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サブカルとサッカーの話題っぽい

【雑記】七草にちか(1)

2021-04-06 | 雑記

◆変わるPの意識


ゲームの仕様上、プロデューサー(プレイヤーの分身)はWING編開始時に「はじめてアイドルをプロデュースすることになった」というのが明示される。これは何百、何千、何万回とWING編をプレイしても変わらず、WING編のプロデューサーはシャニマスが何周年を迎えようが新人Pであり、先の見えない未知なる道を、担当アイドルと一緒に歩み始めることになるのだ。
今回、七草にちかをプロデュースするのは、Vo1000を超えたアイドルを引き連れ、その隣で半分眠りながら歌姫楽園を周回する熟練のプロデューサーでは決してない。

この事実を踏まえて見てみると、にちかのコミュにおけるプロデューサーは最初、「にちかのアイドルとしての適正に疑問を抱いている」。
営業で付き合いのあるCDショップのアルバイトでしかない女子校生に騙し討ちされ、なし崩しでプロデュースするハメになるというのが、WING編にちかコミュの導入だ。実姉であるはづきが283プロの事務員として働いているという事情も絡み、プロデュース開始時点でプロデューサーは、どう贔屓目に見てもにちかにアイドルとして光り輝く才能を感じてはいない。目端が利き、アイドルのことをよく研究してこそいるものの、憧れのアイドル(八雲なみ)の真似をしているだけの平凡な少女というのが、七草にちかのファーストインプレッション。そんなある意味脳天気で気楽な、どこにでもいるような女の子がアイドルを目指す物語――ただし「WINGで優勝できなかったらアイドル活動はそこまで」という、はづきとの約束だけが唯一深刻な課題としてシーズン1で描かれる。

ところが、シーズン2、シーズン3と進行していくにつれ、こうしたプロデューサーの意識が明らかに変化していることがわかる。
これは、実はにちかに凄いアイドルの才能が眠っていたとか、レッスンを頑張るにちかの姿にほだされたとか、そうした外的な要因でにちかを見直すわけではない(もちろん多少はそうした面もあるだろうが)。
一言で言ってしまえば、「プロデューサーの仕事は、アイドルの才能のある子をアイドルにすることではない」というのに気づくのだ。
そう、気づくのである。誰が。

プロデューサーが。

僕が。

俺が。



このWING優勝コミュの締めには、それらが全て集約されていた。
七草にちかと出会ったとき、まだプロデューサーになれていなかった僕は、このとき初めてプロデューサーに、七草にちかのプロデューサーになったのだと思った

にちかをアイドルにしたい。
にちかをしあわせにしたい。
俺に、そのための仕事をさせてくれ。

どけ!!!!!!
俺はにちかのプロデューサーだぞ!!!!!


【バブさん攻略】水属性(1)

2020-05-27 | バブさん攻略

■水バブ注意点と水の役割


>>開幕~75%

1.開幕初手ヴァルナ召喚→予兆発動→ムゲンを生贄
*ムゲンの戦死によりターン制攻撃バフアイコン付与(参加者1キャラごとに2ターン延長?)
*攻撃バフアイコン中は白煙弾+が有効
*高レベル時は通常攻撃でも9万の被弾確認済

2.ルシと同じくスロウと駆使して特殊技を回避(カトル奥義有効)
*100~75区間はスロウパウダーなどで回避安定

3.この区間で75の特殊行動「カルマ」を解除できるようにチェンバをためて準備しておく
*4人フルチェで50増えるから1度フルチェ後は75まで温存


>>75%~50%

1.75~60までに4人フルチェ打つ

2.60カルマ確認後、主アドレナルで奥義100パー、マリア2でコピー 4人フルチェでカルマ解除
*これをしないといけない理由は現状の装備では1000万クリアと生存が厳しいため
*カトル採用だと奥義で1000万だせてもスロウで勝手にずれて次のターン特殊発動
*確実にかくじんレベルをさげる場所がない


>>50%~25%

1.50フィールド確認後全員でディスペルを駆使してバフを全部外す

2.ガードで4ターン経過させてランジュラン・フィールド解除
*この時点でかくじんレベル0&16ターン前後

3.この区間で黒麒麟もしくはテュポ推薦
*黒麒麟の場合はさっきのアドレナルムーブでのチェンバの調整、テュポも同じく

4.30%黒槍を黒麒麟もしくはテュポさっき使ってない方

5.25%HPトリガー全員でガード その後オルポ
*ここからは15付近の黒槍に備えチェンバの調整と全員ガードの繰り返し
*スロウが完全にはずれた場合はおとなしく待機


>>25%~討伐

おすすめ水石、カグヤ、テュポ、黒麒麟、ジャスティス 開幕注意することダメがきついからモラールを必ずまく 余裕がある時のみリフレイン 暗器はなるべき回復してスロウパウダー補充


【映画】天気の子

2019-07-31 | 映画

 実は7月30日が誕生日だったんですが、その誕生日に『天気の子』を観てきました。
 以下ネタバレありの感想。






























 面白かった(直球)

 いやこれすごいですね。
 特に僕みたいな、ゼロ年代のセカイ系に触れ続けた(かつ、その内容にやや辟易としていた)オタクにとっては最高でした。
 序盤~中盤はぶっちゃけ壮大なネタ振りであり土台作り。
 個人的に『天気の子』の肝は終盤に畳みかけてくる怒濤の展開にあると思ってます。

 終盤の展開を、要素を抽出して並べると、こんな感じになります。


1.陽菜が人柱になることで東京の雨が止む(気候が元に戻る)
2.帆高、陽菜を取り戻すために鳥居をくぐる
3.帆高が人柱になった陽菜を連れ戻す
4.それによって東京の雨は止むことなく降り続ける
5.3年後、雨が止むことのない東京は水没したまま


 まず1が全ての事象の中心ということになるでしょう。

 プロローグにおいて、母の病室から飛び出した陽菜は、天候を自らの意思で操り、晴れさせることができる不思議な能力を得ました。
 陽菜は帆高と出会った後、その能力を用いて他人の役に立つことで、自らの生き甲斐、存在意義を確立していくことになります。
 しかし陽菜は、能力を使用すればするほど自らの体が透けていき、最終的には消滅してしまうという代償があることを知り。
 それでも、自身が消滅すると承知した上で、ライフラインが寸断されようとしていた東京の異常気象を食い止めるのでした。

 というのが終盤までの大まかなストーリーです。

 「超常的な力を得るヒロイン」、「力を使う代償」、「代償としてのヒロインの消滅」――

 このへんは見ていてとにかく懐かしかった。
 身も蓋もない言い方をすれば、エロゲ全盛の頃ってこんなシナリオばっかりだったよね、というワリとイタめのノスタルジィを感じざるを得なかった。

 いや、いま20代の人はピンとこないかもしれませんけど、マジでこういう「ヒロインと世界を天秤にかけて、どちらを取るか」みたいなエロゲ多かったんです。
 いわゆる葉鍵(この場合は『ONE』や『Kanon』の影響が大きかった気がしますが……)が一大勢力を築いた結果、あたかもエロゲのシナリオには終盤にヒロインと不条理な別離が待っていなければならないというルールがあるかのように似たタイプの作品が乱造されていました。
 そして、その手のエロゲは最終的に、

a.ヒロインが犠牲になって世界は救われました。ヒロインのいない世界で主人公は寂しさを感じながら生きていきます。
b.ヒロインが犠牲になって世界は救われました。なんだかんだで主人公が頑張ってヒロインも復活しました。ご都合主義ハッピーエンド万歳!
c.ヒロインが犠牲にならずに世界を救う方法をみんなで考えよう!→見つかりました。ご都合主義ハッピーエンド万歳!
d.ヒロインが犠牲にならなかった結果、世界は救われませんでした。

 おおよそこういう展開を経てエンディングを迎えるわけですが、まあ、名作もあったとはいえ、正直モヤモヤの残る作品のほうが数が多かったんですよね。

 aの類型は……もうね、個人的にセカイ系の癌ともいえるような悪しき慣例を生み出した展開だと思ってます。
 お前ヒロインを消滅させれば感動すると思ってねえか? と。
 実際に泣いてた人間が言うと説得力皆無ですが、だからこそ、「簡単にプレイヤーを感動させることができるがゆえ、安易にaのようなシナリオが生み出されていた」のだと思います。
 bとcの類型はハッピーエンドではありますが、作品の世界を作り手がすべて用意している以上、あまりにもご都合主義が勝ちすぎていて、回避可能なハードルが最初から用意されているように感じてしまいがち。興ざめすることが多かったです。
 dの類型はなんつうか「ライターさん何かリアルで嫌なことでもあったの?」と思えるというか、エンタメであることを放棄した作品未満の作品が目につきました。

 で、話を戻して『天気の子』です。

 映画をご覧になった方はご存じのように、『天気の子』の終盤で帆高と陽菜はひとつの選択を迫られます。
 つまり、陽菜を取るか、陽菜の消失と引き替えに東京の天候を元に戻すか、という選択ですね。
 内容について少し触れると、陽菜が人柱になることを決意したのは、帆高との「晴れて欲しい?」「うん」(意訳)というやり取りがあったからだと思いますので、東京の人々のためというより帆高のためにそうしたと考えると『イリヤの空』っぽくて「あぁ青春だなあ」としみじみしたりもするんですが。

 さておき、ここからの展開が、もう、すごくて……すごかった(語彙)

 ぶっちゃけ、前述したエロゲシナリオでも、2~3まではワリとあり得る展開だったんですよ。
 ですけど、これも前述したように、aのようにヒロインが戻ってこない展開ではモヤモヤが残るし、b、cのようにハッピーエンドを迎える展開ではご都合主義が勝ちすぎていてコレもモヤモヤが残る、と。

 だからこそ僕は、『天気の子』がどういう落としどころに向かうのかワクワクしていました。

 そしたら、

「陽菜の好きなようにしていいんだ!!」

 テンション爆上げ。
 そう、別に世界とヒロインが天秤にかかっていたとき、世界を選ぶ必要はないわけです。
 それが客観的に見て正しいかどうかはさておき、帆高の台詞、言動は、主人公としては圧倒的に正しかった。
 凄まじく勢い任せの展開ではありましたけど、直前でポリスメンから陽菜の実年齢を聞かされたのが、帆高としては腹をくくる最後の後押しになったんだろうなあと。
 「なんだよ、新海誠、また年上ヒロインかよ」というミスリードからのあのネタは、視聴者としても衝撃だったよ!

 んでまあ、そうは言っても、この時点では「そっちを選んだかー」と感じた程度だったんです。
 つまり今回の新海誠監督は、エロゲの類型で言うところのbやc、ハッピーエンドのご都合主義を選択したんだな、と思ったんですね。

 そしたら、

それから雨は止むことなく……やがて東京は水没した。(モノローグ)

 マ ジ か よ 。

 このとき(4、5の展開を経て)、鳥肌が立ってました。
 いやもう、こうきたか、と。

 ぶっちゃけ僕はハッピーエンドの物語が好きなので、何の犠牲もなく陽菜が戻ってきて、東京の雨もなんだかんだで止みました、でも構わなかったんですよね。
 ですけど、たしかに「一度二者択一を迫り、どちらかを選んだ以上、どちらも得るという結末にしてしまったら、選択の意味が軽くなってしまう」んですね。
 あれだけ美麗に描かれていた東京の街が水没したビジュアルには衝撃を受けましたし、帆高の選択の重さが一気に増した感じで、正直やられたな、と。
 最終的に圭介の口から「お前らが世界を変えたなんて思い込みだ」という〝逃げ道〟を呈示させるのも巧かったですし、その圭介の言葉を受けて楽なほうに逃げようとしていた帆高が、今もなお祈りを捧げる陽菜の姿を見て「やはり僕たちが世界の形を決定的に変えてしまったのだ」と自覚し、受け容れながら陽菜を抱き留めるエピローグは、パーフェクトだったと思います。

 新海誠監督は、「ヒロインと世界のどちらかを切り捨てるという不条理な選択を迫る作品」や「安易なご都合主義でお茶を濁すセカイ系()作品」を容赦なく殴りつけ、とても心地の良い、読後感が爽やかな青春作品を生み出してくださいました。
 
 やはり出来の良い創作を摂取できるとパワーが貰えていいですねということで一つ。


【グラブル】(゚▽゚)

2019-04-23 | グランブルーファンタジー


【サッカー】J2第20節

2018-06-27 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs町田。アウェイで対戦。
 0-0のスコアレスドロー。