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サブカルとサッカーの話題っぽい

【雑記】メルルサントラなど

2011-06-30 | 雑記
メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~オリジナルサウンドトラック メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~オリジナルサウンドトラック
価格:¥ 3,675(税込)
発売日:2011-06-22

 ゲームをプレイしないうちからサントラは同時購入できねーよなあと思っていた僕も、今ではすっかりアトリエにいるときの曲を口ずさむようになっている僕さ!

 つーわけで、ごそっと固まって発売したラノベ群と一緒にサントラを買ってきました。
 アニメイトで買ったら特典の楽譜がついてきたんですけど、ガスト作品のサントラに毎回ついてくるコレって有効活用している人も多いんだろうなあ。楽器が中学生のときのリコーダーで止まっている人間にとっちゃ、まったくもって不必要なモノなんですが、ニコニコ動画などで演奏を披露する機会が増えましたし。でもニコニコで動画検索するときは、「歌ってみた」と「演奏してみた」を引っかからないようにするユーザーは多いと聞く。

 それはともかく、やっぱガストのゲームサントラはいいっすなあ。
 なんていうか、ゲームをしているときには主張しすぎず、しっかりと「ゲームサウンド」の範疇に留まっているのに、CDで曲単体で聞くのにも堪えうるという絶妙のバランス。今回メインで作曲してるぽい柳川和樹さんは、『アルトネリコ3』のときは少し「ガストサウンド」を自分のものにするのに苦労している感じが伝わってきましたが、今回は完璧にモノにしている印象。
 で、僕は上で書いたみたいに、「メルルのアトリエ」が耳に残ってしょうがないわけですけど、他にはオフィシャルHPで最初に流れはじめた「風の咲く山」が気に入ってます。発売前から何度も聞いていたせいか、ゲーム内で風車を立てる丘に辿り着き、この曲が聞こえてきたときはちょっと感動しました。僕の語彙で上手く伝わるかどうかわかりませんが、聞いたときに「思えば遠くにきたもんだ」的な感傷を得たというか、そんな感じの曲。
 あと何気に嬉しかったのは、国が発展していくとマップの曲が豪華になるという演出。古くは某『天外魔境』2のLマップの曲が聖剣の有無で変化する、みたいなやつ。こういうのってゲームやってるときにワクワクしてしまうんだよなー。大好き。
 ちなみに、今回は3枚組という脅威のボリュームで、Disc1がすべてボーカル(とカラオケ)になっているという大盤振る舞い。OPもEDも挿入歌もいいんですけど、やはり「錬金少女メルルのうた」にすべてを持っていかれた感はどうしても拭えず。この歌、ゲーム中でもアトリエの外にいる女の子に話しかけると戦闘曲に設定できたりしますが、僕は変更していなかったのでマスクドG戦で初めて聞いて、吹いた。そしてハマってしまったというオチ。
 や、真面目な話、これだけボリューム感のあるサントラで、「この曲を聞けるだけで買った価値があった」と思わせる良曲だわ、コレ。歌い手さんの「変にキャラっぽくではなく戦隊もののリーダー、色でいうならもちろんレッド! という気分で歌った」ってコメントを見てナルホドと思わず頷いてしまいましたし。

 メララメリリメルルメレレメロメロ!\(^q^)/メルル!


 しかし、歌詞の「ぽっこりお腹が出ても」というくだりはどういう意味なのか……
 ううむ。ぽっこりお腹というと、どうしてもCOMIC LO的な印象が捨てきれませんが、メルルは言うほど子供っぽくないしなあ。ひょっとしてこの歌詞の意味しているところは、さすがに身体のたるみが隠しきれなくなったエスティさん(cv佐藤利奈)(40間近っていうか作中で突破してしまう)を示唆しているのでは……。そんな悩みも、更年期障害も、錬金術ならパパッと解決という意味なのでは……。

 あ、僕、エスティさん嫌いじゃないッスよ。
 でもフアナさんのほうが好きッスよ。
 三十路のロロナを見たくないとパッションを滾らせる一方、エスティさんに優しさの欠片も分け与えないアトリエスタッフは鬼畜だと思いました。だがそれがいい。


【漫画】マジキュー4コマ 真・恋姫†無双 萌将伝5

2011-06-29 | 漫画
マジキュー4コマ 真・恋姫†無双 萌将伝 (5) (マジキューコミックス) マジキュー4コマ 真・恋姫†無双 萌将伝 (5) (マジキューコミックス)
価格:¥ 861(税込)
発売日:2011-06-25

 毎回言ってる気がしますが、このシリーズは表紙絵のクオリティ高いわー。
 やっぱ本家本元には敵いませんよね。この業界って逆転現象が起きるのはべつに珍しくもないですが。
 あと、何気に毎回裏表紙の絵がエロいというのもポイントだったり。素で露出が多い衣装なので、表紙絵に目を引かれるけど、こっちはいわば普通の立ち絵みたいなものだしなー。

 つーわけで、定番化した『萌将伝』4コマも五冊目。前の『真恋姫』4コマが九冊出たことを考えると折り返し地点を過ぎた感じでしょうか。もっとも、以前は『萌将伝』の発売が控えていたからこそ関連商品の勢いが止まらなかったわけで、それを考えるとそろそろ頭打ちになりそうではあるのかもなあ。
 や、さすがにここまでくるとネタギレ感が半端ないッスね
 今回は初っ端から貧乳(のキャラが巨乳キャラを妬む)ネタ二連でちょっと笑った。これまでも似たようなネタはありましたけど、ここまで露骨に被ったことは……いや、そもそも『萌将伝』は原作からして似たようなネタの連発だったっけ……。じゃあしょうがないな!
 とまあ、そんな中でも、渡会あずささん、幸宮チノさん、相沢良彦さんら、長く描いてる作家さんの安定感は抜群でしたが。個人的なお薦めは、シメサバさんという方の漫画。彼シャツに執着する一刀さんの妄念に共感してしまった。
 あとサオトメタキさんも相変わらずひでぇ漫画を描かれるものだぜ(褒め言葉)。二次創作の設定がハマりすぎてるせいか、「一刀は「桂花が実は自分のことをすごく好きで罵詈雑言は愛情表現」という脳内設定で桂花に接している」系のネタが好きすぎて困る。

 そんな感じで、遊べる余地が大きな作品は、商品展開が長く続いていいですねということで一つ。


【ゲーム】メルル一週目

2011-06-28 | ゲーム

[メルルのアトリエ 公式HP]
http://atelier-ps3.jp/meruru/


 土日とガチでやり込み『メルルのアトリエ』クリア。
 一週目は「豊かな国」ENDでした。エンディング条件は、期間延長は前提として、「国民10万人突破」、「火山のボスを倒す」あたりの模様。
 難易度的にバッドエンド方向のエンディングは狙わないと見られないっぽいので、ノーマルエンドの中では一番簡単なやつかも。ケイナのイベントスチルは見れたけど他は全く見なかったもんなあ。
 あと、メルルの装備(開拓装備含)と仲間の装備が引き継げるらしいので、一週目は武器だけ最強を目指してみました。最初はコスト増強系の特性がピンとこなかったけど、慣れるとすんなり狙った特性をつけられるように。
 よって、最終的に立ちはだかるハードルは量産体制に入ってからのお金。一週目は金策がよくわからず、マジでカツカツの懐具合でした。僕はキノコの王様を使って高級な瓶詰めを売りまくってましたけど、もっと効率のいい金策はいくらでもありそう。

 しかし、前作から定評のあったトトリ先生の毒舌パワーアップしててぱない。



 おい……ミミいじめんな……。

 あと、友人から結婚式の招待状がきてエスティが凹んでいるところに「気にすることないですよ!(笑顔)」「エスティさんは結婚式で出逢いを求めたいけど仕事が忙しくていけないんですよね!(笑顔)」「だったら招待状なんて最初からこなかったことにすればいいんですよ!(笑顔)」やだ怖いこの子
 しかし今回は、前作から引き続き出ている面々はもちろんのこと、メルルをはじめとするアールズのキャラが良すぎっすなあ。どいつもこいつも良い味出していて、特にメルルは天真爛漫だけど空気が読めるという個人的にツボなキャラでした。
 や、ロロナとトトリがそれぞれめっちゃ良いキャラだったので、さすがに三作目ともなればマンネリ化が進んで、前作越えは難しいかなと思ったんですけど。ひょっとすると、アーランド三作の主人公の中で、メルルが一番好きかもしれません。
 あとメルルとケイナの絡みは間違いなくガチ(様々な意味で)
 ケイナの「私メルルがいなきゃ生きていけない!」っぷりはすごい。こういう世話役が世話をしているように見えて実は反対に依存している、みたいな関係はよくあるっちゃーよくあるんですけど、メル絵とキャラボイスがあいまって凄まじい破壊力を伴うのだわ。イベントスチルのメルルの服を着たケイナは最高でした。



 そして驚愕の事実が発覚。
 ロロナ改めロリナの作ったパイの効果で身体が入れ替わった状態のコレを見ると、どうも胸の大きさは「ケイナ>メルル」のようですね! てっきりぺたん系のキャラだと思っていたのに、どうやら脱いだらスゴイ系のようです。

 さあて、早速二週目に取りかかろうか。


【漫画】コミックアンソロジー極 帰宅部

2011-06-28 | 漫画
コミックアンソロジー極 帰宅部 (ガンガンコミックスアンソロジー) コミックアンソロジー極 帰宅部 (ガンガンコミックスアンソロジー)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2011-06-22

 まあなんつうか、『わ!』と並べて置いてあったらこっちも買いますよねー的な。
 このへん表紙絵パワーは重要というか、実は僕、白状すると最初はスルーしたんですが、小島あきらスレにて『まほらば』の梢の娘らしきキャラが出てくるという話を目にして、次の日に再び本屋を訪れたという次第。
 絵を見て気づけよ自分ってか、裏表紙にしっかり『まほらば』番外編って書いてあるじゃんってか、正直キャラを描き分けできてないだけだと思った僕は小島あきら先生に向かってDOGEZAするしかない。南東に向かってゴメンナサイ!(方角はイメージです)

 と、そんな感じで買ってみたアンソロジーなんですが、想像したよりもずっと楽しめたので良い買い物だったかも。一般的に「アンソロジーに当たりナシ」という印象は根強いですが、そんなのモノによるというか、たとえば10作あるうち何作を楽しめれば「当たり」と感じるかっていうのは人それぞれですからね。まあ、敢えてここで僕の「当たりと感じる率」を明かそうとは思いませんが!
 とりあえず、巻頭の小島さんの漫画『みちくさ』に登場するのは、棗の要素を色濃く受け継いでいる子でした。手品が趣味だったり、あまり快活な性格ではなかったり、特定の友達以外には心を開いていないようだったり、棗が普通に育ったらこうなるかなーという感じ。当たり前っちゃー当たり前だけど、話の雰囲気が完全に『まほらば』なので懐かしい気分に。
 唯一の誤算は8ページしかなかったこと。このアンソロジー、一冊の漫画としてはワリと厚いほうで200ページ近くあるのに、そのうちの10ページもないってのはさすがに驚きましたよと。なので、さすがに小島あきらさんだけが目当てだぜ! みたいな人にはお薦めしにくいです。ハイ。
 あと収録されている中で個人的に気に入ったのは、くろはさんって方の『帰宅部活動記録』という作品でしょうか。裏表紙を見るとプッシュされているのは小島あきらさんや『WORKING』の高津カリノさんの作品などっぽいですが、やっぱページ数が少ないこともあって内容が薄味だからなあ。
 それに比べると『帰宅部活動記録』は、異常とも言えるボリュームがあり、ネタもそこそこ面白かったです。こういう畳みかけるようにボケとツッコミを繰り返す漫画って、最近はありそうでなかった気が。

 そんな感じで、他に買う漫画がないって人は暇つぶしに読んでみるのもよろしいのではないでしょうかということで一つ。



 最後は余談。
 こういうアンソロジー系って絶対に「いい話」系の漫画を描く人がいますけど、アレって結構スベってるよなあといつも感じる僕。そしてコレを友人に話すとき「いや~ストライク平助系の人がいてさ~」で通じるのが我ながら怖い環境だと思う。


【漫画】わ!3

2011-06-27 | 漫画
わ!(3)(完) (ガンガンコミックスJOKER) わ!(3)(完) (ガンガンコミックスJOKER)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2011-06-22

 某『ガンガンJOKER』にて鳴り物入りで連載開始したかと思ったら小島あきらさんの体調が芳しくないということで急遽それまでネット公開していた四コマに差し替わった、などという経緯を辿った作品が完結(長)。

 なんか『まほらば』の感覚でいくともっと続きそうな感じだったんですけど、片思いというのが作品の大きな要素だったけに、あまり引っ張らずにこのへんで締めるのは英断だと思います。あまり片思いの状態が長く続くと、いわゆる鈍感主人公が陥る「引き延ばし乙」みたいになってしまいそうだからなあ。
 ……決して小島あきらさんが『わ!』の連載すらキツイ体調になってしまった、なんてことはないですよね? もうちょいしたら『まなびや』の連載再開しますよね? ね?
 そのへんは3巻の後書きで告知すると思ったんですが。小島あきらさんのこれからについては、一緒に買った帰宅部アンソロジーでも全く触れられていないのがどうしようもなく不安なのだぜ……。

 さておき、好きな作品が終わってしまうのはもの悲しい気分になるものですねと。最終的に収まるべきところに収まった感じでしょーか。会長と副会長はよくわからんけど。あの二人、ガチで付き合い始めたらエロゲを模倣しそうなのが嫌すぎる。
 んで、3巻まで読んで再確認できたのは、やっぱ「ブレイク」の二人組が一番好きだということ。あの二人だけ突出してキャラが立っているというか、なんか他のキャラは物語が進むにつれて没個性化していったような気がしてしまってなあ。
 や、ぶっちゃけ片思いの状態というか、最初のキャラ配置が一番面白いですよね。ミヅキチは比較的誰と組んでも面白いんですけど、やっぱお菊さんと絡んでるのが一番しっくりきますし、他のキャラにとってもそれは同様で、特に里子の相手の女装さんなんて最後までモブキャラみたいでしたし。
 なので、片思いが崩れてキャラの組み合わせが変わっていくに従い、純粋な面白さは薄れていったかなと。そういう意味でも、ここで終わるのは正解だったかもしれません。

 そういえば、表紙をめくった最初のカラーページの絵にデジャヴを感じるなあと思ったら、『まなびや』と同じ風景でした。同じ世界観であり、同じ学校を舞台にした物語ってのは最初から明示されていましたけど、こういうのってなんとなく好きです。