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ボンゴトラック(ロータスキャンピングカー マンボウ)のエアコン修理 5

2018年03月13日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

エババレーターユニット・アッセンブリーの 脱着です。

その前に、ボンゴトラックの基本的な 配管系統図。

 

バンパーを外すとすぐ、エバポレーターから出ている、3本( ドレン、 高圧、低圧配管) が目に入ります。 

ちなみに、配管を緩める際に、邪魔となるので、 黄色丸のボルト緩め、ホーンを予め外しておく。

で、近づいてみたら「あっちゃ~!」 やはりエアコンオイルが漏れています・・・

明らかに・・・  

矢印がエバポレーターユニットのドレン、下にオイルがべったり。

やはり予想は当っていましたが、 コンプレッサーからの漏れも有るでしょう。

間違いなく。

 

実際の取り外しに移ります。

まずはグローブボックスを取り外し、 次にウインドウォッシャー液のタンクを外します。

タンクの裏に、ポンプにつながる配管と配線が来ているので、それもはずします。

*タンクは三か所留

 

 

次に外気導入ダクトを取りはずし。

次に、エバポレーターの前にある、外気、内気を切り分けるダンパーユニットを取り外しにかかります。

黄色丸の辺りにある(裏ですが)ネジを緩めて、まずリレーユニットを落とす。

エバボレーターアッセンブリーに接続されている全ての配線のコネクターを全部外しますが、青丸以外にもありますので注意。

ダンパーを動かすサーボモータ類も全部取り外しておく。

*手前少し上に、ユニットを固定しているナットが見えています。

 

面倒なのがこの配線。   初めはなんだろうな?と思っていたんですけど、なんとこれ、

左の保安灯火関連配線が、こんなところを通過している・・・

アホか~? マツダは 爆笑!

実はこの配線、ダンパーユニットをある程度ずらさないとライトの配線が外れない。

 

ちなみに、ヘッドライトはこうやって外します、 参考URL

http://kerolib.web.fc2.com/kojien/MK_Fac/hid/hid.htm

 

僕はそのまま外さずにやりましたけど(笑)

 

次、エバポレーターユニットアッセンブリーを留めているボルトを全部はずします。

表の上部にナット2つ あとは奥の方にボルトが有って、確か3本だったかな?

それ緩めると全体がゆるゆるになります。

ゆるゆるになったアッセンブリーを、ダンパーユニットとエバポレーターユニットに二分割して取り出すのですが、

これはエバポレーターユニットアッセンブリーを分解清掃した時領で、まず下の留めネジを外す。

https://blog.goo.ne.jp/freedomeagle/e/018b13471d80c4ea89b91487926f659d

次に、下の爪、最後に上のひっかけ爪をドライバーで外し、ダンパーユニットだけをフリーにします。

そうすると外の外気取り入れのところに隙間ができますので、ライトのコネクターを外します。

 

ダンパーユニットは、こんな風にして引きずり出しますが、とにかく一杯一杯という感じ。

取り出したところで、改めてひっくり返し、中を見ると、  実に面倒なことをしています(笑)

この配線とコネクターをダンパユニットから抜いたら、次はエバポレーターユニット本体。

ネジ緩めて(4本あります) クランプを取る。

すでにグラグラなのですが、ユニット取り出すには、配管を外さねばなりません。

 

表に回り、大きなレンチを二本がけして、緩めますが、なんか低圧配管の緩み方が変????

修理でもしたのでしょうかね?前のオーナーの時代に? きちんとねじ山をあわさないで締めたのか知りませんが?

山が崩れています。

 

実は、この低圧配管、 純正とちがう物でして、後付けのキャビンエアコン用の分岐がついた、特殊品。

駄目になったら、多分手に入りません・・・・・、 もし山が完全にOUTなら、何か対策をしないといけないのですが、

低圧側なので方法は山ほど有ります(笑)

*ガスのシーリングはOリングが受け持つので、 単に配管が抜けないように固定できるのなら、何でも良いだけですから。

 

 

 

二つのナットを弛めたら、 エアガンで埃を吹き飛ばしてから、慎重に配管を外す。

ハズレたら、ゴミが入らないように、即カバーをする

エバポレーターユニット本体は、ダンパーユニットと同じように引き出します・・・・が、 案外これが大変。

最も、戻すときは逆手順なので、出し方さえ覚えてしまえば 入れるのは簡単です。

ガランドウの内部写真。

黄色丸が、ドレンやエアコン配管の出る部分。

オマケのブロアーファン の分解図。

 

ここで、新しい(中古ですけど)エバポレーターユニットに、新しいOリングを装着。

基本的にエアコンオイルを塗って入れますが、 無ければCRC556でも構いません。

Oリングの交換が終わったら、絶対に配管内へ汚れが入らないようにしながら(大抵はキャップあるのでリング交換後にすぐ再取り付け)、配管を戻します。

 

ここから組み立てですが、取り外しと全て逆手順。

エバポレーターユニットを取り付けたら、すぐに配管接続ですが、例の危ないな?と思っていたねじ山。

慎重に締めたところ、大丈夫でした。

配管が終われば、 もう安心。

次にダンパーユニットを戻しますが、 その前に配線を通す。

 

両者を合体させ、後は、全てバラしの逆手順で組み立てていきます。

これで、エバポレーターユニットアッセンブリーの取り付けが完了。

次はいよいよエアコン・コンプレッサーの交換です。 

次に続く。


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