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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

パッション

2005-11-20 | 超つまらん
大体キリスト様のことなんか何一つ知らないくせにクリスマスだけはいっちょ前にやれプレゼントだケーキだとはしゃく程度の無宗教国家における平々凡々たる国民代表の俺が、このような映画を観るべきではなかったのかも知れません。

よその国ではこれ観て、ショックで亡くなった人もいるって聞いたが、なるほど宗教ってのはそういうもんなんでしょうな。信じてないものにとっては全く理解できないし、理解したふりしてもいけないとでも言うか。俺にとっては教会って、冒険の書に記録したり、残り経験値教えてくれたり、毒の治療してくれるようなところ、って感じのが強いし。

カテゴリ分けはこのとおりだが、聖教をどうこう言うつもりはさらさらない。ただ、俺がこの映画に向いてなかっただけってことで。

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ヴァン・ヘルシング

2005-11-12 | 超つまらん
大体宣伝ポスター眺めるだけでも嫌なは予感してた。

 ドラキュラ
 フランケン
 オオカミ男

揃ってる。揃っちゃってるよ!おい、ハリウッド、分かってるのか?
あらかたの日本人がこんな気分で観るんだぞ?
脳内イメージ画像

実際フタ開けてみるとヴァンの野郎、全ての戦いが超苦戦。あの、もうちょっとスマートにやっつけられないもんですかね。
そしてとにかくクソいっぱい持ってきた怪物退治道具を全て放棄して、最後はとにかく拳、拳。拳で勝負。
なんだか作ってる最中に方向性見失ったかってくらいのストーリーのとっちらかりっぷりに呆然。全てにおいて圧倒的に置いていかれました。

しかし、せっかく藤子A先生リスペクトしてる(かどうかは知らんが)なら、ノンビラスとガメロくらいは出て欲しかったところですけどね。あとゴールドフンガーも。

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呪怨2

2005-05-09 | 超つまらん
呪怨」の続編です。とは言ってもこっちはビデオ版だったりします。基本的にはノリは前作と同じオムニバス形式。オムニバスでありながら、それぞれの短編が一つの流れを作ってクライマックスへ流れ込んでいく展開は、まぁほぼ同じ。良く言えば安定、悪く言えばマンネリ。

しかしオープニングの話で、いきなり前作のクライマックスとほとんど同じことをやっちゃったのはマズかったな!怖いどころか「またそれか!」って感じのが強かったです。スタートから前作の一番の怖がらせどころをやっちゃったもんだからあとは消化試合。最後の方なんか、ドリフのコント「幽霊」ネタみたいになってましたね。あれで怖がれと言われてもな、もし俺が小学生だったら寝付くのに苦労するくらい怖かっただろうけど残念。そんなの遥か昔の話。

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ファイナルファンタジー

2005-05-08 | 超つまらん
言わずと知れた日本を代表するゲームの劇場版CG映画。「操作できないFF」として鳴り物入りで公開されたようですが、、、結果興行大失敗により、坂口博信は失権、スクウェア・エニックスを追われることに。「坂口なきFF」としてのFFXIIはどうなるのか?実に興味あるところなのです。

が、ここは映画の話でした。
んー、印象に薄いんだよね。ストーリーも、演出も、肝心のCGさえも。
綺麗なCGって、今日びゲームのムービーでも観られるし、ピクサー作品なんかでも物凄い質のものが見られるし、「CGでびっくり!」するようなご時世じゃないでしょもう。
ディズニーは、アニメーション映画を作る理由に「実写では表現できないことを表現したいから」というのを挙げているんだよね。CG使うなら、そうであって欲しいよ。正直このFF、実写でもいい。同じことをやるのならば「実写のようなCG」より「実写」の方が魅力的に決まってる。演じる人間に血が通っているんだからね。

FFは「IV」の頃から映画を意識した演出やストーリーを前面に押し出していたワケで、それがゲームで大成功したのが「VIII」だったり「X」だったりするワケだけど、「映画を越えるためのゲーム」は成功したとしても、「ゲームのような映画」は成功しなかったんだね。それってつまり、「映画」を目指していたFFの方向性が世論に否定されたと感じられぬでもない。

とりあえずこの映画のことは忘れて、今後のゲームには期待。

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コックリさん

2005-05-03 | 超つまらん
「コックリさん、コックリさん、おいでください、、」
の「おいでください」は韓国語でも「オイデクダサイ」って言うのな!それがまずビックリ。
でも、あの焼肉屋のメニューにあるカタカナの読み方は未だによく分かりません。ァィゥェォ以外を小文字で書かれても、発音できねーんだよ我が国では。
そういえば、トリビアでやってたな。「微妙な三角関係」は韓国語でも「ビミョウナサンカクカンケイ」って発音するって。「オイデクダサイ」も同様なのかな。ハングル発祥と日本の関わりの歴史ロマンを感じずにいられん。

えー、なんだっけ。映画の感想?
「貞子」を再現したかったのかね、でもうまくいかなかったな。まぁ、いいじゃん。ドンマイドンマイ!ホラーはともかくラブロマンスはなんか日本人のハート掴んでるっぽいからさ。だからまぁ、いいじゃん!知人は、ペ・ヨンジュンの事をすぐにノ・ジュンユンと言い間違えます。

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キューブ2

2004-10-14 | 超つまらん
前作の斬新なアイデアをそのまま継承、製作国はアメリカになり、監督も変わってあのキューブが「ハイパーキューブ」になって帰ってきた!
のだが、、、なんていうのかね、この空回りの雰囲気は・・。
今回は、「時間の流れる速さが異なる部屋」が出てくる。部屋毎に時間の流れる速さが異なるゆえに、別の部屋には違う時間を過ごしている他の自分が存在する(この理屈がわかんね)。そして登場人物達は扉を開けた部屋の奥で、未来の自分が罠にかかり死ぬ瞬間を見てしまう!
未来を変えるために、お互いを疑い、もしくは信じ、そういう登場人物達の心の葛藤が一番のみどころのようではある。
ただ、なんというか、別の場所に数時間後、数時間前の自分がいる、という状況って、我々日本人にとっては、2時間後、4時間後、6時間後、8時間後の自分を連れてきて一緒に住んでいる少年のために宿題をやるあのネコ型ロボットの世界で体験済なんですよね。
途中からそればかり頭に浮かんで、怖がるべきところが笑えてしかたありませんでした。藤子リスペクトな人にはまったくオススメできません。例えば俺。
ゲームでは、ヒットした作品の続編を作って、色々張り切って新しい難しいシステム考えて、でもそれが全然面白くなくて空回り、ってよくあるけど、映画でもそれがあるのを認識させてくれる作品です。

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