前回電源トランスに難があることがわかり、特注するか悩みましたが、悩んでも仕方がなく、結局、特注しました。
巻線構成は前回示したものと同じで、下記のような構成です。
ちょっと急ぎだったので、発注後に気が付いたのですが、ヒータ巻線をDCにした際に安定化電源が使用できるように少し高めの電圧が出せる巻線構成にすればよかったかなと思いました。具体的には、1次側巻線に85‐90Vのタップをつけてもらって、2次側で10%程度高めの電圧が出せれば、何とか安定化電源の電圧ドロップにも対応できると思います。
特注のトランスはかなり立派なもので、1個1.5㎏程度の重さがあり、さらにワニス含侵がしっかりしていますので、防湿、絶縁効果の向上や、うなりの防止にも役立つかと思います。
ショートリングもしっかり巻いてもらっていますので、漏洩磁束対策にも良いと思います。
早速、プリアンプのシャーシに入れて大きさを確認してみました。
高さも、68㎜とケース内に収まりますし前回確認したギターアンプのトランスほど場所を取りません。
これで、アンプが組めそうです。あとは、電源回路、増幅回路などが組み込めるのか、設計しだいかもわかりません。
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