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サブカルとサッカーの話題っぽい

【サッカー】J2第16節

2018-05-26 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs岐阜。アウェイで対戦。
 1-2で負け。→試合データ
 お粗末な守備で逆転負け。ボランチに不満しかない。


アレム:5.5 失点はどちらもノーチャンスか。ビッグセーブは一本あったが出番自体が少なかった。
原**:5.5 オウンゴールは不運な形。慣れない相手のやり方に戸惑う場面が散見された。
富澤*:5.5 全体を通してちときつい。早い時間にカードをもらってしまうことを含め体が重そう。
広瀬*:5.5 ボールを持ったときは期待できるが対人守備にやや不安が。先手取れないとキツイ。
安田*:5.5 何度か完全に抜け出した形があったのでクロスをきっちり中に合わせたい。
磯村*:5.0 チームが高い位置でボールを保持できているときは良い。問題はそういう状況を自分から生み出せないこと。
加藤*:5.0 同上。チームが主導権を握るための仕事を味方任せにしてはダメ。キック精度もふるわず強味が見えない。
戸嶋*:6.5 どのポジションでも効いてる。ピッチに必ずいて欲しいタイプの選手。
高木*:6.5 千葉戦から覚醒している。攻守においてポジショニングが絶妙。戸嶋と共にチームのエンジンになっている。
矢野*:5.5 コンディションがとても悪そうだった。ボールが足につかずファウルも貰えなかった。
渡邉*:6.5 見事な先制点。サイドにポジションを移してからも成長が見られる。ポジショニングがみるみるよくなっている。

河田*:6.0 復帰おめでとう。フィジカルは問題なさそうだが判断、連携面で試合勘のなさが窺えた。これから。
タレス:6.0 めちゃくちゃ上手い。今日は貴章じゃなくてターレスを使った方が効いてたかも。
田中*:6.0 岐阜にとって嫌な場所に入り込みボールを引き出していたのは流石。

監督*:5.0 マサルと磯村どうにかなりませんかね……。

主審*:6.0 清水氏。特筆すべきことなし。無難でよかった。


 だからボランチは縦関係作れっつってんだろーがよ_(┐「ε:)_
 もう毎試合同じ感想を抱いてるので指摘するのも飽きるわ。


【サッカー】J2第15節

2018-05-20 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs山形。ホームで対戦。
 0-0のドロー。→試合データ
 押し込みながら得点できず、最後はあわやという場面も作られる不完全燃焼な試合。


アレム:7.0 最後のビッグセーブは一点取る以上の価値がある。勝ち点1をありがとう。
原**:7.0 守備だけではなく攻撃で効いていた。今日は彼の動きだけが面白かった。
富澤*:6.0 早い時間にカードをもらったのは反省点。レフェリーによっては前半で退場している。
宋株熏:6.0 難しい試合展開だったが集中して無失点に貢献。
安田*:6.0 前後の選手との兼ね合いもあるのだろうがもっと高い位置を取りたい。
磯村*:5.5 周囲が良い距離感を保っているときの散らしは流石。もっと前に出て行く回数を増やしたい。
加藤*:5.5 悪くはないけど良くもない。相手にとって怖さを感じない選手だと思う。キック精度上げて。
高木*:6.0 精力的にボールを引き出そうとしていた。停滞した中で唯一ボールを引き出していた。
戸嶋*:6.0 キレのある動きで広範囲をカバーした。攻撃にもっと絡んでいけるようになったら無敵。
渡邉*:5.0 ボールを触る位置が低くなると全く怖さがなくなる。まだまだこれからやね。
タレス:6.0 前半の途中から動きが少なくなったが最後までチームに貢献しようという意欲は感じた。

矢野*:6.5 投入されてからはほぼ山形陣内でプレイ。やはりあのフィジカルと機動力は武器。

監督*:6.0 押し込みながら停滞した中で切れるカードがなかったなあ。

主審*:5.5 中村太。まーたこいつかwwwって思ったら今日は珍しくアルビのほうが得するクソジャッジでした。


 んー、なんでしょうね。
 明確に「ここが悪い」と言えるような内容ではないんですが、どうにも煮え切らないというか、スッキリしない試合でした。
 個人的な感想なんですが、「リスクを負うべき場所」をチームとして共有できていないのかな……と感じますね。

 ここまでの順位表を見れば明らかなように、各チームに力量の差はほとんどありません。
 なので得点を取るときは、「ここはリスクを負ってでも前に出て得点を取りに行く」というようなシチュエーションを作り、前線に人数をかけないとチャンスはなかなか作れません。

 この試合であれば、どれだけ原が良いプレイをして深い位置までボールを運んだとしても。
 どれだけ高木が広範囲を動き、局面で数的優位を作ったとしても。
 最終的に、シュートを打てる体勢を取っている選手が、一人、二人ではなく、三人、四人と増えていかなければ、相手にとって怖い攻撃というものにはならないんですよね。
 上の採点でマサルと磯村に対して書いているのはこういうことです。ハイ。

 はあ。ホームで勝つ試合見たいなあ。


【サッカー】ターレスの話

2018-05-15 | サッカー・アルビレックス新潟

 前回「スペースの話」から随分と間が空いてしまい、すでにJ2も日程の1/3を消化しました。

 スワンに次いで大好きなスタジアムフクアリで快勝したことで大変に気分が良いので、極限までザックリしたサッカーの話をまた書いてみようかなと。
 今回は、ツイッターなどでよく目にしている方も多いと思われる「ターレスはボールに触りたがって引いてきすぎる」という話について。
 引きすぎると言っても、じゃあ実際ターレスが下がってくるのがどうしてよくないのか、ということについて少し説明してみたいと思います。



 まずはこの画像ですね。

 画像左側にある二つのオレンジの●がアルビの選手だと思ってください。
 青い●は相手側の選手で、この画像の状態だと、アルビの選手は二人ともマークにつかれている、という状況になります。
 ボールを持ったアルビの選手からすると縦パスを入れられるコースは空いていますが、マークにつかれているのでこのままだとパスを出しにくいです。

 なので、



 アルビの選手の片方、画像上方にいた選手(便宜上、以後はこれをターレスと仮定しますが)がセンターサークル付近にあったスペース(オレンジの薄いエリア)まで引いてきます。
 この動きによってターレスは相手のマークを振り切っているので、ボールホルダーの選手はターレスにパスを入れることができるようになっています。



 で、次の画像。
 ターレスにボールが渡りましたが、このままフリーにしておくと簡単にターンされて前を向かれてしまいますので、当然相手のマークしていた選手はターレスとの距離を詰めます。
 しかし、これによって今までピッチ上には存在しなかった新たな「スペース」が生まれました。
 画像左上のオレンジのエリアが、「ターレスが楔を受けるために引くことによって生まれたスペース」ということになります。



 そして次。
 画像左下にいたもう一人のアルビの選手が、新たに生まれたスペースを感じ取ってそこに走り込みました。
 これによって自分についていた相手のマークを振り切ることにも成功しています。



 相方が動き出していたのを感じていたターレスは、自分が作ったスペースに斜めのパスを入れます。
 これでパスが上手く通れば、フリーの状態でスピードに乗って、相手ゴールに向かうことができるシチュエーションを作り出せた、ということになります。

 ものすごく簡略化してありますが、ターレスがトップのポジションから引いてきてボールを引き出したときは、こういう状況を作り出しやすくなっている、ということですね。
 逆に言うと、トップの選手が二人とも最前線に張ったまま動かないと、

・マークにつかれたままなので味方がそもそもパスを出しにくい
・相手の守備にギャップが生まれにくいので効果的な「スペース」が作れない

 という状況に陥ってしまい、攻撃が停滞することになります。
 連敗していた時期、河田がなかなかハマらなかったのはこのへんが一番大きな原因だったと思ってください。

 で、こっからが今日の本題になります。

 トップの選手が引いてきてボールを受けるのは有効である、と。
 でも、ターレスは引きすぎている、と。
 その「ターレスが引きすぎている」という状況が何を生むのか、ということですね。



 それがこの画像です。

 一枚目の画像と違い、ターレスがハーフウェイラインを越えて下がってしまいました。
 で、それによって、ボールホルダーを見ていた相手の選手が「あっ、こんなところにターレスおる!」とターレスの存在に気づいてしまっているんですね。
 すると、どうなるか?



 当然マークにつかれてしまいました。
 中盤の味方がマークについてくれたので、左上にいる相手選手も自分のスペースをそのまま守っていて、効果的なスペースも生まれなくなってしまいました。
 一般的にこういうのを「マークを受け渡した」とか言ったりするわけですが、こうなってしまうとパスコースもスペースもなくなってしまうんですね。

 と、すごくザックリした説明ですけど、これが「ターレスが引きすぎている」という状態になります。
 先日の対戦相手である千葉は、最終ラインが高い位置を取るため、ただでさえ最終ラインと中盤の距離が狭まっているチームでした。
 そのため、相手のポジションに気を配って動かないと、簡単にマークを受け渡されてしまうんですね。

 ターレスが貴章に代わってからは、ピッチ上に効果的なスペースを生み出すため、色々と動いてくれていました。
 もちろん時には引いて受ける動きもありましたが、相手の隙間に入り込むようなポジションを取ったり、裏のスペースに抜け出してみたりして、千葉の守備組織を率先してかき乱していました。
 そうして貴章が動くことで、新太はもちろん、高木やサチローが連動して、どんどん渦が大きくなるかのように、ピッチ上に効果的なスペースを作り出していました。
 結果的に逆転できましたし、マサくんが言っていた「やるべきことをやればチャンスは作れる」というのは、つまるところこういうことだったりします。

 こんな感じでどんどん練度を高めていって欲しいですねーということで一つ。結びにしたいと思います。ハイ。


【サッカー】J2第14節

2018-05-14 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs千葉。アウェイで対戦。
 2-1で勝利。→試合データ
 相性の良いフクアリ(個人の感想です)で今期リーグ戦初の逆転勝利!


アレム:6.5 失点はノーチャンス。動きすぎないポジショニングは見ていて勉強になる。
原**:6.0 前半は自サイドから崩されることが多く失点もここから。後半は持ち直したが疲労の蓄積を感じる。
富澤*:6.0 このチームでやるべきことがここ数試合でかなり整備されてきた印象。あとは軽率なミスに気をつけるだけ。
宋株熏:6.0 ハイボールの競り合いで負けているわけではなかったがポジションに入るのが一歩遅れていたのが気になる。
安田*:6.5 追加点に繋がったクロスは素晴らしい精度。めきめき成長する原に触発されてるんだろうか。
磯村*:6.0 前半は狭いスペースでサッカーをすることになり横並びのポジショニングが目立たなかったのは皮肉。
加藤*:6.5 テンポよくボールを回せていた。FKの精度も良い方だったがもっと高めてもらわないと物足りない。
戸嶋*:7.0 ボールを奪うための読みと、奪ってからの前へ持ち上がっていく姿勢が素晴らしい。
渡邉*:7.5 圧巻の2ゴール。すごすぎる。
小川*:5.5 立ち上がりから右サイドの守備に追われていた。足の調子がおかしかったらしいが……
タレス:5.5 引いてボールを受けにくるスタイルが千葉のハイラインと悪い意味で噛み合ってしまった。

高木*:6.5 アルビに加入してからの彼のプレイで一番良い意味で目立っていた。
矢野*:6.5 後半から入ってくる貴章は反則。特に運動量の落ちた千葉相手にはてきめんだった。
広瀬*:-.- 出場時間短く採点なし。

監督*:6.5 お見事! 試合後のコメントで選手を称えているときこれまでになく嬉しそうだった。

主審*:6.0 西村氏。技術は高いが「見えていない」のか「恣意的すぎる判断」なのか判断できないシーンがちょくちょく。


 新太神━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!

 先に失点してしまったときはどうなることかと思いましたが、追いつき、逆転できて最高でした。
 実はフクアリ遠征する予定だったんですが(メインは両親との東京観光)、数日前から完全に体調を崩してしまっていたんですよね。
 いちおう東京には行けたんですけど、東京から千葉まで足を運び、数時間の間外で観戦するのが厳しそうだったので、15時からの2時間はチェックインしたホテルでDAZNを見ていました。
 結果を見れば是非とも現地で勝利を味わいたかったですが、まあ旅行自体は楽しかったのでよし! ということで。

 もうね、新太は神ですわ。
 ルヴァンで初めて見たとき、ものすごくキレがあるなーとは思いましたが、まさかこんなに早く頭角を現すとは。
 モバアルを読むとチームメイトからも「貪欲さがある」、「天狗になるような性格ではない」とか言われていて、すごく頼もしいです。
 代表で言うと武藤みたいなタイプだと思うんですけど、こういう選手はこれまでアルビにいなかったので、そういう意味でも見ていてとても楽しいですね。ワクワクします。

 あと、個人的にサイコーだったのが、サチロー!
 僕は自他共に認める(?)貴章スキーですが、実は貴章と同じくらい好きな選手が阿部勇樹なんです。
 オシムの元でメキメキと成長する阿部を見てファンになって今も好きなので、たぶん引退するまでずっと応援し続けると思うんですけど。
 サチローと阿部は、新太と武藤みたいにプレイスタイルが似ているわけではないんですが、なんていうか、献身的にチームの土台を支えるところが似てるなーって感じるんですよ。
 僕はこういう選手が本当に大好きで、千葉戦での働きぶりには新太のプレイと同じくらいワクワクさせられました。

 この二人の勢いを核にして、ベテランが呼応し、中堅が乗り遅れることなくチームに貢献してくれるといいなあ、と心から思います。ハイ。

 んで、試合の内容ですが。
 前半は千葉の左サイド(アルビの右サイド)がかなりキレていて、原と戸嶋は、小川の助けを借りながら抵抗するのが精一杯でした。
 立ち上がりはポストに救われたものの完全に押し込まれましたし、そのあと左サイドから似たような形で失点したのはもう案の定という感じで。
 原はコメントで「左足で上げられるのが一番嫌だったから警戒していたがそのせいで食いつきすぎて逆足で上げられてしまった」と言っていましたが、あれはヘルプで戻ってきた小川に気づいていないようでしたね。
 小川のプレスバックが間に合っていたので、キチンとお互いに声かけしていれば防げた失点だったとは思います。
 逆サイドの安田もしっかり絞っていたんですが、クロスの弾道を考えると、やはりミスマッチが起きている状態で競り勝つのは難しいなーと感じさせられる失点でした。

 そのあともアルビは、自陣に引いて守るというか、そこまで高い位置からプレスを仕掛けなかったので、千葉に長い時間ボールを持たれることになります。
 ただ立ち上がりにポストを叩いた形や、失点したときのように後手に回る対応はほとんど見られなかったというのも事実。
 マサル、磯村の二人も、この試合では割り切って(新太とサチローに任せて?)前に出ていかず、前線でセカンドボールを拾うことよりも、自陣のバイタルエリアを空けないことを最優先にしていました。
 いわゆる「耐える守備」というやつですね。
 結果的には、この判断は正解だったということになります。

 後半。
 戦後のコメントで多くの選手が口にしていたように、「千葉は後半になると(運動量)落ちるとわかっていた」のか、抑え目にしていた前半がウソのようにペースを握ります。
 プレイエリアをミドルサードまで押しあげることで相手陣でセカンドボールを拾えるようになり、特にサチローと、後半から小川に代わってサイドに入った高木がチームに推進力をもたらしました。
 この良い流れが途切れないよう、引きすぎて効果的にボールを受けられていなかったターレスを早めに貴章に交代。

 コレがピシャリと当たりましたね。
 ただでさえ苦しくなっていた千葉は、貴章と新太が交互に裏に走ることで更なる運動量を要求されることになり、サイドの選手も守備に追われて攻撃に絡めなくなります。
 そうして中盤が間延びし、バイタルエリアが空いてきたところで新太の素晴らしいミドルシュートが決まって、同点。
 そのあともペースを落とすことなく、セカンドボールを拾って二次攻撃に繋げていき、左右、中央とバランス良く攻め立てる中で安田の見事なアーリークロスから新太が追加点。
 終盤はホームの勢いを借り、千葉が一気に攻勢に出てきますが、足を攣ったジュフンと交代で入ってきた広瀬がしっかりとゲームを締めて今期リーグ戦はじめての逆転勝利となりました。

 つーわけで前半と後半で勢力図が逆転したかのような内容の試合でしたが……まあ、前半あってこその後半なんですよね。
 マサルと磯村に関しては、ぶっちゃけあまり縦関係を作ってくれない&プレイエリアをもうちょい相手ゴールに近くして欲しいという不満は、もちろんまだあるというか、払拭されていません。
 ただ、そもそもどうしてマサルと磯村が縦関係を作らないといけないか(横並びではダメか)というと、「アルビの最終ラインと最前線が間延びしてしまう」からなんですよね。

 この試合、特に前半は、千葉がホームということもあり最終ラインを高く保っていました。
 そうするとどうなるかというと、アルビは(千葉の最終ラインの裏のスペースにボールを出さない限り)自陣に押し込められっぱなしになります。
 で、自陣に押し込められるとどうなるかというと、マサルと磯村が横並びのままでも少なくとも間延びだけはしなくなるんですよね……皮肉なことに。
 いわば強制的に「コンパクトな陣形」を強いられているようなものです。
 これによって結果的にアルビはそこまで運動量を増やさずに前半を終えられた、という形になりました。

 しかしまあ、これは相当な綱渡りでもありまして。
 たとえば千葉が広島や浦和のようにスピードの速いパスをどんどん回してアルビの選手たちを上下左右に揺さぶっていたら、後半に逆襲できるだけのスタミナは残らなかったと思います。
 ボールを握られる(=相手のポゼッションが高い状態)というのは、どう言い繕っても相手にペースを握られているわけで、今日みたいに上手く状況が転がることは期待しないほうがいいでしょう。
 アルビもまだまだ発展途上なので、上位に食いついていくためにも、次の試合も勝って、勝ち点を積み重ねていってもらいたいものです。


【サッカー】J2第13節

2018-05-07 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs大分。ホームで対戦。
 1-2で負け。→試合データ
 負けよりも改善、進歩の見られない内容が辛い……


アレム:6.5 失点はノーチャンス。彼のセービング能力がなければ更に失点を重ねていた。
原**:6.5 見事なアシスト。試合ごとに成長が見られるのが凄い。チームにとっての希望。
富澤*:6.0 前にスペースがあるときは持ち上がる基本ができていた。
宋株熏:5.0 オウンゴールはともかくそれ以降のプレイがいただけない。積極性を失ったらおしまい。
安田*:5.5 新太とコンビを組むと思った以上に守備がボロボロになる。スペースをもっと捉えないと。
磯村*:4.0 積極性皆無。味方のためにパスコースを作ろうとしない動きには失望した。自分から動いてくれ。
加藤*:4.5 推進力が足りない。磯村とのコンビはダメかもわからんね。どっちが悪いのかはともかく。
戸嶋*:5.5 思いっきり読みを外すときもあるが常に考えてプレイしているのが伝わってくる。こういう選手は成長する。
渡邉*:6.5 相変わらず守備に課題があるがそれを補う攻撃のアグレッシブさ。見ていて小気味がよい。
小川*:5.0 イライラするのはわかるけどそれは練習のときに解決しておいてくれー。
タレス:6.5 交代直前に見せた必死の守備。あれだけで彼を応援し続けると決められる。

矢野*:6.0 せっかく動いてボールを引き出してもボランチが寄ってこないからなあ……
田中*:6.0 スペースを作る動き、使う動き、どちらもしているが味方が連動してこない。
ブルノ:-.- 出場時間短く採点なし。

監督*:4.5 マサくん……なんかみんな開幕したときできたことができなくなってるんですけど……

主審*5.5 小屋氏。ハイボールの競り合いの判定、一度ガチで基準決めた方がいいと思うね。人によってブレすぎ。


 ここだけの話。
 僕はこの大分戦、つまりGWの最後の試合がひとつの区切りであると考えていました。
 具体的に言うと、どれくらい勝ち点を取って、どれくらいの順位にいるかというのは二の次で、「GWまでにチームの形がある程度できあがっていたら昇格の芽がある」と考えていたんです。

 んで、大分戦の内容がどうだったかというと、まあ酷い内容でしたね\(^o^)/

 まずは攻撃面。
 得点に繋がったところや、小川が惜しいシュートを放ったところなどは、ピッチの幅を広く使って「必然的に」チャンスを作れてはいます。
 ただ、その回数が圧倒的に足りないです。
 ついでに言うと、チャンスを作る場面では絶対に誰かが〝無理〟をしているんですよね。
 ドリブルで対面の選手を剥がすとか、フィジカルで圧倒して一人、二人の守備の選手を抑えるとか。

 そういった個の力というのは、強いチームを形作っていくうえで、絶対に必要なものです。
 ですが、それに頼ってしまってはいけないんです。
 誰かが120%の力を発揮しないと作れないチャンスは、その選手がなんらかの理由で離脱したら作れなくなってしまうわけですからね。
 全員が100%の力を発揮し、それが融合することでチャンスを生み出せる攻撃をしないと、安定して得点を積み上げていくことはできないんです。

 そういう意味で、攻撃面では右サイドの戸嶋と原のコンビがかなり期待値が高かったですね。
 新太の得点に繋がったクロスと、クロスに至るまでの組み立ては、「戸嶋と原がそれぞれ100%のプレイをした」結果なので、ああいうのを増やしていかないといけません。

 そして本当にマズイのは守備面です。
 失点時、ボールに何人釣られてますか。
 この試合中、果たして何回一人の相手に対して複数人で守備にいきましたか。

 そういう守備がダメだから昨年はボロボロだったって、マサくんが就任したとき言ってたじゃないですか……
 んで、開幕からしばらくはある程度改善が見えてたじゃないですか……

 もうね、ここ数試合は完全にできなくなってます\(^o^)/元に戻っちゃいました。

 どうすりゃいいんだろうなあ……
 勝てないことより、チームの状態がよくなっていないのが、本当に不安になる内容でした。
 この時期にこの散々な完成度だと、昇格は厳しいですね。
 頑張ってください。



 あ、マサルと磯村に関しては、ツイッターでボロクソに言ったので、敢えてここでは繰り返しません。
 次の試合からは、味方のためにパスコースを作ってくれることを期待してます。