帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

一階廊下とトイレ床張り

2024年07月08日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

依頼リフォームの続きです。

 

今日は有給休暇をもらって、売買契約でオーナーさんと一緒に決済を午前中にやってました。

新しいリフォームをすることになる物件ですけど、法律知識がある事から、こういったときに引っ張り出されることが僕の場合はよくあります。

 

しかし・・・・・・ 今手掛けているのは普通の木造住宅ですが、 今度は重量鉄骨のデカイ建物。「OH!」

といっても、普通の家(130㎡位) なのですけど、 一緒に見に行って驚きの連続で。

「スゲ~ぞこりゃ!!」の一言。 

 

ハイエースのスーパーロング・クラスの車が3台並列に駐車可能の、オーバーハング構造の車庫。

2階のデッカいバルコニー+さらには3階にもデカイ展望デッキがあり、 造りも凄いけど、とにかく有り余るお金をつぎ込んだような家。

ただ、だからとて不要にデカいわけでも無くて、4人家族が暮らすに十分すぎる広さ。

玄関のたたきだけで3畳くらい有り、その向こうのホールだけで4.5畳ほど有る。

重量鉄骨とその造りから多分1億以上はしたんじゃ無いかと・・・・・

「これを好きなようにリフォームしてくれや!」と簡単にオーナーは言うけど、 持て余すなこりゃ・・・・・

 

まあ、今やっている処が終われば、こちらを開始しますが、 凄まじい基礎なので家の傾きも不陸ももちろん無く、

至る所が高級。 ある意味この内装を作り替えるのは大変かも

 

しかし・・・・・自分が住みたいくらいだでよ! (笑)

 

と余計な話はこのくらいにして、 そんなこんなで、午前の決済が終了するとすぐに現場へ。

着いたのは14時で、時間的に少し作業が出来ますので、前回の続きである一階廊下の残り半分と、トイレ室の床張りをすることにしました。

洗面所とトイレは、廊下や部屋とは違うCF(クッションフロア)を使う事があるのですけど、

今回のリフォームでは、室内全体の繋がりをあえて持たせることによる、”広く見せる効果”を狙ってますから、

一階和室以外は全部おなじデザインのCFを施工します。

 

まずは廊下の残り部分から開始。

玄関からトイレ室の突き当たりまで、 本当は一気に一枚で貼りたいのですが。

1820mm幅のCFを半分の幅で約4m使う事になるので、残りの4mがほぼ丸々無駄になってしまう。

なので、 2.7mで切って、それを半分にしてその半分から1.3m(トイレ内)使う事で済ますことにしました。

 

他にも理由があるのですけど、一応そういうことで (笑)

廊下の写真左側は、既存巾木がありまして、こちら側は寸分の隙間を開ける事無く貼らねばなりません。

例のごとく、直線という事は無いので、全神経をつかって裁断していきます。

ボンドする前の状態ですが、洗面所前の廊下との突き合わせ(直交部分)をカットして、こちらも全く隙間が無いようにします。

”なんだこりゃ!!” という様な、みっともないことは絶対に避けねばなりませんから、これも全集中の呼吸??? ってか?  意味違うし、タハハハ! 

ボンドを塗布して本接着。

次はトイレでして、こちらは狭いので加工が難しいのですが、なんとか終わらせます。

これで上に書いたところとで継ぎ目が2カ所できますが、これは後で特殊な専用接着剤にて溶着させます。

 

さすがに仕上げなので靴下はいてやっています。

 

廊下とトイレのCF接合部ですが、 後で見切り材を写真の白い枠の処に取り付けます。

丁度、扉の真下に来る部分ですが、トイレは普通の部屋とは少し違う空間ですから、同じCFを使用しても、ボーダーを付けることで明確な区切りにするんです。

人の心理的な物からこういった仕様にします。

 

ちなみに、よくある家の中の段差ですが、僕の場合は殆ど造りません。

自分が大嫌いだからです バハハハ!!」」(笑) 実際に指先をぶつけて楽しい人は世の中に居ませんので、

可能な限りない方が良いわけです。 

高級な住宅ほどバリアフリーになっていて、粗末な家ほど段差だらけ(施工のいい加減さの露呈)ですからね、実際に。

そんなわけで、トイレCFもボンド施工。 水色の部分が付き合わせ部分です。

そんなわけで、廊下はこれで終了。

 

床が出来た事も有り、出来れば便器を載せ、配管やら何やらをしてトイレを早々に使えるようにしたいのですが、

オーダーしたコンセントがまだ届いてない事から、先にリビングの床張りになりそうです。