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サブカルとサッカーの話題っぽい

【漫画】アマガミ precious dairy3

2011-05-31 | 漫画
アマガミ 3―precious dairy (ジェッツコミックス) アマガミ 3―precious dairy (ジェッツコミックス)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2011-05-27
ヤングアニマル あいらんど 2011年 7/5号 [雑誌] ヤングアニマル あいらんど 2011年 7/5号 [雑誌]
価格:¥ 840(税込)
発売日:2011-05-27

 東雲版『アマガミ』最新巻、とヤングアニマルあいらんどを『アマガミ』目当てで!

 んで、絢辻さん編が2巻で完結したので、今回からメインヒロインは薫。
 思えば原作ゲームをプレイしたときは、想像していた以上にゲームスタート時から仲が良くて驚いたっけなあ。そうした部分は漫画でもいかんなく発揮されていて、ぶっちゃけこいつらもう付き合ってんじゃん系の生暖かい目で読み耽った読者は多いと聞く。僕はそうでした。
 しかし、このざっくばらんな感じが薫の魅力であることは疑いようがなく、誤解を恐れずに言うと薫編は綾辻編よりかなり面白いですよね。東雲さんが『アマガミ』にこなれてきたというのも大きいだろうし、こういうストレートな、というか、元気系キャラのほうが漫画になると生き生きするというのもあるかもしれません。前作『キミキス』でも漫画版の明日香は可愛さが極まっていたからなあ。
 とりあえず、個人的なイチオシは短距離走で絢辻さんに対抗意識を燃やすあたり。ヘソナメも捨てがたいですが、やっぱ恋の鞘当て的なエピソードが大好物なので。こちらの世界線にいる絢辻さんは、橘さんに恋愛感情を抱いていたりはしないので、あくまでも薫の一人相撲ではあるんですけど、いじらしさが好きです。ごくごく自然に薫の能力を信頼している橘さんの台詞も含め、ひょっとすると一番ふたりの関係性が色濃く描かれたエピソードかもしれず。
 それと、かなり前のヤングアニマルあいらんどで既読ではあるんですが、やっぱ森島先輩の短編は最高。長編は長編で楽しいけど、短編には短編のよさがあるよなあ。
 ちゅうか、今回のふかふか短編はエロすぎ。短編は既に付き合っている設定なので、本編より突っ込んだ内容になるのは嬉しい限りですが、やはりふかふかボディには男(橘さん)を狂わせる何かがあるとしか思えないわ。素振りの練習してるシーンってほぼスマタだと思うんですが、ど、どうよ!?
 しかし、今回のふかふかに限らず、七咲や美也の話もイイ感じだったので、薫編が終わったあとの展開にも期待したいんですけど、果たしてどうなることやら。またうどんさんのときみたいに、長編が省かれる憂き目にあうヒロインがいないことを祈りたいです。

 あー、あと、『アマガミ』とは全く関係ない話。
 ヤングアニマルあいらんどに載ってた新連載(?)の文月晃さんの漫画、余裕で『海の御先』とかって漫画の番外編だと思ったわ。そしたら違う漫画で驚いたっつーか、この人の判子っぷりも結構スゴイですよね。
 あだち充先生には及びませんけどなんつって危うい話題で締めますということで一つ。


【ゲーム】難アリさん離脱かー

2011-05-30 | ゲーム

[乙女はお姉さまに恋してる2 Portable 2人のエルダー]
http://products.alchemist-net.co.jp/products/otoboku2/psp/index.html


 サクサクとプレイ中。
 ……に、『おとぼく』シリーズの生みの親である嵩夜あやさんが、キャラメルBOXを退社したというニュースが飛び込んできたりこなかったり。これで余程のことがない限り、同世界観の続編などをプレイできる望みは断たれたわけかー。
 僕はそれほどコアな『おとぼく』ファンというわけではないですし、キャラメルBOXの全作品を買い支えているわけでもないので、どうでもいいっちゃどうでもいいんですが。ちゅうかエロゲ業界ってただでさえスタッフの出入りが激しいですし、エロゲライターさんって貢献度のワリに報われない立場で、いつまで経ってもメーカー内の発言力が弱くて窮屈そうなので、そういう意味でも、ある程度力のあるライターさんがエロゲメーカーを退社するってのは意外性の薄いニュースよね。
 個人的な感想を述べさせて頂くと、僕は嵩夜さんってあの蘊蓄ウィキペディアみたいな作風を改善することができれば、面白い物語を作ったり、魅力的なキャラを生み出す能力は高いと思うんで、運がよければ数年後には売れっ子作家さんになっている可能性は決して低くないんじゃないかなーと。あとは自作を愛するあまり、視野狭窄にならなければ……。うん、後者がすげえ重要だと思います。ハイ。

 というわけで、話が思わぬ方向に脱線しましたが、PSP版『おとぼく2』は追加ヒロインの優雨と初音をクリアしました。どちらも面白かったー。
 まず何よりも、再プレイだったのに共通ルートも含めて楽しめたのは素晴らしい。一度目のプレイのときの「新鮮味」というアドバンテージを失ってなおユーザーを引きつけることができるってのは、やっぱそれだけ楽しいシナリオを書けているということですので。
 ちなみに僕は、『おとぼく』シリーズって、最初から女装を知っているヒロイン以外は「どのようにして女装バレするか」というのが物語における大きなファクターを占めていると思うんですけど、優雨も初音もそのあたりはバッチリでした。
 ただ「バッチリ」の方向性はそれぞれ異なっていて、PC版のヒロインルートや共通ルートでのやり取りを見た感じ、優雨が千早の性別にあまり頓着しないってのは予想通りでしたけど、初音が強キャラ属性だったのは良い意味で予想を裏切られた感じ。この場合は、強キャラ属性というより優雨との絡みで母親属性というか、作品の舞台的な意味で聖母属性とでも言うのが適切っぽいですが。まさか「アハハ~とっくの昔に気づいてたよ~」みたいなオチが待っているとは夢にも思いませんでしたし。
 コレはPC版→PSP版とプレイしたからこそ言えることではあるんですけども、この『2人のエルダー』という作品は、やっぱ優雨シナリオと初音シナリオを加えることでようやく完成したというか、PC版だけだと未完成品だったんだなと。や、PC版のエピソードだけでも優雨は十分成長は遂げていたし、初音のキャラも十分立っていたとは思うんですが、PSP版をプレイしてしまうと起承転結の結が欠けた状態だったんだなと強く感じてしまって。
 まー、だからこそ、面白かったからこそ、PC版とPSP版で攻略ヒロインのON、OFFを切り替える銭ゲバ手法は二度とゴメンですけどね!
 こればっかりは絶対に支持できないっつうか、某『天神乱漫』みたいにヒロインが追加されるならともかく、この内容だったら優雨と初音はPC版のときから攻略できてしかるべき内容でしょー。開発期間の問題とか色々あるとは思いますが、PSP版からプレイした人は香織理と雅楽乃が非攻略という事実に首を傾げるだろうし、商品と売り出す以上は中途半端なものとして提供して欲しくはないなあ。

 エロゲ媒体じゃ無理な注文なんでしょうけどねー(^q^)www
 嵩夜あやさんが納得いくまで練り込んで作り込んだ作品が、近い将来日の目を見るといいですねということで一つ。 


【ラノベ】涼宮ハルヒの驚愕

2011-05-29 | ライトノベル
涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫) 涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2011-05-25

 読了。

 同じことをした方は多いと思われますが、最新巻『驚愕』は四年ぶりの新刊ということで、さすがに前作『分裂』の内容をほとんど覚えていなかったこともあり、直前に読み直しました。
 で、驚いたなんてのは失礼かもしれませんが、谷川さんの筆致が非常に安定していて、ブランクを全く感じさせないのは素直に凄いなと。同時に、「ああ、こういう比喩を何重にも重ねる一人称の語り口って、やっぱり『ハルヒ』が〝はしり〟だったよな」とも。
 や、ホラ、あるじゃないですか。「普通の文章をラノベ風にしてみた」っていうネタ。
 僕は、あれって正確にはラノベ風じゃなくてハルヒ風だよなーって思ってたんですけど、それを再確認できた感じ。奇しくもこんなところで、〝ラノベ代表〟としての『ハルヒ』を意識させられるようになるとは。同時に、某『乃木坂春香』シリーズは最初のころ読んでいたんですけど、無駄に多用される(しかもセンスのない)一人称の比喩表現が鼻について耐えられなくなったんだよなあ、と苦い記憶も思い出してみたり。
 ここだけの話、『乃木坂春香』にとっての『ハルヒ』って、『ストライク・ザ・ブラッド』における『カンピオーネ!』みたいに、元になった作品の匂いが色濃く漂いすぎていて読むのが辛いタイプの作品ってところで被ってるよなあ……。

 閑話休題。

 本題の『驚愕』の内容についてですが、久しぶりの『ハルヒ』は面白かったです。今回は「渡橋ヤスミの名前は涼宮ハルヒのアナグラムである」とか、「分裂した世界が最終的に統合するオチ」などのネタはほぼ予想通りだったので、謎解き的な驚きのようなものは少なかったんですけど、その代わりに登場人物たちの関係性に興味深いものがありました。
 特に佐々木のキャラ像は、自分が想像していたものと大きく異なっていたので意表を突かれましたね。なんていうか、もう少しチョロい感じだと思っていたんですけど、そんなことは全然なくて、かといって超然としすぎているわけではなく、年相応な部分も強調されていたりしてイイキャラでした。告白された相談をしようとしていたとか、特製小冊子の短編のブラ透けとか、もう惚れてまうやろー(・ω<)
 あとは、これまで謎キャラだった国木田が意外にも強キャラ属性かつ、鶴屋さんに懸想していることが明らかになったり、ネタキャラ代表の谷口が勘違いとはいえ九曜と付き合っていたことがあったりとサブキャラたちの繋がりも描かれ、着々と幕引きに向けて外堀を埋めている感じがしました。続きはいつ出るかわかんねーけど!
 唯一、『消失』以降、自ら率先してSOS団を存続させようというモチベーションを得たキョンの言動が気になったというか、微熱血系みたいな感じで最初はよかったんだけど、『驚愕』のキョンは開き直りすぎててややウザイかも
 や、なんていうか、得体の知れない宇宙人や未来人を相手にある程度強がっている部分があるにせよ、今作のキョンは独白で偉そうに感じることが多くてなあ……。ちょっと捻くれた見方をすると「僕には芸能界に務めてるイトコがいるんだぜ!(スネオ)」的な鼻につく印象が強まりすぎているというか、長門や古泉に頼るという判断は間違っていないんだけど、いかにもかっこつけて「俺がやる気出せばスゲエんだぜ!」という決断を下した結果が人任せだと多少なり萎えますよねーみたいな
 とまあ、このへん軽く流せれば、ハルヒも可愛かったり古泉が頼りになったりで、良いキャラ小説だったんじゃないかなということで一つ。

 あ、あと、これだけは絶対に言わないと。

 いとうのいぢさんの挿絵のレベルがすげー上がっててワロタwwwwwwwwwwww
 以前、というか、『分裂』までの『ハルヒ』って、表紙絵と文中の挿絵の差がすごくて、しかも単なる技術とかの問題ではなく、明らかに「アハハ、ラノベの仕事なんて大して金貰えないし真面目にやってらんないッスよ~」みたいな手抜き感バリバリの絵だったのに、今回は「一般的なラノベ」くらいの挿絵にまでちゃんと仕上げていたので驚きました。つーかコレに一番驚いたよ僕。
 谷川さんが休んでた四年間で、一番美味しい仕事がコレ関連だってわかってやる気出したのかな~。次からもこの調子でヨロシクオネガイシマス。


【サッカー】2011Jリーグ第13節

2011-05-28 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs浦和。アウェイで対戦。
 1-1のドロー。
 そして、今シーズン二度目の主審・廣瀬。カウントしていくぜ、今年は。







 立ち上がりは多少マシな雰囲気だったのに、徐々に崩れる糞ジャッジ。
 やっぱ終盤が近づいてくるとレフェリングが不安定になるなあ、この人。
 廣瀬主審が笛吹く試合は見ない方がいいかもしれない。ストレス半端ないわ。

 願わくば、今後ビッグスワンに降臨召されぬことを。


【漫画】僕は友達が少ない2

2011-05-27 | 漫画
僕は友達が少ない2 (MFコミックス アライブシリーズ) 僕は友達が少ない2 (MFコミックス アライブシリーズ)
価格:¥ 570(税込)
発売日:2011-05-23

 原作ラノベの最新巻に封入されていた折り込みチラシにて発売するのを知り、購入。
 や、ここだけの話、マイナー系雑誌(最近はそもそも紙媒体じゃないことも多いけど)で連載している漫画は、マジで発売日がまったく掴めないからなー。僕のアンテナが出来損ないってのが主な理由ですが。
 そういえば、『僕は友達が少ない』とは直接関係ないんですけど、作者のいたちさんは『ヒャッコ』や『夕日ロマンス』を描かれてるカトウハルアキさんとは別人っていうTLまとめがあって吹きました。ちゅうか、僕も1巻を読んだときは同一人物だと思っていたっていうね。こんな風に話題になるくらいだから、僕が感じた以上に似てるってことだろうなあ。

 さておき、今回も面白かったです。1巻のときから原作の面白さを再現しつつ、上手いこと漫画による+αをもたらしている作品だと思っていましたが、それは2巻でも変わらず。
 特に今回は、カラーで登場する小鳩の可愛らしさが極まっていました。思い返せば、原作ラノベでも小鳩の登場でグッと心を掴まれたんだっけ。ちょうど夜空と星奈をはじめとする隣人部の面々だけで引っ張るのは厳しいかな? と感じ始めたタイミングだったので、あの似非邪気眼キャラはホントに絶妙でした。
 そして、……言うよ? 言っちゃうよ?
 原作ですら完全にやり過ぎの感があった「聖剣のブラックスター」ネタは、このコミカライズによって完成したと言っても過言ではない! と。つーか、まさか元ネタの『聖剣のブラックスミス』の漫画版の作者である山田先生本人に該当箇所の原稿を描いてもらうとは。さすがにコレは意表を突かれましたとも。

 しかも完全にセシリーとルークだし。
 セシリーセシリア乳放り出してるし。
 ていうか先っぽしゃぶってるし。

 というわけで、特に意識することもなくとらのあなで買ったらついてきた特典内で、どういったラフを経由してあんな破廉恥シーンに繋がったのか説明されていたのは僥倖だったわー。マジでマジで。
 ぶっちゃけ2巻は、導入の小鳩と、この「聖剣のブラックスター」ネタが強烈すぎて、そのあとの印象があまり残らないという弊害を生んでいると思います。一応、星奈が小鷹に惹かれるようになるキッカケを描いた重要エピソードとか、遠い日の夜空との邂逅を思い出しかけるエピソードもあったハズなんだけどなあ……。……あれぇ……この作品のメインヒロインって……。

 まとめ。

>ラノベコミカライズ当たりシリーズ
灼眼のシャナ
狼と香辛料
禁書&超電磁砲
聖剣の刀鍛冶
僕は友達が少ない←new!!