Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

Dayton Audio 自作小型スピーカシステムの試聴

2024-03-09 18:34:07 | スピーカシステム
MJ誌ライターであり、自作スピーカに関する書籍も出版されている、S氏設計製作による小型スピーカが先週のオフ会から手元にあり、本日初の自宅での試聴になります。

実は、先週火曜から金曜まで、オーディオそっちのけでちょっと別宅で白衣の天使達と戯れていたので、1週間後の今日が初試聴となりました。
去年の5月から何回か、別宅に通っていたのですが、最近は白い服装ばかりではなく赤系統や紺色など色々な服装があり、目を楽しませてくれま・・・、ではなく、昔思っていた「汚れがわかりやすいから白い服」という思い込みや既成概念?は、どこかに行ってしまったように思います。

早速、スピーカをセッティングし、試聴の準備です。


使用するアンプは、かなり前に作ったHY-65シングルです。


かなり放置していたので、アンプは埃まみれになっています。



スピーカは、やはり先週のI氏宅でのオフ会のようによくなっています。こんな小さなスピーカで、よくこんなに鳴るなー、というのが印象です。

前回も書きましたが、小さいユニットにもかかわらず低域不足に感じることはなく、むしろ十分です。しかも高域とのつながりが良く、鳴り方は自然な感じです。目をつむっていると、スピーカの口径なんてわからなくなりますが、先週のオフ会ではS氏いわく、その分能率を犠牲にしているとのことでした。
さすがにそれは納得です。能率も十分で周波数特性も十分な小型ユニットは中々無いでしょうに。なので、今現在手持ちの真空管アンプ(出力1-2W程度)では若干出力不足を感じます。

この後、手持ちの3C33シングルでも確認してみましたが、HY-65との音色の違いもよくわかりました。



どうやら、オーディオに関しても思い込みや既成概念は、無用の長物なのかもしれません。大きな箱に大きなスピーカが確かにいいのはわかりますが、しっかりとした理論と計測技術により、小さなスピーカでもここまでのことが出来るというのが改めて認識されます。

こういう技術の進歩についていけなくて、目を背けていてはいけないかもですね、上述の医療の現場と同じく・・・

ところで、今回手術は無事成功し、大きなサンゴ状腎結石もすべて取り除くことが出来ました。これでめでたしめでたし、ビールでも飲みながらゆっくりこのスピーカを楽しみたいと思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  I氏宅でのオフ会 | トップ | TRIO KM-4002 レストア(4) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スピーカシステム」カテゴリの最新記事