆーへーがすごかったです(こなみ)

 あと上にも書いたんですけど、山本はとにかく裏に抜ける動きを繰り返してくれるので助かりますね。
 攻撃が停滞するチームにありがちなのが、〝選手の縦の動き〟というのが少なくなり、相手の守備陣を揺さぶれなくなった結果、ゴールに迫れなくなってしまうという状況です。
 これは昨年までのアルビにもよく見られがちでしたし、ミシャ監督に変わってからしばらくの間、浦和ですら打開できなかった現代サッカーにありがちな悩みだったりします。
 ガンバや広島がコンスタントに点を取るのは、この〝選手の縦の動き〟とか〝ボールを縦に動かす〟のが抜群に上手いからななんですね。
 ただ縦に動く、縦にボールを動かすというのはリスクを伴うので、攻撃から守備に切り替わったときの約束事などを叩き込んでおかないと、守備がもろくなりがちなんです。
 近年は川崎を見ると分かりやすいですが、川崎は(つーか風間監督は)守備のことを無視してでも攻撃のために(ボールを)縦に動かすので、攻撃力だけはすごいんですなー。

 で、山本の話に戻りますけど、彼は本当に運動量が豊富で、しかも縦方向へのスプリント回数が毎試合すごく多いです。
 山本がスプリントを繰り返すことで、味方がプレイしやすいようにスペースを作ることもできていて、山本が作ったスペースを指宿や山崎、ラファが使う場面は今日も沢山観られました。
 平松はあのあたりを参考にして、自分でもできるようにしないといけないでしょうね。本職はFWの選手ですけど、あの動きは必ず必要になってきますので。

 しかし今日もストレスの溜まるジャッジでした。
 前半はまだ、「ああ、できるだけカードを出さずにコントロールしたいんだな」、「試合を壊さないようにブエノを見逃したんだな」と納得できましたが、後半はダメダメ。
 前半の基準でいくと、成岡と佐藤が挟み込んでボールを奪った場面とかノーファウルで流してましたよねえ。
 ファウル性のコンタクトがあったかどうかより、そのあとにプレイ続行可能かどうかを重視して笛を吹いていたのに、いきなりファウルの基準を厳格にしたのはワケ分かりません。
 アルビの選手たちも慣れたものなのか、動揺することなく戦いきってくれたので誇らしいですけどね。でも、やっぱりレフェリーのレベル低いなあ……と思わざるを得ない試合でした。

 村井くゥーん! どうなってるのー?^q^q^^^q


【ゲーム】サプチケペース早

2015-09-18 | ゲーム

[グランブルーファンタジー]
http://granbluefantasy.jp/


 東京ゲームショウにおいて、様々な新要素が発表された『グランブルーファンタジー』!
 飛ぶ鳥を落とす勢いとは、まさにこのことですね。Pの話によれば、そろそろ550万人突破も近いとか。500万人がつい先日のことだったというのに!
 ツイッターなどを見ていても、明らかにプレイ人口が増えているのが分かりますので、そのへんは納得いくところです。
 あそこまで〝勝ち組〟が浮き彫りになるのも珍しいよなあ。浮き足立って足下すくわれなきゃいいけど。

 んでまあ、ゲームショウ記念という名目で販売されたサプチケを購入しました。



 けんぞくぅーになったよ!

 今のところSSRが、



 こんな感じでして、そろそろ丸々2ページを埋めようかというところまできております。
 ここまでキャラが揃って、かつマグナ装備も揃っていると、倒せないボスだったり手詰まりになる状況というのが、ほぼあり得ません。
 なので、サラ(土)、パーシヴァル(火)、ヴァンピィ(闇)の中からどれか一つを選ぼうと考えた末、バハを持っている関係から闇のヴァンピィを選ぶことにしました。

 そろそろサラも欲しいんだけどなあ……。火力や回転率を上げるために入れるキャラではないため、どうしても別のキャラを優先してしまうのだわ。
 パーシヴァルもアテナを3凸にしている関係から欲しいっちゃー欲しいんですけど、クラリス+アニラ+ゼタ(マギサ)に男キャラを加える決断が鈍ります。
 強いのは分かるんですけど。

 しかし、サプチケのペースが早いというか、めっちゃ定期的に販売するようになりましたね。
 前回のサプチケで取ったのがペトラで、今回のヴァンピィまでの間に入手したSSRキャラが火光ゼタ、闇サル、キャタリナさん。SRキャラがリーシャマリー先生ウィル。
 同じ数っておかしくね? てか、さすがに同じペースでは手に入らないやろな(ノ∀`)



 っていう内容で更新しようと思ったら、今日のksg!





 すげえwwwwww

 コレは笑いますわ……。モバコインの在庫がちょうど今日で切れて、しばらくksgやめようかと思った途端にこれ。
 ガチャは操作されてる(確信)


【ゲーム】10年を経て

2015-09-16 | ゲーム

[ドラゴンクエスト8 公式サイト]
http://www.dragonquest.jp/dq8/


 3DS版『DQ8』! 遊んでました! 面白かった!


≫シナリオ(9/10)

 PS2版で一度遊んでいるんですが、さすがに10年前の話なのでだいぶ忘れてしまっていて、そのおかげで新鮮な気持ちで楽しめました。
 声がついたのは全面的に支持したいと思います。

 んで、『DQ8』では主人公たちには最初から「ドルマゲスを倒して呪いを解く」という目的があるわけですけど、中盤で当初の目的を達成するタイミングと、更なる強大な敵の存在を知り物語が新たな局面に入るタイミングが絶妙で、やはり『DQ』シリーズはすげえなと再確認できます。
 残念ながら物語の都合で、主人公たちが常に敵の後手を踏むことになるため、終盤までは爽快感に欠ける展開が続くのでマイナス1としましたが、それに目を瞑れるなら文句なしのシナリオじゃないでしょうか。
 そういえば、僕はPS2版をプレイしたときに「初回EDのあとの隠しダンジョンにもストーリーが用意されていて、そのイベントをクリアすることでEDの内容が変わる(トゥルーエンドになる)」という仕掛けにはとても驚いたんですよね。
 既にそれを知っているので、あのとき感じたほどの衝撃はありませんでしたが、本当によくできた物語だと思います。ハイ。

 ちょっとしたオマケとして3DS版でゼシカEDが追加されたのは、個人的には嬉しかったですね。
 元々ミーティアには全く不満はなかったですし、ゼシカとの「あくまでも旅の仲間」という関係もよかったと思っていますが、最終的にゼシカのほうを選びたいというプレイヤーも多かったでしょうし、選択肢を用意してくれたのは配慮が行き届いているなと。
 ゼシカは竹達、ミーティアは種田梨沙と、声優的にも甲乙つけがたい感じになっていて、どちらのEDもよかったです。


≫システム(5/10)

 序盤の経験値とゴールドが増えているのは素晴らしい配慮でした。
 そもそも『DQ8』はベースとなっている(PS2版の)システムが優れているので、リメイク版も同じように評価できるものになっていると思います。
 そしてランダムエンカウントではなくシンボルエンカウントにしたのも大正解でしたね。
 冒険感を出すためか、フィールドが広すぎるというくらい広いので、ランダムだとちょっとダルかったかもしれません。
 戦いたくないときはシンボルを避けるのも容易ですし、これぞ理想的なシンボルエンカウントという感じでした。

 とまあ、大筋においてシステムに不満はないんですが、3DS版は非常に操作性が悪いです。それこそ、10点満点で点数が半分になってしまうくらい最悪でした。
 左手側に「便利ボタン」が割り当てられていないので常に両手で操作しなければならなかったり、カメラワークがとにかく最悪でフィールドを歩いていてもストレスにしかならなかったり、レティスで空を飛ぶなんかは決定的に操作性が悪くてイライラしっぱなしになります。
 写真クエストなども面白くはあるんですが、新要素の追加によって「さくせん」欄に表示される分類が多くなりすぎているのも、もう少しスマートにならなかったのかなぁと思ってしまいました。
 3DSは『MH4』の操作性も酷くて辟易としたので、3DSでゲームを作る開発者の方には、もうちょっと頭を使ってもらいたいなあというのが本音ですね。

 あ、発売前にはロード時間が長いんじゃないかと不安視されていましたが、そちらは全く気にならなかったです。


≫音楽(10/10)

 完璧! 文句なし!


≫その他

 操作性の悪さ以外は文句の付け所のない良ゲーだと思います。
 これは是非とも、PS2版が発売したときに小さかった子や、生まれてなかった子たちにプレイしてもらいたいですわ(もうスマホ版でやってるかもしれないけど)。
 これだけ楽しいとやっぱり『DQ11』にも期待しちゃいますねー。ホント、9は8の路線で作って欲しかったなあ……。


【サッカー】J1リーグ第27節

2015-09-12 | サッカー・アルビレックス新潟

 vsマリノス。ホームで対戦。
 1-1のドロー。
 様々なドラマが詰まった90分。勝利で飾れなかったのは残念。


守田*:6.0 失点はノーチャンス。天皇杯の黒河のプレイが刺激になったのか別人のように落ち着いていた。
川口*:6.0 先制点の基点となったFKを奪ったプレイで成長を示す。コースケに引っ張り上げられてるねえ。
舞行龍:6.0 自信が戻ってきたのか落ち着きを見せた。前線との意思疎通が増えればもっとよくなるはず。
大井*:6.5 守備で好プレイを見せるだけではなく貴重な先制ゴール。この調子で緩めないでもらいたい。
コルテス:4.5 結果論になるが今日はスタートからピッチに立つべきではなかった。
レオ*:5.5 前半はかなり狙われて一発で剥がされる場面が目についた。早い時間のイエローは危ない。退場はアカン……。
小林*:4.5 一人だけチームで求められる守備ができていない。失点シーンの守備にはモロに甘さが出た。
山本*:6.0 マリノスのペースにハマりそうになったとき気を効かせてチームにスイッチを入れたのは流石。
加藤*:5.5 先制点のアシストと退場でトントン。コルテースなどのフォローを頑張っていただけに可哀想だった。
指宿*:6.0 一人減った苦しい状況でも90分間地上でも空中でも戦い続けた。
山崎*:6.0 まるで別人のように前線から効果的な守備を続けていた。それだけにもっと長い時間見たかった。

前野*:6.0 急な出場にも関わらず落ち着いていた。守備面で破綻なく計算できるのは頼りになる。
端山*:6.0 一人減った難しい状況だったが慌てないのは流石。同数の中で見てみたかったなあ。
成岡*:6.0 安定の成岡さん。成岡も半年で球際厳しい守備できるようになったんだから小林も頼むよ~。

監督*:5.5 前半はチームの成長を感じられて嬉しかったんじゃないですか。

主審*:5.5 飯田氏。新潟の選手に出したカードは妥当だっただけにマリノスにカードを出さなかったのが不可解。


 今日の交代枠に関して「コルテース→前野」は負傷。「山崎→端山」は戦術。「小林→成岡」は懲罰(というか小林のプレイに落第点をつけた)だと思ってます。
 いや、小林は球際ホント弱いっすね……失点シーンのアデミウソンのシュートはスーパーでしたが、ワンタッチで体半分剥がされちゃうのは現代サッカーだと厳しいです。
 それこそが小泉が重用されていた理由であり、成岡が昨年がっつり身につけてサポーターを驚かせた要素だったので、小林にも頑張ってもらいたいですわ。

 この試合の見所としては、やはり前半30分からの流れでしょうね。
 のらりくらりとアルビをペースにハメようとしていたマリノスを見て、山本が「これはヤバイ」と感じたのか、停滞した中盤と前線の中で、一人でチャンスを作っちゃったんですよ。
 結局、あのシュート自体は枠にも飛びませんでしたが、これを見てアルビのチームメイトたちにスイッチが入ったのが見ていて分かりました。
 特に影響を受けたと思しき選手が、同サイドにいた川口で、ちょっとびっくりするくらい積極的に仕掛けていくようになっていたんですよね。
 だからこそ、前半のロスタイムに川口の仕掛けからファウルをもらい、そのFKをマサルがピンポイントで蹴って健太郎が決めたのは最高でした。
 あのときの衝撃は、まさに「身が震えるような」ものでした。

 なんていうんですかね。僕としては、あれは、ただ単純に得点を取った、というだけではなかったと思うのですよ。
 正直僕は、昨シーズンと今シーズンのこれまでのアルビの試合を観ていると、楽しさとか爽快感よりも、もどかしさのほうが勝っていたんですよね。
 その理由は、細かく言うと色々あるんですけど、一言に集約すると「いつまで経ってもアルビレックス新潟はヌルいクラブだなあ」みたいな気持ちを感じさせる状況でした。
 ひとつひとつの試合内容や、シーズン通しての結果だけ見ても〝ヌルさ〟、〝甘さ〟がハッキリ出ているわけですが……。
 ぶっちゃけ、川又や亜土夢の移籍騒動なんかも、所属している(た)選手を通して、チームというかクラブの幼稚さが浮き彫りになるような虚しさしかありませんでした。
 そうした状況の中で、ヤンツーは辛抱強く選手たちが自発的に成長するのを待っていましたが、僕というサポーターのほうはそろそろ限界だったんですわ(´д`)

 で、だからこそ、相手の術中にハマりそうな試合展開の中、選手たちが判断し、動いて打開しきった今日の前半戦は本当に嬉しかったんです。
 まあ、その試合でファウルトラブルなどがあり、勝ちきれないあたりまだまだだなあ……とも思いますけど、この試合は必ず選手たちの糧になると思いますし、して欲しいと思ってます。
 日程的にもチームの置かれた状況的にも、これから先は地獄みたいになりますが、最後に笑えるように頑張って欲しいですね。ホント。